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第30回 アーリントンカップのデータ [競馬データ]

17年までは2月末から3月初め頃に行われていたレースでしたが、18年からは、NHKマイルのトライアルレースとしての位置づけとなって、この4月の第2週頃での施行となりました。
上位3着までNHKマイルの優先出走権が与えられます。
このレース、結構、この翌日の皐月賞への参考レースとなっていただけに日程が変わって残念です。
とりあえず、16年までのデータを載せて、その項目毎の後に、この4月に変わった18年、19年、20年の3年分の結果を載せていきたいと思います。
阪神競馬場の馬場がリニューアルオープンした後の07年以降の11年、連対馬22頭、3着馬11頭からです。


まずは、人気と3連単の配当の傾向から見ていきます。
07年  「2番人気-1番人気-3番人気」   2800円
08年  「5番人気-9番人気―10番人気」  約89万6千円
09年  「6番人気-13番人気-3番人気」  約25万1千円
10年  「5番人気-1番人気-8番人気」   約6万3千円
11年  「4番人気-11番人気-5番人気」  約57万4千円
12年  「2番人気-3番人気-6番人気」   約1万9千円
13年  「1番人気-2番人気-4番人気」   1740円
14年  「1番人気-3番人気-6番人気」   5340円
15年  「9番人気-5番人気-7番人気」   約32万5千円
16年  「4番人気-9番人気-7番人気」   約19万4千円
17年  「1番人気-6番人気-3番人気」   6020円

日程が変わってからは
18年  「1番人気-3番人気-4番人気」   9690円
19年  「12番人気-7番人気-11番人気」 約136万1千円
20年  「1番人気-4番人気-5番人気」   8210円

17年までは、固く収まったり大荒れになったりととらえ所のない傾向となっていました。
4月に変わってからまだ3年ですが、同じようにその傾向は引き継いでいるように見えます。
特に19年は大荒れも大荒れでした。
とりあえず、「荒れるのか」それとも「荒れないのか」を見極めるところから始めなくてはならないようですね。
そういう意味ではかなり難解なレースだと思います。


17年まで11年間の上位着順3頭をトータル(計33頭)で見ていきますと、
1番人気が5頭(1着3頭、2着2頭)
2番人気が3頭(1着2頭、2着1頭)
4番人気が3頭(1着2頭、3着)
5番人気が4頭(1着2頭、2着1頭、3着頭)
6番人気が4頭(1着1頭、2着1頭、3着2頭)
7番人気が2頭(3着2頭)
8番人気が1頭(3着)
9番人気が3頭(1着1頭、2着2頭)
10番人気が1頭(3着)
11番人気が1頭(2着)
13番人気が1頭(2着)
となっています。

18年、19年、20年の上位着順3頭のトータル(計9頭)では、
1番人気が2頭(1着2頭)
3番人気が1頭(2着)
4番人気が2頭(2着1頭、3着1頭)
5番人気が1頭(3着)
7番人気が1頭(2着)
11番人気が1頭(3着)
12番人気が1頭(1着)


次に、毎年触れている臨戦過程での前走のレースの距離と施行について今年も触れておきます。
17年までの1着から3着馬計33頭ですが、そのうち21頭が前走「1600m芝」を走っていました。
残り12頭ですが、それぞれ前走は、1800m芝が4頭(きさらぎ賞4着と7着と9着、500万下1着)、1400m芝が5頭(クロッカス賞6着、京王杯2歳S5着、500万下1着、500万下5着、新馬戦1着)、1400mダートも2頭(いずれも500万下1着)、1200mダートが1頭(500万下3着)となっていました。
ただ、11年の上位3頭の前走前々走は共に1600m芝ではありませんでした。

一方、13年と17年の上位3頭の前走は3頭とも1600m芝でした。

4月に変わってからの3年(9頭)では、
1600m芝が4頭、1400m芝が3頭、1800m芝、2000m芝が各1頭となっています。


それから前走のレースの施行ですが、同じく17年までの33頭では、
500万下条件戦が11頭(1着、1着、2着、2着、1着、1着、3着、1着、1着、1着、5着)、
シンザン記念が8頭(3着、4着、9着、7着、4着、1着、6着、3着)、
G1の朝日杯FSが4頭(5着、9着、2着、8着)、
オープン特別も4頭(ジュニアC4番人気3着、4番人気1着、1番人気2着、いちょうS2番人気11着)、
きさらぎ賞が3頭(4着、9着、7着)、
G2の京王杯2歳S(7番人気5頭)、
未勝利戦(2番人気1着)、
新馬戦(1番人気1着)
が各1頭となっていました。
こう見てみますと、重賞やオープン特別で下位着順だった馬が結構巻き返しています。

18年以降、上位3着以内計9頭の前走ですが、
G1の朝日杯FS(2番人気3着、2番人気2着)
G2のフィリーズレビュー(9番人気4着)
G3の京成杯(5番人気11着)
G3シンザン記念(5番人気2着)
500万下条件、1勝クラス(2番人気1着、2番人気1着、1番人気1着)
未勝利戦(1番人気1着)
となっていました。


毛色ですが、
17年までは、
1着馬は鹿毛が7頭、黒鹿毛が3頭、栗毛が1頭
2着馬は鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛が各2頭、芦毛、黒鹿毛が各1頭
3着馬は鹿毛が9頭、栗毛が2頭となっていました。

18年以降では。

1着馬は鹿毛が2頭、栗毛が1頭
2着馬は鹿毛が2頭、芦毛が1頭

3着馬は鹿毛が1頭、青鹿毛が1頭、黒鹿毛が1頭

となっていました。


血統では、父あるいは母の父(BMS)でヘイルトゥリーズン系が絡んでいたのは、17年までの11年間の1着馬から3着馬計33頭中26頭にも及んでいます。

内訳は、父が20頭(アグネスタキオン(4頭)、ダイワメジャー(3頭)、シンボリクリスエス、ディープインパクト、マツリダゴッホ(各2頭)、グラスワンダー、ダンスインザダーク、ハーツクライ、ステイゴールド、ブライアンズタイム、ゼンノロブロイ、マンハッタカフェ)、BMSが7頭(サンデーサイレンスが3頭、キュアザブルース、シルヴァーホーク、スペシャルウイーク、マンハッタンカフェが各1頭)となっていました。(父もBMSも両方がヘイルトゥリーズン系絡みだったのは1頭)
あと残りのヘイルトゥリーズン系が絡まなかった7頭ですが、
07年1番人気2着のローレルゲレイロ(父もBMSも両方ノーザンダンサー系(リファール系とニジンスキー系))
10年5番人気1着のコスモセンサー(父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSはナスルーラ系(ネヴァーベンド系)のリヴリア)
10年8番人気3着のレト(父はミスタープロスペクター系のザフォニック、BMSはノーザンダンサー系(リファール系))
11年11番人気2着のキョウエイバサラ(父はノーザンダンサー系(ダンチヒ系)、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系))
11年5番人気3着のテイエムオオタカ(父はノーザンダンサー系(リファール系)、BMSはナスルーラ系(ネヴァーベンド系))
12年6番人気1着のアルキメデス(父はミスタープロスペクター系のアドマイヤムーン、BMSもミスタープロスペクター系のシーキングザゴールド)
13年2番人気2着のカオスモス(父はミスタープロスペクター系のマイネルラヴ、BMSはノーザンダンサー系(フェアリーキング系))
となっています。
14年から17年まで4年連続上位3頭はヘイルトゥリーズン系絡みで占められていました。

18年は、

1番人気1着タワーオブロンドン(父はミスタープロスター系のレイヴンズパス、BMSはナスルーラ系(ネヴァーベンド系)のダラカニ)
2番人気2着パクスアメリカーナ(父はノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)のクロフネ)、BMSはサンデーサイレンス)
4番人気3着レッドヴァイロン(父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSはノーザンダンサー系(リファール系)のダンシングブレーヴ)
と2着馬のみがヘイルトゥリーズン系絡みの馬となっています。
19年は、
12番人気1着イベリス(父はミスタープロスター系のロードカナロア、BMSはナスルーラ系(ボールドルーラ系)のボストンハーバー)
7番人気2着カテドラル(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のハーツクライ、BMSはノーザンダンサー系(ダンチヒ系)ロックオブジブラルタル)
11番人気3着トオヤリトサイト(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のドリームジャーニー、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系)のアドマイヤコジーン)
20年は、

1番人気1着タイセイビジョン(父はノーザンダンサー系のタートルボール、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のスペシャルウィーク)
7番人気2着キギルギッドミラー(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)オルフェーヴル、BMSはマンノウォー系のティズナウ。

6番人気3着プリンスリターン(父はヘイルトゥリーズン系(ロベルト系)のストロングリターン、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のマンハッタンカフェ
と、18年は2着馬、19年は2着馬と3着馬、20年は1着馬2着馬と3着馬がヘイルトゥリーズン系絡みの馬となっています。


それから枠の出目ですが、17年までを順に挙げていきますと、
07年 「1枠-7枠-5枠」
08年 「8枠-4枠-3枠」
09年 「1枠-6枠-7枠」
10年 「4枠-2枠-7枠」
11年 「8枠-3枠-2枠」
12年 「8枠-2枠-3枠」
13年 「6枠-3枠-1枠」
14年 「8枠-6枠-3枠」
15年 「6枠-4枠-8枠」
16年 「4枠-7枠-8枠」
17年 「6枠-8枠-2枠」
となっていました。
これだけではさすがに傾向はつかみにくいですが、08年、14年、15年、16年を除くと「1枠」か「2枠」のどちらかが上位3着まで入っていました。
その除いたうち、08年、14年はどちらも「3枠」が3着に入り、15年、16年はどちらも「4枠」が連対していました。
とりあえずは、1枠、2枠に、3枠と4枠を加えて、それぞれの馬には要注意です。
また逆に13年を除くと、「7枠」か「8枠」のどちらかが上位3着までにそれぞれ入っています。
その13年も4着に8枠の馬が入っていました。
7枠、8枠のそれぞれの馬にも要注意です。

18年は、「5枠-1枠-7枠」
19年は、「5枠-5枠-6枠」
20年は、「5枠-7枠-7枠」
となっていて、この時点では傾向はつかみにくくなっています。


以上ですが、施行が1カ月半ほど遅くなってからの3年、それぞれが両極端な結果となって、さらに難解さを増してきた感がいたします。
とりあえずは、まずは荒れるか荒れないかの2者択一からですね。
なかなか難しい選択ですが、勘を働かせながら決めて、その上で検討して結論を出していこうと思います。

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