第73回 日経賞のデータ [競馬データ]
ともかくも、この日経賞は結構「天皇賞(春)」と直結しているレースです。
では、日経賞そのもののデータに戻ります。
では、1番人気が連対をはずした年の15回のそれぞれの人気の組み合わせはどうだったのでしょうか。
3着馬の人気ですが、1番人気が4頭、2番人気が5頭、3番人気が5頭、4番人気が7頭、5番人気が1頭、6番人気が5頭、7番人気が3頭、8番人気が2頭、9番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっています。
次に臨戦過程ですが、前走で掲示板に載ったのは連対馬70頭中53頭で、そのうち41頭は3着以上でした。
それから、連対馬の前走のレースですが、ほとんどが重賞の中で、ここ21年で前走オープン特別が3頭、準オープンが6頭と上り馬が目立ってきています。
次に、連対馬の当日の馬体重ですが、70頭中、500kg以上が24頭、449kg以下は3頭、そしてその中間は43頭となっています。
毛色は、連対馬では鹿毛が31頭、黒鹿毛が17頭、栗毛が13頭、青鹿毛が7頭、芦毛が2頭となっていました。
年齢は、連対馬では4歳が28頭、5歳が19頭、6歳が14頭、7歳が6頭、8歳が2頭、9歳が1頭となっていました。
続いて父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が33頭と最も多く、ノーザンダンサー系が続いて15頭となっていました。
以上ですが、とりあえず今年も、人気が落ち着いた時点で、1番人気馬の取捨選択から始めようと思っています。
第72回 毎日杯のデータ [競馬データ]
まず当日の人気を見ていきます。
次に毛色ですが、着順別に見てみますと(各18頭)
次に血統ですが、まず連対馬36頭の父では、ヘイルトゥリーズン系が27頭(サンデーサイレンス系が23頭・・・ディープインパクトが12頭、アグネスタキオンが3頭、アドマイヤボス、フジキセキ、ダイワメジャー、ブラックタイド、ダノンシャンティ、ハーツクライ、ゴールドシップが各1頭、ロベルト系が4頭・・・モーリスが2頭、タニノギムレット、スクリーンヒーローが各1頭)、あとミスタープロスペクター系が6頭(キングカメハメハが3頭、ベルグラヴィア、ドゥラメンテ、パレスマリスが各1頭)、ノーザンダンサー系が3頭(チーフベアハート、ハービンジャー(以上ダンチヒ系)ケンプブランコ(サドラーズウェルズ系))となっていました。
それから臨戦過程での前走ですが、1着馬は18頭中13頭が前走重賞となっていました。
2着馬の前走では18頭中10頭が勝っていました。
3着馬の前走では18年中8年で勝っていました。
枠の出目ですが、連対馬では、2枠、5枠(同枠同士の年が1年あり)が各6頭、1枠と7枠が各5頭、3枠と4枠と6枠が各4頭、8枠が2頭となっています。
以上ですが、なかなか上記のデータでは傾向はつかみにくいですね。
第55回 高松宮記念のデータ [競馬データ]
まずは、当日人気で特筆すべき特徴があります。
それ以外の5番人気~9番人気の馬は、
連対馬で5番人気以下の人気の馬が絡んだ8年の組み合わせは、
次に臨戦過程の前走を見てみます。
続けて3着馬も見ていきます。
枠順ですが、その1着、2着、3着の組み合わせは
年齢では、
父の血統では、
続いて毛色は、
以上ですが、毎年同じことを書いていますが、上記のデータから結構絞れそうな感じがするのですけれど、3連単の配当、19年の約450万円、20年の約21万円台、22年の約280万円、23年の約66万円のように、最近、特に荒れることが多くなってきたので、なかなか絞りにくさを感じる最近の高松宮記念です。
第73回 阪神大賞典のデータ [競馬データ]
第62回 愛知杯のデータ [競馬データ]
この愛知杯は、元々中京競馬場での名物レースで、かつては父内国産馬限定重賞競走で有名だったのですが、04年から牝馬限定のハンデ戦に変更になって今日に至っています。
ただし、04年、05年はそれまでの6月開催、06年から14年まで12月開催に日程が変わっています。
途中、中京競馬場の大改装に伴い、10年と11年の2年間は小倉競馬場で行われました。
そして12年からは、その大改装された中京競馬場で、距離は同じでもまったく違った馬場での施行ということになりました。
さらに16年から、12月開催だったのが、翌年の1月に日程変更となり、条件的には、今まで3歳以上だったのが、4歳以上に変更、あとの施行条件は変わらずとなっています。
その中、20年は、いろいろな事情から大幅な日程変更が行われ、それに伴いこの愛知杯は小倉競馬場にて行われました。
その後、21年、22年、23年は通常通り中京競馬場で行われましたが、昨年24年は、阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事関連の影響で、施行が変わった為、小倉競馬場開催となりました。
さらに今年はこの3月に日程変更の上に距離も1400mに変更、さらにハンデ戦から別定戦にも変更と、牝馬限定は変わりないですが、よく様変わりするレースとしての名物レースとなりそうですね。
ということで、過去のデータは使えないので、牡牝混合戦ですが、中京1400m芝施行の3勝クラスのトリトンステークスで、同じ特指別定のデータを参考までにあげておきたいと思います。
16年、17年、22年、23年、25年の5年からです。
まず上位3頭の人気の組み合わせと3連単の配当ですが、
16年 5番人気-1番人気-12番人気(3連単の配当 82180円)
17年 2番人気-1番人気-13番人気(3連単の配当 44150円)
22年 8番人気-4番人気-2番人気(3連単の配当 113300円)
23年 1番人気-5番人気-3番人気(3連単の配当 2750円)
25年 5番人気-4番人気-1番人気(3連単の配当 43670円
となっていました。
16年、17年に続けて二桁人気の馬が3着に入っていて、捉えどころのない組み合わせとなっていますが、基本的には、1番人気か2番人気を含む上位5番人気以内の馬、2頭ないし3頭が入っていて、それが基本形になっている感がいたします。
枠番は、
16年 5枠-7枠-1枠
17年 1枠-2枠-2枠
22年 6枠-5枠-7枠
23年 2枠-8枠-6枠
25年 4枠-1枠-7枠
の順で決まっていました。
共通性はないように思われますが、22年を除いて1枠、2枠が目立っている中、17年にクビ差で7枠の馬が来ていましたので、逆に、7枠、8枠の外枠にも目を向けてもいいかも知れませんね。
年齢は、
16年 5歳-6歳-8歳
17年 6歳-4歳-6歳
22年 5歳-5歳-4歳
23年 5歳-5歳-5歳
25年 5歳-5歳-5歳
となっていました。
こちらも共通性はないように見えますが、17年以外では5歳馬が目立っているのがよくわかります。
毛色は
16年 黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛
17年 鹿毛-栗毛-鹿毛
22年 青毛-鹿毛-鹿毛
23年 鹿毛-栗毛-鹿毛
25年 栗毛-栗毛-黒鹿毛
となっていました。
こちらも捉えどころのないですね。
血統での父は、順に、
17年 ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)、ステイゴールソ(サンデーサイレンス系)
22年 エイシンフラッシュ(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、インヴィンシビルスピリット(ノーザンダンサー系のダンチヒ系)
23年 ルーラーシップ(ミスタープロスペクター系)、マクフィー(ミスタープロスペクター系)、リオンディーズ(ミスタープロスペクター系)
25年 マインドユアビスケッツ(ノーザンダンサー系のヴァイスリージェント系)、イスラボニータ(サンデーサイレンス系)、フランケル(ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系)
となっています。
年によってばらつきがありますね。
前走の着順は、
16年 6着、2着、4着
17年 4着、1着、11着
22年 13着、3着、1着
23年 2着、6着、6着
25年 7着、2着、2着
となっていました。
以上ですが、難解ですね。
とにもかくにも、3勝クラスと重賞ではやはり違う部分が大きいので何とも言えないところはありますけれども、上記のある程度参考にしながら、今年もああだこうだと考えながらこの難解なレースの予想、がんばっていきたいと思います。
第39回 フラワーカップのデータ [競馬データ]
中山競馬場改装後の89年以降、11年の阪神競馬場開催を除く35年、連対馬71頭、3着馬34頭からです。(14年の2着同着含む)
有名なところですが、逃げ馬が絡みやすいレースです。
特に07年08年09年の3年連続で、勝ち馬はいずれも逃げ切り勝ちした馬でした。
かつてはそうではなかったのですが、00年以降に、突然逃げ馬ないし2番手辺りの馬が上位に来るようになりました。
上記の3頭以外で完全に逃げて連に絡んだのは、05年の2着馬、そして15年、16年、19年のここ9年中3年の1着馬がいます。
また04年、17年では3着に残っています。
また、先頭ないし2番手3番手辺りで先行していた馬では、00年の1着2着馬、02年、03年、06年の2着馬、10年の1着馬、13年の1着馬、14年の2着馬(2頭)、17年の1着馬、20年の1着馬、21年の1着馬、22年の1着馬がいます。
また、18年、19年、22年、23年では3着に残っていました。
しかしながら、12年では、逃げ馬は4着で、上位3頭は、そのうち2頭は追い込んで来た馬で、1頭は中団から抜けて来た馬でした。
最近では、結構追い込んで上位に来る馬も目立っています。
さて今年はどうでしょうか。
ただ、どの馬が逃げるのかを予想するのはかなり難しそうですね。
過去には追い込みだった馬がいきなりハナに立って善戦した馬もいるなど、前走の展開に関係なく逃げる馬もいますので、今年の展開の予想もかなり難解です。
次に前走の着順ですが、施行レース関係なしで前走1着馬の連対馬は71頭中42頭いました。
あと、2着が5頭、3着が2頭、4着が8頭、5着が3頭と、前走に掲示板に載った馬は71中59頭にもなります。
また、前走が1着だった馬が片方か両方で絡んだ年は、35年中33年となっていました。
内訳は、片方が24年、両方が9年となっていました。
ちなみに、前走1着の馬が絡まなかった年は94年で、その1着馬、2着馬のそれぞれの前走は5着と7着となっています。(3着馬の前走は2着)
もう1年は昨年の24年で、前走はそれぞれ、1着馬は5着、2着馬は7着、3着馬は6着となっていました。
3着馬の前走の着順も見てみますと、1着は11頭、2着は5頭、3着は5頭、4着は4頭、5着は2頭と前走掲示板に載ったのは34頭中27頭となっていました。
ただ、こちらも前走掲示板に載った馬はもちろん多いのですが、連対馬と違い前走1着馬が少ないことが特色となっています。
ちなみに、前走掲示板に載っていなかった3着馬残り7頭の前走着順は、クイーンC1番人気11着とチューリップ賞10番人気7着、デイリー杯2歳S3番人気6着、そして500万下が4頭で7番人気7着、3番人気7着、5番人気7着、5番人気7着となっていました。
7着だったのが7頭中5頭というのも面白いデータですね。
ちなみに、今回の登録馬で前走1着だった馬は、18頭中7頭います。
また、前走7着だった馬ですが、ハードワーカー(前走フェアリーS15番人気7着)の1頭が登録しています。
次に、前走のレースの施行内容ですが、連対馬で1番多かったのは500万下(400万下)条件戦(1勝クラス)で71頭中32頭いました。
その着順は、32頭中25頭が1着、あと残り7頭ですが、4着が3頭、5着、6着、7着、13着が各1頭でした。
ちなみに登録馬で前走1勝クラス1着の馬は、1番人気1着だったパラディレーヌ、7番人気1着だったゴーソーファーの2頭となっています。
また、今回の登録馬で、前走(1勝クラス)の2着以下の馬は、18頭中6頭が登録しています。
次に多かったのは、前走重賞だった18頭で、そのうち13頭は掲示板に載っていました。
残る、前走掲示板に載っていなかった5頭の人気と着順は、クイーンCで1番人気7着、3番人気9着、1番人気11着の3頭と、交流G1競争(ダート)5番人気10着、フェアリーS6番人気7着となっていました。
今回、前走重賞だった登録馬は、レーヴドロペラ(前走ホープフルS16番人気8着)、ハードワーカー(前走フェアリーS15番人気7着)、ホウオウガイア(前走フェアリーS3番人気10着)、ジャルディニエ(前走フェアリーS7番人気11着)の4頭となっています。
続いて多かったのは、9頭の前走オープン特別戦となっていました。
そのうち6頭が3着以上の上位着順でした。
今回の前走オープン特別の登録馬ですが、登録はありません。
あと残りは、前走未勝利戦が9頭、新馬戦が3頭で、その前走時の人気は、13年、前走未勝利戦12番人気2着のエバーブロッサム、15年、前走未勝利戦6番人気2着のアースライズ、20年、前走新馬戦6番人気1着のアブレイズの3頭を除く9頭は、1番人気か2番人気となっていて、着順は1着でした。
今回の登録馬で、前走未勝利戦で連対した馬は、インヴォーグ(前走2番人気1着)、ヴォンフレ(前走3番人気1着)、インヴォーグ(前走2番人気1着)、キョウエイタイコ(前走3番人気1着)の3頭、前走新馬戦勝ちの馬は、ジョウスラン(前走2番人気1着)、ハギノピアチェーレ(前走7番人気1着)の2頭となっています。
同じく、3着馬34頭の前走レースも見てみますと、1番多かったのは同じく500万下(400万下)条件戦で20頭いました。
その着順は、1着が8頭、2着が5頭、3着が2頭、4着が1頭、7着が4頭となっていました。
この前走の着順に関しては連対馬とはかなり違った傾向が出ていて、前走1着以外からの3着馬が多くなっています。
続いて多かったのは前走重賞だった8頭で、着順は、3着が1頭、4着、5着が各2頭で、あと、6着、7着、11着となっていました。
あと残り6頭の前走ですが、オープン特別が3頭(5番人気3着、4番人気3着、7番人気4着)、未勝利戦が2頭(いずれも1番人気1着)、新馬戦が1頭(1番人気1着)となっていました。
このように、過去の臨戦過程の傾向からでは、3着候補はかなり広範囲になっています。
次に当日の上位人気の傾向ですが、連対馬では1番人気が17頭、2番人気が16頭、3番人気が9頭となっていました。
また、1番人気から5番人気以内の組み合わせで決まったのは、34年中20年ありました。
あとの14年ですが、2-12、10-12、9-6、2-7、6-1、1-6、1-8、11-1、6-1、1-12、1-8、12-4、2-9、2-8という人気の組み合わせで決まっています。
この中の「10番人気と12番人気」(92年)と「9番人気と6番人気」(00年)と「12番人気と4番人気」(20年)と大きく荒れた3年を除けば、少なくとも連対の片方は1番人気、2番人気、3番人気の上位人気が絡んでいました。
3着馬では、1番人気が10頭、2番人気が5頭、3番人気、4番人気、5番人気、6番人気が各3頭、7番人気、8番人気が各2頭、10番人気、12番人気、14番人気が各1頭となっています。
血統では、連対馬の父で主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が29頭、ノーザンダンサー系が14頭、レイズアネイテイヴ系が11頭、ナスルーラー系が10頭となっていました。
BMS(母の父)の主なところは、ノーザンダンサー系が25頭、ナスルーラー系が12頭となっています。
3着馬では、父はヘイルトゥリーズン系が18頭、ノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラー系が4頭となっていました。
BMSの主なところでは、ノーザンダンサー系が8頭、ナスルーラー系が7頭となっています。
毛色では、連対馬では鹿毛が35頭、黒鹿毛が14頭、栗毛が7頭、芦毛と青鹿毛が各6頭、青毛が3頭となっていました。
3着馬の毛色は、鹿毛が11頭、黒鹿毛が9頭、栗毛が8頭、芦毛、青鹿毛が各3頭となっています。
あと枠番の出目ですが、連対馬では7枠が12頭、6枠が11頭、3枠と4枠が各10頭、2枠が9頭、5枠が8頭、8枠が7頭、1枠が4頭という順になっていました。
3着馬では、7枠が8頭、2枠と5枠が各5頭、4枠が4頭、1枠と3枠と6枠と8枠が各3頭となっています。
以上ですが、上記のデータの通り、過去、92年、00年、20年の3年を除けば、1番人気、2番人気、3番人気の3頭の中から少なくとも1頭が連対していましたし、また、その3年の3着馬はいずれも1番人気だったということで、今年もその傾向が続くのであれば、1番人気、2番人気、3番人気の何れか1頭かまたは2頭が3着以内に入るということになりますので、特に、上位人気3頭の検討から始めていきたいと思っています。
それから、「前走が1着だった馬が片方か両方で絡んだ年は、35年中33年となっていました。」(外したのは94年と昨年24年)というデータもありましたので、前走1着馬もしっかり検討してその中からも1頭選びたいと思います。
第39回 ファルコンステークスのデータ [競馬データ]
元々は3歳馬限定で、中京1200mで行われていた重賞でしたが、12年からは、リニューアルされた中京競馬場で初めて1400m芝として施行されているレースとなっています。
いわば、5月に行われるG1のNHKマイルの前哨戦に当たるレースとなっています。
その12年以降、13年間のデータからです。
人気の組合わせと配当ですが、
12年 「4番人気-12番人気-3番人気」 馬連約19180円、3連単は約32万円
13年 「2番人気-11番人気-5番人気」 馬連は8000円台、3連単は約15万円
14年 「1番人気-3番人気-11番人気」 馬連は850円、3連単も4万円台
15年 「14番人気-4番人気-5番人気」 馬連は24640円、3連単は再び63万円台
16年 「2番人気-3番人気-9番人気」 馬連は1960円、3連単は、4万円台
17年 「3番人気-2番人気-6番人気」 馬連1610円、3連単6万円台
18年 「3番人気-7番人気-5番人気」 馬連は5480円、3連単6万円台
19年 「4番人気-3番人気-2番人気」 馬連は2270円、3連単は2万円台
20年 「6番人気-1番人気-8番人気」 馬連は1780円、3連単は5万円台
21年 「3番人気-1番人気-2番人気」 馬連は750円、3連単は6600円
22年 「2番人気-13番人気-6番人気」 馬連は13970円、3連単は23万円台
23年 「8番人気-1番人気-14番人気」 馬連は3540円、3連単は83万円台
24年 「7番人気-5番人気-1番人気」 馬連は9870円、3連単は6万円台
となっていました。
その13年間の3着以内のそれぞれの人気の組み合わせは、19年、21年を除いて偶然にもよく似た傾向を辿っています。
着順は違いますけれど、その残る11年では、3着以内には、1番人気から5番人気までの上位人気から1頭ないし2頭が入り、残る1頭ないし2頭では、6番人気が3年、7番人気が2年、8番人気が2年、9番人気が1年、11番人気が2年、12番人気が1年、13番人気、14番人気が2年と、二桁人気6年を含む、6番人気以下の人気薄の馬がそれぞれ絡んでいました。
その3着に6番人気が来た17年では、4着に12番人気、5着に10番人気が、9番人気が来た16年では、5着に15番人気が、3頭とも4番人気以上だった19年では、4着に11番人気、5着に14番人気、20年では、5着に10番人気が、それぞれ来ていましたので、二桁人気の馬には一応検討が必要かと思います。
ただ18年の二桁人気の馬の最高位は12番人気の9着、21年では10番人気の7着となっています。
その3着以内に入った6番人気以下の馬の内訳は、
12年は「12番人気(単勝オッズ30.8倍)」が2着
13年は「11番人気(同34.4倍)」が2着
14年は「11番人気(同57.6倍)」が3着、
15年は「14番人気(同78.3倍)」が1着
16年は「9番人気(同24.4倍)」が3着
17年は「6番人気(同14.3倍)」が3着
18年は「7番人気(同15.3倍)」が2着
20年は「6番人気(同10.5倍)」が1着、「8番人気(同23.1倍)」が3着
22年は「13番人気(同55.1倍)」が2着、「6番人気(同10.3倍)」が3着
23年は「8番人気(同27.2倍)」が1着、「14番人気(同157.1倍)」が3着
24年は「7番人気(同13.6倍)が1着
となっていました。
そのうち、人気薄の馬が、12年と13年と22年では共に2着、15年、23年では1着に入ったことによって、結果的に15年は馬連と3連単、23年は3連単とそれぞれ配当が荒れてしまったようです。
19年と21年では上位人気以内で決まりましたが、それ以外の傾向をもし辿るとすれば、6番人気以下の馬が1頭ないし2頭は入るということになります。
そういうことで、とりあえず人気薄の馬の傾向をまず探ってみようと思います。
まず、12年の2着馬ですが、その12番人気の馬、レオンビスティーは前走シンザン記念で10番人気8着でしたが、それまでは新馬戦で3着、それからダート戦の未勝利戦で3回連続2着を経てから未勝利戦勝ちを収め、初めて芝の1200mのオープン戦を勝ってシンザン記念に挑んでいました。
父はサクラバクシンオー、振り返れば距離の長短が死角になっていたものと思われます。
次に13年の2着馬を見てみますと、その11番人気の馬、カシノピカチュウは前走3歳500万下条件戦で4番人気4着。
それまで、新馬戦で勝ってから前走まで8戦500万下のレースを走って勝てなかったところから人気薄になっていましたが、振り返れば、3走前に同じ中京の1400m芝の500万下条件特別なずな賞で17番人気2着と爆走しており、この辺りが死角になっていたものと思われます。
14年の3着馬では、その11番人気の馬、アルマエルナトは前走500万下条件特別3番人気1着。
新馬戦で4着となってからは、未勝利戦で勝つまで5戦、その次のオープン特別で4着を経て、その次が前走500万下特別1着でした。
その後のこのファルコンSでは11番人気でしたけれど、それまでの8戦ではすべて4番人気以上の上位人気、着順もすべて4着以上の上位着順でした。
この辺りが死角になっていたものと思われます。
15年の1着馬ですが、その14番人気の馬、タガノアザガルは前走オープン特別クロッカス賞で6番人気9着。
新馬戦で2着となって、その次走の未勝利戦ではあっさり勝ち、その後は、小倉2歳SやG1の朝日FS、またオープン特別を走るなど、各上の相手に揉まれた経験がありました。
16年の3着馬は9番人気シゲルノコギリザメでしたが、新馬戦から4戦ダートで走っていたものの、5戦目の500万下戦の初芝レースでいきなり勝利、続く重賞のシンザン記念では11番人気で3着と、すでに穴をあける素材を持っていたものと思われます。
17年の3着馬は6番人気メイソンジュニアですが、決して人気薄とは言えませんけれど、前々走でオープン特別福島2歳Sを1番人気1着で勝っていながら、前走は地方のG1で6番人気5着となっていたことから人気を落としていたものと思われます。
18年の3着馬は7番人気のアサクサゲンキでしたが、17年と同じく決して人気薄とは言えませんけど、同じく前走G1朝日杯FSで10着となっていたことから、人気を落としていたものと思われます。
20年の1着馬は6番人気のシャインガーネットでしたが、前走重賞のフェアリーSで2番人気でしたが4着で敗れたことで人気を落としていたものと思われます。
もう1頭、8番人気で3着となったヴェスターヴァルト、前走まで条件戦など3番人気以上の上位人気を続けていましたが、初重賞出走となったことで人気を落としていたようです。
22年の2着馬は13番人気のタイセイディバインでしたが、前々走が重賞の京成杯で10番人気10着でしたけれど、それ以外のレース(6戦)ではすべて1番人気か2番人気か3番人気の上位人気で、すべて1800m芝か2000m芝を走っていました。
距離短縮と前走1勝クラス1番人気6着で敗れていたことで人気を落としていたと思われます。
もう1頭、6番人気で3着となったオタルエバー、前々走まで新潟2歳S3着を含む4戦、3着以内に入っていましたが、前走G1朝日杯フューチュリティステークスで7番人気12着となったことで人気を落としていたようです。
23年の1着馬は8番人気のタマモブラックタイでしたが、過去前6走中ダート2戦を除く芝での戦績が、重賞の新潟2歳S(1600m芝)で9着以外の3走、小倉1200mで1着2回、2着1回とすべて連対していましたので、その辺りが死角になっていたかと思います。
もう1頭、14番人気で3着となったサウザンサニー、それまでの過去2走ともダートで、このレースが初芝、この辺りが死角になっていたかと思います。
このサウザンサニー、この後、先週まで7戦中6戦で1200m芝を走っていますが、1着2回、2着3回、3着1回とすべて3着以内に入っています。
24年の1着馬は7番人気のダノンマッキンリーでしたが、前々走G1で3番人気8着、前走オープン特別で1番人気5着だったのが人気を落とした原因であったようです。
でも、23年の14番人気3着のサウザンサニーの例のように、レース前ではそのことは知る余地もなく、この人気薄馬が絡んだ理由はあくまで、結果論ではありますけれども。
結果論ついでに、この3着に入った二桁人気6頭の中で、そのうち12年12番人気のレオンビスティー、14年11番人気3着のアルマエルナト、15年15番人気1着のタガノアガザルの3頭は、血統でナスルーラ系が絡んでいました。
それ以外で、3着以内には入りませんでしたが、17年では12番人気ダイイチターミナルが、19年では11番人気ショウナンタイガが、それぞれナスルーラ系絡みの馬が4着に来ていました。
また、6番人気以下の13頭のうち、13年11番人気2着のカシノピカチュウ、16番人気9番人気3着のシゲルノコギリザメ、17年6番人気3着のメイソンジュニア、18年7番人気2着のアサクサゲンキ、23年8番人気1着タマモブラックタイ、同じく14番人気3着のサウザンサニーの6頭はそれぞれの父はノーザンダンサー系でした。
その6番人気以下の14頭の父を見てみますと、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラ系、サンデーサイレンス系、ミスタープロスター系が各2頭、ブランドフォード系(ノヴェリスト)、ロベルト系(モーリス)が各1頭となっています。
また、この14頭のそれぞれの枠番ですが、1枠が3頭、2枠が3頭、3枠が2頭、4枠が4頭、7枠が1頭、8枠が1頭と、14頭中12頭は1枠から4枠の内枠に集中していました。
あと、逆に5番人気以上の上位人気の馬25頭を見てみますと、12年の残り2頭の人気は3番人気と4番人気、13年の残りの2頭の人気は2番人気と5番人気、14年の残りの2頭は1番人気と3番人気、15年の2頭は4番人気と5番人気,16年の2頭は2番人気と3番人気、17年の2頭は3番人気と2番人気、18年の2頭は3番人気と5番人気、19年は4番人気、3番人気、2番人気と3頭共、20年は1番人気、21年は3番人気、1番人気、2番人気と3頭共、22年は2番人気、23年は1番人気、24年は5番人気、1番人気となっていて、上位5番人気内から3頭入っていた19年、21年、1頭だった20年、22年、23年以外の13年中8年はそれぞれ2頭ずつ入っていました。
その過去13年の5番人気以上の39頭中25頭の父の血統を見てみますと、サンデーサイレンス系が13頭と最も多く、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各5頭、ブランドフォード系(ノヴェリスト)、ロベルト系(モーリス)が各1頭となっています。
次に、それぞれの年の父の血統を見てみますと、
12年のファルコンSの父の血統は、「フジキセキ(サンデーサイレンス系)-サクラバクシンオー(ナスルーラ系)-ストーミングホーム(ミスタープロスペクター系)」という順で決まりました。
13年は、「クロフネ(ノーザンダンサー系)-スタチューオブリバティ(ノーザンダンサー系)-フジキセキ(サンデーサイレンス系)」
14年は、「キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)-ディープインパクト(サンデーサイレンス系)-ネオユニヴァース(サンデーサイレンス系)」
15年は、「バゴ(ナスルーラ系)-スタチューオブリバティ(ノーザンダンサー系)-キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)」
16年は、「アンライバルド(サンデーサイレンス系)-トーセンファントム(サンデーサイレンス系)-スーパーホーネット(ノーザンダンサー系)」
17年は、「ヴィクトワールピサ(サンデーサイレンス系)-ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)-メイソン(ノーザンダンサー系)」
18年は、「スキャットダディ(ノーザンダンサー系)-ストーミィアトランティック(ノーザンダンサー系)-ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
19年は、「ハービンジャー(ノーザンダンサー系)-ロードカナロア(ミスタープロスペクター系)-ノヴェリスト(ブランドフォード系)」
20年は、「オルフェーヴル(サンデーサイレンス系)-リアルインパクト(サンデーサイレンス系)-ノヴェリスト(ブランドフォード系)」
21年は、「モーリス(ロベルト系)-ファンケル(ノーザンダンサー系)-ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)」
22年は、「イスラボニータ(サンデーサイレンス系)-ルーラーシップ(ミスタープロスペクター系)-リオンディーズ(ミスタープロスペクタース系)」
23年は、「デクラレーションオブウォー(ノーザンダンサー系)-シルバーステート(サンデーサイレンス系)-タリスマニック(ノーザンダンサー系)」
24年は、「モーリス(ロベルト系)-ロジャーバローズ(サンデーサイレンス系)-ナイトオブサンダー(ミスタープロスペクター系)」
となっています。
過去13年の上位3頭、合計39頭の血統の絡みを見てみますと、その内20頭がノーザンダンサー系絡みで、その内訳は、12年の上位3頭のBMS(母の父)、13年の1着馬の父、2着馬の父とBMS、3着馬のBMS、14年の2着馬のBMS、15年の2着馬の父、16年の3着馬の父、17年の3着馬の父、18年の1着馬の父、2着馬のBMS、19年の1着馬の父、20年の2着馬の父、22年の3着馬のBMS、23年の1着馬と3着馬の父、2着馬のBMS、24年の1着馬と2着馬のBMSが、それぞれノーザンダンサー系となっていました。
また、父を見てみますと、ノーザンダンサー系が11頭となっていましたが、そのうち4頭がストームバード系となっていました。
さらに父がサンデーサイレンス系の馬は39頭中15頭で、そのうち4頭がネオユニヴァース系でした。
残り13頭の父は、ミスタープロスペクター系が7頭、ナスルーラ系、ブランドフォード系が各2頭、ロベルト系が2頭となっています。
次に重賞経験ですが、12年のファルコンSの上位3頭とも過去に出走していました。
そのうち2頭は、2歳時に経験がありました。
13年では、3着馬の3歳時に経験がありました。
14年では、1着馬、2着馬に重賞経験がありました。
そのうち1着馬は2歳時、3歳時両方経験があり、2着馬は3歳時に経験がありました。
15年では、1着馬、2着馬、3着馬ともそれまで重賞経験がありました。
そのうち1着馬と2着馬は2歳時、3着馬は3歳時に経験がありました。
16年では、上位3頭とも経験があり、そのうち、1着馬は2歳時、2着馬は両方で、3着馬は3歳時にそれぞれ重賞経験がありました
17年では、1着馬、2着馬、3着馬ともそれまで重賞経験がありました。
そのうち1着馬は2歳時と3歳時、2着馬、3着馬は2歳時に経験がありました。
18年では、2着馬、3着馬がそれまで重賞経験がありました。
その2着馬、3着馬とも2歳時に経験がありました。
19年では、1着馬と3着馬にそれまでの重賞経験がありました。
その1着馬が2歳時、3歳時両方で、3着馬は2歳時に経験がありました。
20年では、2着馬の2歳時に重賞経験がありました。
21年では、1着馬、2着馬、3着馬ともそれまで重賞経験がありました。
そのうち1着馬と2着馬は2歳時、3着馬は3歳時に経験がありました。
22年では、1着馬、2着馬、3着馬ともそれまで重賞経験がありました。
そのうち1着馬と3着馬は2歳時、2着馬は3歳時に経験がありました。
23年では、1着馬の2歳時に重賞経験がありました。
24年では、1着馬、2着馬とも2歳時に重賞経験がありました。
以上毎年少なくとも1頭は、重賞経験があったことになります。
結局重賞経験がなかったのは、13年の1着馬(2番人気)、2着馬(11番人気)、14年の3着馬(11番人気)、18年の1着馬(3番人気)、19年の2着馬(3番人気)、20年の1着馬(6番人気)、3着馬(8番人気)、23年の2着馬(1番人気)、3着馬(14番人気)、24年の3着馬(1番人気)の10頭となっています。
次に枠ですが、
12年は「7枠-4枠-8枠」
13年は「1枠-4枠-5枠」
14年は「7枠-3枠-2枠」
15年は「1枠-2枠-4枠」
16年は「3枠-7枠-1枠」
17年は「5枠-5枠-3枠」
18年は「5枠-4枠-4枠」
19年は「8枠-7枠-3枠」
20年は「3枠-5枠-1枠」
21年は「1枠-3枠-7枠」
22年は「1枠-2枠-7枠」
23年は「4枠-2枠-3枠」
24年は「8枠-3枠-5枠」
となっていました。
3枠が8回、1枠、7枠が各6回、4枠、5枠が各のべ6回、2枠が4回、8枠が3回、それぞれ3着以内に入っています。(6枠はまだありません)
それから臨戦過程ですが、リニューアル後のファルコンSのそれぞれの前走の着順は、
12年「7着(重賞)-8着(重賞)-6着(重賞)」
13年「1着(500万下)-4着(500万下)-6着(500万下)」
14年「2着(重賞)-1着(500万下)-1着(500万下)」
15年「9着(オープン特別)-5着(重賞)-6着(重賞)」
16年「1着(オープン特別)-12着(重賞)-12着(重賞)」
17年「14着(重賞)-3着(重賞)-5着(重賞)」
18年「1着(500万下)-10着(重賞)-8着(重賞)」
19年「5着(重賞)-1着(500万下)-12着(重賞)」
20年「1着(1勝クラス)-1着(オープン特別)-1着(1勝クラス)」
21年「2着(重賞)-1着(重賞)-10着(重賞)」
22年「2着(リスッテッド競争)-6着(1勝クラス)-12着(重賞)」
23年「1着(1勝クラス)-1着(1勝クラス)-1着(未勝利ダート)」
24年「5着(リステッド競争)-2着(リステッド競争)-1着(1勝クラス)」
となっていました。
また、その前々走は、
12年「10着(重賞)-1着(オープン特別)-2着(重賞)」
13年「1着(未勝利戦)-3着(500万下)-2着(500万下)」
14年「1着(500万下)-6着(重賞)-4着(オープン特別)」
15年「10着(重賞)-6着(重賞)-1着(500万下)」
16年「1着(500万下)-7着(重賞)-4着(オープン特別)」
17年「4着(重賞)-2着(重賞)-1着(オープン特別)」
18年「2着(500万下)-3着(重賞)-4着(重賞)」
19年「3着(重賞)-1着(新馬)-1着(500万)」
20年「1着(新馬)-8着(重賞)-4着(1勝クラス)
21年「1着(未勝利戦)-1着(未勝利戦)-1着(重賞)」
22年「8着(重賞)-10着(重賞)-1着(1勝クラス)」
23年「2着(1勝クラス)-7着(オープン特別)-10着(新馬ダート)」
24年「8着(重賞)-6着(地方重賞ダート)-2着(1勝クラス)」
となっていて、前々走は重賞を除けば比較的上位着順になっています。
毛色は、
12年「青毛-鹿毛-栗毛」
13年「鹿毛-鹿毛-青鹿毛」
14年「鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
15年「黒鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
16年「栗毛-鹿毛-黒鹿毛」
17年「鹿毛-栗毛-鹿毛」
18年「鹿毛-鹿毛-栗毛」
19年「鹿毛-鹿毛-青毛」
20年「栗毛-鹿毛-鹿毛」
21年「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
22年「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
23年「栗毛-鹿毛-鹿毛」
24年「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
全体的には、3着以内39頭で、鹿毛馬が15年以外1頭ないし、2頭、3頭絡んでいて23頭と最も多く、続いて栗毛馬が8頭、黒鹿毛馬が5頭、青毛が2頭、青鹿毛馬が1頭となっていました。
以上ですが、とりあえず今年も、人気面のデータを特に重視して検討し結論を出していこうと思っています。
第74回 スプリングステークスのデータ [競馬データ]
89年以降、11年の阪神競馬場開催を除く35年間、連対馬70頭、3着馬35頭から見てみます。
ともかくも1番人気の取捨選択が大きなポイントとなるレースです。
35年間のうち1番人気が連に絡んだのは20年ありましたが、そのうち10頭が単勝オッズが「1倍台」でした。
あとの10頭は、「2.6倍」(91年1着)、「2.3倍」(07年1着)、「2.3倍」(09年1着)、「2.2倍」(12年2着)、「3.4倍」(13年1着)、「2.3倍」(14年2着)、「2.0倍」(15年2着)、「2.3倍」(18年1着)、「4.8倍」(19年2着)、2.9倍(24年1着)となっていました。
また、単勝オッズが1倍台だった馬で連対をはずしたのは、90年6着のストロングクラウン(単勝オッズ1.7倍)、10年3着のローズキングダム(単勝オッズ1.4倍)、16年3着のロードクエスト(1.7倍)の3頭のみで、つまり、単勝オッズが1倍台の馬の連対する確率は、過去から言えば77%(13頭分の10頭)ということになります。
対して、連をはずした1番人気の残り15頭の単勝オッズですが、3頭が先に挙げた1.7倍(2頭)と1.4倍で、あとはすべて2.3倍以上でした。
つまり、もしこのデータが今年も続くのであれば、レース直前で単勝オッズがまず1倍台であるなら連対する確率は高く、2.3倍ないし2.6倍あたりを超えるのであれば連対する確率は低いということになります。
ただし、前述したとおり、13年の1番人気で1着となったロゴタイプの単勝オッズは「3.4倍」、19年の1番人気で2着となったファンジストの単勝オッズは「4.8倍」とそれぞれ高かったので、もちろん絶対的なものではないことは言うまでもありません。
さて、今年の1番人気の馬はどうでしょうか。
また、3着馬ですが、5頭の1番人気の馬がいて(98年、08年、10年、16年、21年)、その単勝オッズは「2.3倍」と「3.2倍」と「1.4倍」と「1.7倍」と「2.4倍」となっていました。
次に臨戦過程ですが、まずはその中の前走の着順を見てみることにします。
連対馬では1着が35頭、2着が16頭、3着が6頭、4着が5頭、5着が1頭と、前走掲示板に載っていたのは70頭中63頭となっていました。
あとの7頭は、7着が4頭、8着が1頭、9着が2頭で、この7頭の前走のレースはすべてオープン特別か重賞となっていました。
次に前走のレースの施行内容ですが、重賞が38頭、オープン特別が7頭、500万下条件戦(1勝クラス)が25頭となっていました。
まず重賞ですが、多い順に、G3の共同通信杯が10頭、G1の朝日杯(朝日フューチュリティ)が8頭、きさらぎ賞が7頭、アーリントンCが5頭、ペガサスS(92年以降はアーリントンCに引き継がれています)と京成杯が各2頭、シンザン記念、弥生賞、京成杯、ラジオNIKKEI杯、G1のホープフルステークスが各1頭となっています。
そのうち、共同通信杯は10頭中7頭(残り3頭は共に3着)が連対、きさらぎ賞は全馬が連対、アーリントンCは5頭中3頭(残り2頭は99年の9着と3着)が連対、朝日杯(朝日フューチュリティ)の8頭のうち6頭(残り2頭は4着、9着)が連対、ペガサスSは2頭中2頭が連対、そしてシンザン記念、ホープフルステークスがそれぞれの1頭が連対していました。
あと、前走弥生賞は7着、前走京成杯は8着と4着、前走ラジオNIKKEI杯は3着となっています。
今回の出走馬で前走重賞を走った馬は、前走きさらぎ賞10番人気2着のウォーターリヒト、前走京成杯10番人気3着のコスモブッドレア、前走京成杯1番人気10着だったジュンゴールドの3頭となっています。
次に多かったのは前走500万下条件戦(1勝クラス)の25頭ですが、92年2着のマーメイドタバン(前走9番人気3着)と10年2着のゲシュタルト(前走3番人気5着)、20年ガロアクリーク(前走6番人気4着)、21年アサマノイタズラ(前走1番人気4着)の4頭を除き、あと21頭は前走連対していました。
そのうち14頭が1番人気か2番人気で、あとの残り7頭は、3番人気(1着)が4頭、5番人気(1着)、7番人気(1着)、9番人気(1着)が各1頭となっています。
今回の出走馬で、前走1勝クラスで連対していたのは、マテンロウバローズ(1番人気1着)、レーヴブリリアント(3番人気1着)、ニホンピロデヴィン(7番人気2着)の3頭となっています。
あと、前走1勝クラスで連対を外しながら掲示板に載っていた出走馬ですが、フクノブルーレイク(3番人気3着)の1頭がいます。
それから、次に多かった前走オープン特別の7頭ですが、そのうち3頭が連対していてあとは4着、7着、7着、7着となっていました。
ちなみにその7頭の人気は、そのうち6頭が1番人気3頭、2番人気3頭と上位人気で、あと1頭は5番人気(7着)となっています。
しかしながら、今回、前走オープン特別の出走はありません。
それから、3着馬の前走ですが、まず1番前走のレースで多かったのは500万下条件戦(1勝クラス)の35頭中17頭で、僅差で重賞が35頭中15頭と続いていました。
まず前走500万下条件戦(1勝クラス)ですが、17頭のうち、13年3着だったロジメジャーの前走4番人気2着、14年3着だったクラリティシチーの前走1番人気2着、18年3着だったマイネルファンロンの前走4番人気2着の3頭を除く、14頭の前走のレースは1着(人気は4番人気以上の上位人気)となっています。
今回は、マテンロウバローズ、レーヴブリリアント、フクノブルーレイクの3頭が該当いたします。
続いて重賞の内訳ですが、朝日杯FS3頭(5番人気2着、1番人気1着、1番人気1着)、きさらぎ賞3頭(2番人気2着、2番人気1着、3番人気4着)、弥生賞2頭(7番人気5着、6番人気5着)、アーリントンC2頭(8番人気9着、3番人気3着)、共同通信杯2頭(3番人気4着、6番人気1着)、ホープフルS2頭(1番人気2着、3番人気13着)、京成杯1頭(2番人気1着)となっています。
今回前走重賞を走っていた出走馬は、前走ホープフルステークス3番人気13着だったピコチャンブラック、前走きさらぎ賞7番人気7着だったジェットマグナムの2頭となっています。
あと残り3頭の前走は、オープン特別1番人気1着が2頭、未勝利戦1番人気1着となっていました。
ちなみに、前走未勝利戦を走っていた出走馬は、スナークピカソ(1番人気1着)、クモヒトツナイ(3番人気1着)の2頭となっています。
次に父の血統ですが、サンデーサイレンス産駒が初めて連対した96年以降ここ28年に限れば、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が35頭、ノーザンダンサー系が14頭、ミスタープロスペクター系が4頭、ナスルーラ系が2頭、トゥルビョン系が1頭となっています。
同じく3着馬のここ28年の父の血統の主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が15頭(うちサンデーサイレンス系が11頭)、ミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が2頭、ハイペリオン系、ナスルーラ系が各1頭となっていました。
それから、昨年までに続き、ディープインパクト産駒について触れておきます。
過去にこのレースでは18頭出走していました。(11年の阪神競馬場開催時も含む)
その戦績は、ディープブリランテ(12年1番人気2着)、リアルスティール(15年1番人気2着)、ダノンプラチナ(15年2番人気3着)、マウントロブソン(16年4番人気1着)、サトノアレス(17年1番人気4着)、ファルコニア(21年3番人気4着)の6頭が掲示板に入った以外、他の12頭は掲示板を外していました。
特に14年に2番人気だったベルキャニオンは6着、19年に2番人気だったロジャーバローズ(後のダービー馬)と21年に2番人気だったランドオブリバティはそれぞれ7着と敗れています。(11年の阪神開催時の2番人気リベルタスも13着と敗れていました)
しかしながら今回の出走馬でディープインパクト産駒の出走はありません。
ちなみに、ディープインパクトの仔産駒では、一昨年の23年、8番人気3着にシルバーステート産駒メタルスピードが初めて複勝圏内に入っています。
そして昨年24年では、キズナ産駒のシックスペンスが1番人気1着、ディープブリランテ産駒のアレグロブリランテが9番人気2着と連を占めました。
毛色で、1着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が4頭、芦毛が3頭、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が18頭、栗毛が8頭、黒鹿毛が7頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が15頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が5頭、青鹿毛が3頭、栃栗毛が1頭となっています。
当日の馬体重ですが、連対馬では、70頭中490kg以上が27頭、449kg以下が3頭、それ以外の40頭は450kg~488kgでした。
3着馬では、35頭中490kg以上が10頭、449kg以下は3頭、それ以外の22頭は450kg~488kgでした。
枠番の出目ですが、連対馬では、8枠が12頭、1枠と2枠が各10頭、3枠と7枠が各9頭、4枠と6枠が各8頭、5枠が4頭という順になっていました。
3着馬では、6枠が8頭、5枠と8枠が各6頭、2枠と3枠と7枠が各4頭、1枠が2頭、4枠が1頭となっています。
以上ですが、今年もまずは1番人気馬の取捨選択からですね。
単勝オッズを見てしっかり検討していこうと思います。
あとは、上記のデータを丁寧に検討しながら結論を出していこうと思います。
第61回 金鯱賞のデータ [競馬データ]
12月に行われていたそれまでの金鯱賞のデータはありますが、ここは、16年までこの3月に行われていた、同じ施行距離「中京2000m芝」の重賞、「中日新聞杯」のデータを取り上げていきたいと思います。
その上で、3月に行われた金鯱賞の17年から昨年24年までの8年間のデータを各項毎その後に載せていきます。
中京競馬場がリニューアルになった12年以降、16年までの5年間の中日新聞杯と17年から昨年24年までの、3月施行での金鯱賞からです。
ただ、中日新聞杯はハンデ戦、金鯱賞は別定戦、違いはありますが、そのままで見ていきたいと思います。
まず中日新聞杯の上位3着までの人気の組み合わせですが
12年 「6番人気-9番人気-1番人気」
13年 「5番人気-1番人気-3番人気」
14年 「10番人気-3番人気-4番人気」
15年 「5番人気-2番人気-6番人気」
16年 「1番人気-9番人気-13番人気」
の順で決まりました。
この5年間を見る限りではまだ人気面では傾向はつかめないようですね。
ただ、5年中3年で1番人気が3着以内に入っていて、あとの2年の最上位人気は、それぞれ2番人気、3番人気で、とりあえずは上位3番人気以内から1頭選ぶことが基本のようです。
さて金鯱賞ですが、 ()内は出走数
17年 「1番人気-7番人気-13番人気」(16頭)
18年 「1番人気-8番人気-2番人気」(9頭)
19年 「2番人気-5番人気-1番人気」(13頭)
20年 「1番人気-8番人気-6番人気」(12頭)
21年 「10番人気-1番人気-6番人気」(10頭)
22年 「1番人気-2番人気-5番人気」(13頭)
23年 「1番人気-3番人気-6番人気」(12頭)
24年 「2番人気-1番人気-6番人気」(13頭)
となっていました。
まだ8年ですけれど、8年連続1番人気が3着以内に入っていて8年中5年で1着となっています。
17年、21年は、14年、16年の中日新聞杯と似た組み合わせで、3連単の配当は10万円以上となりましたが、残りの中の18年、19年、22年、23年、24年は1番人気と、2番人気か3番人気が共に3着以内に入っていて、3連単の配当も2万円台、1万円台、1万円台、1万円台、6千円台と、13年の中日新聞杯に近い比較的平穏な結果となっていました。
また残る20年は1番人気と、6番人気以下2頭との組み合わせで、頭数の差はありますが、16年の中日新聞杯と似た組み合わせとなっています。
ただ、配当が中日新聞杯での16年では荒れましたが、20年では、1着に圧倒的1番人気のサートゥルナーリアが入りましたので、意外とこの組み合わせにしては少ない配当となりました。
中日新聞杯のその1番人気の馬ですが、
12年の1番人気はダノンバラードで、単勝オッズは2.9倍、着順は3着でした。
13年ではアドマイヤタイシが1番人気で、単勝オッズは4.0倍、2着と連対を果たしました。
14年の1番人気はアンコイルドで、単勝オッズは3.8倍、着順は7着でした。
15年ではダノンジェラートが1番人気で、単勝オッズは4.6倍、着順は7着でした。
16年の1番人気はサトノノブレスで、12年以降初めて1着となりました。
ただ、単勝オッズは5.6倍、これを見る限り、単勝オッズの高さ低さはあまり関係ないように見えます。
金鯱賞では、
17年の1番人気はヤマカツエースで、単勝オッズは3.6倍、着順はその前年の中日新聞杯に続いて1着となりました。
18年の1番人気はスワーヴリチャードで、単勝オッズは1.6倍、16年の中日新聞杯から1番人気は3年連続で1着となっています。
19年の1番人気はエアウインザーで、単勝オッズは3.0倍、結果は3着となっています。
20年の1番人気はサートゥルナーリアで、単勝オッズは1.3倍と圧倒的な人気で、それに応え1着となりました。
21年の1番人気はデアリングタクトで、単勝オッズは1.4倍、結果は2着となっています。
22年の1番人気はジャックドールで、単勝オッズは2.0倍、結果は1着となっています。
23年の1番人気はプログノーシスで、単勝オッズは2.5倍、結果は1着となっています。
24年の1番人気はドゥレッツァで、単勝オッズは1.9倍、結果は2着となっています。
これで、中日新聞杯、金鯱賞を通して過去13年、1番人気は、(6.3.2.2)の成績で、金鯱賞のみでは(5.2.1.0)と、昨年までではある程度信頼性があるように見えます。
それから3連単の配当ですが、
12年の3連単は54410円と高配当でしたけれども、中京競馬場リニューアル以前の配当よりは見劣りするものでした。
13年は17230円と、それまでを通して最低の配当を記録しています。
14年は141450円と10万円以上馬券となりました。
15年は50580円と12年と同じくらいの配当となりました。
16年は251670円と14年に続き10万円以上馬券となっています。
金鯱賞では、
17年は192050円と14年、16年に続き10万円以上馬券となっています。
18年は24410円と、13年に近い最低の配当となっていました。
19年は11040円と、さらに前年より配当は低くなりました。
20年は14440円と、上記で触れたように、人気の組み合わせとしては、配当は低いものとなりました。
21年は783010円と、最低人気で単勝万馬券の馬が1着となったことから、14年、16年、17年に続き10万円以上馬券となりました。
22年は10610円と、それまでより一番低い配当となりました。
23年は14340円と前年とは一転、19年、20年と同じくj、1万円台の配当となりました。
24年は6100円と、12年以降通しての中で一番低い配当となりました。
よって、過去13年中4年で10万円以上馬券、5万円台が2回、2万円台が1回、1万円台が5回、1万円未満が1回となっています。
この配当に関しては、今年は荒れるのか荒れないのかの判断は難しいところですね。
次に臨戦過程ですが、
12年の連対馬の前走は、それぞれ小倉大賞典で10番人気2着、12番人気4着となっていました。
しかしながら、それまでの5走はそれぞれ、5走中掲示板に1回も載らず、5走中連対なし、4着1回となっていました。
13年の連対馬の前走は、それぞれアメリカJCC4番人気4着、中山金杯4番人気2着となっていました。
また、その前までの5走を見てみますと、それぞれ5走中4連対1着3回、5走中3連対、3着1回と12年とうってかわって臨戦過程は上位着順中心となっていました。
14年の連対馬の前走は、それぞれ1600万下特別戦3番人気1着、京都記念3番人気4着となっていました。
また、その前の5走を見てみますと、それぞれ5走中2連対、3着2回4着1回、5走中3連対と、こちらも上位着順中心になっていました。
15年の連対馬の前走は、それぞれアメリカJCC11番人気5着、中山金杯5番人気3着で、その前の5走はそれぞれ5走中2連対、4着1回、5走中2連対、4着1回でした。
16年の連対馬の前走は、それぞれ日経新春杯4番人気3着、オープン特別1番人気2着で、その前の5走はそれぞれ、5走中連対なし、3着2回、4着1回、5走中1連対、3着3回でした。
この過去5年連対馬10頭の前走の着順をまとめてみますと、1着1頭、2着3頭、3着2頭、4着3頭、5着1頭とすべて掲示板に載っていました。
続く金鯱賞では、
17年の連対馬の前走は、それぞれ有馬記念8番人気4着、小倉大賞典11番人気4着で、その前の5走はそれぞれ5走中1連対(前年の12月の金鯱賞)5着1回、5走中3連対3着1回となっていて、こちらも中日新聞杯を継承しているように見えます。
18年の連対馬の前走は、それぞれ有馬記念2番人気4着、海外の凱旋門賞11番人気16着で、その前の5走はそれぞれ5走中3連対4着1回、5走中3着1回となっていて、初めて1頭、前走で掲示板を外した馬が連対しました。
19年の連対馬の前走は、それぞれ日本ダービー1番人気6着、海外の香港ヴァーズ2番人気2着で、その前の5走はそれぞれ新馬戦から4走中1着4回、5走中3連対、3着1回となっていて、2頭目の前走掲示板を外した馬が連対しました。
20年の連対馬の前走は、それぞれ有馬記念3番人気2着、中日新聞杯5番人気5着で、その前の5走はそれぞれ5走中1着3回、5走中2連対、3着1回となっていました。
21年の連対馬の前走は、それぞれオープン特別7番人気5着、ジャパンカップ3番人気3着で、その前の5走はそれぞれ5走中3着以上なし(前年の金鯱賞4着)、5走中2勝、3着1回となっていました。
22年の連対馬の前走は、それぞれオープン特別1番人気1着、香港カップ2番人気6着で、その前の5走はそれぞれ、5走中4勝と、5走中2勝、3着1回となっていました。
23年の連対馬の前走は、それぞれ重賞の12月に移っている中日新聞杯1番人気4着、重賞の中山金杯2番人気3着で、その前の5走はそれぞれ、5走中3勝、2着1回と、5走中2勝、3着2回となっていました。
24年の連対馬の前走は、それぞれ海外の香港カップ2番人気5着、菊花賞4番人気1着で、その前の5走はそれぞれ、5走中重賞で2勝、2着、3着、5着各1回と、5走中重賞で1勝、2着、3着、5着各1回となっていました。
とりあえず、今回の登録馬で前走掲示板に載っていたのは、11頭中5頭となっています。
3着馬の前走も見てみますと、
12年の3着馬ダノンバラードの前走は、日経新春杯3番人気2着となっていました。
13年の3着馬トウカイパラダイスの前走は、同じく日経新春杯4番人気3着となっていました。
14年の3着馬ラブリーデイの前走は、有馬記念14番人気12着となっていました。
15年の3着馬マイネルミラノの前走は、小倉大賞典7番人気5着となっていました。
16年の3着馬レコンダイトの前走は、アルゼンチン共和国杯5番人気10着となっていました。
5年中3年の3着馬が前走で掲示板に載っていました。
続く金鯱賞の3着馬では、
17年の3着馬スズカデヴィアスの前走は、オープン特別白富士S3番人気1着となっていました。
18年の3着馬サトノダイヤモンドの前走は、海外の凱旋門賞2馬人気15着となっていました。
19年の3着馬エアウインザーの前走は、チャレンジカップ2番人気1着となっています。
20年の3着真ダイワキャグニーの前走は、オープン特別白富士S1番人気7着となっていました。
21年の3着真ポタジェの前走は、オープン特別白富士S1番人気1着となっていました。
22年の3着馬アカイイイトの前走は、有馬記念6番人気7着となっていました。
23年の3着馬アラタの前走は、中山金杯5番人気4着となっていました。
24年の3着馬ヨーホーレイクの前走は、日経新春杯3番人気1着となっていました。
次に毛色ですが、
12年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
13年の上位3頭は、「黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
14年の上位3頭は、「青鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
15年の上位3頭は、「鹿毛-黒鹿毛-栗毛」となっていました。
16年の上位3頭は、「黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
こう見ますと、黒鹿毛が毎年3着以上に少なくとも1頭入っていて、3着以内計15頭中9頭も占める黒鹿毛馬がかなり強いようです。
さて金鯱賞では、
17年の上位3頭は、「栗毛-栗毛-黒鹿毛」
18年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
19年の上位3頭は、「青鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
20年の上位3頭は、「黒鹿毛-芦毛-黒鹿毛」
21年の上位3頭は、「鹿毛-青鹿毛-鹿毛」
22年の上位3頭は、「栗毛-鹿毛-青鹿毛」
23年の上位3頭は、「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
24年の上位3頭は、「鹿毛-青鹿毛-鹿毛」
となっていて、金鯱賞になってからも、20年までは3着以内に黒鹿毛馬が毎年少なくとも1頭入っていて、その後の21年、22年は黒鹿毛の代わりに青鹿毛が濃い毛色として入っていました。
ところが、23年は3頭共鹿毛馬となって、初めて濃い毛色の馬が入らない年となりました。
昨年24年は、2着にまた青鹿毛の濃い毛色の馬が入りました。
今回の登録馬で濃い毛色は、黒鹿毛馬は、クイーンズウォーク、デシエルト、青鹿毛馬は、コパノサントス、ディープモンスターの各2頭となっています。
次に年齢ですが、
12年は、「7歳-7歳-4歳」
13年は、「5歳-6歳-6歳」
14年は、「5歳-4歳-5歳」
15年は、「6歳-7歳-5歳」
16年は、「6歳-7歳-6歳」
年齢は、捉えどころがなさそうですが、14年以外は6歳か7歳の高齢馬が絡んでいました。
金鯱賞では、
17年は、「5歳-4歳-6歳」
18年は、「4歳-8歳-5歳」
19年は、「4歳-5歳-4歳」
20年は、「4歳-5歳-6歳」
21年は、「6歳-4歳-4歳」
22年は、「4歳-5歳-5歳」
23年は、「5歳-4歳-6歳」
24年は、「6歳-4歳-6歳」
となっていました。
この8年間では、少なくとも4歳馬が1頭連対していて、17年、20年、21年、23年、24年の5年で6歳馬が1頭ないし2頭、3着以内に入っていました。
ちなみに今回の登録馬で4歳馬は、クイーンズウォーク1頭となっています。
それから血統を見てみますと、
12年では、上位3頭とも父はサンデーサイレンス系(マーベラスサンデー、マンハッタンカフェ、ディープインパクト)で、BMS(母の父)はそれぞれナスルーラ系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系となっていました。
13年では、父は1着馬はヘイルトゥリーズン系のシンボリクリスエス、2着馬はノーザンダンサー系のシングスピール、3着馬はヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系のゴールドアリュールで、BMSはそれぞれネイティブダンサー系、ミスタープロスペクター系、ノーザンダンサー系となっていました。
14年は、父は1着馬、2着馬とも、サンデーサイレンス系のディープインパクト、3着の馬の父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハとなっていて、BMSは1着、2着ともノーザンダンサー系、3着馬はサンデーサイレンス系のダンスインザダークとなっていました。
15年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、3着馬がサンデーサイレンス系のステイゴールドで、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がサンデーサイレンス、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
16年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がノーザンダンサー系のオペラハウス、3着馬がサンデーサイレンス系のハーツクライで、BMSは、1着馬がナスルーラ系(グレイソブリン系)、2着馬がサンデーサイレンス、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
続く金鯱賞では、
17年は、父は1着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、2着馬がサンデーサイレンス系のダイワメジャー、3着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSは、1着馬がナスルーラ系(グレイソブリン系)、2着馬がノーザンダンサー系のストームキャット、3着馬がサンデーサイレンスとなっています。
18年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のハーツクライ、2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、3着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がナスルーラ系(グレイソブリン系)、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
19年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がサンデーサイレンス系のハーツクライ、3着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSは、1着馬がロベルト系、2着馬がネイティヴダンサー系、3着馬がサンデーサイレンスとなっています。
20年は、父は1着馬がミスタープロスペクター系のロードカナロア、2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、3着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSは、1着馬がサンデーサイレンス系のスペシャルウィーク、2着馬がミスタープロスペクター系、3着馬がサンデーサイレンスとなっています。
21年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がロベルト系のエピファネイア、3着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、BMSは、1着馬がノーザンダンサー系、2着馬がミスタープロスペクター系、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
22年は、父は1着馬がロベルト系のモーリス、2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、3着馬がサンデーサイレンス系のキズナ、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がノーザンダンサー系、3着馬がロベルト系のシンボリクリスエスとなっています。
23年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がサンデーサイレンス系のブラックタイド、3着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がノーザンダンサー系、3着馬がサンデーサイレンス系のハーツクライとなっています。
24年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がミスタープロスペクター系のドゥラメンテ、3着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がヘイロー系、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
以上ですが、今年は混戦模様になりそうですね。
ともかく、上記のデータを参考に、何とか絞っていきたいと思います。
第62回 弥生賞のデータ [競馬データ]
89年以降36年、連対馬72頭、3着馬36頭からです。
13年、馬連の配当が5万円台と荒れましたが、基本的には、連対馬はほぼ上位人気同士の決着で決まっています。
特に、93年以降05年までの13年間は1番人気から4番人気以内の組み合わせで決まっていました。
しかし、06年以降の連対馬の組み合わせですが、
06年 1番人気-6番人気
07年 1番人気-6番人気
08年 2番人気-1番人気
09年 1番人気-5番人気
10年 1番人気-2番人気
11年 1番人気-7番人気
12年 9番人気-3番人気
13年 6番人気-10番人気
14年 1番人気-4番人気
15年 2番人気-4番人気
16年 2番人気-1番人気
17年 1番人気-8番人気
18年 1番人気-2番人気
19年 8番人気-6番人気
20年 2番人気-1番人気
21年 4番人気-2番人気
22年 3番人気-1番人気
23年 3番人気-1番人気
24年 6番人気-3番人気
となっていて、06年、6番人気とそれまでなかった5番人気以下の馬が初めて連対してからは、06年以降19年中9年と、5番人気以下の馬の連対が目立つようになりました。
特に、12年(馬連の配当7、830円)、13年(同52,300円)、19年(32、600円)と馬連で高配当となる年も出てきています。
この連対馬の人気での組み合わせを全体的にまとめてみますと、1番人気から4番人気以内での組み合わせで決まらなかった年は、36年間で、89年と90年(両方とも2番人気と7番人気)、そして92年(6番人気と4番人気)と、上記の06年、07年、09年、11年、12年、13年、17年、19年、24年の9年を加えた計12回となっていました。
特に06年から昨年までの19年間では、その12回中9回も占めています。
さらに人気別の内訳を全体的にまとめてみますと、1番人気が20頭、2番人気が20頭、3番人気が9頭、4番人気が9頭、5番人気が1頭、6番人気が6頭、7番人気が3頭、8番人気が2頭、9番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
あと、連対馬が4番人気以上の上位人気内で決まった24年間の3着馬ですが、5番人気以下の下位人気が10頭で、4番人気以上の上位人気が14頭と若干上回っています。
また、1着馬から3着馬までを全体的に過去36年で見てみますと、1着から3着まで4番人気以上の上位3頭で決まったのは36年中14年となっていました。
つまり、あとの22年は、5番人気以下の下位人気が1頭(うち12年)ないし2頭(うち10
年)が3着以上の着順に入っていたことになります。
ということで、一応は3連複3連単では荒れる要素も含んでいると考えて検討した方がよさそうです。
また、97年(3番人気-4番人気-5番人気)と12年(9番人気-3番人気-5番人気)と19年(8番人気-6番人気-4番人気)と24年(6番人気-3番人気-9番人気)の4年を除く、32年年は、1番人気か2番人気の片方かその両方が3着以上の上位に入っていました。
ちなみに6番人気-10番人気で連が決まって大荒れとなった13年ですが、3着馬は2番人気、4着は1番人気ときっちり上位人気の馬は上位の着順に来ています。
ただ、19年は、連対が8番人気-6番人気と同じく大荒れで決まりましたが、3着馬は4番人気と、過去35年で初めて3着以内に初めて3番人気以上の上位人気馬が入らない年となっています。
ちなみに、この13年と19年の3連単の配当は、40万円台と大荒れとなっています。
次に連対馬の前走の着順ですが、施行、芝ダート等問わず、ただ着順の内訳をあげれば、1着47頭、2着12頭、3着2頭、4着が7頭、5着が2頭、7着が2頭と、72頭中59頭が前走連対していましたので、ほぼ連対が条件となっています。(ただし12年の上位3頭の前走は、5着、4着、4着と、どの馬も連対していませんでした)
ちなみに、その前走連対以外の、3着(2頭)、4着(7頭)、5着(2頭)、7着(2頭)の13頭の前走は、阪神3歳S、朝日杯FS(3頭)、きさらぎ賞(3頭)、共同通信杯(2頭)、ラジオNIKKEI賞(1頭)、若駒S(1頭)、ホープフルステークス(2頭)となっていました。
3着馬の前走の着順も見てみますと、1着が12頭、2着が9頭、3着が3頭、4着が1頭、5着が4頭、6着が5頭、7着が1頭、10着も1頭となっていました。
毛色は、1着馬では、鹿毛が21頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が5頭、青鹿毛が4頭、芦毛が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が20頭、黒鹿毛が9頭、栗毛が3頭、青鹿毛、芦毛が各2頭となっていました。
父の血統ですが、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が38頭(そのうちサンデーサイレンスが11頭)、ノーザンダンサー系が17頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラ系が4頭、ハイペリオン系が2頭、ディクタス系、サーゲイロード系、フェアトライアル系、アリダ―系、マンノウォー系が各1頭となっていました。
母の父(BMS)の主なところでは、まず連対馬はノーザンダンサー系が24頭、ナスルーラ系が16頭、ミスタープロスペクター系が7頭、サンデーサイレンスが5頭となっていました。
3着馬の父では、ヘイルトゥリーズン系が18頭、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系が各6頭、ナスルーラ系が4頭、リボー系、ハイペリオン系が1頭となっています。
3着馬の母の父(BMS)の主なところでは、ノーザンダンサー系が10頭、ナスルーラ系は6頭、サンデーサイレンスが5頭、ミスタープロスペクター系が2頭となっています。
それから、連対馬の前走の施行別での組み合わせですが、前走が重賞であった同士の組み合わせは35年中11回。
500万下(1勝クラス)と重賞もしくはオープン同士が11回
重賞とオープン同士が10回。
重賞と新馬戦同士が2回。
共にオープン、重賞と未勝利戦の各同士がそれぞれ1回となっていました。
連対馬の枠の出目ですが、8枠が17頭と最も多く、次に7枠が14頭、4枠が11頭、3枠が8頭、6枠が7頭、5枠が6頭、1枠が5頭、2枠が4頭となっていました。
3着馬では、7枠が7頭、3枠が6頭、1枠と2枠と8枠が各5頭、4枠が4頭、5枠と6枠が各2頭となっていました。
以上ですが、かつてほぼ固いレースでしたけど、最近荒れる傾向となってきていますので、一昔前に比べて難解なレースになってしまいましたね。
まずは、荒れるのか荒れないのかの二者択一から始めなければならなくなってしまいました。
でも、過去35年中32年は1番人気か2番人気のどちらか、もしくは両方が3着以内に入っていたことから、まずは1番人気と2番人気のそれぞれの馬の取捨選択からとなりますね。
あと残り3年のうち2年も、97年(3番人気-4番人気-5番人気)と12年(9番人気-3番人気-5番人気)という組み合わせで、代わりに3番人気が連対していましたので、ともかく今年も上位人気3頭の検討から始めていこうと思います。
第43回 中山牝馬ステークスのデータ [競馬データ]
89年以降、11年の阪神での開催を除く35年、連対馬71頭、3着馬34頭からです。
(14年の2着同着を含む)
かつては「京都牝馬S」を走った馬の連対が目立っていました。
全体的に見てみますと、連対馬71頭では、前走で京都牝馬Sを走った馬が21頭、前々走で走った馬が3頭で、計24頭となっていました。
前走京都牝馬Sを走った21頭のうち、掲示板に載っていたのは16頭となっていました。
あと掲示板に載らなかった5頭の着順は、6着、7着、8着、14着、16着でした。
その掲示板に載らなかった5頭のうち3頭は、その前のレース(前々走で)は3着以上の上位着順となっていました。
あと2頭のうち1頭の前々走は、G1のエリザベス女王杯で17着でした。
もう1頭の前々走は、G3の京都金杯で5着でした。
また、前々走京都牝馬Sを走った3頭はそれぞれ13着、9着、3着となっていました。
3着馬では、前走京都牝馬Sを走ったのは34頭中9頭となっています。
しかしながら、04年から07年まで4年連続、前走か前々走(04年のみ)で京都牝馬Sを走った馬が連対していましたが、08年以降昨年までの15年間(11年は除く)では12年と22年のそれぞれの1着馬の2頭のみで、3着馬は、08年、10年、15年と3頭となっています。
結局、この15年間、3着以上45頭では5頭のみということで、かつて目立ったこのデータは、もう過去のものになってしまった感がいたします。
しかしながら、京都牝馬S自体が今年から廃止されている為、このデータは今後は使えないものと思われます。
それから、前走も前々走も「京都牝馬S」を走っていない残りの連対馬47頭の傾向ですが、そのうち前々走で掲示板に載った馬は28頭いました。
残りの載らなかった19頭のその前々走の着順はそれぞれ6着、8着、8着、9着、13着、16着、10着、16着、7着、10着、7着、8着、7着、16着、8着、7着、6着、12着、10着で、その次のレース(前走)は、まず19頭中3頭がダート戦で、6着、11着、3着となっていました。
そして、あと16頭の次のレース(前走)は3着、10着、15着、5着、6着、8着、5着、8着、1着、4着、4着、1着、2着、13着、1着、2着となっていましたが、その16頭のうち、中山を走ったことのなかった2頭(13年2着のスマートシルエット、17年1着のトーセンビクトリー)と中山でのG1のホープレスS11着の1走のみだった1頭(20年2着のリュヌルージュ)、中山でのG3フラワーカップが3着だった1頭(21年1着のランブリングアレー)の計4頭を除く12頭は過去に中山で連対した経験がありました。(15年4番人気2着のアイスフォーリス、16年4番人気1着のシュドルボン、20年3番人気1着のフェアリーポルカ)、24年5番人気1着のコンンクシェル、24年4番人気2着のククナの5頭以外の7頭は中山で勝った経験がありました)
今回の登録馬で、近2走「京都牝馬S」を走っていなくて、前々走掲示板に載っていた馬は、16頭中5頭となっています。
登録馬で前々走掲示板に載っていなかったのは11頭で、そのうち中山で連対した経験のある馬は、キミノナハマリア、コンクシェル、シンティレーション、ヒップポップソウル、フィールシンパシー、ホーエリート、ミアネーロの7頭となっています。
また前々走掲示板に載っていなくて、過去に中山を走ったことのなかった馬は、セキトバイーストの1頭となっています。
それから、3着馬の臨戦過程で京都牝馬Sを走っていない馬は、34頭中23頭いました。
そのうち14頭がその前走で掲示板に載っていました。
次に父の主な血統では、ヘイルトゥリーズン系が71頭中27頭と最も多く、続いてノーザンダンサー系が14頭いました。
しかしながらノーザンダンサー系は、ここ20年では5頭の連対馬にとどまっています。
次に、ミスタープロスペクター系が12頭、ナスルーラーが各7頭と続いていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が10頭、ナスルーラー系が9頭、ノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が5頭となっています。
年齢は、1着馬では、5歳が15頭、4歳が12頭、6歳が7頭、7歳が1頭となっていました。
2着馬では、5歳が17頭、4歳が11頭、6歳が8頭となっていました。
3着馬では、5歳が14頭、4歳が9頭、6歳が7頭、7歳が4頭となっています。
毛色は、1着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が15頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が7頭、芦毛が4頭、青鹿毛が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛が4頭、栗毛が各3頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
結構、鹿毛馬以外の黒鹿毛馬や栗毛馬、青鹿毛馬が健闘しています。
しかしながら、ここ15年の3着以上の45頭では、そのうち29頭が鹿毛で占められていました。
今回の登録馬で鹿毛馬は、16頭中10頭となっています。
枠順は、連対馬では1枠が5頭、2枠が10頭、3枠が4頭、4枠が7頭、5枠が14頭、6枠が10頭、7枠が11頭、8枠が10頭と、5枠、2枠、6枠、8枠が特に目立っています。
3着馬では、1枠が3頭、2枠が5頭、3枠が7頭、4枠が3頭、5枠が2頭、6枠が6頭、7枠が3頭、8枠が5頭となっています。
人気では、1番人気が35年中10連対とあまりよくありません。
特に6番人気以下の人気薄の連対馬が71頭中28頭もいますので、基本的には荒れる傾向になっています。
ちなみに、3着馬34頭では、1番人気8頭、2番人気3頭、3番人気4頭、4番人気1頭、5番人気4頭で、6番人気以下は14頭となっています。
連対馬のハンデですが、53kgが17頭、54kgが15頭、56kgが11頭、55kgが10頭とこのあたりが基本になっています。
ちなみに今回の登録馬でハンデ重量はそれぞれ、51kgと52kgが各1頭、53kgが2頭、54kgが6頭、55kgが3頭、55.5kgが1頭、56kgが2頭となっています。
以上ですが、ここ6年の3連単の配当が、19年は16万円台、20年台が37万円台、21年が14万円台、22年が173万円台、23年が2万円台、昨年24年は10万円台と、今年も検討、予想、難儀しそうですね(^^;
ともかくも、ひとつひとつ整理しながら検討して結論を出していこうと思います。
第59回 フィリーズレビューのデータ [競馬データ]
途中で名称変更や96年に開催期日の若干の変更、そして06年暮れには馬場の改装がありましたが、通して施行は変わっていませんし、改装後の内回りもそれまでとほぼ変わっていませんので、そのまま通して見ていきたいと思います。
まず今年も人気の傾向から見ていきます。
よく知られたことですが、1番人気の馬がほぼ期待に応えて連絡みしています。
31年中18年で連絡みしていました。
1番人気で外した13頭は、
98年のロンドンブリッジ(4着)
02年のキタサンヒボタン(3着)
06年のサンヴィクトワール(12着)
08年のエイムアットビップ(10着)
09年のミクロコスモス(4着)
11年のドナウブルー(4着)
13年のサンブルエミューズ(11着)
14年のホウライアキコ(5着)
18年のモルトアレグロ(10着)
19年のアウィルアウェイ(7着)
20年のカリオストロ(4着)
21年のオパールムーン(9着)
23年のブドンドール(6着)
の12頭となっています。
ただ、阪神競馬場改装後の07年以降昨年までの18年間の中では、10回連を外していますので、改装前より期待には応えていないように見受けられます。
ちなみに、連を外した馬のそれぞれの単勝オッズは順に、1.3倍、3.7倍、2.2倍、2.6倍、1.6倍、3.4倍、3.3倍、2.6倍、3.8倍、3.0倍、3.7倍、3.9倍、4.8倍となっていました。
その1番人気をはずした13頭を1頭1頭検証していきますと、まずロンドンブリッジ(98年4着)とキタサンヒボタン(02年3着)は、前年のファンタジーS1番人気1着で制していました。
そのファンタジーSの過去20年の1着馬ですが、このフィリーズレビュー(4歳牝馬特別)を走ったのは11頭いて、そのうち連絡みしたのは5頭となっています。
ちなみに最近では、13年出走したファンタジーS2番人気1着馬のサウンドリアーナは2番人気7着と敗れましたが、14年出走したファンタジーS4番人気1着のベルカントは見事1着に輝いています。
しかし15年では、14番人気でファンタジーSを制したクールホタルビは、11番人気13着と敗れています。
16年では、5番人気で制したキャンディバローズは、2番人気3着となっていました。
その後、17年、1番人気で制したミスエルテ、18年、5番人気で制したベルーガ、19年、圧倒的1番人気で制したダノンファンタジー、20年6番人気で制したレシステンシア、21年1番人気で制したメイケイエール、22年2番人気で制したウォーターナビエラの登録は、それぞれありませんでした。
今回は、昨年24年4番人気で制したダンツエランがその後阪神FS9番人気17着の後、今回出走しています。
それから、サンヴィクトワール(06年12着)の前走ですがエルフィンSで3番人気1着となっていました。
そのエルフィンSの過去31年の1着馬ですが、このフィリーズレビュー(4歳牝馬特別)を走ったのは5頭いて、そのうち連絡みしたのは3頭(07年キョウエイマーチ、00年サイコーキララ、04年マルターズヒート)でした。
しかしながら、今年は、4番人気1着でエルフィンSを制したヴーレーヴの登録はありません。
あと1番人気ではずした残り9頭のうち3頭は、エイムアットビップ(08年10着)とミクロコスモス(09年4着)の前走は共にG1の阪神JF3着で、ホウライアキコ(14年5着)は同じくG1の阪神JF7着でした。
その阪神JF(阪神3歳牝馬S)の上位1着~3着の馬で、このフィリーズレビュー(4歳牝馬特別)を走ったのは9頭いて、そのうち連絡みしたのは5頭でした。
今年の前走阪神JF上位3頭ですが、3頭共登録はありません。
準じる所では、前々走で阪神JF2番人気4着だったショウナンザナドゥが登録しています。(前走はクイーンC2番人気9着)
あとの6頭のうち5頭の前走は、11年の1番人気4着のドナウブルーは、シンザン記念で1番人気5着、13年1番人気11着のサンブルエミューズは、フェアリーS2番人気3着、18年1番人気10着のモルトアレグロは、紅梅S2番人気1着、19年1番人気7着のアウィルアウェイは、京王杯2歳S1番人気2着、21年1番人気9着のオパールムーンは、阪神JF5番人気6着で、いずれも重賞(4頭)、オープン特別(1頭)で、G1の阪神JF以外は1番人気か2番人気となっていました。
残り1頭は、20年1番人気4着のカリオストロで、前走は1勝クラス2番人気1着でした。
ちなみに、その1番人気が連はずした13回のそれぞれの人気の組み合わせは、
98年は「3番人気-6番人気-2番人気」
02年は「7番人気-5番人気-1番人気」
06年は「3番人気-6番人気-5番人気」
08年は「11番人気-7番人気-4番人気」
09年は「6番人気-3番人気-15番人気」
11年は「3番人気-6番人気-5番人気」
13年は「3番人気-4番人気-11番人気」
14年は「2番人気-13番人気-6番人気」
18年は「8番人気-2番人気-5番人気」
19年は「(12番人気、3番人気)-6番人気」
20年は「5番人気-2番人気-12番人気」
21年は「8番人気-2番人気-11番人気」
23年は「2番人気-7番人気-11番人気」
となっていて、13年中6年で3番人気が、5年で2番人気がそれぞれ連対していました。
ちなみに、阪神競馬場リニューアル後の07年以降昨年までの18年間の間で連対した1番人気の8頭の単勝オッズを見てみますと、
07年1着のアストンマーチャン(1.1倍)
10年2着のラナンキュラス(3.7倍)
12年1着のアイムユアーズ(3.5倍)
15年1着のクイーンズリング(3.6倍)
16年2着のアットザシーサイド(3.3倍)
17年2着のレーヌミノル(1.8倍)
22年2着のナムラクレア(1.7倍)
24年2着のコラソンビート1.8倍)
となっていました。
クイーンズリング(前走500万下特別2番人気1着)以外の7頭の前走は、いずれも前走か前々走はG1の阪神JF(2着2頭、3着2頭、4着、5着、5着)でした。
3着馬の人気も見てみますと、1番人気から5番人気までは31頭中18頭占めていて、あとの下位人気13頭は
7番人気(93年、単勝オッズ29.3倍)
15番人気(97年、単勝オッズ105.3倍)
8番人気(99年、単勝オッズ45.2倍)
15番人気(09年、単勝オッズ79.6倍)
7番人気(12年、単勝オッズ12.8倍)
11番人気(13年、単勝オッズ38.4倍)
6番人気(14年、単勝オッズ11.7倍)
6番人気(17年、単勝オッズ24.1倍)
6番人気(19年、単勝オッズ13.1倍)
12番人気(20年、単勝オッズ45.9倍)
11番人気(21年、単勝オッズ23.4倍)
11番人気(23年、単勝オッズ27.6倍)
12番人気(24年、単勝オッズ42.2倍)
となっていました。
その下位人気13頭がそれぞれ3着に入った年の1着には、その13年のうち4年で1番人気の馬が入っていました。(残り9年の1着馬は6番人気、3番人気、2番人気、2番人気、12番人気、5番人気、8番人気、2番人気、11番人2)
次に前走での人気を見てみることにします。
連対馬で前走1番人気だった馬は62頭中17頭いました。
3着馬では、前走1番人気だったのは30頭中6頭のみでした。
続いて、連対馬で前走2番人気だったのは10頭、続いて3番人気が11頭、4番人気が7頭、5番人気が6頭となっていました。
結局、連対馬の前走1番人気から5番人気までの上位人気は、62頭中51頭も占めていることになります。
それ以下の11頭の前走の人気ですが、
6番人気(フェアリーS1着)
11番人気(阪神JF2着)
7番人気(フェアリーS2着)
8番人気(阪神JF2着)
14番人気(阪神JF17着)
8番人気(エルフィンS4着)
7番人気(阪神JF5着)
11番人気(阪神JF17着)
10番人気(阪神JF5着)
6番人気(阪神JF5着)
14番人気(阪神JF17着)
となっていました。
3着馬も同じく、前走1番人気から5番人気までの上位人気は31頭中25頭占めています。
あとの前走下位人気6頭の前走の人気ですが、
7番人気(エルフィンS3着)
9番人気(エルフィンS9着)
12番人気(阪神JF10着)
9番人気(クイーンC4着)
12番人気(阪神JF4着)
14番人気(阪神JF6着)
となっていました。
次に前走のレースの条件別では、連対馬では重賞が25頭、オープン特別が17頭、500万下戦が17頭、未勝利戦が3頭となっていました。
その前走500万下条件戦の馬17頭ですが、そのうち06年6番人気2着馬のユメノオーラ(前走3番人気1着)、07年10番人気2着馬のアマノチェリーラン(前走4番人気1着)、08年7番人気2着馬のベストオブミー(前走2番人気1着)、13年1着のメイショウマンボ(前走2番人気1着)、同4番人気2着のナンシーシャイン(前走5番人気1着)、15年1着のクイーンズリング(前走2番人気1着)、15年2着のペルフォカ(前走2番人気1着)、18年2着のアルコールブリュ(前走3番人気1着)の8頭を除く9頭は前走1番人気でした。
今回の登録馬23頭中で前走1勝クラス(500万下条件戦)だった馬は7頭いますが、その中で前走1番人気だった馬は、ボンヌソワレ1頭となっています。
前走2番人気から5番人気の間で1着だった馬の登録はありません。
3着馬の前走では、重賞だったのは9頭(阪神JF6頭、クイーンカップ3頭)、オープン特別だったのは9頭、500万下戦(1勝クラス)が13頭(そのうち1番人気は5頭)となっていました。
毛色は、1着馬(19年の同着含む)では、鹿毛が13頭、栗毛が9頭、黒鹿毛が7頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が14頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が6頭、青鹿毛が2頭、栃栗毛と青毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が16頭、芦毛と黒鹿毛が各5頭、栗毛が3頭、青鹿毛が2頭となっていました。
いずれにせよ、鹿毛馬の強いレースとなっています。(ここ13年では、11年の鹿毛馬の最高位は4着、12年では最高位は8着とこの2年は上位3頭には入っていませんでしたが、13年は上位3頭とも鹿毛馬、14年、15年はどちらも最高位3着、16年は2着、3着、17年は3着、18年は1着、19年は1着、2着、20年は2着と8年連続少なくとも1頭3着以内に入っていました。
その後、21年は最高位4着でしたが、22年は最高位1着と再び複勝圏内に入り、23年は最高位2着となりました。しかし、昨年は6着が最高位となっています。)
父の血統の主なところでは、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が26頭(そのうちサンデーサイレンスが6頭)、続いて、ミスタープロスペクター系が16頭、とノーザンダンサー系が9頭、ナスルーラー系が7頭となっています。
3着馬の主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が13頭(10頭がサンデーサイレンス系統、1頭がブライアンズタイム系)、ナスルーラー系とノーザンダンサー系が各6頭となっていました。
以上ですが、今年もまずは1番人気馬の取捨選択からですね。
ここ18年では1番人気は8連対とちょっとその取捨選択も難解ですね。
とりあえず今年も人気とオッズが出てから、上記のデータを検証しつつ検討していこうと思っています。