SSブログ

第42回 ニュージーランドトロフィーのデータ [競馬データ]

中山競馬場に開催が変更になった00年以降、11年を除く、昨年までの23年間、連対馬46頭、3着馬23頭からです。


毎年触れていますが、「中山1600m芝」と聞くとノーザンダンサー系絡みの馬が強いというイメージがあります。
さてこのレースはどうなのでしょうか。
連対馬46頭でノーザンダンサー絡みだったのは22頭と、半分近くが連対していました。

3着馬では、23頭中13頭と半分強となっています。
占有率で見てみますと、ノーザンダンサー系絡みが上位3頭中3頭を占めたのは、01年、07年、08年の3年となっていました。
また、3頭中2頭だったのは00年、02年、09年、13年、16年、17年、18年、23年の8年となっていました。
そして、3頭中1頭だったのは03年、04年、06年、10年、12年、14年、15年、19年、21年の8年となっています。
逆に、1頭も連対しなかった年が3年あって、05年、20年、22年に記録しています。

今回の登録馬17頭では、ノーザンダンサー系絡みの馬は5頭となっています。

それから、ノーザンダンサー系絡みが連対しなかった05年ですが、上位3頭ともミスタープロスペクター系絡みとなっていました。
そのミスタープロスペクター系絡みの馬ですが、連対馬46頭中22頭、3着馬23頭中9頭が入っていました。
また、00年から07年まで毎年少なくとも1頭は上位3着以内に入っていたのですが、08年初めて1頭も入りませんでした。
しかし、09年は再び1着、2着と2頭入り、10年では2着、3着、阪神開催の11年(この年も1着、2着と2頭入っています)を飛ばして、12年では1着、2着、13年では1着、3着と中山開催では4年連続連対、そして2頭ずつ入っていました。
しかし、14年は3着に1頭のみとなって、連対及び2頭ずつの5年連続はなりませんでした。
続く15年は1着馬1頭、16年は2着馬1頭がそれぞれ入っていましたが、17年は3着以内に1頭も入りませんでした。
その後、18年は、2着に1頭、19年は、2着、3着と2頭、20年は1着、21年は2着、22年は2着にそれぞれ1頭、昨年23年は上位3頭とも入っていました。
いずれにせよ、ノーザンダンサー系絡みとミスタープロスペクター系絡みはそれぞれ似通った結果となっています。
今回の登録馬16頭でミスタープロスペクター系絡みの馬は4頭となっています。

また、上位3頭でこの両方の血統が絡んでいたのは、00年3着のアグネスデジタル、01年1着のキタサンチャンネル、02年3着のメジャーカフェ、04年1着のシーキングザダイヤ、07年の3着ワールドハンター、09年2着のテイアップゴールド、10年3着のレト、13年1着のエーシントップ、16年2着のストーミーシーの9頭で、逆に両方とも絡んでいなかったのは、00年2着のマチカネホクシン、03年3着のサクラタイリン、04年2着のナイストップボーイ、04年3着のナムラビッグタイム、06年3着のロジック、10年1着のサンライズプリンス、14年1着のショウナンアチーヴ、16年1着のダンツプリウス、23年2着のウンブライル、3着のシャンパンカラーの10頭となっています。
しかし、今回の登録馬でノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系の両方が絡んでいる馬の登録はありません。

次に当日の人気ですが、1番人気の馬は23年中12年で連対していて、その単勝オッズは、1.9倍、2.0倍、2.0倍、1.4倍、1.9倍、2.6倍、3.4倍、3.7倍、3.1倍、3.0倍、3.2倍、2.3倍と最後の7頭を除けば2倍以下の人気となっていました。
対して、連をはずした1番人気の10頭ですが、その単勝オッズは、
ゴールデンキャスト(03年5着)の2.6倍
ミスターケビン(05年15着)の4.5倍
スズカコーズウェイ(07年4着)の2.4倍
ゴスホークケン(08年12着)の2.3倍
ゴットフリート(13年9着)の2.5倍
アストラエンブレム(16年4着)の3.0倍
クライムメジャー(17年8着)の4.2倍
アガラス(19年4着)の2.4倍
オーロラフラッシュ(20年7着)の4.3倍
アヴェラーレ(21年15着)の2.6倍
ドルチェモア(23年7着)の1.7倍
となっていました。


次に臨戦過程ですが、まず連対馬46頭の前走では、
05年1着マイネルハーティー(前走若葉S3番人気8着)
06年2着ファイングレイン(前走スプリングS10番人気9着)
14年1着のショウナンアチーヴ(前走ファルコンS2番人気6着)
14年2着のショウナンワダチ(前走共同通信杯5番人気8着)
17年1着のジョーストリクトリ(前走ファルコンS4馬人気6着)
19年2着メイショウショウブ(前走チューリップ賞3番人気9着)
21年2着のタイムトゥヘヴン(前走弥生賞5番人気6着)
23年2着のウンブライル(前走クイーンC1番人気6着)
の8頭を除きあとの馬はすべて掲示板に載っていました。
その内訳は、前走1着が21頭、2着が5頭、3着が4頭、4着が3頭、5着が5頭となっています。
ちなみに、掲示板を外した8頭の前走は、マイネルハーティーの前走オープン特別だった以外は重賞となっていました。
3着馬では、23頭中、
04年3着のナムラビッグタイム(前走クリスタルC2番人気6着)
18年3着のデルタバローズ(前走京成杯3番人気13着)
20年3着ウイングレイテスト(前走ファルコンS7番人気6着)
22年3着リューベック(前走弥生賞10番人気6着)
23年3着シャンパンカラー(前走京成杯3番人気6着)
を除く18頭が前走掲示板に載っていました。
ちなみに、この掲示板を外した5頭の前走は重賞でした。


枠順ですが、連対馬では1枠から4枠の内枠が46頭中30頭を占め、内枠有利の結果となっています。(14年では7枠と5枠、20年では6枠と7枠と、内枠は絡みませんでした)
その中で1番連対していたのは2枠で、11頭が連対していました。
3着馬では、1枠から4枠までが12頭、5枠から8枠までが11頭とほぼ半々となっています。


毛色は、1着馬では鹿毛が10頭、黒鹿毛が9頭、栗毛が3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が14頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が3頭、芦毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が9頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっています。


以上ですが、毎年のことですが、まずは1番人気の馬の取捨選択からですね。
あとは、血統でのノーザンダンサー系絡みの馬と内枠の馬の検討ということになるかと思います。

ここ8年、16年は、3連単の配当が約100万、翌17年も約50万円とかなり荒れましたが、続く18年、19年は共に2万円台、20年は3万円台、21年は2万円台、22年は1万円台と5年その前の2年と比べて比較的固く収まっています。
昨年23年は8万円台とそれまでの5年より荒れました。
でも、今年も荒れるのか荒れないのかで、検討の段階でかなり悩むことになりそうですね。
とりあえず今年も人気とオッズが出た時点から検討を始めていきたいと思います。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬