SSブログ
競馬データ ブログトップ
前の12件 | -

第59回 フローラステークスのデータ [競馬データ]

今年も昨年までと同じく、オークスのトライアルレースとしての検証から始めたいと思います。
89年以降、このフローラS(4歳牝馬特別)から計180頭オークスに出走していますが、結局12頭のみの連対(約6.7%)となっています。
連対した馬の内訳は、
89年1着のライトカラー(2番人気5着から)
94年2着のゴールデンジャック(6番人気1着から)
01年1着のレディパステル(1番人気2着から)
01年2着のローズバド(3番人気3着から)
07年2着のベッラレイア(1番人気1着から)
10年1着同着のサンテミリオン(1番人気1着から)
11年2着のピュアブリーゼ(3番人気3着から)
13年2着のエバーブロッサム(2番人気2着から)
16年2着のチェッキーノ(3番人気1着から)
17年2着のモズカッチャン(12番人気1着から)
20年2着のウインマリリン(4番人気1着から)
21年1着のユーバーレーベン(2番人気3着から)
となっていました。
また、フローラS(4歳牝馬特別)からオークスで3着になっていた馬ですが、同じく89年以降8頭いました。
その内訳は、
92年3着のキョウワホウセキ(1番人気1着から)
97年3着のダイイチシガー(3番人気2着から)
03年3着のシンコールビー(14番人気1着から
05年3着のディアデラノビア(2番人気1着から)
10年3着のアグネスワルツ(4番人気2着から)
12年3着のアイスフォーリス(2番人気2着から)
13年3着のデニムアンドルビー(1番人気1着から)
16年3着のビッシュ(1番人気5着から)
となっていました。
結局、3着以内に入ったのは20頭(11.1%)となっています。
そのフローラSでの着順別で見てみますと、1着11頭、2着5頭、3着2頭、5着2頭となっていました。
ともかくも、少ない連対率ながら01年にワンツーがあるように、一応はオークストライアルとしては重要なレースに違いはないので、今年もオークスの検討時は、しっかりと見ていきたいと思っています。


では、昨年までと同じ展開で見ていきます。
89年以降35年、連対馬70頭、3着馬35頭からです。
途中で、01年に「4歳牝馬特別」からこの「フローラステークス」への名称変更になっていて、施行も00年に1週早く変更になっています。


まずは臨戦過程の前走ですが、G1の「桜花賞」、オープン特別の「忘れな草賞」、500万下条件戦の「ミモザ賞」の3レースの中からの連対が目立っています。
連対馬70頭中半分近くの30頭を占めています。
また、00年にそれまでその3レースとの間隔が「中2週」だったのですが、施行が早くなり「中1週」へと変わりました。
それ以降多少傾向が変わってきています。
(ただ、そのあと、ミモザ賞だけは02年に施行が1週早くなり、また「中2週」に戻りました。さらに11年に1週早くなり「中3週」になっています。)
その00年以前と以降に分けて詳細を見てみますと、まず00年より以前では、前走この3レースのいずれかを走ったのは22頭中実に19頭も占めていました。
対して00年以降では、中1週も影響しているのでしょうか、48頭中4分の1弱の10頭となっています。
このデータも、00年以降ではあまり重要な要素ではなくなったのかも知れません。
ただ、16年の2着馬パールコード、20年の1着馬ウインマリリンの前走は、中3週のミモザ賞で、それぞれ1番人気1着、4番人気1着となっていましたので、ちょっとは気にとめてもいいかも知れません。

それでは、前走のレースごとで見ていきましょう。
まず89年から99年までの11年間、前走が桜花賞だった馬は44頭出走して10頭連対していました。
対して00年以降24年間では、桜花賞組は中1周の影響か、なかなか出走が少なく13頭しか出走していない中で、一昨年の21年、1頭のみ出走してきた前走桜花賞17番人気6着だったパーソナルハイが初めて4番人気2着と連対いたしました。
今回は残念ながら桜花賞組の出走はありません。
続いて前走忘れな草賞だったのは、00年より前では、26頭出走して8頭連対馬を出しています。
対して00年以降24年では、20頭出走して3頭連対していました。
しかしながら、こちらも中1週の影響から今回の出走馬で前走忘れな草賞だった馬の出走はありません。
それから前走ミモザ賞だったのは、00年より前では18頭出走し1頭という結果でした。
対して00年以降では45頭出走し8頭連対しています。
しかしながら、今回、前走ミモザ賞の馬の出走はありません。
あと、残り前走が上記3レース以外の39頭ですが、まず00年より前ではそのうち3頭が連対していました。
その前走の内訳は、500万下条件1800mダート戦で1番人気1着が2頭、あともう1頭は、フラワーC5番人気2着となっていました。
この3頭の当日の人気ですが、2番人気、3番人気、1番人気と上位となっていました。

00年以降では、前走が上記3レース以外は36頭連対していて、そのうち17頭は、前走フラワーC(11頭)、アネモネ賞(2頭)、フィリーズレビュー(1頭)、クイーンC(2頭)、フェアリーS(1頭)のいわゆる桜花賞へつながるレースを走っていました。
今回の出走馬では、前走フラワーCでは、9番人気5着のエルフストラック、3番人気6着のカニキュル、10番人気8着のマルコタージュの3頭が出走しています。
あと、アネモネ賞7番人気9着のコスモディナー、クイーンC12番人気6着のサンセットビューがその他の3レースから出走しています。
他の桜花賞につながるレースでは、前走チューリップ賞11番人気7着のラヴェンダが出走しています。

あと桜花賞トライアル以外の残りの19頭は、
00年の前走牝馬未勝利戦1番人気1着から挑んだマニックサンデー
03年の前走500万下条件戦9番人気7着から挑んだシンコールビー
06年の前走牝馬未勝利戦3番人気1着から挑んだブロンコーネ
07年前走500万下条件特別戦1番人気1着から挑んだベッラレイア
09年前走毎日杯6番人気7着から挑んだワイドサファイア
同じく09年前走500万下条件特別戦5番人気1着から挑んだアグネスワルツ
11年前走未勝利戦1番人気1着から挑んだバウンシーチューン
同じく11年前走500万下条件戦13番人気9着から挑んだマイネソルシエール
12年前走500万下条件特別1番1着から挑んだミッドサマーフェア
13年前走未勝利戦1番人気1着から挑んだデニムアンドルビー
14年前走500万下条件特別2番人気4着から挑んだサングレアル
同じく14年500万下条件特別2番人気1着から挑んだブランネージュ
15年前走500万下特別2番人気1着から挑んだシングウィズジョイ
17年前走500万下条件2番人気1着から挑んだモズカッチャン
同じく17年前走500万下特別4番人気2着から挑んだヤマカツグレース
18年前走500万下特別4番人気1着から挑んだサトノワルキューレ
同じく18年前走未勝利戦1番人気1着から挑んだパイオニアバイオ
19年前走500万下条件戦2番人気1着から挑んだウィクトーリア
23年前走未勝利戦1番人気1着から挑んだソーダズリング
となっていました。

その19頭のそれぞれフローラSの当日人気は、ベッラレイア、ミッドサマーフェア、デニムアンドルビー、サトノワルキューレ、ソーダズリングが各1番人気、シングウィズジョイが2番人気、ワイドサファイア、ウイクトーリアが3番人気、サングレアルが4番人気と、この4番人気以上の上位人気の全8頭以外の10頭は順に、9番人気、14番人気、8番人気、8番人気、9番人気、15番人気、6番人気、12番人気、10番人気、13番人気の下位人気となっていました。
この19頭ですが、バウンシーチューン、ミッドサマーフェア、デニムアンドルビー、シングウィズジョイ、パイオニアバイオ以外の14頭はこのフローラSが初めての東京コースで、また前走は、1600mのアグネスワルツ、2400mのサトノワルキューレ以外は1800mあるいは2000mといわゆる中距離を走っていました。
そのうちシンコールビー、ワイドサファイア、マイネソルシエール、サングレアル、ヤマカツグレース以外の14頭は前走1着で、またマニックマンデーとブロンコーネの2頭は、レース間隔が桜花賞や忘れな草賞と同じ「中1週」でした。(シンコールビー、ワイドサファイア、マイネソルシエール、ミッドサマーフェア、ブランネージュ、シングウィズジョイ、モズカッチャン、ヤマカツグレースは中3週、デニムアンドルビーは中2週、ベッラレイア、パイオニアバイオ、ソーダズリングは中4週、サトノワルキューレは中5週、バウンシーチューンは中6週の間隔で、アグネスワルツは5ヶ月、サングレアルは3ヵ月半、ウィクトーリアは2ヶ月のそれぞれ休養明けとなっていました)

それから3着馬の前走もここでまとめておきます。
こちらは、連対馬と違って前走の施行云々とは関係ないように見えますので、全体的に3着馬35頭で見てみます 
まず、連対馬で最初に挙げた3レースを前走で走ったのは35頭中8頭(桜花賞4頭、ミモザ賞3頭、忘れな草賞1頭)で、それ以外の重賞レースを前走で走ったのは10頭(フラワーC6頭、クイーンC2頭、フィリーズレビュー、チューリップ賞が各1頭)となっていました。
あと残り17頭は、オープン特別1頭、500万下条件戦、1勝クラス(ミモザ賞以外)10頭、未勝利戦6頭となっていて、04年3着ムーンフェイズの前走500万下条件特別6番人気5着、11年3着のピュアブリゼの前走500万下条件戦2番人気2着、12年3着のダイワデッセーの前走500万下条件特別7番人気6着、15年3着のマキシマムドパリの前走500万下条件特別1番人気2着、16年3着のアウェイクの前走500万下条件特別6番人気8着、22年3着のシンシアウイッシュの前走1勝クラス3番人気2着の6頭以外はすべて前走1着でした。


次に毛色ですが、連対馬では鹿毛が30頭、黒鹿毛が15頭、栗毛が14頭、青鹿毛が7頭、芦毛が3頭、青毛が1頭となっています。
特に、99年以降から06年、09年、11年、13年、18年、20年の6年を除く19年で、黒鹿毛か青鹿毛か青毛が絡んでいました。
今回の出走馬15頭では、黒鹿毛馬が6頭、青鹿毛が1頭それぞれ出走しています。
3着馬では、35頭中鹿毛が17頭、栗毛が9頭、芦毛と青鹿毛が各3頭、黒鹿毛が2頭、青毛が各1頭となっていました。


次に父の血統ですが、サンデーサイレンスがこのレースで初めて連対した95年以降29年連対馬58頭から見てみますと、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が41頭、ナスルーラ系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各5頭、ディクタス系(ナリタトップロード)、トゥルビョン系(メジロマックイーン)が各1頭連対していました。
3着馬は、95年以降29頭では、ヘイルトゥリーズン系が16頭、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系(エルコンドルパサー、ウオーエンブレム、キングカメハメハ、ルーラーシップ)が各4頭、ナスルーラ系が3頭、トゥルビョン系(シンボリルドルフ)、ブランドフォード系が各1頭となっています。


馬体重ですが、450kgより軽い馬は、89年以降70頭中32頭連対していました。
3着馬では、35頭中18頭となっています。
最高馬体重ですが、連対馬では16年2番人気2着となったパールコードの502kg、3着馬では91年3番人気3着となったミルフォードスルーの492kgとなっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では、2枠が14頭、8枠が12頭、3枠が9頭、1枠と4枠と6枠と7枠が各8頭、5枠が3頭となっていました。
3着馬では、8枠が7頭、4枠と7枠が各6頭、3枠と5枠と6枠が各4頭、1枠が3頭、2枠が1頭となっています。


以上ですがこのレース、15年のように、「2番人気-1番人気-3番人気」と固く収まる時もあれば、14年のように、「4番人気-6番人気-13番人気」と3連単の配当が100万馬券と大荒れになった時もあって、毎年予想で悩む難解なレースとなっています。
今年も難解ですね。
ともかく、上記のデータをひとつひとつ整理して検討し、結論を出していこうと思います。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第55回 マイラーズカップのデータ [競馬データ]

11年までは阪神競馬場で行われていた名物レースでしたが、12年から京都競馬場で行われています。
しかし、20年、21年は京都競馬場整備工事の為、阪神競馬場で行われていました。
その20年、21年を除く、12年から23年までの10年間のデータを羅列的に載せていきたいと思います。


まず人気の組み合わせですが、
12年 3番人気-6番人気-7番人気(1番人気18着)
13年 5番人気-8番人気-3番人気(1番人気4着)
14年 3番人気-1番人気-2番人気」
15年 8番人気-5番人気-1番人気
16年 3番人気-5番人気-11番人気(1番人気4着)
17年 2番人気-1番人気-7番人気
18年 4番人気-2番人気-1番人気
19年 1番人気-5番人気-4番人気
20年 1番人気-7番人気-2番人気
23年 1番人気-4番人気-3番人気
となっていました
1番人気は、1着3頭、2着2頭、3着2頭、4着2頭、18着1頭と、12年のリアルインパクトの不可解なしんがり負け以外は、10頭中9頭は4着以内に入っていました。
1番人気が3着以内に入らなかった3年は、3着以内に入った一番の上位人気は「3番人気」となっていました。


次に毛色の組み合わせですが、
12年 鹿毛-鹿毛-栗毛
13年 鹿毛-鹿毛-鹿毛
14年 鹿毛-青鹿毛-鹿毛
15年 鹿毛-栗毛-青鹿毛
16年 黒鹿毛-鹿毛-栗毛
17年 黒鹿毛-栗毛-黒鹿毛
18年 青鹿毛-栗毛-栗毛
19年 青鹿毛-青鹿毛-芦毛
20年 鹿毛-栗毛-鹿毛
23年 鹿毛-芦毛-黒鹿毛
となっていました。
最初の3年は鹿毛馬が2頭ずつ3着以内に入っていたのですが、その後の15年以降23年までの7年中19年と栗毛馬そのものの出走がなかった23年を除く5年で栗毛が毎年少なくとも1頭(18年は2頭)入っていました。
また14年以降では、20年を除いて青鹿毛か黒鹿毛の濃い毛色が少なくとも1頭(17年は黒鹿毛が2頭、19年は青鹿毛が2頭)入っていました。


次に血統ですが、
まず父の血統は、連対馬20頭では、サンデーサイレンス系が11頭(ディープインパクトが6頭、アグネスタキオン、ダイワメジャー、フジキセキ、ステイゴールド、キタサンブラックが各1頭)
ノーザンダンサー系が4頭(リファール系2頭、サドラーズウエルズ系、ダンチヒ系が各1頭)、ミスタープロスペクター系が2頭(キングカメハメハ2頭)、ナスルーラ系(プリンスリーギフト系)とロベルト系(グラスワンダー系)とヘイロー系のタイキシャトルが各1頭となっていました。
3着馬では、父は、サンデーサイレンス系が5頭(ディープインパクトが4頭、ダンスインザダークが1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭(キングカメハメハが2頭、ルーラーシップが1頭)、ノーザンダンサー系も2頭(ダンチヒ系、ヴァイスリージェント系)となっています。
BMSは、連対馬20頭では、ノーザンダンサー系が9頭(ヴァイスリージェント系が3頭、ニジンスキー系が2頭、ダンチヒ系、リファール系、ストームバード系、サドラーズウェルズ系が各1頭)、サンデーサイレンス系が5頭(サンデーサイレンスが3頭、スペシャルウィークが1頭)、ナスルーラ系が2頭(グレイソブリン系2頭)、ハンプトン系、マンノウォー系、ロベルト系、ヘイロー系、ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)が各1頭となっています。
3着馬では、ノーザンダンサー系(ニジンスキー系、ダンチヒ系、リファール系、サドラーズウェルズ系)が4頭、サンデーサイレンス系が4頭(サンデーサイレンスが3頭、マンハッタンカフェが1頭)、ナスルーラ系が2頭(ネヴァーベンド系が2頭)となっています。


それから臨戦過程での前走ですが、
1着馬は
12年 中山記念7番人気2着
13年 外国のG1、香港マイル7番人気12着
14年 オープン特別の白富士S1番人気5着
15年 オープン特別の洛陽S3番人気1着
16年 中日新聞杯2番人気6着
17年 阪神C2番人気2着
18年 阪神C3番人気3着
19年 金鯱賞2番人気1着
20年 中山記念4番人気4着
23年 中山記念4番人気4着
となっていました。
2着馬は
12年 東京新聞杯1番人気5着
13年 オープン特別の六甲S2番人気2着
14年 オープン特別の六甲S2番人気1着
15年 スワンS4番人気2着
16年 阪急杯7番人気7着
17年 東京新聞杯1番人気3着
18年 阪急杯1番人気2着
19年 オープン特別の洛陽S1番人気1着
20年 オープン特別のディセンバーS5番人気12着
23年 アメリカンJC1番人気5着
となっていました。
3着馬は
12年 東京新聞杯4番人気2着
13年 京都金杯1番人気1着
14年 東京新聞杯3番人気2着
15年 香港マイル3番人気6着
16年 ダービー卿C11番人気14着
17年 東京新聞杯2番人気6着
18年 マイルCS2番人気2着
19年 京都金杯1番人気1着
20年 東京新聞杯2番人気6着
23年 マイルCS5番人気4着
となっています。

また前々走の人気着順ですが
1着馬の前々走は
12年 5番人気16着
13年 1番人気2着
14年 1番人気4着
15年 1番人気8着
16年 2番人気1着
17年 2番人気2着
18年 7番人気3着
19年 1番人気6着
20年 2番人気7着
23年 3番人気9着
2着馬の前々走は
12年 2番人気2着
13年 3番人気3着
14年 1番人気1着
15年 1番人気3着
16年 7番人気7着
17年 1番人気1着
18年 1番人気4着
19年 4番人気6着
20年 12番人気11着
23年 1番人気8着
3着馬の前々走は、
12年 1番人気1着
13年 6番人気6着
14年 6番人気1着
15年 3番人気2着
16年 9番人気10着
17年 4番人気16着
18年 1番人気1着
19年 2番人気1着
20年 1番人気1着
23年 3番人気2着
でした。


枠の出目ですが、
12年 「8枠-2枠-3枠」
13年 「8枠-7枠-6枠」
14年 「2枠-3枠-6枠」
15年 「8枠-4枠-6枠」
16年 「2枠-1枠-3枠」
17年 「8枠-4枠-6枠」
18年 「4枠-6枠-3枠」
19年 「6枠-7枠-2枠」
20年 「1枠-5枠-6枠」
23年 「6枠-4枠-8枠」
見る限りでは、1着馬は8枠(4年)と2枠(2年)が目立っていて、3着馬は6枠が5頭、3枠が3頭と目立っています。


年齢ですが、
12年 「7歳-4歳-5歳」
13年 「5歳-4歳-5歳」
14年 「5歳-5歳-5歳」
15年 「5歳-6歳-6歳」
16年 「4歳-8歳-7歳」
17年 「6歳-4歳-5歳」
18年 「4歳-4歳-5歳」
19年 「4歳-7歳-4歳」
20年 「5歳-8歳-4歳」
23年 「5歳-4歳-5歳」
となっていましたが、5歳馬が1頭も出走がなかった16年以外は、19年を除いて少なくとも5歳馬が1頭3着以内に入っていました。


以上、羅列的に過去10年のデータを挙げましたが、今年もそのデータを丁寧に見ていきながら検討していこうと思っています。

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第21回 福島牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

04年以降、新潟競馬場代替開催の2011年、2021年を除く過去18年、連対馬36頭、3着馬19頭(同着含む)からです。


まず血統ですが、連対馬36頭中32頭、3着馬19頭中13頭が父かBMS(母の父)の両方かどちらかがヘイルトゥリーズン系となっていました。
その内訳ですが、連対馬ではその32頭中29頭が、また3着馬ではその13頭すべてがサンデーサイレンス系絡みとなっていました。
あとヘイルトゥリーズン系絡みの連対馬残り3頭はブライアンズタイム系絡みとなっていました。
今年の登録馬17頭では、トーセンローリエ以外の16頭がサンデーサイレンス系絡みとなっています。
一方、ブライアンズタイム系絡みの登録馬ですが、今回もいません。
それから、ヘイルトゥリーズン系絡みではなかった連対馬の残り4頭のうち2頭、3着馬の残り6頭中4頭はナスルーラ系絡みとなっています。
今回、ヘイルトゥリーズン系絡みではなくナスルーラ系が絡んでいる登録馬はいません。


次に毛色ですが、順に
黒鹿毛-黒鹿毛
黒鹿毛-黒鹿毛
鹿毛-栗毛
芦毛-鹿毛
栗毛-栗毛
芦毛-黒鹿毛
鹿毛-芦毛
鹿毛-青鹿毛
鹿毛-鹿毛
黒鹿毛-鹿毛
栗毛-黒鹿毛 
鹿毛-栗毛
黒鹿毛-鹿毛
芦毛-鹿毛
黒鹿毛-鹿毛
鹿毛-黒鹿毛
鹿毛-栗毛
黒鹿毛-鹿毛
の組み合わせで決まっています。
3着馬では、順に(鹿毛、鹿毛)、黒鹿毛、黒鹿毛、栗毛、栗毛、栗毛、黒鹿毛、青毛、栗毛、鹿毛、鹿毛、鹿毛、黒鹿毛、黒鹿毛、鹿毛、鹿毛、鹿毛、栗毛となっていました。
全体的に18年間の3着馬までの計55頭中では、鹿毛が22頭、黒鹿毛が16頭、栗毛が11頭、芦毛が4頭、青鹿毛と青毛が各1頭となっていました。


年齢は、連対馬では5歳が18頭、4歳が14頭、7歳が2頭、6歳が2頭となっていました。
3着馬では、6歳が7頭、5歳が6頭、4歳が5頭、7歳が1頭となっています。


臨戦過程ですが、連対馬の前走では36頭中29頭が重賞、あと7頭は、オープン特別(福島民報杯)5番人気7着、オープン特別(関門橋S)2番人気3着、3勝クラス(準オープン特別)5番人気3着、準オープン特別2番人気1着、1000万下特別2番人気2着、1000万下の条件戦1番人気1着、1000万下特別2番人気1着となっていました。
3着馬では、12頭が前走重賞で、あと7頭は、オープン特別がまず2頭、それぞれ7番人気12着、2番人気4着、残り5頭は1600万下特別で、それぞれ7番人気8着、1番人気6着、9番人気6着、5番人気11着、6番人気1着となっていました。
また、レース別では、1着から3着馬計55頭の中で一番多かったのは中山牝馬Sで28頭いました。
あと、準オープンが7頭、愛知杯が5頭、阪神牝馬と1000万下戦が各3頭、京都牝馬Sとオープン特別が各2頭、あと、オークス1頭、ダービー卿C1頭、新潟大賞典1頭となっていました。
今回の登録馬で前走中山牝馬Sを走った馬は4頭います。


それから連対馬の前々走ですが、36頭中20頭が重賞(地方重賞も含む)、オープン特別が3頭、準オープン特別(3勝クラス含む)が9頭、1000万下特別が4頭となっています。
そのうち17頭が前々走掲示板をはずしていました。
その17頭の前々走の内訳は、
04年2着のマイネヌーヴェル(前々走桜花賞4番人気10着)
07年1着のスプリングドリュー(前々走福島記念5番人気12着)
09年1着のブラボーディジー(準オープン3番人気8着)
09年2着のアルコセニョーラ(中山牝馬S9番人気12着)
10年1着のレジネッタ(京都牝馬S8番人気6着)
12年2着のコスモネモシン(京都牝馬S4番人気7着)
13年1着のオールザットジャズ(日経新春杯7番人気12着)
13年2着のマイネイサベル(エリザベス女王杯10番人気7着)
15年2着のリラヴァティ(1000万下特別3番人気14着)
16年1着のマコトブリジャール(チャレンジC10番人気12着)
17年1着のウキヨノカゼ(オープン特別6番人気9着)
18年1着のキンショウユキヒメ(愛知杯4番人気10着)
18年2着のカワキタユキヒメ(オープン特別2番人気10着)
19年2着のフローレスマジック(ターコイズS2番人気11着)
22年1着のアナザークリック(秋華賞8番人気7着)
22年2着のクリノピレミアム(京都牝馬S9番人気16着)
23年1着のステラマリア(大阪杯10番人気8着)
となっていました。

3着馬の前々走では、19頭中11頭が重賞でしたが、その11頭のうち7頭は掲示板には載っていませんでした。
あと8頭は、オープン特別が1頭(3着)、準オープン特別が5頭(8着、5着、1着、6着、5着)、1000万下条件特別戦が2頭(1着、1着)となっていました。


枠の出目ですが、連対馬では4枠が9頭、6枠が6頭、2枠と5枠が各5頭、1枠と3枠が各4頭、7枠が2頭、8枠が1頭となっていました。
3着馬では、5枠と8枠が各4頭、3枠と7枠が各3頭、2枠が2頭、1枠と4枠と6枠が各1頭となっています。


当日の1番人気ですが、18年中連対は05年1着のメイショウオスカルと12年1着及び13年1着のオールザットジャズ、16年2着のシャルール、18年2着のカワキタエンカ、19年2着のフローレスマジックの計5頭、のべ6頭のみとなっています。
ちなみにメイショウオスカルの単勝オッズは5.3倍、オールザットジャズの単勝オッズは3.0倍(12年)、2.6倍(13年)、シャルールは2.8倍、カワキタエンカは2.8倍、フローレスマジックは3.4倍となっていました。
あと、1番人気で3着に入ったのは08年ザレマ(単勝オッズ3.7倍)、17年クインズミラーグロ(単勝オッズ3.2倍)となっています。
よって、1番人気馬は18年中半分近くの8年で3着以内に入っていたことになります。


以上ですが、04年以降、福島開催の過去18年中、馬連の配当は万馬券が5年、3000円台が5年、9000円台、7000円台、6000円台、5000円台が各1年、1000円台が2年、固く収まったのが2年(830円、890円)となっていて、大方は荒れる傾向のあるレースとなっています。
3連単も半分近くの8年で10万円以上の配当が出ています。
その反面、12年「1番人気-4番人気-2番人気」、17年「3番人気-4番人気-1番人気」、19年「4番人気-1番人気-2番人気」のように、ほぼ固い決着になることもあるレースでもあります。
今年も難解ですね。
ともかくも、今年もまずは荒れるのか平穏で終わるのか、その二者択一から始めていこうと思います。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第29回 アンタレスステークスのデータ [競馬データ]

このアンタレスステークスは、11年までは京都競馬場で4月下旬に行われていたレースでしたが、翌12年から日程も1週早まってこの阪神競馬場で行われています。
この阪神競馬場としての、この施行の重賞として過去に行われた例では、11年の1週前の桜花賞の後に、代替競馬として12Rに行われたマーチステークスがあります。
ただ、これまでのアンタレスSは別定でしたが、マーチSはハンデ戦でした。
その11年の阪神で行われたマーチステークスの結果ですが、「7番人気-9番人気-6番人気」という順番で決着し、馬連で14670円と万馬券、3連単で約29万弱と荒れました。
枠番では、「4枠―5枠―8枠」という順番となっていました。
その上位3頭の前走ですが、1着テスタマッタの前走が仁川S4番人気3着、2着ブラボーディジーが前走地方の重賞で3番人気2着、3着インバルコの前走が平安S3番人気2着と意外にも上位人気上位着順であったことが印象的でした。
毛色は「鹿毛-芦毛-鹿毛」の順で、年齢は「5歳-6歳-5歳」という順でした。
馬体重は、1着馬が490kg台、2着馬、3着馬が500kg以上となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中9頭)

では、阪神で行われるようになった12年から昨年23年までの12年間のアンタレスステークスの結果も載せていきたいと思います。


まず人気では、
12年は、「1番人気-11番人気-3番人気」
という順番で決着し、馬連で9210円、3連単で約10万円と荒れました。
13年は、「1番人気-2番人気-3番人気」
という順番で決着し、馬連で370円、3連単で約4千円弱と一転固く収まりました。
14年は、「2番人気-5番人気-1番人気」
という順番で決着し、馬連で3250円、3連単で約1万6千円台とそれほどは荒れませんでした。
15年は、「6番人気-1番人気-2番人気」
という順番で決着し、馬連で2860円、3連単で約3万6千円台と、ほぼ前年と同じような傾向で、着順の違いで3連単の配当が高くなりました。
16年は、「1番人気-3番人気-5番人気」
という順番で決着し、馬連で510円、3連単で約1万円台とそれほどは荒れませんでした。
17年は、「3番人気-6番人気-8番人気」
という順番で決着し、馬連で4360円、3連単で約16万円台と、それまでから一転、結構荒れた結果となりました。
18年は、「1番人気-3番人気-5番人気」
という順番で決着し、馬連で1360円、3連単で約1万3千円台と、それほど荒れませんでした。
19年は、「6番人気-2番人気-3番人気」
という順番で決着し、馬連で2360円、3連単で約3万4千円台と、15年と同じような傾向となり、前年に比べてそこそこ配当が高くなりました。
20年は、「3番人気-7番人気-2番人気」
という順番で決着し、馬連で3930円、3連単で約3万円台と、昨年と同様、ほぼ15年と同じような傾向となりました。
21年は、「1番人気-2番人気-6番人気」
という順番で決着し、馬連で680円、3連単で約11万1千円台と、ほぼ16年と同じような固い決着となりました。
22年は、「2番人気-1番人気-13番人気」
という順番で決着し、馬連で1070円、3連単で約5万円台と、連対馬は前年と同じく上位人気2頭で固く決まりましたが、3着馬に二桁人気の馬が入ったので、3連単は結構荒れました。
3着以内に二桁人気の馬が来たのは阪神開催になってからは初めてでした。
23年は、「1番人気-4番人気-2番人気」
という順番で決着し、馬連で840円、3連単で5千円台と固い決着となり、3連単は13年以来久しぶりに配当が万馬券を外しました。
以上、過去12年をまとめて見てみますと、17年、19年、20年を除く9年で1番人気が3着以内に入り、その中で6年勝っていました。
またこの荒れた12年とそれほど荒れなかった16年のそれぞれの2番人気は、同じ5着に入っていましたので、結果的に12年から5年連続で1番人気、2番人気共に掲示板に入ったことになります。
しかし続く17年の1番人気は9着、2番人気は11着と、それまでのデータを完全に覆した結果となってしまいました。
ただ、3番人気に関しては、14年、15年、21年、22年、23年以外の7年でいずれも3着以内に入っていて、またその14年と15年は共に6着であったことから、21年(16着)、22年(15着)以外の10年では6着以上の上位に入ったことになっています。
何となく組み合わせには上位人気がそれなりに絡む傾向はあるものの、17年の例があるように、人気の組み合わせの予想に関しては、今年も悩むことになりそうです。


枠番では、
12年は「6枠―6枠―4枠」
13年は「5枠-4枠-2枠」
14年は「5枠-1枠-6枠」
15年は「7枠-2枠-2枠」
16年は「5枠-8枠-1枠」
17年は「5枠-2枠-3枠」
18年は「1枠-8枠-7枠」
19年は「5枠-2枠-2枠」
20年は「4枠-6枠-2枠」
21年は「2枠-4枠-7枠」
22年は「4枠-7枠-5枠」
23年は「7枠-5枠-6枠」
という順番となっていました。
15年と18年と21年を除けば、「5枠」もしくは「6枠」の中枠が強いように見えます。


上位3頭の前走ですが、
12年では、
1着ゴルトブリッツの前走が仁川S1番人気1着
2着アイファーソングが前走マーチSで9番人気11着、
3着シルクシュナイダーの前走が平安S1番人気6着
となっていました。
13年では、
1着ホッコータルマエの前走が名古屋大賞典1番人気1着
2着ニホンピロアワーズが前走ジャパンカップダートで6番人気1着、
3着ハートビートソングの前走が東海S3番人気7着
14年では、
1着ナムラビクターの前走が仁川S1番人気1着
2着トウショウフリークが前走ダイオライト記念で3番人気2着、
3着ニホンピロアワーズの前走がダイオライト記念2番人気1着
15年では、
1着クリノスターオーの前走がチャンピオンズC7番人気8着
2着アジアエクスプレスが前走名古屋大賞典で1番人気2着、
3着ナムラビクターの前走が東海S2番人気11着
16年では、
1着アウェーディーの前走が名古屋大賞典1番人気1着
2着アスカノロマンの前走フェブラリーSで7番人気3着、
3着サージェントバッジの前走が総武S(OP)10番人気13着
17年では、
1着モルトベーネの前走が名古屋大賞典1番人気4着
2着ロンドンタウンの前走マーチSで3番人気4着、
3着ロワジャルダンの前走が東海S5番人気14着
となっていました。
18年では、
1着グレイトパールの前走が平安S1番人気1着
2着ミツバの前走が名古屋大賞典で2番人気2着、
3着クインズサターンの前走がマーチS5番人気2着
19年では、
1着アナザートゥルースの前走が名古屋大賞典4番人気3着
2着グリムの前走が名古屋大賞典で1番人気1着
3着ロンドンタウンの前走がマーチS11番人気2着
20年では、
1着ウェスタールンドの前走がダイオライト記念2番人気2着
2着アナザートゥルースの前走がダイオライト記念で1番人気1着
3着クリンチャーの前走がマーチS4番人気2着
21年では、
1着テーオーケインズの前走が名古屋城S(OP)1番人気1着
2着ヒストリーメイカーの前走がマーチSで2番人気2着
3着ロードブレスの前走が名古屋大賞典2番人気3着
22年では、
1着オメガパヒュームの前走が東京大賞典1番人気1着
2着グロリアムンディの前走が名古屋城S(OP)で1番人気1着
3着ニューモニュメントの前走が名古屋城S(OP)5番人気3着
23年では、
1着プロミストウォリアの前走が東海S2番人気1着
2着ヴァンヤールの前走が名古屋城S(OP)で4番人気2着
3着キングズソードの前走が3勝クラス特別2番人気1着
となっていました。
この12年間を見てみますと、前走1番人気の馬が1頭も出走のなかった昨年23年を除き、残り11年すべてで前走1番人気の馬が1頭(12年は2頭)連対していたことがわかります。
また、前走名古屋大賞典の馬が、12年、14年、20年、22年、23年を除く7年で1頭(19年は2頭)連対していました。
その前走の人気着順は、1番人気1着が3頭、1番人気2着が1頭、1番人気4着が1頭、2番人気2着が1頭、2番人気3着が1頭、4番人気3着が1頭となっていました。

しかしながら今回は前走1番人気だった馬の出走はなく、これで過去10年連続続いていたデータは今年で途絶えることとなります。
また、前走名古屋大賞典を走った出走馬ですが、4番人気2着だったケイアイパープルが出走しています。


毛色は
12年「栗毛-青鹿毛-黒鹿毛」
13年「鹿毛-青鹿毛-栗毛」
14年「鹿毛-鹿毛-青鹿毛」
15年「青毛-栗毛-鹿毛」
16年「鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
17年「栗毛-鹿毛-鹿毛」
18年「鹿毛-鹿毛-芦毛」
19年「栗毛-芦毛-鹿毛」
20年「栗毛-栗毛-鹿毛」
21年「栗毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
22年「芦毛-鹿毛-鹿毛」
23年「鹿毛-栗毛-鹿毛」
の順でそれぞれ決まりました。
偶然か、12年から14年までの3年連続、青鹿毛が毎年1頭(そのうち2年はニホンピロアワーズ)3着以内に入り、15年では青毛の馬が1着となっています。
しかしながら、16年は青鹿毛馬、青毛馬とも出走はなく、17年は青鹿毛馬1頭(タムロミラクル)出走しましたが、9番人気8着、18年は青鹿毛馬、青毛馬の出走はなく、19年は青鹿毛馬1頭(クロスケ)1頭出走しましたが10着、20年は青毛馬のロードゴラッソ1頭が出走し、4番人気8着、21年も青毛馬のロードゴラッソが出走し13番人気6着、あと青鹿毛馬のミヤジコクオウが15番人気7着、22年も青鹿毛馬はプリティーチャンス1頭で12番人気4着、23年は出走はありませんでした。
もしかしたら最初の4年間は特別だったのかも知れませんね。
ちなみに今年の登録馬の中には、青鹿毛馬、青毛馬の登録はありません。
対して、14年、18年、22年を除く9年で栗毛馬が少なくとも1頭(20年は2頭)、3着以内に入っていて、結構目立っています。
今年の出走馬で栗毛馬は、クリノドラゴン、スレイマン、テーオードレフォン、リキサントライの4頭が出走しています。
全体的に見てみますと、
1着馬では、鹿毛馬と栗毛馬が各5頭、青毛馬と芦毛馬が各1頭となっています。
2着馬では、鹿毛馬と栗毛馬が各4頭、青鹿毛馬が2頭、芦毛馬と黒鹿毛馬が各1頭となっています。
3着馬では、鹿毛馬が6頭、黒鹿毛馬が3頭、栗毛と青鹿毛馬と芦毛馬が各1頭となっています。


年齢は
12年「5歳-4歳-4歳」
13年「4歳-6歳-6歳」
14年「5歳-7歳-7歳」
15年「5歳-4歳-6歳」
16年「6歳-5歳-4歳」
17年「5歳-4歳-6歳」
18年「5歳-6歳-5歳」
19年「5歳-4歳-6歳」
20年「8歳-6歳-6歳」
21年「4歳-7歳-5歳」
22年「7歳-4歳-6歳」
23年「6歳-5歳-4歳」
という順でした。
13年と20年と22年以外で5歳馬が1頭ずつ3着以内に入っていたことがわかります。
その5歳馬の人気ですが、上から順に、1番人気1着、2番人気1着、6番人気1着、3番人気2着、3番人気1着、1番人気1着、5番人気3着、6番人気1着、6番人気3着、4番人気2着となっていました。
3着以内を外した13年では、5歳馬の出走は2頭で、結果は、12馬人気12着、10番人気13着、20年では、5歳馬は3頭出走で、11番人気5着、4番人気8着、6番人気16着、22年では2頭出走で、12番人気4着、11番人気12着となっています。
今回は、テーオードレフォン、トウセツ、ホウオウルーレット、ラインオブソウルの4頭の5歳馬が出走しています。
また、12年、14年、21年以外の8年では6歳馬が少なくとも1頭(13年、20年は2頭)、3着以内に入っています。
今回、6歳馬は出走馬16頭中半分の8頭の出走しています。
全体的に見てみますと、過去12年の連対馬24頭では、5歳馬は8頭(1着6頭、2着2頭)、4歳馬は7頭(1着2頭、2着5頭)、、6歳馬は5頭(1着2頭、2着3頭)、7歳馬は3頭(1着1頭、2着2頭)、8歳馬1頭(1着)となっています。
3着馬12頭では、6歳馬は6頭、4歳馬は3頭、5歳馬は2頭、7歳馬は1頭となっています。4


馬体重は、
12年では、1着馬と3着馬が500kg以上、2着馬が480kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中6頭)
13年では、2着馬と3着馬が500kg以上、1着馬が490kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中8頭)
14年では、1着馬と3着馬が500kg以上、2着馬が480kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中7頭)
15年では、上位3頭とも500kg以上となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中12頭)
16年も、上位3頭とも500kg以上となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中13頭)
17年では、2着馬が500kg以上、1着馬が460kg台、3着馬は498kg(前走よりマイナス12kg)となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中8頭)
18年では、1着馬が500kg以上、2着馬、3着馬が470kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中5頭)
19年では、1着馬、2着馬が480kg台、3着馬が490kg台となって、初めて3着以内に500kg以上の馬体重の馬が入らなかった年となりました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中11頭)
20年では、2着馬、3着馬が500kg以上、1着馬が480kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中7頭)
21年では、2着馬と3着馬が500kg以上、1着馬が490kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中9頭)
22年では、1着馬が460㎏台、2着馬、3着馬が490kg台と19年に続き3着以内に500kg以上の馬体重の馬が入らなかった年となりました。ただし、2着馬は前走は500kg台でした。
(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中3頭)
23年では、1着馬、2着馬、3着馬、3頭共が500㎏以上となっていました。
(500kg以上の馬体重の出走馬は15頭中11頭)
今回の出走馬では、前走の段階で500kg以上の馬体重の馬は、16頭中8頭となっています。


以上ですが、とりあえずは、1番人気馬は過去12年中8年で3着以内に入り、2番人気馬が12年中8年、3番人気馬は12年中7年とそれぞれ3着以内に入っていますので、今年もこの上位人気3頭のそれぞれの取捨選択がポイントのようですね。
あと5歳馬の選択、馬体重500kg以上の馬の選択も大きなポイントとなりそうです。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第33回 アーリントンカップのデータ [競馬データ]

17年までは2月末から3月初め頃に行われていたレースでしたが、18年からは、NHKマイルのトライアルレースとしての位置づけとなって、この4月の第2週頃での施行となりました。
上位3着までNHKマイルの優先出走権が与えられます。
ということで、この4月に変わった18年から昨年23年までの6年分の結果を載せていきたいと思います。


まずは、人気と3連単の配当の傾向から見ていきます。
18年  「1番人気-3番人気-4番人気」   9690円
19年  「12番人気-7番人気-11番人気」 約136万1千円
20年  「1番人気-4番人気-5番人気」   8210円
21年  「1番人気-10番人気-7番人気」  約21万5千円
22年  「1番人気-7番人気-4番人気」   22540円
23年  「5番人気-4番人気-2番人気」   42710円

2月末から3月初め頃に行なわれていた17年以前のもそうだったのですが、固く収まったり大荒れになったりととらえ所のない傾向となっています。
特に19年は大荒れも大荒れでした。
とりあえず、「荒れるのか」それとも「荒れないのか」を見極めるところから始めなくてはならないようですね。
そういう意味ではかなり難解なレースだと思います。

その6年間の上位着順3頭をトータル(計18頭)で見ていきますと、
1番人気 4頭(1着4頭)
3番人気 2頭(2着、3着)
4番人気 4頭(2着2頭、3着2頭)
5番人気 2頭(1着、3着)
7番人気 3頭(2着2頭、3着1頭)
10番人気 1頭(2着)
11番人気 1頭(3着)
12番人気 1頭(1着)


次に、毎年触れている臨戦過程での前走のレースの距離と施行について今年も触れておきます。
6年間の上位3頭計18頭では、
1600m芝が8頭、1400m芝が6頭、1800m芝が2頭、2000m芝が2頭となっています。


上位3着以内計18頭の前走のレースの内訳は
G1の朝日杯FSが4頭(2番人気3着、2番人気2着、3番人気9着、5番人気7着)
G2のフィリーズレビュー(9番人気4着)
G2の京王杯2歳S(8番人気1着)
G2の弥生賞(7番人気7着)
G
3の京成杯(5番人気11着)
G3シンザン記念(5番人気2着)
G3の共同通信杯(4番人気7着)
G3のファルコンS(13番人気2着)
500万下条件、1勝クラスが5頭(2番人気1着が3頭、1番人気1着が2頭)
未勝利戦が2頭(1番人気1着が2頭)
となっていました。


着順別の毛色ですが、
1着馬は鹿毛が4頭、栗毛が2頭
2着馬は鹿毛が4頭、芦毛、黒鹿毛が各1頭

3着馬は鹿毛が4頭、青鹿毛が1頭、黒鹿毛が1頭
となっていました。


血統では、

18年は、
1番人気1着タワーオブロンドン(父はミスタープロスター系のレイヴンズパス、BMSはナスルーラ系(ネヴァーベンド系)のダラカニ)
2番人気2着パクスアメリカーナ(父はノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)のクロフネ)、BMSはサンデーサイレンス)
4番人気3着レッドヴァイロン(父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSはノーザンダンサー系(リファール系)のダンシングブレーヴ)
と2着馬のみがヘイルトゥリーズン系絡みの馬となっています。

19年は、
12番人気1着イベリス(父はミスタープロスター系のロードカナロア、BMSはナスルーラ系(ボールドルーラ系)のボストンハーバー)
7番人気2着カテドラル(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のハーツクライ、BMSはノーザンダンサー系(ダンチヒ系)ロックオブジブラルタル)
11番人気3着トオヤリトサイト(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のドリームジャーニー、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系)のアドマイヤコジーン)

20年は、
1番人気1着タイセイビジョン(父はノーザンダンサー系(ナイトシフト系)のタートルボール、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のスペシャルウィーク)
7番人気2着ギルデッドミラー(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)オルフェーヴル、BMSはマンノウォー系のティズナウ)
6番人気3着プリンスリターン(父はヘイルトゥリーズン系(ロベルト系)のストロングリターン、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のマンハッタンカフェ)

21年は、
1番人気1着ホウオウアマゾン(父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のアグネスタキオン)
10番人気2着リッケンバッカー(父はミスタープロスペクター系のロードカナロア、BMSはミスタープロスペクター系のシティジップ)
7番人気3着レイモンドバローズ(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のヴィクトワールピサ、BMSはノーザンダンサー系(サドラーズウェルズ系)のメダグリアロード)

22年は、
1番人気1着ダノンスコーピオン(父はミスタープロスペクター系のロードカナロア、BMSはノーザンダンサー系(サドラーズウェルズ系)のスライゴベイ)
7番人気2着タイセイディバイン(父はミスタープロスペクター系のルーラーシップ、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のダンスインザダーク)
4番人気3着キングエルメス(父はミスタープロスペクター系のロードカナロア、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のスペシャルウィーク)

23年は、
5番人気1着オオバンブルマイ(父はノーザンダンサー系のディスクリーキャット、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のディープインパクト)
4番人気2着セッション(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のシルバーステート、BMSはミスタープロスペクター系のドバウィ)
2番人気3着ショーモン(父はノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)のマインドユアビスケッツ、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のディープインパクト

全体的には、ヘイルトゥリーズン系絡みの馬は、18年の2着馬、19年の2着馬と3着馬、20年の1着馬と2着馬と3着馬、21年の3着馬、22年の2着馬と3着馬、23年の1着馬、2着馬、3着馬となっていて、18頭中12頭となっています。
また、父がミスタープロスペクター系だった馬は、18年の1着馬と3着馬、19年の1着馬、21年の1着馬と2着馬、22年の1着馬と2着馬と3着馬となっていて、18頭中8頭と、20年と23年以外の4年間で3着以内で絡んでいました。


それから枠の出目ですが、
18年は、「5枠-1枠-7枠」
19年は、「5枠-5枠-6枠」
20年は、「5枠-7枠-7枠」
21年は、「5枠-7枠-7枠」
22年は、「5枠-7枠-1枠」
23年は、「3枠-2枠-1枠」
となっていて、偶然か一昨年の22年までの5年とも1着は5枠、同じく2着、3着はそれぞれその5年中3年が7枠となっていました。
しかしながら、昨年はそれまでのその枠番の出目のデータを覆す結果となりました。
昨年の予想ではそのデータで勝負したので、エライ目に遭ったことは言うまでもありません。

以上ですが、とりあえずは、まずは荒れるか荒れないかの2者択一からですね。
なかなか難しい選択ですが、勘を働かせながら決めて、その上で検討して結論を出していこうと思います。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第84回 皐月賞のデータ [競馬データ]

89年以降、11年の東京競馬場代替開催を除く34年、連対馬68頭、3着馬35頭(92年の3着同着を含む)からです。


まず、前走のレース別の傾向からです。
連対馬から見ていきますと、一番多かったのは「弥生賞」で19頭いました。
その着順は4着以上で、前々走は09年7番人気1着のキャプテントゥーレ(前々走朝日杯FS3着)、18年9番人気2着のサンリヴァル(前々走ホープフルS5番人気4着)、21年8番人気2着のタイトルホルダー(前々走ホープフルS7番人気4着)、23年5番人気2着のタスティエーラ(前々走共同通信杯2番人気4着)の4頭以外はすべて連対していました。
今回前走弥生賞(ディープインパクト記念)で4着以上の登録馬は、6番人気1着のコスモキュランダ、3番人気2着のシンエンペラー、9番人気3着のシリウスコルトの3頭となっています。

この3頭の前々走ですが、シリウスコルトの前々走ホープフルS9番人気6着だった以外の2頭は共に前々走2着と連対していました。

続いて前走「若葉S」が16頭となっていました。
途中で開催が中山から阪神に変わりましたが、その内訳は中山開催9頭、阪神開催7頭となっています。
その阪神に変わってからの傾向ですが、連対した7頭のうちノーリーズン(若葉賞2番人気7着)とシックスセンス(若葉賞2番人気4着)の2頭は、いずれもこの皐月賞では単勝オッズが万馬券でした。(ノーリーズンは15番人気1着、単勝オッズ115.9倍、シックスセンスは12番人気2着、単勝オッズ124.0倍)
あと残り5頭は、
07年1着となったヴィクトリー(若葉賞1番人気1着)で、7番人気単勝オッズ17.3倍となっていました。
09年2着のトライアンフマーチ(若葉賞4番人気2着)で、8番人気単勝オッズ51.3倍となっていました。
10年2着のヒルノダムール(若葉賞1番人気2着)で、6番人気単勝オッズ10.7倍となっていました。
12年2着のワールドエース(若葉賞1番人気1着)で、それまでと一転、2番人気単勝オッズ3.2倍と上位人気となりました。
19年4番人気2着のヴェロックス(若葉賞1番人気1着)で、4番人気単勝オッズ9.0倍となっていました。
今回前走若葉Sで、4番人気以上で走っていた登録馬は、1番人気1着のミスタージーティー、6番人気2着のホウオウプロサンゲ、4番人気5着のジューンテイクの3頭となっています。

続いて「スプリングS」が15頭となっていました。
その連対馬15頭ですが、前々走が1着かそうでなければ1番人気となっていました。
今回前走スプリングSの登録馬は、9番人気2着のアレグロブリランテ、4番人気3着のルカランフィースト、2番人気9着のウォーターリヒトの3頭となっています。
そのうち、前々走が1着、もしくは1番人気だった馬は、ルカランフィースト(前々走1勝クラス4番人気1着)となっています。

あと残りの18頭の前走ですが、共同通信杯が6頭、毎日杯、アーリントンC、ホープフルSが各2頭、朝日杯FS、きさらぎ賞、東京スポーツ杯2歳S、京成杯、400万下、500万下がそれぞれ1頭ずつで、15年1着馬のドゥラメンテ(前走共同通信杯1番人気2着))、22年1着馬のジオグリフ(前走共同通信杯1番人気2着)以外の16頭ともその前走は1着でした。
今回の登録馬で、上記の前走残りのレースで1着だったのは、ジャスティンミラノ(前走共同通信杯4番人気1着)、ダノンデサイル(前走京成杯5番人気1着)、ビサンチンドリーム(前走きさらぎ賞1番人気1着)、メイショウタバル(前走毎日杯5番人気1着)、レガレイラ(前走ホープフルS2番人気1着)、サンライズアース(前走オープン特別すみれS7番人気1着)、サンライズジパング(オープン特別若駒S1番人気1着)の7頭となっています。
あと、前走共同通信杯1番人気2着のジャンタルマンタルも登録しています。

続いて3着馬の臨戦過程も見てみますと、前走のレースで一番多かったのは弥生賞で、35頭中17頭も占めていました。
その着順は、1着が6頭、2着が4頭、3着が4頭、4着、6着、8着が各1頭となっています。
その次に多かったのは、スプリングSの6頭(1着が3頭、2着が2頭、5着が1頭)、そして共同通信杯の5頭(4頭が1着、1頭が1番人気5着)、若葉Sの2頭(1着、2着)、京成杯の2頭(すべて1着)、それから毎日杯(1着)、若草S(1着)、きさらぎ賞(1着)の各1頭となっています。
また3着馬の前々走ですが35頭中、89年2番人気3着のアンシストリー(前走弥生賞3番人気3着、前々走京成杯3番人気5着)、17年12番人気3着のダンビュライト(前走弥生賞5番人気3着、前々走きさらぎ賞2番人気3着)、20年8番人気3着のガロアクリーク(前走スプリングS6番人気1着、前々走1勝クラス特別6番人気4着)、23年3着のファントムシーフ(前走ホープフルS2番人気4着)の4頭以外すべて連対していました。


次に血統ですが、連対馬で一番多かった父の血統はヘイルトゥリーズン系で41頭いました。
その内訳は、サンデーサイレンス系が33頭(サンデーサイレンスが12頭、ディープインパクトが6頭、フジキセキが3頭、ネオユニヴァース、キタサンブラックが各2頭、アグネスタキオン、ゴールドアリュール、スペシャルウイーク、マンハッタンカフェ、ステイゴールド、オルフェーヴル、ジャスタウェイ、ハーツクライが各1頭)、ロベルト系が8頭(ブライアンズタイムが6頭、シンボリクリスエス、エピファネイアが各1頭)となっています。
06年初めてサンデーサイレンス産駒の出走がなくなりましたが、それでも06年から、東京開催の11年を除く23年までの17年間でサンデーサイレンスの孫が34頭中17頭、ひ孫は4頭(キタサンブラック産駒が2頭、シャスタウェイ産駒、オルフェーヴル産駒が各1頭)連対しています。
(ただし、13年のサンデーサイレンスの孫は4着が最高、21年では5着が最高位で、この2年は上位3着以内には入りませんでした)
次に多かったのはノーザンダンサー系の11頭、次いでミスタープロスペクター系の5頭、ナスルーラ系の4頭と続いていました。
その中のミスタープロスペクター系産駒は、13年までは連対がなかったのですが、14年に初めてキングカメハメハ産駒のトゥザワールドが2着に入り、15年では同じキングカメハメハ産駒のドゥラメンテが1着、18年ではルーラーシップ産駒のサンリヴァルが2着、19年ではロードカナロア産駒のサートゥルナーリアが1着、21年ではドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが2着と、その14年以降10年連対馬20頭中5頭が連対しています。

3着馬では、一番多かったのは連対馬と同じくヘイルトゥリーズン系で17頭いました。
その内訳は、サンデーサイレンス、ブライアンズタイム、ディープインパクトが各3頭、リアルシャダイ、タイキシャトル、グラスワンダー、スペシャルウイーク、ブラックタイド、スクリーンヒーロー、キンシャサノキセキ、ハーツクライが各1頭となっていました。
このディープインパクト産駒での3着ですが、そのうち初めて入った1頭は12年のことで、実にこれが中山開催での初めてのサンデーサイレンスの孫の3着となりました。(11年の東京代替開催では、3着にディープインパクト産駒がすでに入っていました。)
また、その後の14年ではスペシャルウイーク産駒が、15年ではブラックタイド産駒、そして、16年、19年ではディープインパクト産駒、22年ではハーツクライ産駒がそれぞれ3着に入り、サンデーサイレンス系の孫は、過去11年中6年3着に入ったことになります。
また、ひ孫は20年の3着馬、キシャサノキセキ産駒ガロアクリークが入り、初めて3着に入ったこととなりました。
続いて多かったのはノーザンダンサー系で7頭となっていました。
98年以降22年までは1頭もノーザンダンサー系は3着に入っていませんでしたが、昨年23年、ハービンジャー産駒のファントムシーフが久々にノーザンダンサー系産駒として3着となりました。
あと、ミスタープロスペクター系が4頭、ナスルーラ系も4頭(グレンソブリン系が2頭、ボールドルーラ系、レッドゴッド系が各1頭)、ハイペリオン系、サッカーボーイ、トウカイテイオーが各1頭となっていました。

ここで昨年までも取り上げていた、ミスタープロスペクター系産駒の過去の掲示板に載った馬を挙げていきたいと思います。
03年 3番人気3着のエイシンチャンプ
06年 1番人気4着のアドマイヤムーン
10年 11番人気3着のエイシンフラッシュ
10年 2番人気4着のローズキングダム
13年 3番人気3着のコディーノ
14年 1番人気2着のトゥザーワールド
15年 3番人気1着のドゥラメンテ
16年 4番人気4着(5着から繰り上げ)のエアスピネル
16年 2番人気5着(4着から降着)のリオンディーズ
17年 12番人気3着のダンビュライト
17年 5番人気5着のレイデオロ
18年 9番人気2着のサンリヴァル
19年 1番人気1着のサートゥルナーリア
19年 14番人気5着のクラージュゲリエ
21年 8番人気2着のタイトルホルダー
21年 3番人気4着のアドマイヤハダル
の16頭となっています。
14年以降20年と22年と23年を除く昨年までの10年では、毎年少なくとも1頭掲示板に載り、連対馬20頭中5頭連対、3着馬10頭中1頭入っていました。
今年の登録馬では、サンライズアース、ジャンタルマンタル、シリウスコルト、ミスタージーティーの4頭のミスタープロスペクター系がいます。

それから、毎年取り上げていますが、前走弥生賞からの連対馬18頭の中でBMS(母の父)がノーザンダンサー系だった馬は、05年1着のディープインパクト、08年2着のタケミカヅチ、16年2着のマカヒキ、21年2着のタイトルホルダーの4頭のみとなっています。
例えば、該当する有力どころでは、スペシャルウィーク、メイショウボーラー、アドマイヤジャパンなどは3着となっていました。
今回登録している前走弥生賞3頭では、シンエンペラーのBMSがノーザンダンサー系となっています。

また臨戦過程に戻りますが、前走の人気では、1番人気が34頭、2番人気が17頭、3番人気が4頭とここまでで連対馬68頭55頭を占めていました。
さらに前走の着順ですが、1着が38頭、2着が11頭、3着が9頭、4着が6頭、5着が1頭、7着が2頭、8着が1頭となっていましたが、4着以下の10頭は07年の前走スプリングステークス4番人気8着のサンツェペリン、08年の前走弥生賞5番人気4着のキャプテントゥーレ、18年の前走弥生賞5番人気4着のサンリヴァルの3頭を除きすべて前走1番人気か2番人気でした。
そしてまた、前走1着馬と2着馬の計47頭の前々走ですが、17年1着のアルアイン(前々走シンザン記念2番人気6着)、同じく2着のペルシアンナイト(前々走シンザン記念1番人気3着)、21年2着のタイトルホルダー(前々走ホープフルS7番人気4着)の3頭以外の44頭は連対していました。

また、前々走を全体的に見てみますと、連対馬68頭中58頭が連対しており、連対をはずした10頭は、3着だった97年のサニーブライアンと08年のキャプテントゥーレと17年のペルシアンナイト、4着だった04年のダイワメジャーと05年のシックスセンス、サンリヴァルと23年のタスティエーラ、5着だった91年のシャコーグレイド、22年のジオグリフ、6着だったアルアイン(直線で不利を受ける)となっていました。
また前々走の人気ですが、68頭中60頭が3番人気以上でした。


毛色は、連対馬では鹿毛が33頭、黒鹿毛が14頭、芦毛、栗毛が各7頭、青鹿毛が4頭、青毛が1頭となっています。

割合を考えますと、鹿毛以外の健闘が目立っています。(15年は掲示板に載った5頭とも、また16年は上位3頭が鹿毛馬でした)

3着馬の毛色では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が10頭、栗毛が4頭、青鹿毛が2頭、青毛が1頭となっています。

 

 

枠の出目ですが、連対馬で1番多いのは7枠と8枠が各12頭で、続いて1枠が10頭、4枠が9頭、3枠が8頭、2枠が7頭、5枠と6枠が各5頭となっています。
3着馬では、4枠と6枠が各6頭、7枠と8枠が各5頭、続いて1枠が4頭、2枠と3枠と5枠が各3頭となっています。

ちなみに、ここのところよく知られたことですが、4枠が結構上位に絡んでいます。
特に17年から一昨年21年までの5年連続、1頭、4枠が連対していました。
ただし、その5年連続連対した馬はすべて一桁人気で、翌22年の4枠2頭はいずれも二桁人気で10着、14着となっています。
ちなみに昨年23年では、1番人気だった4枠の1頭、ファントムシーフが3着に入りました。


さてもう一つ、過去の連対馬の追い切りのデータも載せておきます。
データは、95年以降(11年を除く)28年連対馬56頭からです。
まず、連対馬の中で一番多かったのは、美浦南のWコースの19頭となっていました。
その美浦南Wコースですが、1200mでは、最高が78.4秒、一番かかったのは84.8秒、1000mでは、最高が62.4秒、一番かかったのは72.5秒、最後の1ハロンでは、最高が11.2秒、一番かかったのは13.6秒となっていました。
続いて栗東のCWコースの16頭となっていました。
「栗東CWコース」では、「キリ」のため時計不明だった03年のネオユニヴァース以外の15頭では、1200mで最高が79.2秒、一番かかったのは85.9秒。
最後の1ハロンでは、最高が11.5秒、一番かかったのは12.5秒となっていました。
続いて、栗東「坂路」で追われていた連対馬は12頭で、06年までのデータ(4頭)では、800mは、52秒台が2頭、51秒台が2頭、最後の1ハロンが、最高が12.7秒、一番かかったのは13.5秒となっていました。
ところが、07年優勝したヴィクトリーは、800mが53.1秒、最後の1ハロンが14.5秒で上記の圏内には入っていませんでした。
この馬も実際連対したのですから、坂路の時計がかかった馬にも注意は必要かと思います。
ちなみに、08年1着だったキャプテントゥーレも栗東の坂路で追われていましたが、800mが51.0秒、最後の1ハロンが12.0秒とかなりの好時計をマークしていました。
また、10年2着だったヒルノダムールも栗東の坂路で終われ、800mが51.5秒、最後の1ハロンが12.1秒とこちらも好時計でした。
12年の1着馬ゴールドシップも坂路で追われましたが、800mが55.3秒とそれまでではもっともかかった時計となりました。
しかし最後の1ハロンは12.5秒とまとめています。
同じく12年の2着馬ワールドエースも坂路で追われ、800mが53.0秒、最後の1ハロンが12.7秒となっていました。
15年の2着馬リアルスティールは、800mが52.1秒、最後の1ハロンが12.3秒と好時計となっています。
20年の1着馬コントレイルは、800mが52.9秒、最後の1ハロンが12.4秒と好時計となっています。
次に多かったのは、「栗東DWコース」で追われた4頭で、1200mでは、最高が80.3秒、一番かかったのは85.0秒。最後の1ハロンでは、最高が11.4秒、一番かかったのは12.3秒となっていました。
あと、「栗東芝コース」で過去3頭(キングヘイロー、トライアンフマーチ、ヴェロックス)追われていましたが、時計は標準以上のものでした。
また、08年2着となったタケミカヅチは美浦「坂路」で追われましたが、初めてここで追われた馬が連対いたしました。
時計も標準以上のものでした。
あと残り1頭ですが地方の門別で追われたものでした。(コスモバルク)


以上ですが、今年は例年になく混沌とした感があって、かなり悩むことになりそうですね。
ともかく今年も、上記のデータを丁寧に展開しながら結論を出していこうと思います。

タグ:皐月賞
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第42回 ニュージーランドトロフィーのデータ [競馬データ]

中山競馬場に開催が変更になった00年以降、11年を除く、昨年までの23年間、連対馬46頭、3着馬23頭からです。


毎年触れていますが、「中山1600m芝」と聞くとノーザンダンサー系絡みの馬が強いというイメージがあります。
さてこのレースはどうなのでしょうか。
連対馬46頭でノーザンダンサー絡みだったのは22頭と、半分近くが連対していました。

3着馬では、23頭中13頭と半分強となっています。
占有率で見てみますと、ノーザンダンサー系絡みが上位3頭中3頭を占めたのは、01年、07年、08年の3年となっていました。
また、3頭中2頭だったのは00年、02年、09年、13年、16年、17年、18年、23年の8年となっていました。
そして、3頭中1頭だったのは03年、04年、06年、10年、12年、14年、15年、19年、21年の8年となっています。
逆に、1頭も連対しなかった年が3年あって、05年、20年、22年に記録しています。

今回の登録馬17頭では、ノーザンダンサー系絡みの馬は5頭となっています。

それから、ノーザンダンサー系絡みが連対しなかった05年ですが、上位3頭ともミスタープロスペクター系絡みとなっていました。
そのミスタープロスペクター系絡みの馬ですが、連対馬46頭中22頭、3着馬23頭中9頭が入っていました。
また、00年から07年まで毎年少なくとも1頭は上位3着以内に入っていたのですが、08年初めて1頭も入りませんでした。
しかし、09年は再び1着、2着と2頭入り、10年では2着、3着、阪神開催の11年(この年も1着、2着と2頭入っています)を飛ばして、12年では1着、2着、13年では1着、3着と中山開催では4年連続連対、そして2頭ずつ入っていました。
しかし、14年は3着に1頭のみとなって、連対及び2頭ずつの5年連続はなりませんでした。
続く15年は1着馬1頭、16年は2着馬1頭がそれぞれ入っていましたが、17年は3着以内に1頭も入りませんでした。
その後、18年は、2着に1頭、19年は、2着、3着と2頭、20年は1着、21年は2着、22年は2着にそれぞれ1頭、昨年23年は上位3頭とも入っていました。
いずれにせよ、ノーザンダンサー系絡みとミスタープロスペクター系絡みはそれぞれ似通った結果となっています。
今回の登録馬16頭でミスタープロスペクター系絡みの馬は4頭となっています。

また、上位3頭でこの両方の血統が絡んでいたのは、00年3着のアグネスデジタル、01年1着のキタサンチャンネル、02年3着のメジャーカフェ、04年1着のシーキングザダイヤ、07年の3着ワールドハンター、09年2着のテイアップゴールド、10年3着のレト、13年1着のエーシントップ、16年2着のストーミーシーの9頭で、逆に両方とも絡んでいなかったのは、00年2着のマチカネホクシン、03年3着のサクラタイリン、04年2着のナイストップボーイ、04年3着のナムラビッグタイム、06年3着のロジック、10年1着のサンライズプリンス、14年1着のショウナンアチーヴ、16年1着のダンツプリウス、23年2着のウンブライル、3着のシャンパンカラーの10頭となっています。
しかし、今回の登録馬でノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系の両方が絡んでいる馬の登録はありません。

次に当日の人気ですが、1番人気の馬は23年中12年で連対していて、その単勝オッズは、1.9倍、2.0倍、2.0倍、1.4倍、1.9倍、2.6倍、3.4倍、3.7倍、3.1倍、3.0倍、3.2倍、2.3倍と最後の7頭を除けば2倍以下の人気となっていました。
対して、連をはずした1番人気の10頭ですが、その単勝オッズは、
ゴールデンキャスト(03年5着)の2.6倍
ミスターケビン(05年15着)の4.5倍
スズカコーズウェイ(07年4着)の2.4倍
ゴスホークケン(08年12着)の2.3倍
ゴットフリート(13年9着)の2.5倍
アストラエンブレム(16年4着)の3.0倍
クライムメジャー(17年8着)の4.2倍
アガラス(19年4着)の2.4倍
オーロラフラッシュ(20年7着)の4.3倍
アヴェラーレ(21年15着)の2.6倍
ドルチェモア(23年7着)の1.7倍
となっていました。


次に臨戦過程ですが、まず連対馬46頭の前走では、
05年1着マイネルハーティー(前走若葉S3番人気8着)
06年2着ファイングレイン(前走スプリングS10番人気9着)
14年1着のショウナンアチーヴ(前走ファルコンS2番人気6着)
14年2着のショウナンワダチ(前走共同通信杯5番人気8着)
17年1着のジョーストリクトリ(前走ファルコンS4馬人気6着)
19年2着メイショウショウブ(前走チューリップ賞3番人気9着)
21年2着のタイムトゥヘヴン(前走弥生賞5番人気6着)
23年2着のウンブライル(前走クイーンC1番人気6着)
の8頭を除きあとの馬はすべて掲示板に載っていました。
その内訳は、前走1着が21頭、2着が5頭、3着が4頭、4着が3頭、5着が5頭となっています。
ちなみに、掲示板を外した8頭の前走は、マイネルハーティーの前走オープン特別だった以外は重賞となっていました。
3着馬では、23頭中、
04年3着のナムラビッグタイム(前走クリスタルC2番人気6着)
18年3着のデルタバローズ(前走京成杯3番人気13着)
20年3着ウイングレイテスト(前走ファルコンS7番人気6着)
22年3着リューベック(前走弥生賞10番人気6着)
23年3着シャンパンカラー(前走京成杯3番人気6着)
を除く18頭が前走掲示板に載っていました。
ちなみに、この掲示板を外した5頭の前走は重賞でした。


枠順ですが、連対馬では1枠から4枠の内枠が46頭中30頭を占め、内枠有利の結果となっています。(14年では7枠と5枠、20年では6枠と7枠と、内枠は絡みませんでした)
その中で1番連対していたのは2枠で、11頭が連対していました。
3着馬では、1枠から4枠までが12頭、5枠から8枠までが11頭とほぼ半々となっています。


毛色は、1着馬では鹿毛が10頭、黒鹿毛が9頭、栗毛が3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が14頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が3頭、芦毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が9頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっています。


以上ですが、毎年のことですが、まずは1番人気の馬の取捨選択からですね。
あとは、血統でのノーザンダンサー系絡みの馬と内枠の馬の検討ということになるかと思います。

ここ8年、16年は、3連単の配当が約100万、翌17年も約50万円とかなり荒れましたが、続く18年、19年は共に2万円台、20年は3万円台、21年は2万円台、22年は1万円台と5年その前の2年と比べて比較的固く収まっています。
昨年23年は8万円台とそれまでの5年より荒れました。
でも、今年も荒れるのか荒れないのかで、検討の段階でかなり悩むことになりそうですね。
とりあえず今年も人気とオッズが出た時点から検討を始めていきたいと思います。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第67回 阪神牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

06年から施行の日程がそれまでの12月からこの4月に変更、また距離も1600mから1400m芝、条件も3歳上から4歳上にそれぞれ変わりました。
しかしながら、16年からまた距離が1400mから1600mに戻っています。
ということで、16年以降、昨年23年までの1600m芝で行われたデータをそれぞれ載せていきたいと思います。


まず1着から3着までの人気から見ていきます。
16年 「2番人気-1番人気-5番人気」
17年 「1番人気-3番人気-4番人気」
18年 「4番人気-11番人気-1番人気」
19年 「4番人気-12番人気-9番人気」
20年 「2番人気-6番人気-11番人気」
21年 「1番人気-2番人気-8番人気」
22年 「9番人気-1番人気-2番人気」
23年 「6番人気-10番人気-9番人気」
と、1番人気馬は、8年中4年で連対、5年で3着以内と微妙な成績となっています。
ちなみに、3着以内を外した19年は8着、20年は5着、23年は6着となっていました。
また、18年、19年、20年と3年連続二桁人気の1頭が3着以内に入るなど、荒れる要素もあるレースとなっています。
ちなみに、8年間の3連単の配当は、順に、3000円台、6000円台、8万円台、72万円台、14万円台、16000円台、10万円台、101万円台と、7年中3年が10万円以上の配当が出るなど、大荒れとなったり平穏となったりと捉えどころのないレースとなっています。


その1番人気ですが、もう少し単勝オッズと着順を交えて細かく見てみますと、
16年が2.4倍で2着
17年が2.2倍で1着
18年が2.4倍で3着
19年が1.5倍で8着
20年が2.9倍で5着
21年が3.1倍で1着
22年が3.1倍で2着
23年が2.9倍で6着
となっています。


毛色は、
16年が「芦毛-鹿毛-黒鹿毛」
17年が「鹿毛-青鹿毛-鹿毛」
18年が「鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
19年が「鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
20年が「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
21年が「青鹿毛-鹿毛-鹿毛」
22年が「芦毛-黒鹿毛-青鹿毛」
23年が「黒鹿毛-鹿毛-芦毛」
となっていて、強いて言えば、黒鹿毛や青毛、青鹿毛の濃い毛色の馬が毎年絡んでいました。


父の血統では、
16年は、3頭ともヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト - ディープインパクト - ステイゴールド)
17年も、3頭ともヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト - ステイゴールド - ディープインパクト)
18年も、3頭ともヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ダイワメジャー - ディープインパクト - ハーツクライ)
19年も、3頭ともヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト - ダイワメジャー - ステイゴールド)となっていました。
20年も、19年も、3頭ともヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト - ヴィクトワールピサ - ディープインパクト)となっていました。
21年では、1着、2着が共にヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト)となっていて、3着馬がミスタープロスペクター系(キングマンボ系のロードカナロア)となっていました。
22年では、1着、3着がヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(1着ハーツクライ、3着ディープインパクト)となっていて、2着馬がミスタープロスペクター系(キングマンボ系のキングカメハメハ)となっていました。
23年では、1着、2着がミスタープロスペクター系(1着がキングマンボ系のドゥラメンテ、2着がキングマンボ系のロードカナロア)、3着がヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(イスラボニータ)となっていました。



年齢は、
16年は「6歳-4歳-6歳」
17年は「5歳-4歳-4歳」
18年は「4歳-5歳-4歳」
19年は「4歳-4歳-6歳」
20年は「5歳-5歳-6歳」
21年は「4歳-4歳-5歳」
22年は「5歳-4歳-5歳」
23年は「4歳-4歳-4歳」
となっていて、強いて言えば、20年を除いて4歳馬が3着以内に1頭から3頭入っていました。


臨戦過程ですが、
16年では、2着のミッキークイーンの前走8着(ジャパンC)を除いて、1着馬、3着馬の2頭の前走は掲示板(それぞれ、1着、3着)に載っていました。
17年では、上位3頭とも、前走は掲示板(それぞれ、5着、1着、1着)に載っていました。
18年では、上位3頭とも、前走は1着となっていました。
19年では、1着馬は前走2番人気14着(中山牝馬S)、2着馬、3着馬の前走は共に3着でした。
20年では、1着馬は前走1番人気1着(京都牝馬S)、2着馬が11番人気15着(有馬記念)、3着馬が10番人気6着(京都牝馬S)と1着馬のみが掲示板に載っていました。
21年では、1着馬は1番人気1着(3勝クラス)、2着馬は2番人気1着(愛知杯)、3着馬は12番人気13着(愛知杯)と、1着馬と2着馬が共に1着となっていました。
22年では、1着馬は3番人気13着(オープンクラス)、2着馬は1番人気11着(愛知杯)、3着馬は1番人気1着(3勝クラス)と、3着のみが1着と掲示板に載っていました。
23年では、1着馬は2番人気11着(オープンクラス)、2着馬は5番人気15着(京都牝馬S)、3着馬は8番人気1着(3勝クラス)と、3着のみが1着と掲示板に載っていました。


枠の出目では
16年 5枠-5枠-6枠
17年 3枠-8枠-4枠
18年 7枠-7枠-3枠
19年 5枠-8枠-7枠
20年 1枠-8枠-5枠
21年 7枠-4枠-1枠
22年 4枠-2枠-3枠
23年 7枠-1枠-2枠
となっていました。


以上ですが、今年も上記のデータを丁寧になぞらえながら結論を出していこうと思っています。


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第84回 桜花賞のデータ [競馬データ]

阪神競馬場の馬場改修でリニューアルされてから以降、07年から昨年23年までの17年間のデータを単純に羅列していきたいと思います。


まず人気の組み合わせを見てみますと、
07年は「3番人気-1番人気-7番人気」
08年は「12番人気-15番人気-5番人気」
09年は「1番人気-2番人気-5番人気」
10年は「1番人気-3番人気-11番人気」
11年は「2番人気-1番人気-4番人気」
12年は「2番人気-4番人気-3番人気」
13年は「7番人気-2番人気-14番人気」
14年は「1番人気-2番人気-5番人気」
15年は「5番人気-7番人気-8番人気」
16年は「3番人気-2番人気-6番人気」
17年は「8番人気-3番人気-1番人気」
18年は「2番人気-1番人気-3番人気」
19年は「2番人気-7番人気-3番人気」
20年は「2番人気-1番人気-9番人気」
21年は「2番人気-1番人気-8番人気」
22年は「7番人気-3番人気-6番人気」
23年は「1番人気-6番人気-5番人気」
となっていました。

上記の通り、17年中9年で1番人気が連に絡み、10年で3着以内に入っていますが、1番人気はもう一つの成績となっています。
1番人気が3着以内に入らなかった残り8年ですが、代わりに2番人気が4年、3番人気が2年、5番人気が2年、それぞれ一番の上位人気となっていました。
そのうち、5番人気が最上位人気(3着)だった08年ですが、連対馬2頭とも二桁人気となって、3連単が約700万と大荒れの結果となりました。
ただ、連対馬として二桁人気が入ったのはこの年だけで、残り16年の連対馬32頭中24頭が3番人気以上の上位人気馬、あと、4番人気、5番人気、6番人気が各1頭、7番人気が4頭、8番人気が1頭となっていて、如何に08年だけが特別であったかがわかるかと思います。
でも、1回こう荒れると、また荒れるのではないかという先入観は拭いきれないですね。
あと3着馬ですが、その二桁人気となったのは17年中、10年(11番人気)と13番人気(14番人気)の2年。
残りの15年の内訳は、1番人気が1頭、3番人気が3頭、4番人気が1頭、5番人気が4頭、6番人気が2頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、9番人気が1頭となっていました。
連対馬と比べて割合から言えば、3着馬の方が6番人気以下の人気薄がよく来ている印象が感じられます。


では、1番人気馬の単勝オッズと着順を年毎に見ていきたいと思います。
まず07年はウオッカで、1.4倍(2着)と圧倒的な人気となっていましたが2着と勝ち切ることができませんでした。
08年の1番人気はトールポピーで、一転単勝オッズは3.8倍と高く、着順も8着と沈んでしまいました。
09年の1番人気はブエナビスタで、単勝オッズは1.2倍と圧倒的な人気となり、結果、その人気に応えて見事優勝いたしました。
10年はアパパネで、2.8倍とそこそこの人気となり、こちらも見事1着となりました。
11年の1番人気はホエールキャプチャがなって、単勝オッズは3.1倍と比較的高くなりましたが、結果2着と連対は死守いたしました。
12年の1番人気はジョワードヴィーヴルで、単勝オッズは2.3倍と人気にはなってはいましたが、結果は不本意の6着と沈んでしましました。
13年の1番人気はクロフネサプライズで、単勝オッズは2.8倍でしたが、道中は先行そしてハナに立って粘っていたものの、直線では粘り切れず、4着で3着以内に入ることはできませんでした。
14年の1番人気はハープスターで、単勝オッズは1.2倍と圧倒的人気。
最後の直線に入っても最後方でしたが、エンジンがかかってからは大外を一気に凄い脚で上がって来て、最後のゴールで先に後方から動いて先頭に立っていたレッドリヴェールを計ったように差し切って、人気に応えて勝ちました。
15年の1番人気はルージュバックで、単勝オッズは1.6倍とかなりの人気となりましたが、流れが向かなかったのか、後方から若干伸びただけで9着と終わりました。
16年のメジャーエンブレムも、単勝1.5倍の圧倒的1番人気でしたが、こちらはそれまでのようなハナに立ったり先行したりして押し切る競馬とならず、最後馬群に包まれながらも何とかこじ開けて伸びて来たものの4着が精一杯でした。
17年も、ソウルスターリングが単勝1.4倍と圧倒的1番人気になりましたが、最後の直線、いい脚で追い上げるレーヌミノルを捕らえに行くにもその差は縮まず、ゴール前、レーヌミノルが先頭に立ちその2番手に上がったものの、最後リスグラシューに交わされ3着となりました。
稍重の馬場の影響もあったかも知れません。
18年は、ラッキーライラックが単勝オッズ1.8倍と圧倒的1番人気になって、直線抜け出して先頭、そのまま押し切ろうとしたところ、後方から凄い脚で伸びて来た2番人気のアーモンドアイに差し切られて2着となりました。
19年は、ダノンファンタジーが単勝オッズ2.8倍でそこそこの人気でしたが、道中いい感じで進み、直線も伸びてゴール前2番手で並びましたが、ゴール寸前切れ負けで2着馬、3着馬に僅差の4着となりました。
20年は、レシステンシアが単勝オッズ3.7倍とかなり高いオッズとなりましたが、雨で重馬場の中、道中2番手、直線半ば先頭に立って押し切るかと思われました。
しかし、外から伸びて来た2番人気デアリングタクトの鬼脚にゴール前差されて2着となりました。
21年は、サトノレイナスが単勝オッズ3.3倍と過去3番目の高いオッズとなりましたが、道中後方待機の競馬で、直線、上がり1番時計の猛追も、ゴール前先頭に踊り出ていたソダシにクビ差及ばず惜敗、2着となりました。
22年は、ナミュールが単勝オッズ3.2倍と過去4番目の高いオッズでの1番人気となりましたが、2歳時のG1阪神ジュベナイルフィリーズで4着となった時と同じ8枠で、大外が不利となったのか、スタートで出遅れて後方からの競馬、直線での末脚も不発で、10着と敗退してしまいました。
23年の1番人気はリバティアイランドで、単勝オッズは1.6倍と圧倒的人気。
最後の直線に入っても最後方辺りでしたが、外をじわじわ上がってくるものの、さすがに前を捕らえるのには厳しい状況、しかし、ゴール前、坂を駆け上がるところから加速を始め、ゴール寸前、前で粘っていた2頭を一気に交わし、見事1着でゴールいたしました、
同じような競馬で勝った14年のハープスター以来9年振りの1番人気馬の勝利となりました。

結局リニューアル後の1番人気馬17頭では、4頭しか1着になっていないことになります。(09年、10年、14年、23年)
さて今年は、昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズ勝ちから直接、桜花賞に出走予定のアスコリピチェーノ、同レース2着から同じく直接桜花賞出走予定のステレンボッシュ、前走クイーンステークスで後方からいい脚で伸びて来て勝ち抜いたクイーンズウォークの3頭のうちの1頭が1番人気となりそうですが、結構激戦が予想される中、1番人気に推された馬は果たしてどうなることでしょうか。


次に毛色ですが、
1着馬は、鹿毛が10頭、栗毛が3頭、黒鹿毛が2頭、青鹿毛、白毛が各1頭。
2着馬は、鹿毛が8頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が2頭、栗毛、芦毛、青毛が各1頭。
3着馬は、鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛が各4頭、黒鹿毛、芦毛が各2頭。
となっていました。


次に血統ですが、まず連対馬計34頭の父では、ヘイルトゥリーズン系が25頭(ディープインパクトが10頭、ダイワメジャーが3頭、アグネスタキオン、タニノギムレット、フジキセキ、スペシャルウイーク、マンハッタンカフェ、ステイゴールド、ヴィクトワールピサ、ハーツクライ、オルフェーブル、エピファネイヤ、シルバーステート、キタサンブラックが各1頭)、ミスタープロスペクター系が5頭(キングカメハメハ、ドゥラメンテが各2頭、ロードカナロアが1頭)、ノーザンダンサー系が3頭(クロフネが2頭、フレンチデピュティが1頭)、ナスルーラ系が1頭(レッドゴッド系のバゴ)となっていました。

母の父(BMS)では、ノーザンダンサー系が13頭(ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系が各2頭、ノーザンテースト、ヴァイスリージェント系、トライマイベスト系、ストームバード系、フェアリーキング系、ディキシーランドバンド、リファール系が各1頭)、ヘイルトゥリーズン系が7頭(サンデーサイレンスが3頭、リアルシャダイ、マーベラスサンデー、タイキシャトル、オールアメリカンが各1頭)、ミスタープロスペクター系も7頭(キングカメハメハ(キングマンボ系)が3頭、スマートストライク系が2頭、マキャベリアン系、フォーティナイナー系が各1頭)、ナスルーラ系が4頭(ネヴァーベンド系、レッドゴッド系、ボールドルーラー系、グレイソブリン系)、サーゲイロード系、ダンテ系、ネイティヴダンサー系が各1頭となっていました。

3着馬17頭では、父はヘイルトゥリーズン系が11頭(ディープインパクトが2頭、アグネスタキオン、シンボリクリスエス、ダンスインザダーク、マンハッタンカフェ、ダイワメジャー、ハーツクライ、キズナ、ミッキーアイル、モーリスが各1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭(キングカメハメハが2頭、ルーラーシップが1頭)、ノーザンダンサー系が2頭(フェアリーキング系、サドラーズウェルズ系)、ナスルーラ系(レッドゴッド系)となっていました。

BMSはノーザンダンサー系が7頭(ヴァイスリージェント系が2頭、ニジンスキー系、フェアリーキング、ビーマイゲスト系、ヌレイエフ系、ストームバード系)、ミスタープロスペクター系が3頭(キングマンボ系、アフリート系、フォーティナイナー系)、ヘイルトゥリーズン系(ブライアンズタイム、アグネスタキオン、ハーツクライ)も3頭、ナスルーラ系も2頭(トニービン(グレイソブリン系)、ボストンハーバー(ボールドルーラー系)、サーゲイロード系(キャロルハウス)、ブランドフォード系が各1頭となっていました。

1着馬から3着馬計51頭で見てみますと、全体的にヘイルトゥリーズン系(父が35頭、BMSが9頭、両方が1頭)がほとんどで絡み、BMSではノーザンダンサー系が19頭と目立っています。


それから臨戦過程での前走ですが、1着馬は順に、
07年はチューリップ賞2番人気2着
08年はフィーリーズレビュー4番人気3着
09年はチューリップ賞1番人気1着
10年はチューリップ賞1番人気2着
11年はエルフィンS2番人気1着
12年はチューリップ賞2番人気4着
13年はチューリップ賞5番人気3着
14年はチューリップ賞1番人気1着
15年はチューリップ賞2番人気3着
16年はチューリップ賞1番人気2着
17年はフィリーズレビュー1番人気2着
18年はシンザン記念1馬人気1着
19年は朝日フューチュリティ1番人気3着
20年はエルフィンS3番人気1着
21年は阪神JF1番人気1着
22年はクイーンC1番人気2着
23年は阪神JF1番人気1着
となっています

2着馬も順に、
07年はチューリップ賞1番人気1着
08年はクイーンC10番人気6着
09年はエルフィンS1番人気1着
10年はフラワーカップ3番人気1着
11年はクイーンC2番人気1着
12年はクイーンC2番人気1着
13年はチューリップ賞1番人気7着
14年は阪神JF5番人気1着
15年はチューリップ賞1番人気11着
16年はチューリップ賞2番人気1着
17年はチューリップ賞2番人気3着
18年はチューリップ賞1番人気1着
19年はチューリップ賞4番人気2着
20年は阪神JF4番人気1着
21年は阪神JF2番人気2着
22年はチューリップ賞3番人気5着
22年はチューリップ賞6番人気2着
となっています。

3着馬も順に、
07年クイーンC1番人気2着
08年はアネモネ賞2番人気1着
09年はチューリップ賞3番人気5着
10年はチューリップ賞8番人気3着
11年はフラワーC5番人気1着
12年はフィーリーズレビュー1番人気1着
13年はチューリップ賞8番人気8着
14年はチューリップ賞4番人気2着
15年はチューリップ賞4番人気6着
16年はフィーリーズレビュー1番人気2着
17年はチューリップ賞1番人気1着
18年はチューリップ賞2番人気3着
19年はクイーンC1番人気1着
20年はチューリップ賞5番人気7着
21年はフェアリーS3番人気1着
22年はフィーリーズレビュー1番人気2着
23年はチューリップ賞2番人気3着
となっていました。


また前々走ですが、1着馬から3着馬まで計51頭では、まず人気は、1番人気が18頭、2番人気は17頭、あとの15頭は、3番人気が4頭(1着、4着、2着、1着)、4番人気が6頭(1着、2着、5着、1着、3着、2着)、5番人気が1頭(6着)、6番人気が3頭(3着、2着、5着)、8番人気が1頭(2着)、11番人気1頭(1着)となっていました。
着順は、1着が28頭、2着が12頭、3着が4頭、4着が2頭(2番人気、3番人気)、5着が2頭(4番人気、6番人気)、6着が2頭(5番人気、6番人気)、7着が1頭(4番人気)となっていました。


枠の出目ですが、順に挙げていきますと、
07年は「8枠-7枠-2枠」
08年は「7枠-8枠-7枠」
09年は「5枠-8枠-7枠」
10年は「5枠-4枠-6枠」
11年は「4枠-8枠-8枠」
12年は「5枠-7枠-6枠」
13年は「4枠-7枠-5枠」
14年は「8枠-6枠-5枠」
15年は「3枠-4枠-1枠」
16年は「7枠-6枠-5枠」
17年は「5枠-3枠-7枠」
18年は「7枠-1枠-5枠」
19年は「4枠-8枠-2枠」
20年は「5枠-8枠-2枠」
21年は「2枠-8枠-1枠」
22年は「4枠-3枠-1枠」
23年は「2枠-5枠-7枠」
となっていて、10年と15年と22年を除いて、外枠の「7枠」「8枠」の中の馬が少なくとも1頭は3着以内に毎年絡んでいました。
また、09年以降昨年23年まで、21年を除いて14年で、「4枠」「5枠」の中の馬が少なくとも1頭、3着以内に絡んでいました。


以上ですが、まずは1番人気馬の取捨選択からとなりますね。
それから、2番人気、3番人気辺りの上位人気が予想される馬たちも検討しなくてはならないですね。
でも、3着馬の想定も考えて、結構下位人気の馬が絡む年もあるので、今年は特に検討にはかなり悩むこととなりそうです。
また、この桜花賞は毎年のように展開次第で決め手が変わりますので、展開予想も重要な要素になるかと思います。
ともかくも、今年も上記のデータを一つ一つじっくり丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

タグ:桜花賞
nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:競馬

第56回 ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ [競馬データ]

ハンデ戦に変更された02年から11年の阪神競馬場での開催を除く21年間、連対馬42頭、3着馬21頭からです。


毎年触れていますが、このレースは、96年に1600m芝の別定戦に変更になり、さらに02年にハンデ戦へと変更になりました。
その別定戦だった96年から01年までの6年間の連対馬は、00年2着馬が8番人気だった以外はすべて3番人気以上の上位人気で、ほぼ平穏の結果となっていました。
ところが、02年以降のハンデ戦になりますと、逆に02年1着馬の2番人気、05年1着馬の3番人気、06年2着馬の3番人気、09年1着馬の1番人気、12年1着馬の3番人気、13年の2着馬の1番人気、15年の1着馬の1番人気、17年2着馬の1番人気、19年の1着馬の2番人気、19年2着の3番人気、21年の1着馬の3番人気、23年の1着馬の3番人気、23年2着の2番人気の13頭以外の29頭は4番人気以下の人気薄で、全体的に荒れ気味傾向に変わっています。
3着馬は、96年から01年までの6年間の半分が4番人気以下、02年から11年を除く23年までの21年間のうち13年が4番人気以下で、特に06年から09年の間は、二桁人気の馬が連続で3着に来ています。
ちなみに11年の阪神競馬場施行では、「8番人気-2番人気-6番人気」での決着で、ほぼ02年以降の中山での施行に準じた結果となっていました。

それから、別定戦の頃の6年間すべて、そしてハンデ戦になってからは中山開催の21年中、08年、10年、12年、16年、17年、18年、20年を除く14年で4歳馬が連に絡んでいました。
ただ3着馬では、別定せんから通して26年中3年(01年、10年、14年)しか4歳馬は入っていません。
ちなみに、11年の阪神での施行では、コスモセンサーの1頭のみの4歳馬が出走していましたが、5番人気9着となっていました。
今回の出走馬16頭中4歳馬は5頭の登録があります。


次に血統ですが、連対馬42頭中23頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
3着馬は21頭中9頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系でした。
3着以内では、02年以降、阪神開催の11年を除く21年間中、4頭出走して1頭も入らなかった13年、5頭出走して1頭も入らなった20年、3頭出走して1頭も入らなかった23年の3年を除く18年では少なくとも1頭、BMSがノーザンダンサー系の馬が3着以内に入っていました。
そのうち3頭独占したのは02年、05年、09年の3年、2頭入ったのは03年、04年、12年、17年、18年、19年、21年、22年の8年となっています。
ちなみに、11年の阪神開催では、1着馬ブリッツェンのBMSがノーザンダンサー系でした。
今回出走馬16頭中、BMSがノーザンダンサー系なのは、ダディズビビッドの1頭となっています。


次に父の血統も見てみますと、連対した42頭の中で、父で一番多かった血統は、サンデーサイレンス系が17頭(うち4頭はサンデーサイレンス、あと13頭は、ダイワメジャー(4頭)、ハーツクライ(2頭)、ディープインパクト(2頭)、フジキセキ、ゴールドアリュール、マンハッタンカフェ、ゴールドヘイロー、ヴィクトワールピサ)で、続いてロベルト系が7頭、ノーザンダンサー系が6頭(ダンチヒ系(2頭)、フェアリーキング(2頭)、フレンチデピュティ系、サドラーズウェルズ系)、ミスタープロスペクター系も6頭、ナスルーラ系が4頭(レッドゴッド系(3頭)、プリンスリーギフト系)、あとトゥルビョン系、マンノウオー系が各1頭となっていました。

3着馬では、サンデーサイレンス系が8頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ノーザンダンサー系が3頭(フレンチデピュティ系、ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系)、ロベルト系が2頭(ブライアンズタイム2頭)、ナスルーラ系も2頭(レッドゴッド系、グレイソブリン系)となっています。
11年の阪神開催では、1着馬がサンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)、2着馬がノーザンダンサー系(サドラーズウエルズ系)、3着馬がミスタープロスペクター系(フォーティナイナー系)となっていました。


次にハンデ重量ですが、21年中、06年、13年、14年、15年、17年、19年、23年の7年を除く14年で、3着以内に重量54kg以下の馬が少なくとも1頭絡んでいました。
しかし、13年以降では、重量54kg以下の馬が3着以内に絡んだのは11年中5年と、12年以前(阪神開催の11年は除くj)の10年中9年より大幅に減っています。
ちなみに、11年の阪神開催では、1着馬(8番人気)のハンデ重量が54kgでした。
しかしながら、今回の出走馬で、重量54kg以下の馬の出走はありません。
それから、ハンデ頭の馬が3着以内に入った年ですが、
03年3番人気3着 グラスワールド(57kg)
05年3番人気1着 ダイワメジャー(57.5kg)
12年3番人気1着 ガルボ(57.5kg)
16年4番人気2着 ロゴタイプ(58kg)
23年2番人気2着 ジャスティンカフェ(58kg)
の5頭となっています。
今回の出走馬でハンデ頭の馬は、重量58kgのインダストリアとなっています。


それから、連対馬の臨戦過程で「前々走の人気」が5番人気以上の上位人気の馬が、42頭中26頭占めていました。
今回の出走馬で前々走5番人気以上の馬は16頭中11頭となっています。
残りの前々走の人気が6番人気以下の馬16頭ですが、面白いことに8番人気が6頭もいるなど、6番人気から9番人気の間の人気で占められていました。
ちなみに、昨年の連対馬の前々走の人気は、「1番人気-7番人気」となっていました。
今回の出走馬で前々走が6番人気から9番人気の間の馬は、エエヤン(8番人気)、ダディズビビッド(9番人気)の2頭がいます。
3着馬の前々走の人気ですが、5番人気以上の上位人気の馬は21頭中9頭、6番人気から9番人気の間の馬が4頭、連対馬でいなかった二桁人気の馬が8頭となっていました。
ちなみに、前々走の人気が二桁人気の出走馬は、グランデマーレ(12番人気)、タイムトゥヘヴン(13番人気)、ドルチェモア(16番人気)の3頭となっています。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が23頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、栃栗毛と青鹿毛が各2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、青鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
11年の阪神開催では、上位3頭の毛色を順に挙げていきますと、鹿毛-黒鹿毛-芦毛となっていました。


以上ですが、毎年書いていますけれど、このレース、阪神を含めて3連対が始まってから18年中、10年、13年、15年、16年、17年、19年、21年、23年を除く10年で、3連単の配当が10万馬券以上、その10年のうち2年がいわゆる100万馬券と、かなり荒れるレースで有名となっています。
今年も予想はかなり難解を極めそうです。
ちなみに、12年以降12年間では、12年(16万円台)、14年(30万円台)、18年(12万円台)、20年(41万円台)、22年(55万円台)と10万円以上の配当が5回が出ていました。
それ以外の年は、13年1万円台、15年、16年は5万円台、17年は1万円台、19年は5万円台、21年、23年は2万円台となっています。
配当予想はなかなか難解ですね。
ともかく、上記のデータを一つ一つ丁寧にひも解きながら、今年もまずは穴馬探しから始めたいと思います。


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第68回 大阪杯のデータ [競馬データ]

17年にG2レースからG1レースに昇格となったレースで今年はG1になって8回目になります。
施行、距離など同じですが、過去7年、出走馬もそうそうたる馬が揃い、展開もやはりG1ならではの流れとなりました。
今年は、ドバイでのレースが重なるため、そちらにそうそうたる馬達が出走することもあって、今年も登録馬に少々小粒感はあります。
それでも、昨年のダービー馬で、菊花賞2着のタスティエーラ、同じく昨年のダービー2着で、菊花賞3着のソールオリエンス、前11戦中6勝2連対、10戦掲示板に載っているローシャムパークを始め、他にもなかなかの伏兵馬も登録しているなど、決して遜色ない馬達が揃いました。
今年も楽しみですね。
では、G1に昇格した17年から昨年までの過去7年、連対馬14頭、3着馬7頭からみていきます。

まずは、1番人気馬ですが、( )内は単勝オッズ
17年 キタサンブラック    1着(2.4倍)
18年 スワーヴリチャード  1着(3.5倍)
19年 ブラストワンピース  6着(3.2倍)
20年 ダノンキングリー   3着(3.8倍)
21年 コントレイル      3着(1.8倍)
22年 エフフォーリア     9着(1.5倍)
23年 スターズオンアース  2着(3.4倍)
と、7頭3連対(2勝、2着1回)3着2回となっていました。
さて今年の1番人気はどの馬になるのでしょうか。


過去7年の上位3頭の人気の組み合わせですが、
( )内は3連単の配当
17年 1番人気-7番人気-4番人気(23910円)
18年 1番人気-6番人気-2番人気(17450円)
19年 9番人気-2番人気-4番人気(93560円)
20年 2番人気-4番人気-1番人気(7810円)
21年 4番人気-6番人気-1番人気(106210円)
22年 8番人気-3番人気-7番人気(537590円)
23年 2番人気-1番人気-10番人気(31240円)


次に臨戦過程ですが、
17年の上位3頭の前走は、
1着のキタサンブラックの前走は、G1の有馬記念2番人気2着
2着のステファノスの前走は、G2の金鯱賞3番人気6着
3着のヤマカツエースの前走は、G2の金鯱賞1番人気1着
18年の上位3頭の前走は、
1着のスワーヴリチャードの前走は、G2の金鯱賞1番人気1着
2着のペルシアンナイトの前走は、G2の中山記念1番人気5着
3着のアルアインの前走は、G2の京都記念3番人気2着
19年の上位3頭の前走は、
1着のアルアインの前走は、G2の金鯱賞の3番人気5着
2着のキセキの前走は、G1の有馬記念の2番人気5着
3着のワグネロリアンの前走は、G2の神戸新聞杯の2番人気1着
20年の上位3頭の前走は、
1着のラッキーライラックの前走は、G2の中山記念の2番人気2着
2着のクロノジェネシスの前走は、G2の京都記念の1番人気1着
3着のダノンキングリーの前走は、G2の中山記念の1番人気1着
21年の上位3頭の前走は、
1着のレイパパレの前走は、G3のチャレンジカップの1番人気1着
2着のモズベッロの前走は、G2の京都記念の5番人気8着
3着のコントレイルの前走は、G1のジャパンカップの2番人気2着
22年の上位3頭の前走は、
1着のポタジェの前走は、G2の金鯱賞の4番人気4着
2着のレイパパレの前走は、G2の金鯱賞の2番人気2着
3着のアリーヴォの前走は、G3の小倉大賞典の1番人気1着
23年の上位3頭の前走は、
1着のジャックドールの前走は、G1の香港Cの2番人気7着
2着のスターズオンアースの前走は、G1の秋華賞の1番人気3着
3着のダノンザキッドの前走は、G2の中山記念の2番人気11着
となっていました。
ということで、過去7年間の上位3頭に関しては、前走は当然ながらすべて重賞となっています。
その内訳は、G1(5頭、有馬記念が2頭、ジャパンカップ、香港C、秋華賞が各1頭)、G2(14頭、金鯱賞6頭、中山記念が4頭、京都記念が3頭、神戸新聞杯1頭)、G3(2頭、チャレンジカップ、小倉大賞典が各1頭)となっています。

今年の登録馬20頭で前走G1だったのは、前走有馬記念だった5番人気6着のタスティエーラ、同じく前走有馬記念11番人気9着のハーパー、前走香港C3番人気8着のローシャムパークの3頭となっています。
前走G2だった登録馬は9頭、その中で金鯱賞だったのは、8番人気4着だったハヤヤッコ1頭となっています。
あと、前走京都記念では、3番人気1着だったプラダリア、1番人気2着だったベラジオオペラ、9番人気3着だったバビット、2番人気8着だったルージュエヴァイユの3頭が登録しています。
前走中山記念では、4番人気3着だったジオグリフ、1番人気4着だったソールオリエンスの2頭が登録しています。
他に前走G2の馬は2頭登録しています。
前走G3では4頭の登録があります。

次に阪神芝での実績ですが、
17年の上位3頭では、
1着キタサンブラックが(0.1.1.0)
2着ステファノスが(1.1.1.1)
3着ヤマカツエースが(0.0.0.4)
18年の上位3頭では、

1着スワーヴリチャード(1.1.0.0)
2着ペルシアンナイト(1.0.0.0)
3着アルアイン(2.0.0.0)
19年の上位3頭では、
1着アルアイン(2.0.1.0)
2着キセキ(1.1.2.1)
3着ワグネリアン(2.0.0.0)
20年の上位3頭では、
1着ラッキーライラック(2.1.0.1)
2着クロノジェネシス(0.1.1.0)
3着ダノンキングリー(0.0.0.0)
21年の上位3頭では、
1着レイパパレ(2.0.0.0)
2着モズベッロ(0.1.1.2)
3着コントレイル(1.0.0.0)
22年の上位3頭では、
1着ポタジェ(3.1.0.0)
2着レイパパレ(3.0.1.1)
3着アリーヴォ(0.0.1.1)
23年の上位3頭では、
1着ジャックドール(1.1.0.1)
2着スターズオンアース(1.0.1.0)
3着ダノンザキッド(1.1.1.0)
と、ダノンキングリーが未出走、あとヤマカツエースとアリーヴォ以外はすべて連対、ヤマカツエース、キセキ、モズッベロ、アリーヴォ以外、阪神出走経験のなかったダノンキングリーを除く20頭中16頭が連対率5割以上、21頭中15頭が阪神で勝った経験がありました。

今回の登録馬で、阪神競馬場5割以上だったのは、エピファニー、カテドラル、スタニングローズ、ステラヴェローチェ、バビッド、ハーパー、ベラジオオペラ、ミッキーゴージャス、リカンカブール、ロードデルレイの10頭、また、阪神競馬場で勝った経験のある登録馬は、エピファニー、カテドラル、スタニングローズ、ステラヴェローチェ、ハーパー、プラダリア、ベラジオオペラ、ミッキーゴージャス、リカンカブール、ロードデルレイの10頭となっています。


それから「阪神2000m芝」は、内枠がよく絡む傾向がありますが、G2での大阪杯でも92年以降、24年中15年で1枠から3枠までの内枠が絡んでいました。
内訳は、連対馬48頭中では17頭が内枠に絡んでいました。
枠順でみると、3枠が11頭、5枠が10頭、7枠が8頭と続いています。
3着馬では、逆に1枠から3枠までに入ったのは24頭中5頭と少なくなっていました。
枠順では、8枠が23頭中7頭と最も多く、次に4枠が4頭となっていました。

G1になってからの7年間では、
17年の上位3頭の枠順は、「4枠-3枠-8枠」
18年の上位3頭の枠順は、「8枠-3枠-4枠」
19年の上位3頭の枠順は、「3枠-4枠-2枠」
20年の上位3頭の枠順は、「5枠-8枠-6枠」
21年の上位3頭の枠順は、「6枠-1枠-5枠」
22年の上位3頭の枠順は、「4枠-7枠-5枠」
23年の上位3頭の枠順は、「5枠-6枠-7枠」
と、3着以内に1枠から3枠までの内枠が絡んだのは、7年中4年となっていました。
連対馬で多かった枠は、各14頭中3頭だった3枠と4枠、あと、5枠と6枠と8枠が各2頭、1枠と7枠が各1頭、2枠がまだ無しとなっています。
3着馬7頭では、5枠が2頭、あと、2枠、4枠、7枠、8枠が各1頭、1枠、3枠、6枠がまだ無しとなっています。


次に毛色ですが、
17年 「鹿毛-鹿毛-栗毛」
18年 「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
19年 「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
20年 「栗毛-芦毛-黒鹿毛」
21年 「鹿毛-鹿毛-青鹿毛」
22年 「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
23年 「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
となっていました。


年齢では、
17年の上位3頭は、「5歳馬-6歳馬-5歳馬」
18年の上位3頭は、「4歳馬-4歳馬-4歳馬」
19年の上位3頭は、「5歳馬-5歳馬-4歳馬」
20年の上位3頭は、「5歳馬-4歳馬-4歳馬」
21年の上位3頭は、「4歳馬-5歳馬-4歳馬」
22年の上位3頭は、「5歳馬-5歳馬-4歳馬」
23年の上位3頭は、「5歳馬-4歳馬-5歳馬」
となっていました。


牡馬、牝馬別では、
牝馬の出走がなかった17年、19年を除く5年、連対馬10頭では、牡馬、牝馬とも各5頭と並んでいました。
3着馬5頭では、すべて牡馬となっています。
今回の登録馬では、スタニングローズ、ハーパー、ミッキーゴージャス、モリアーナ、ルージュエヴァイユの5頭の牝馬が登録しています。


父の血統ですが、

17年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ブラックタイド)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)」となっています。
18年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ハーツクライ)-ノーザンダンサー系(ハービンジャー)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
19年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-ミスタープロスペクター系(ルーラーシップ)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
20年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(オルフェーヴル)-ナスルーラ系(バゴ)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
21年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-サンデーサイレンス系(ディープブリランテ)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
22年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-ミスタープロスペクター系(ドゥラメンテ)」となっています。
23年の上位3頭の父の血統は、「ロベルト系(モーリス)-ミスタープロスペクター系(ドゥラメンテ)-サンデーサイレンス系(ジャスタウェイ)」となっています。

特にディープインパクト産駒が目立っていますが、その産駒が出走し始めたG2だった13年以降で3着以内に入っていたのは、、
14年1着馬
15年1着馬、2着馬
16年1着馬、3着馬
17年2着馬
18年3着馬
19年1着馬、3着馬
20年3着馬
21年1着馬、3着馬
22年1着馬、2着馬
と、その翌年14年以降、9年連続3着以内に1頭ないし2頭入っていました。
残念ながら、昨年は、4頭のディープインパクト産駒が出走していましたが、4頭共二桁着順になってしまいました。
今回の登録馬では、ディープインパクト産駒としては、キラーアビリティとプラダリアの2頭が登録しています。
また、ディープインパクトの仔産駒では、シルバーステート産駒のリカンカブールが登録しています。



以上ですが、今年もどの馬も一長一短があって、絞りにくいですね(^^;
とりあえず人気とオッズが出てきてから、上記のデータを参考に、いろいろ悩みながら結論を出していこうと思います。

タグ:大阪杯
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

第31回 マーチステークスのデータ [競馬データ]

第1回の94年から、11年の阪神競馬場での開催を除く29年、連対馬58頭、3着馬30頭からです。
(22年、3着同着を含む)


ともかくも捉えどころのない難解なレースです。

3連単が始まった05年以降では、その配当は、05年から08年までは15万円台、25万円台、30万円台、10万円台と連続10万円以上となりましたが、09年、10年はそれぞれ7万円台、8万円台と10万円台を割りました。
11年(阪神開催)は除いて、続く12年は230万円台と大荒れ。
13年からは、2万円台、3万円台、7万円台、5万円台と10万円台割れが4年続いた後、、続く17年は46万円台、18年は15万円台、19年は124万円台と3年連続10万円超えとなり、特に19年では12年に続いて100万円超えの配当となりました。
翌20年は7万円台と落ち着いた(?)ものの、翌21年は17万円台と再び荒れました。
翌22年は、3着同着で3連単の配当は5万円台と6万円台と二通りとなりましたが、同着でなければいずれも10万円は超えていたと思われますので、昨年も荒れた年と言えるかと思います。
昨年23年は、8万円台と10万円を割った配当となりました。

過去18年(11年を除く)でまとめますと、100万円以上が2年、10万円台から40万円台が7年、2万円台から8万円台が9年となっていました。
このように、10万円割れと言っても2万円台から8万円台ですから、もともと基本的には荒れる要素の濃いレースとなっています。
でも、荒れるレースと言ってもどれくらい荒れるのかは走ってみなくてはわからないところがありますね。


まず当日の人気ですが、1番人気は29年中8年の連対のみで(1着5頭、2着3頭)、3着馬の1番人気も08年と15年と22年の3頭だけとなっていて、3着以内では29年中計11年となっています。
また、その1番人気が連対をはずした残り21年の1着から3着までの中での最高人気の内訳は、1番人気が前述した08年と15年と22年の3着での3回、2番人気が8回、3番人気が2回、4番人気が4回、5番人気が1回、6番人気が2回、8番人気が1回となっています。
また、6番人気以下の人気薄の連対馬も58頭中30頭も占めていて、さらに29年中11回馬連で万馬券が出るなど、客観的に見ても荒れやすいレースとなっています。
ちなみに、阪神競馬場に代わって行われた11年の人気の組み合わせは、「7番人気-9番人気-6番人気」で、最高人気が6番人気、馬連は万馬券、3連単の配当は28万円台で、傾向的には中山で行われていた時と同じ様相を見せていました。


さて、まず臨戦過程での前走の着順ですが、当日人気が全体的に低い割には結構前走では、上位着順を経た連対馬が多く出ています。
連対馬58頭中、前走で連対した馬は半分近くの27頭、前走掲示板に載った馬まで広げますと41頭にもなります。
前々走も見てみますと、前々走で連対した馬は23頭、掲示板に載ったのは38頭でした。
しかし、一見臨戦過程の成績は良いように見えますが、前々走前走共に掲示板に載った馬を見てみますと、約半分の30頭で、どちらかといえば着順のアップダウンが見られ、そのあたりが当日の人気に現れているように見受けられます。


臨戦過程での前走のレースですが、連対馬で多かったのは仁川Sの12頭となっていました。
過去23年に限って見てみますと、そのうち9年、前走でこのレースを走った馬が片方か両方で絡んでいました。
その前走仁川Sでの着順ですが、掲示板に載っていたのがそのうち11頭で、あともう1頭は3番人気7着でした。
ちなみに、11年の阪神で行われた時の1着馬テスタマッタの前走は仁川S4番人気3着でした。
同じく3着馬では、前走仁川Sだったのは、30頭中11頭いました。
その仁川Sでの着順は、1着、13着、4着、7着、1着、2着、3着、2着、2着、4着、7着となっていました。
今回の出走馬14頭では、前走仁川Sで掲示板に載った馬は、ウェルカムニュース(2番人気4着)の1頭となっています。
あと、掲示板に載らなかった出走馬ですが、ラインオブソウル(11番人気12着)の1頭がいます。

次に連対馬で、前走で多かったのは9頭の準オープン特別で、その9頭の前々走の着順は、1番人気11着だった1頭を除き、1着が3頭、2着が3頭、3着が1頭、5着が1頭とほぼ上位着順でした。
3着馬で前走準オープン特別だったのは6頭いました。
その6頭の前々走の着順は、1着、3着、4着、5着、6着、6着となっていました。
今回の出走馬で前走準オープン特別(3勝クラス)を走った馬は、4番人気7着だったダノンブレッドの1頭がとなっています。

それから続いて、前走地方重賞交流戦(海外も含む)が8頭(佐賀記念3頭、ダイオライト記念2頭、名古屋大賞典1頭、韓国のG1コリアカップ1頭、東京大賞典1頭)となっていました。
3着馬では前走地方重賞交流戦は3頭(名古屋大賞典、報知グランプリカップ、佐賀記念、各1頭)となっています。
今回、前走地方重賞交流戦を走っていた登録馬は、前走佐賀記念3番人気2着のキリンジ、前走神奈川記念2番人気7着のニューモニュメント、前走名古屋グランプリ3番人気9着のミトノオーの3頭となっています。
ちなみに、11年阪神で行われたマーチS9番人気2着ブラボーデイジーの前走は、川﨑でのエンプレス杯で3番人気2着でした。

次に前走で多かったのはG1のフェブラリーSの7頭で、その着順は6着、2着、12着、13着、4着、12着、13着となっていました。
同じく3着馬で前走フェブラリーSだったのは3頭で、着順は6着、11着、15着でした。
前走フェブラリーSだった馬ですが、ちなみに今回は出走はありません。

あと残りの連対馬22頭ですが、まず重賞が9頭(G1のチャンピオンズC7着、平安S1着と6着、中山記念5着、武蔵野S4着と10着、みやこS12着、東海S3着と8着)、そして仁川Sを除くオープン特別が13頭(すばるS1着、銀嶺S7着、3着、ポラリスS1着、フェアウエルS1着、総武S5着、6着、1着、5着、1着、3着、アルデバランS2着、ポルックスS2着)となっています。
あと3着馬の残りの7頭の前走ですが、前走1200m芝のレースのオーシャンS9着、重賞の根岸S5着、そしてG1のジャパンカップダート10着、オープン特別の師走S1着、同じくオープン特別のポルックスS14着、同じくオープン特別の総武S2着、東海S3着となっていました。
ちなみに11年阪神で行われたマーチSの3着馬インパルコの前走は平安S2着でした。


それから、このレースはハンデ戦となっていますが、55kg以上の重量だった馬は、連対馬58頭中50頭と、比較的重量の重い馬が絡んでいます。
しかし、「50kgと52kg」の組み合わせで馬連8万台が出たこともありますので(96年)、傾向は重い重量が中心であるものの、突然軽ハンデ同士で決まる可能性は依然秘めてはいます。
54kg以下の重量8頭をまとめて見てみますと、
95年の11番人気2着馬53kg
96年の14番人気1着馬の50kg、同じく8番人気2着馬の52kg
98年の4番人気2着馬54kg
99年の9番人気1着馬の53kg
01年の7番人気1着馬の54kg
10年の6番人気2着馬の54kg
16年の8番人気1着馬の54kg
となっています。
これらの重量54kg以下の連対馬の共通点ですが、16年1着だったショウナンアポロン(前走オープン特別6着、前々走オープン特別4着)以外の7頭は、前走か前々走のどちらかで、準オープンか900万下(現在1000万下)の特別レースで連対していました。(1着が6頭、2着が1頭)

3着馬30頭では、そのうち9頭が重量54kg以下の馬でした。
その前走、前々走ですが、そのうち5頭の前走が1着でした。
人気は、2番人気、3番人気、4番人気、5番人気(2頭)、7番人気、8番人気、11番人気(2頭)となっています。
しかしながら、94年から04年までの11年間で7頭が重量54kg以下だったのですが、05年以降昨年までの18年間では、17年11番人気3着、21年3番人気3着の各54kgの馬2頭のみとなっています。
今回の重量が54kg以下の出走馬ですが、ダノンブレッド(54kg)、ラインオブソウル(54kg)の2頭となっています。


次に当日の馬体重ですが、連対馬では、58頭中500kg以上が29頭、490kg台が7頭、480kg台が11頭、470kg台が8頭、460kg台が1頭、450kg台が2頭、そして450kg以下はなしとなっていて、比較的重い馬が絡んでいます。
ちなみに3着馬30頭では、500kg以上が10頭、490kg台は5頭、480kg台が4頭、470kg台が5頭、460kg台が5頭、450kg台はなし、そして450kg以下は1頭(426kg)で、連対馬と比べて一般的な傾向となっています。


父の主な血統ですが連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が20頭、ミスタープロスペクター系が14頭、ノーザンダンサー系が11頭となっています。
あと、父またはBMS(母の父)でノーザンダンサー系絡みの馬ですが、04年から09年までの6年間の連対馬では1頭もいませんでしたが(3着馬6頭では、そのうち4頭がノーザンダンサー系絡み)、10年以降、阪神開催の11年を除く昨年23年までの連対馬では、15年、18年、19年、20年、21年、23年の1着馬6頭、10年、12年、14年、15年、16年、18年の2着馬6頭の、13年中10年で、計12頭がノーザンダンサー系絡みとなっています。
3着馬では、13年中5年の3着馬がノーザンダンサー系絡みとなっていました。
また、連対馬で、父またはBMS(母の父)でミスタープロスペクター系絡みの馬ですが、同じく04年から09年までの6年間では、04年と08年以外の4年の2着馬がミスタープロスペクター系絡みで(05年、06年は1着馬も)、3着馬では05年から08年までの4年間がミスタープロスペクター系絡みとなっていました。
10年以降、同じく11年を除く昨年23年までは、連対馬は、10年の2着馬、13年の1着馬、2着馬、16年の1着馬、17年の1着馬、2着馬、18年の1着馬、22年の2着馬の計8頭がミスタープロスペクター系絡みとなっています。
10年以降(11年は除く)の3着馬は、10年、12年、13年、17年、18年、22年の同着2頭の計7頭がミスタープロスペクター系絡みとなっています。


年齢では、まず連対馬では、6歳馬が20頭と最も多く、続いて5歳馬が18頭と続いています。
あと、4歳が10頭、7歳が7頭、8歳が1頭となっていました。
3着馬では、5歳馬が11頭と多く、次に4歳が6頭、6歳が5頭、7歳が4頭、8歳が2頭となっています。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が27頭と最も多く、黒鹿毛が14頭、栗毛が10頭、芦毛が6頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、黒鹿毛が10頭、栗毛が9頭、次いで鹿毛が8頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


以上ですが、まずは荒れるのか荒れないのかになりますが、この二者択一の選択には今年もかなり悩むことになりそうです。
ホントに予想するものにとって、ホントに厄介なレースですね。
ともかくも、今年もまずは1番人気の馬の取捨選択から検討を始めていこうと思っています。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬
前の12件 | - 競馬データ ブログトップ