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第58回 共同通信杯のデータ [競馬データ]

03年中山での開催と98年ダートでの開催を除く、92年以降30年、連対馬60頭、3着馬30頭からです。
このレースも、11年からそれまでより1週遅い開催となっています。


まず当日の人気ですが、馬連で11万馬券が出た99年と翌年の00年、そして08年、10年、11年、13年、16年、17年、18年、20年、21年、23年の計12年以外の30年中18年は1番人気が連対していました。(3着に入ったのは、10年、17年、23年の3回)
基本的には、比較的1番人気が強いレースと言えるかと思います。
しかしながら、08年以降16年中半分以上の10年、1番人気が連対していませんでした。
それまでの該当する14年中12年で1番人気が連対していましたので、もしかしたら傾向が変わってきたのかも知れません。
ちなみに、この08年以降の1番人気の着順と単勝オッズを挙げていきますと、
08年5着 1.5倍
09年1着 2.8倍
10年3着 1.8倍
11年9着 2.9倍
12年2着 1.4倍
13年4着 3.2倍
14年1着 2.2倍
15年2着 1.8倍
16年9着 1.9倍
17年3着 2.8倍
18年7着 1.8倍
19年2着 1.7倍
20年4着 1.5倍
21年5着 2.3倍
22年2着 3.4倍
23年3着 3.6倍
となっていました。
ちなみに、偶然かも知れませんが、1番人気が掲示板を外した99年、11年、16年、18年の4年は何れも8枠(99年、16年、18年)、7枠(11年)でした。
後の残りの中で、1枠から6枠までで1番人気になった馬はすべて掲示板に載っていました。

あと、全体的に見てみますと、連対馬では、
99年の1着馬(33.0倍)
99年の2着馬(206.2倍)
00年の2着馬(21.5倍)
05年の2着馬(24.1倍)
07年の2着馬(26.3倍)
08年の1着馬(21.4倍)
16年の1着馬(22.6倍)
17年の2着馬(25.6倍)
21年の2着馬(41.9倍)
の9頭以外の51頭は、単勝オッズが一桁か10倍台(最高15.5倍)となっていました。

3着馬では、
94年(41.5倍)
96年(67.2倍)
97年(28.9倍)
08年(69.1倍)
09年(50.7倍)
13年(40.8倍)
18年(132.9倍)
22年(29.8倍)
の8頭以外の22頭は、同じく単勝オッズが一桁か10倍台(最高19.1倍)となっていました。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が33頭と圧倒的に多く、続いて黒鹿毛が10頭、栗毛が8頭、芦毛が5頭、青鹿毛が3頭、青毛が1頭となっています。
特に30年中、鹿毛が連対しなかったのは、
黒鹿毛と芦毛で決まった96年
黒鹿毛同士で決まった10年
栗毛と黒鹿毛で決まった11年
青毛と栗毛で決まった13年
栗毛と青鹿毛で決まった17年
黒鹿毛と栗毛で決まった19年
の6回となっていました。

ちなみに、その6年の3着馬の毛色ですが、96年の3着馬は鹿毛で、10年の3着馬は黒鹿毛、11年の3着馬は鹿毛、13年の3着馬は青鹿毛馬、17年の3着馬は黒鹿毛、19年の3着馬は鹿毛となっていました。
また、1着馬30頭中20頭が鹿毛馬となっています。(あとの1着馬の毛色は、黒鹿毛が5頭、栗毛が3頭、芦毛と青毛が各1頭)
3着馬では、同じく鹿毛が15頭と最も多く、続いて黒鹿毛が9頭、栗毛が4頭、青毛と青鹿毛が各1頭となっています。


次に父の血統ですが、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が29頭《サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔が22頭(ディープインパクトが6頭、フジキセキ、ハーツクライが各3頭、ステイゴールド、マンハッタンカフェが各2頭、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゴールドアリュール、ネオユニヴァース、エイシンサンディ、ダイワメジャーが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が1頭(オルフェーヴル)、ロベルト系が4頭(ブライアンズタイムが2頭、レッドランサム、シンボリクリスエスが各1頭)》、ノーザンダンサー系が12頭、ナスルーラ系が9頭、ミスタープロスペクター系が8頭、アイスカペイド系が1頭でした。
BMS(母の父)では、ノーザンダンサー系が23頭、ナスルーラ系が12頭、ヘイルトゥリーズン系が11頭、ミスタープロスペクター系が8頭、トゥルビョン系が2頭、ハイペリオン系、アリダー系、ハンプトン系、マンノウォー系が各1頭となっていました。
このBMSがノーザンダンサー系の馬23頭ですが、そのうち12頭の前走は重賞で、あと10頭ですが、3頭は前走オープン、5頭は500万下特別、2頭は新馬戦でした。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が16頭《サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔が10頭(ディープインパクトが8頭、ゼンノロブロイ、ゴールドアリュールが各1頭)、キュアーザブルース、サザンヘイロー、シルバーホーク、シンボリクリスエス》、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系が4頭、ミスタープロスペクター系が2頭、エタン系が1頭、トゥルビョン系が1頭となっていました。
BMSでは、ノーザンダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が7頭《(サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔も2頭(フジキセキ、ネオユニヴァース)、ブライアンズタイム、シルバーホーク、タニノギムレット》、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラ系が5頭、マンノウォー系が2頭、エルバージェ系、リボー系が各1頭となっています。
そのノーザンダンサー系7頭の前走は、重賞が4頭、オープン特別が3頭となっていました。

また、特に、11年から21年まで11年連続で少なくとも1頭、計13頭(12年、15年は2頭)、3着以内にディープインパクト産駒が入っていました。(1着3頭、2着3頭、3着6頭)
(22年、23年はディープインパクト産駒の出走はありませんでした。)
今年はすでにディープインパクト産駒の出走はありませんが、ディープインパクトの孫の出走、エイシンヒカリ産駒エンヤラヴフェイス、キズナ産駒ジャスティンミラノ、フォスターボンド、ディーマジェスティ産駒ディマイザキッド、パワーホールの5頭の出走があります。
また、ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系絡みの馬がちょこちょこ3着以内に入っていましたので、BMSで該当するミスタージーティーにも検討段階で意識してみたいと思っています。



臨戦過程では、連対馬で前走連対した馬は60頭中43頭いました。
その前走のレースの内訳は、G1の「朝日杯」が5頭、G3の重賞が14頭、オープン特別が7頭、500万下条件特別(1勝クラス)が12頭、未勝利戦が1頭、新馬戦が4頭となっていました。
今回の出走馬10頭中6頭が前走連対(1着5頭、2着1頭)しています。
あと、前走連対しなかった残り17頭ですが、前走レースの内訳は、G1が7頭(3着、6着、4着、3着、9着、5着、4着)、G3が6頭(6着、4着、4着、5着、5着、4着)、オープン特別が3頭(3着、3着、4着)、1勝クラスが1頭(3着)となっていました。
その16頭の前々走は、1頭がG1で13着、1頭がG2で11着、4頭がG3で5着、3着、4着、地方重賞で3着、1頭がオープンで6着、その7頭以外の9頭は連対していました。

3着馬では、連対馬で前走連対した馬は14頭。 
その前走のレースの内訳は、重賞のG2が1頭、G3が2頭、オープン特別が4頭、500万下戦が5頭、未勝利戦が1頭、新馬戦が1頭となっていました。
そして、前走連対しなかった残り16頭ですが、G1が1頭(3着)、G3が11頭(4着、4着、3着、3着、3着、8着、3着、3着、3着、10着、4着)、オープン特別が3頭(4着、4着、10着)、500万下が1頭(5着)となっていました。
その16頭(前走新馬戦1着馬は除く)の前々走ですが、1頭がG1で9着、3頭がG3でそれぞれ10着、5着、2頭がオープン特別で共に3着、1頭が500万下特別で4着で、その7頭以外の9頭は連対していました。
その中の前走G3で8着の馬の前々走はオープン特別2着、前走G3で10着の馬の前々走は未勝利戦1着、前走G3で4着の前々走はG3で2着、前走オープン特別で10着の馬の前々走は500万下特別1着、前走500万下で5着の馬の前々走はオープン特別3着となっています。
また前々走G3で10着だった馬の前走は3着でした。


以上ですが、今年も1番人気馬の取捨選択からですね。
あとは上記のデータを丁寧に検討しながら結論を出していこうと思います。

タグ:共同通信杯
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