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第23回 東京スポーツ杯2歳ステークスのデータ [競馬データ]

95年以前のオープン戦だった府中3歳Sも含めて、89年以降02年の中山競馬場開催を除く28年、連対馬56頭、3着馬28頭からです。


まず当日の人気ですが、28年中19年、1番人気から5番人気の中で決着していました。
3着馬まで入れますと、27年中11年で3頭とも1番人気から5番人気以内で決着していました。
連対馬で、残りの6番人気以下の下位人気が絡んだ9年の人気の組み合わせを見てみますと、「8-2」「2-6」「7-10」「8-4」「3-6」「1-6」「9-3」「9-1」「1-10」となっていました。
これからわかりますように、その9年中8年で片方に1番人気から4番人気の中の上位人気の馬が絡んでいました。
それから、3着馬までの6番人気以下の下位人気が絡んだ残り17年では、そのうち13年で3頭中2頭は1番人気から5番人気の馬が入っていました。
あとの4年の人気の組み合わせは、「8番人気-2番人気-11番人気(89年)」「7番人気-10番人気-2番人気(94年)」「8番人気-4番人気-7番人気(96年)」「1番人気-10番人気-12番人気(11年)」となっています。

全体的に連対馬56頭の人気別の頭数を見ていきますと、1番人気が15頭、2番人気が11頭、3番人気が7頭、4番人気が8頭、5番人気が5頭と、5番人気以内は56頭中46頭となっていました。
6番人気以下の人気薄では、6番人気が3頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、9番人気が2頭、10番人気が2頭となっています。
3着馬28頭では、1番人気が4頭、2番人気が4頭、3番人気が3頭、4番人気が3頭、5番人気が3頭、6番人気が2頭、7番人気が4頭、9番人気が2頭、11番人気が2頭、12番人気が1頭となっていました。


次に連対馬の臨戦過程ですが、96年1着のゴッドスピード(前走ディリー杯13着)以外、すべて前走は掲示板に載っていました。
前走掲示板に載った馬の内訳は、1着が40頭、2着が7頭、3着が2頭、4着が4頭、5着が2頭となっていました。
3着馬の前走の着順の内訳も挙げてみますと、1着が14頭、2着が4頭、3着が2頭、4着、5着が各2頭となっていて、28頭中24頭が前走掲示板に載っていました。
あと残りは、6着が2頭、8着が1頭、10着が1頭となっています。


連対馬の前走のレース施行別では、前走新馬戦で勝ちあがってきた馬は17頭いました。
そのうち8頭が1番人気1着でした。
また、そのほとんどの時計はそれなりに優秀でした。
3着馬で前走新馬戦だったのは4頭で、それぞれの新馬戦での人気は、2番人気1頭、3番人気2頭、7番人気1頭となっていました。
今回の出走馬で、前走新馬戦1番人気1着だった馬は、ホウオウサーベル、ルヴォルグ、ヴァンドギャルドの3頭となっています。
1番人気以外の前走新馬戦1着は、2番人気1着のダノンラスター、5番人気1着のゴータイミング、6馬人気1着のクリノガウディーの3頭となっています。

次に前走が未勝利戦勝ちの馬の連対馬ですが、09年までは92年2着のレガシーサンクス1頭だけでしたが、10年に前走未勝利戦勝ちのサダムパッテック、リフトザウイングがそれぞれ1着、2着となって、18年ぶりの連対となりました。
そして続く昨年11年にも前走未勝利戦勝ちのフジマサエンペラーが2着となりました。
その後、翌12年から15年までの4年間は前走未勝利戦勝ちの馬は連対しませんでしたが、16年2着に、前走未勝利戦勝ちのスワーヴリチャードが2着になりました。
これで、前走未勝利戦勝ちの連対馬としては全部で5頭となっています。
ちなみに5頭とも前走の未勝利戦の人気は1番人気でした。
それから、これを前走だけではなくデビューから前走まで含めて未勝利戦を経験したというところまで範囲を広げて見てみますと、まず、03年までの中山開催を除く14年では、唯一前走未勝利勝ちしていた92年2着のレガシーサンクスと3走前に未勝利勝ちした96年1着のゴッドスピードの2頭だけとなっていました。
しかし04年以降では、04年、05年と2年連続でその連対馬計4頭とも前々走までで未勝利戦勝ちを経験し、また06年でも2着馬が前々走以前に未勝利戦を経験し勝っていました。
つまりこの04年から06年までの3年間だけで6頭中5頭が経験していたことになります。
これは、毎年書いていますが、03年春から同一開催内で新馬戦の重複出走ができなくなり、新馬戦で負ければ次は未勝利戦という形態がさらに定着してきたからだと思います。
しかしながら、07年から09年までの3年間の連対馬6頭は未勝利戦勝ちの経験はなく、また元に戻った感があります。
そして10年は、上記で書きましたように、連対馬2頭とも前走未勝利戦勝ちの馬が入り、11年も2着に絡んで、また未勝利戦経験馬には注意が必要となってきました。
しかし、翌12年から15年までの4年間の連対馬はそれぞれ未勝利戦の経験はありませんでした。
そして昨年16年、上記に書きましたように、2着に未勝利戦を経験した馬が入りました。
結局、過去28年間で未勝利戦勝ちを経験した馬は計11頭。
それぞれ未勝利戦で勝った時の人気ですが、8頭が1番人気、3頭が2番人気となっていました。

3着馬でも同じような傾向で、前走未勝利戦勝ちの馬は05年3着のオンファイヤ、09年3着のレッドスパークル、11年3着のマイネルディーン、12年3着のインプロヴァイズ、14年3着のソールインパクトの5頭のみで、それ以外で前々走までに未勝利戦勝ちを経験した馬も、03年、04年の2頭だけとなっています。
その計7頭のそれぞれ未勝利戦で勝った時の人気も連対馬と同じで、1番人気5頭、2番人気2頭となっていました。
今回の出走馬で、前走未勝利戦で1番人気、2番人気で勝った馬は、2番人気1着だったアドマイヤスコール1頭となっています。
あと、3番人気以下では、前走未勝利戦7番人気で勝ったメイスンハナフブキ1頭が出走しています。
また、2走前まで未勝利戦で1番人気、2番人気で勝ちを経験した出走馬は、ニシノデイジー(1番人気)の1頭となっています。
あと、それ以下の人気では、ハクセンタイヨウ(5番人気)、トーラスジェミニ(9番人気)の2頭が出走しています。


次に、連対馬で前走500万下条件特別だったのは7頭となっていました。
その着順の内訳は、1着が5頭、3着、5着が各1頭となっていました。
3着馬で前走500万下(400万下)だったのは2頭で、その着順は5着、2着でした。
今回の出走馬で前走500万下を走った馬は、6番人気1着だったトーラスジェミニ、5番人気5着だったトーセンギムレットの2頭がいます。

そして、連対馬で前走オープン特別だったのは20頭いました。
そのうち、「いちょうS」が10頭、「アイビーS」、「萩S」が各3頭、「ダリア賞」と「芙蓉S」と「野路菊S」と地方のオープン特別(盛岡ジュアニアグランプリ)が各1頭となっていました。
また、3着馬では28頭中14頭もいました。
内訳は、「いちょうS」が8頭、「芙蓉S」が3頭、「アイビーS」が2頭、「クローバー賞」が1頭となっていました。
今回の出走馬で、前走で特別レースを走った馬ですが、野路菊S2番人気1着カテドラル、同1番人気2着ヴェロックス、コスモス賞1番人気2着のアガラスの3頭がいます。

それから、連対馬で前走重賞だったのは6頭で、デイリー杯2歳Sが2頭、札幌3歳Sも2頭、新潟2歳S、サウジアラビアRCが各1頭となっています。
同じく3着馬では3頭で、デイリー杯が2頭、札幌2歳Sが1頭となっていました。

今回前走重賞で掲示板に載っていた出走馬は、札幌2歳S6番人気1着ニシノデイジー、同4番人気2着ナイママの2頭となっています。


父の血統では、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が23頭(うちサンデーサイレンスが7頭)、ノーザンダンサー系が14頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各8頭と続いていました。
特に重賞になってからは、ヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系の活躍が目立っています。
また、ノーザンダンサー系の中で、リファール系統が父か母の父(BMS)に絡んでいるのが目立っていて計10頭もいました。
3着馬の主な父の血統ですが、ヘイルトゥリーズン系が15頭、ナスルーラ系が6頭、ノーザンダンサー系が3頭(うち2頭がリファール系)、ミスタープロスペクター系が2頭となっています。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が26頭、黒鹿毛が15頭、栗毛が6頭、青鹿毛が5頭、芦毛が3頭、青毛が1頭となっていました。
そのうち、栗毛が絡んだのは89年~91年の3年と07年、16年の5回のみとなっています。(02年の中山開催時では連対馬2頭とも栗毛が絡んでいます)
3着馬では、鹿毛が11頭、黒鹿毛が10頭、栗毛が4頭、青毛が2頭、芦毛が1頭となっています。
この中で、黒鹿毛馬が28年中14年で片方に絡んでいましたが、残り14年中7年では3着に黒鹿毛馬が入っていました。
さらにあと残り7年中2年では黒鹿毛馬が1頭も出走していないところから、結局黒鹿毛馬が出走した26年中21年で少なくとも1頭、黒鹿毛馬が3着以内に入っていたことになります。


ちなみに、今回の出走馬で黒鹿毛馬は、ルヴォルグの1頭が出走しています。


以上ですが、今年もまずは、このレースで強い黒鹿毛馬のルヴォルグの取捨選択からですね。
その上で、上記のデータを丁寧に追いながら結論を導き出していこうと思っています。

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