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第53回 京都金杯のデータ [競馬データ]

2日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。

1600m芝になった2000年以降15年間、連対馬30頭、3着馬15頭からです。

まずは臨戦過程から入ります。

連対馬では、前走ないし前々走でG1のマイルCSを走った馬は30頭中14頭いました。
これを京都金杯1着馬に限定してみますと、前走でマイルCSを走った馬は、12年までいませんでしたが、13年初めて前走マイルCS6番人気6着だったダノンシャークがこの京都金杯を制しました。
これに対し、前々走でマイルCSを走った馬は15頭中7頭もいました。
2着馬では、逆に前走でマイルCSを走っていたのは4頭で、前々走でも同じく2頭と少なく、計6頭となっていました。

その2着の6頭の前々走ですが、10年の前々走マイルCS15番人気15着だったガルボ以外の5頭は、すべて人気が3番人気以上の上位人気でした。
その連対馬で前走か前々走でマイルCSを経験した計14頭のその着順ですが、2着から15着と幅広くなっていました。
しかしその1着との着差は、二桁着順でも最大で「0.8秒」となっていました。
さて、今回の出走馬を見てみますと、前走マイルCSを走った馬は、グランデッツァ(9番人気3着)、エキストラエンド(12番人気5着)、ホウライアキコ(14番人気17着)の3頭、前々走でマイルCSを走った馬はなしとなっています。
その3頭のうち、1着馬との着差が「0.8秒」以下だったのは、グランデッツァとエキストラエンドとなっています。

あと残りの前走も前々走もマイルCSを走っていない16頭(1着馬7頭、2着馬9頭)ですが、そのうち01年2着のエリモセントラル(前走G2の阪神牝馬S、9番人気14着)と13年2着のトライアンフマーチ(前走G3の朝日チャレンジC、8番人気11着)、14年1着のエキストラエンド(前走G2の毎日王冠、9番人気9着)の3頭を除く13頭は前走で3着以上となっていました。(その前走は、1着が9頭、2着が2頭、3着が2頭)
その前走3着以上の13頭の前走の距離ですが、そのうち8頭は「1600m芝」、5頭が「1800m芝」でした。
その13頭の前走のレースの内訳ですが、G3の重賞が4頭(鳴尾記念3頭、京阪杯1頭)、オープン特別が4頭、1600万下特別が4頭、1000万下特別が1頭となっていました。
あと、前走3着以内をはずした3頭ですが、そのうち前走14着のエリモセントラルも前走は「阪神1600m芝」でしたが、前々走は1600万下(京都1600m芝)で勝っていました。
前走11着のトライアンフマーチの前走は「阪神1800m芝」でしたが、前々走は中京記念(中京1600m芝)で3着でした。
そして前走9着のエキストラエンドの前走は「東京1800m芝」でしたが、前々走は準オープン特別(東京2000m芝)で1着でした。
それから、マイルCSを経験していない16頭の前走、前々走に関してですが、前走もしくは前々走でG3以下のレースを走った馬のその着順は、トライアンフマーチ(前走G3で11着、前々走G3で3着)を除く13頭は4着以内に入っていました。
今回の出走馬の前走か前々走で、マイルCS馬を経験していない馬の中で、前走か前々走でG3レース以下のレースを走ってそのレースがすべて4着以内だったのは、アクションスター、アズマシャトル、フルーキー、ミッキーラブソングの4頭となっています。
また、トライアンフマーチのように、前走、前々走共にG3で、片方で4着以上だった出走馬はメイショウナルト(前走福島記念3着、前々走新潟記念10着)1頭で、前走前々走ともG2以上で、両方とも下位着順だったのは、レッドデイヴィス(前走G2金鯱賞11着、前々走G1天皇賞(春)11着)1頭となっています。


3着馬では、こちらは近3走で見てみますが、15頭中10頭がその中で少なくとも1回は「G1」を走っていました。
そのうちマイルCSを走っていたのは、意外にも少なく4頭となっていました。
その内訳は、01年3着のアグネスデジタルが前走マイルCS1着、06年3着のアルビレオが3走前にマイルCS13着、11年3着ライブコンサートが前走マイルCS5着、13年3着ガルボが前々走マイルCS14着となっていました。
ちなみに、この4頭のマイルCS時の1着馬からの着差ですが、アグネスデジタルは1着でしたので省くとして、アルビレオは0.8、ライブコンサートは0.2秒、ガルボは1.2秒となっていました。
それから近3走以内でG1を走っていなかった残り5頭のうち2頭は、08年、09年の3着馬2頭で、前走は両馬とも阪神Cでそれぞれ15番人気7着、1番人気2着となっていました。
その2頭の前々走ですが、順に4番人気1着、3番人気2着となっていました。
そしてあと3頭は、1頭が00年の14番人気3着馬で、前走はダートの重賞シリウスSの10番人気16着、前々走は1200m芝の重賞CBC賞で6番人気8着、3走前は1200m芝のオープン特別で1番人気14着となっていました。
もう1頭は12年の3番人気3着馬で、前走は牝馬の重賞愛知杯4番人気10着で、前々走は1600m芝の準オープンで4番人気1着、3走前は1600m芝の府中牝馬特別で11番人気4着となっていました。
残り1頭は13年の7番人気3着馬で、前走はオープン特別1600m芝18番人気1着、前々走は1700mダートのオープン特別で11番人気12着、3走前は1800m芝のオープン特別で12番人気11着となっていました。
この前3走でG1を走っていない5頭の共通項ですが、ちょっときついかも知れませんが、その3走内で、「1着」もしくは「1番人気」を1度経験していました。
今回の出走馬で、まず、近3走で上記で挙げたマイルCSを走ったグランデッツァ、エキストラエンド、ホウライアキコ以外でG1を経験しているのは、レッドデイヴィス(前々走天皇賞(春)12着)1頭となっています。
あと、前3走でG1を走っていない馬の中で、その前3走内で「1着」ないし「1番人気」を1度以上経験している出走馬は、アクションスター、ウインフルブルーム、シェルビー、フルーキー、マイネルメリエンダ、ミッキーラブソングの6頭がいます。


次に、このレースはハンデ戦ですが、そのハンデ頭で連対したのは、01年02年連続で優勝したダイタクリーヴァの2回(それぞれ58kgと58.5kg、いずれも1番人気)と10年2着となったスマートギア(57kgで1番人気)、それから13年2着となったトライアンフマーチ(58kgで6番人気)の合計のべ4頭となっています。
今回の出走馬でのハンデ頭は、57.5kgのグランデッツア1頭となっていますが、出走してくれば人気が気になるところです。


それから1番人気の馬ですが、15年中9年で連対しておりまずまずの成績を収めております。
その連対した1番人気8頭の当日単勝オッズですが、13年1着となったダノンシャークの3.6倍、昨年14年2着となったオースミナインの4.1倍以外、1.6倍から2.8倍の間と、人気を集めた形での1番人気となっていました。
あと連をはずした1番人気5頭ですが、順にそれぞれ3.2倍、3.7倍、4.0倍、3.6倍、4.3倍、2.7倍と最後の1頭(12年5着のサダムパテック)を除いて比較的高い数字となっていました。


あと血統で目立つのは、連対馬では、父か父の母(BMS)のどちらかでノーザンダンサー系が絡んでいたのが30頭中14頭いたというところでしょうか。
また、ナスルーラー系が絡んでいたのも30頭中12頭いました。

3着馬の父の血統では、15頭中10頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち4頭はサンデーサイレンス、同じく5頭がサンデーサイレンスの仔(マンハッタンカフェが2頭、タヤスツヨシ、ダンスインザダーク、アドマイヤボスが各1頭)、1頭がグラスワンダーとなっていました。
あと残り5頭のうち4頭はいずれもミスタープロスペクター系でそのうち2頭はフォーティナイナーでした。(あと残り1頭はノーザンダンサー系)

それから1着馬に関しては、サンデーサイレンス系とノーザンダンサー系が最も多い勝ち数で、各5頭ずつとなっていました。
サンデーサイレンス系では、1600m芝に変更になった00年以降15年中、01年、02年連続で勝ったフジキセキ産駒のダイタクリヴァーと05年に勝ったサンデーサイレンス産駒のハットトリック、13年勝ったダノンシャークと14年勝ったエキストラエンドの両ディープインパクト産駒の計5頭となっていました。
あと他で勝ち馬を出しているのは、ナスルーラ系(いずれもグレイソブリン系)の3頭、ヘイルトゥリーズン系(ブライアンズタイム、グラスワンダー)の2頭となっています。
大きくくくれば、ヘイルトゥリーズン系が7頭と最も多く、ノーザンダンサー系が続いて5頭ということになります。
12年までは、意外にも06年以降7年連続勝っていなかったサンデーサイレンス系でしたが、13年は1着から6着まで、14年は1着から4着まで占めてしまいました。
まずは、今年も本命馬をこのサンデーサイレンス系にするのかしないのかの二者択一の選択からとなりそうですね。
ちなみに2着馬は、1着馬とは逆に、05年以降07年を除く9年でこのサンデーサイレンス系が入り、3着馬も05年以降07年、09年、11年を除く7年で入っていました。


毛色ですが、1着馬では、鹿毛と栗毛が最も多く各6頭となっていました。
続いて青毛、青鹿毛、黒鹿毛が各1頭となっています。
2着馬では鹿毛が8頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が6頭、鹿毛と青毛が各3頭、黒鹿毛が2頭、青鹿毛が1頭となっていました。
全体的に栗毛の活躍が目立ちます。


次に年齢ですが、1着馬では4歳馬、5歳馬、6歳馬が各5頭とそれぞれ同数となっています。
2着馬では4歳馬が6頭と最も多く、続いて5歳馬、6歳馬が各3頭、7歳馬が2頭、8歳馬が1頭となっていました。
3着馬では4歳馬が6頭と最も多く、5歳馬、6歳馬、7歳馬が各3頭となっていました。
全体的に4歳馬が目だっています。


以上ですが、今年もとりあえず人気とオッズが出てからですね。
その人気とオッズと、上記のデータをそれぞれ見比べながら丁寧に検討して結論を出していこうと思っています。



タグ:京都金杯
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