第３回 紫苑ステークスのデータ

台風の影響で、４日火曜日から今日６日木曜日の昼まで停電状態となり更新できませんでしたm(__)m
では気を取り直していつものデータを更新していきたいと思います。


紫苑ステークスは元々秋華賞のトライアルレースとして、２０００年にオープン特別で開設されたレースでしたが、一昨年から重賞に格上げされました。
今回で３回目になります。
当初は１８００ｍ芝で施行されていましたが、０７年以降は２０００ｍ芝で行われています。
その２０００ｍとなった０７年以降、１４年の新潟競馬場開催を除く、オープン特別８年、重賞となってからの第１回と第２回、計１０年、連対馬２０頭、３着馬１０頭から見ていきます。
ちなみに、トライアルとしての実績ですが、３着以内の３０頭中２１頭が秋華賞に出走し、３着以内は２頭（１６年紫苑Ｓ３番人気１着から秋華賞３番人気１着となったヴィブロス、１７年同じく１番人気１着から３番人気１着となったディアドラ）、４着１頭、５着３頭、６着以下１５頭となっています。（昨年、重賞となった第１回では、パールコードが紫苑Ｓ２番人気５着から秋華賞４番人気２着と連対しています。）
１８００ｍ芝施行時では、紫苑Ｓ１番人気１着から秋華賞３番人気３着となったレディパステル、同じく０２年１１番人気２着から７番人気３着となったシアリアスバイオの２頭がいます。
また、１４年の新潟競馬場開催のオープン特別時の紫苑Ｓ１番人気２着となったショウナンパンドラが秋華賞では見事３番人気で優勝しています。


まず、当日の人気別で見てみますと、連対馬では、１番人気は２頭、２番人気は４頭、３番人気は１頭、４番人気は４頭、５番人気は２頭で、５番人気以上の上位人気は２０頭中１４頭となっていました。
６番人気以下の下位人気６頭ですが、６番人気が４頭、８番人気、１１番人気が１頭となっていました。
しかしながら、上位人気馬が多いものの、馬連の配当は、組み合わせのあやでしょうか、すべて二桁台以上（万馬券は１回）となっています。
３着馬１０頭では、１番人気２頭、４番人気１頭、５番人気が２頭で、５番人気以上の上位人気はこの５頭。
あと、６番人気が２頭、７番人気、８番人気、１２番人気が各１頭となっていました。
結局、１番人気馬は、１０年中３着以内に入ったのは５頭となっています。


前走のレースを見てみますと、連対馬２０頭では、前走１０００万下戦が８頭（１着２頭、２着３頭、３着１頭、５着１頭、９着１頭）、前走５００万下戦が６頭（いずれも１着）、クイーンＳが２頭（１０着、１１着）、桜花賞（９着）、オークス（３着）、スイートピーＳ（６着）、関東オークス（９着）が各１頭となっていました。
３着馬１０頭では、１０００万下戦が１頭（１着）、５００万下が６頭（１着３頭、２着、４着、５着）、オークスが３頭（６着、１５着、６着）となっています。


父の血統は、連対馬１８頭では、ヘイルトゥリーズン系が１４頭（サンデーサイレンス系が１１頭、シンボリクリスエス産駒が３頭）、ノーザンダンサー系が３頭（オース、クロフネ、ハービンジャー）、ナスルーラ系が２頭（ボストンハーバー、チチカステナンゴ）、ミスタープロスペクター系が１頭（キングカメハメハ）となっていました。
３着馬１０頭では、サンデーサイレンス系が６頭、ミスタープロスペクター系（キングカメハメハ、ソングオブウインド）、ノーザンダンサー系（フレンチデピュティ、メイショウサムソン）が各２頭となっています。
また、１０年中、０７年、１０年、１６年、１７年を除く６年で、父かＢＭＳ（母の父）のどちらかでナスルーラ系絡みが１頭連対していました。（１３年、１５年では３着にも入っていました）


次に毛色ですが、連対馬２０頭では、黒鹿毛が８頭、鹿毛が７頭、青鹿毛、芦毛が各２頭、青毛が１頭となっています。
３着馬１０頭では、同じく鹿毛と黒鹿毛が各３頭と最も多く、栗毛が２頭、青鹿毛と芦毛が各１頭となっていました。


枠番は、連対馬では、１枠が２頭、２枠が２頭（０７年の２－２）、３枠が２頭、４枠が１頭、５枠が５頭、６枠が２頭、７枠が３頭、８枠が３頭となっていました。
３着馬では、１枠が２頭、３枠が２頭、４枠が１頭、５枠が１頭、６枠が３頭、７枠が１頭で、２枠、８枠はまだ３着に入っていません。


以上ですが、今年も、上記のデータを見る限りでは、まだ傾向性は見出せないですね。
昨年に引き続いて手探り状態となりそうです。
とりあえずは、１番人気馬の取捨選択からですね。
それから、１０年中、１２年、１頭も出走馬がなかった１３年、１６年以外、少なくとも３着以内に１頭入っていた黒鹿毛馬（今回はホクセンジョウオー、ロサグラウカ、ロフティフレーズの３頭）の検討もしていきたいと思います。

タグ：紫苑ステークス 紫苑Ｓ