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第68回 大阪杯のデータ [競馬データ]

17年にG2レースからG1レースに昇格となったレースで今年はG1になって8回目になります。
施行、距離など同じですが、過去7年、出走馬もそうそうたる馬が揃い、展開もやはりG1ならではの流れとなりました。
今年は、ドバイでのレースが重なるため、そちらにそうそうたる馬達が出走することもあって、今年も登録馬に少々小粒感はあります。
それでも、昨年のダービー馬で、菊花賞2着のタスティエーラ、同じく昨年のダービー2着で、菊花賞3着のソールオリエンス、前11戦中6勝2連対、10戦掲示板に載っているローシャムパークを始め、他にもなかなかの伏兵馬も登録しているなど、決して遜色ない馬達が揃いました。
今年も楽しみですね。
では、G1に昇格した17年から昨年までの過去7年、連対馬14頭、3着馬7頭からみていきます。

まずは、1番人気馬ですが、( )内は単勝オッズ
17年 キタサンブラック    1着(2.4倍)
18年 スワーヴリチャード  1着(3.5倍)
19年 ブラストワンピース  6着(3.2倍)
20年 ダノンキングリー   3着(3.8倍)
21年 コントレイル      3着(1.8倍)
22年 エフフォーリア     9着(1.5倍)
23年 スターズオンアース  2着(3.4倍)
と、7頭3連対(2勝、2着1回)3着2回となっていました。
さて今年の1番人気はどの馬になるのでしょうか。


過去7年の上位3頭の人気の組み合わせですが、
( )内は3連単の配当
17年 1番人気-7番人気-4番人気(23910円)
18年 1番人気-6番人気-2番人気(17450円)
19年 9番人気-2番人気-4番人気(93560円)
20年 2番人気-4番人気-1番人気(7810円)
21年 4番人気-6番人気-1番人気(106210円)
22年 8番人気-3番人気-7番人気(537590円)
23年 2番人気-1番人気-10番人気(31240円)


次に臨戦過程ですが、
17年の上位3頭の前走は、
1着のキタサンブラックの前走は、G1の有馬記念2番人気2着
2着のステファノスの前走は、G2の金鯱賞3番人気6着
3着のヤマカツエースの前走は、G2の金鯱賞1番人気1着
18年の上位3頭の前走は、
1着のスワーヴリチャードの前走は、G2の金鯱賞1番人気1着
2着のペルシアンナイトの前走は、G2の中山記念1番人気5着
3着のアルアインの前走は、G2の京都記念3番人気2着
19年の上位3頭の前走は、
1着のアルアインの前走は、G2の金鯱賞の3番人気5着
2着のキセキの前走は、G1の有馬記念の2番人気5着
3着のワグネロリアンの前走は、G2の神戸新聞杯の2番人気1着
20年の上位3頭の前走は、
1着のラッキーライラックの前走は、G2の中山記念の2番人気2着
2着のクロノジェネシスの前走は、G2の京都記念の1番人気1着
3着のダノンキングリーの前走は、G2の中山記念の1番人気1着
21年の上位3頭の前走は、
1着のレイパパレの前走は、G3のチャレンジカップの1番人気1着
2着のモズベッロの前走は、G2の京都記念の5番人気8着
3着のコントレイルの前走は、G1のジャパンカップの2番人気2着
22年の上位3頭の前走は、
1着のポタジェの前走は、G2の金鯱賞の4番人気4着
2着のレイパパレの前走は、G2の金鯱賞の2番人気2着
3着のアリーヴォの前走は、G3の小倉大賞典の1番人気1着
23年の上位3頭の前走は、
1着のジャックドールの前走は、G1の香港Cの2番人気7着
2着のスターズオンアースの前走は、G1の秋華賞の1番人気3着
3着のダノンザキッドの前走は、G2の中山記念の2番人気11着
となっていました。
ということで、過去7年間の上位3頭に関しては、前走は当然ながらすべて重賞となっています。
その内訳は、G1(5頭、有馬記念が2頭、ジャパンカップ、香港C、秋華賞が各1頭)、G2(14頭、金鯱賞6頭、中山記念が4頭、京都記念が3頭、神戸新聞杯1頭)、G3(2頭、チャレンジカップ、小倉大賞典が各1頭)となっています。

今年の登録馬20頭で前走G1だったのは、前走有馬記念だった5番人気6着のタスティエーラ、同じく前走有馬記念11番人気9着のハーパー、前走香港C3番人気8着のローシャムパークの3頭となっています。
前走G2だった登録馬は9頭、その中で金鯱賞だったのは、8番人気4着だったハヤヤッコ1頭となっています。
あと、前走京都記念では、3番人気1着だったプラダリア、1番人気2着だったベラジオオペラ、9番人気3着だったバビット、2番人気8着だったルージュエヴァイユの3頭が登録しています。
前走中山記念では、4番人気3着だったジオグリフ、1番人気4着だったソールオリエンスの2頭が登録しています。
他に前走G2の馬は2頭登録しています。
前走G3では4頭の登録があります。

次に阪神芝での実績ですが、
17年の上位3頭では、
1着キタサンブラックが(0.1.1.0)
2着ステファノスが(1.1.1.1)
3着ヤマカツエースが(0.0.0.4)
18年の上位3頭では、

1着スワーヴリチャード(1.1.0.0)
2着ペルシアンナイト(1.0.0.0)
3着アルアイン(2.0.0.0)
19年の上位3頭では、
1着アルアイン(2.0.1.0)
2着キセキ(1.1.2.1)
3着ワグネリアン(2.0.0.0)
20年の上位3頭では、
1着ラッキーライラック(2.1.0.1)
2着クロノジェネシス(0.1.1.0)
3着ダノンキングリー(0.0.0.0)
21年の上位3頭では、
1着レイパパレ(2.0.0.0)
2着モズベッロ(0.1.1.2)
3着コントレイル(1.0.0.0)
22年の上位3頭では、
1着ポタジェ(3.1.0.0)
2着レイパパレ(3.0.1.1)
3着アリーヴォ(0.0.1.1)
23年の上位3頭では、
1着ジャックドール(1.1.0.1)
2着スターズオンアース(1.0.1.0)
3着ダノンザキッド(1.1.1.0)
と、ダノンキングリーが未出走、あとヤマカツエースとアリーヴォ以外はすべて連対、ヤマカツエース、キセキ、モズッベロ、アリーヴォ以外、阪神出走経験のなかったダノンキングリーを除く20頭中16頭が連対率5割以上、21頭中15頭が阪神で勝った経験がありました。

今回の登録馬で、阪神競馬場5割以上だったのは、エピファニー、カテドラル、スタニングローズ、ステラヴェローチェ、バビッド、ハーパー、ベラジオオペラ、ミッキーゴージャス、リカンカブール、ロードデルレイの10頭、また、阪神競馬場で勝った経験のある登録馬は、エピファニー、カテドラル、スタニングローズ、ステラヴェローチェ、ハーパー、プラダリア、ベラジオオペラ、ミッキーゴージャス、リカンカブール、ロードデルレイの10頭となっています。


それから「阪神2000m芝」は、内枠がよく絡む傾向がありますが、G2での大阪杯でも92年以降、24年中15年で1枠から3枠までの内枠が絡んでいました。
内訳は、連対馬48頭中では17頭が内枠に絡んでいました。
枠順でみると、3枠が11頭、5枠が10頭、7枠が8頭と続いています。
3着馬では、逆に1枠から3枠までに入ったのは24頭中5頭と少なくなっていました。
枠順では、8枠が23頭中7頭と最も多く、次に4枠が4頭となっていました。

G1になってからの7年間では、
17年の上位3頭の枠順は、「4枠-3枠-8枠」
18年の上位3頭の枠順は、「8枠-3枠-4枠」
19年の上位3頭の枠順は、「3枠-4枠-2枠」
20年の上位3頭の枠順は、「5枠-8枠-6枠」
21年の上位3頭の枠順は、「6枠-1枠-5枠」
22年の上位3頭の枠順は、「4枠-7枠-5枠」
23年の上位3頭の枠順は、「5枠-6枠-7枠」
と、3着以内に1枠から3枠までの内枠が絡んだのは、7年中4年となっていました。
連対馬で多かった枠は、各14頭中3頭だった3枠と4枠、あと、5枠と6枠と8枠が各2頭、1枠と7枠が各1頭、2枠がまだ無しとなっています。
3着馬7頭では、5枠が2頭、あと、2枠、4枠、7枠、8枠が各1頭、1枠、3枠、6枠がまだ無しとなっています。


次に毛色ですが、
17年 「鹿毛-鹿毛-栗毛」
18年 「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
19年 「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
20年 「栗毛-芦毛-黒鹿毛」
21年 「鹿毛-鹿毛-青鹿毛」
22年 「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
23年 「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
となっていました。


年齢では、
17年の上位3頭は、「5歳馬-6歳馬-5歳馬」
18年の上位3頭は、「4歳馬-4歳馬-4歳馬」
19年の上位3頭は、「5歳馬-5歳馬-4歳馬」
20年の上位3頭は、「5歳馬-4歳馬-4歳馬」
21年の上位3頭は、「4歳馬-5歳馬-4歳馬」
22年の上位3頭は、「5歳馬-5歳馬-4歳馬」
23年の上位3頭は、「5歳馬-4歳馬-5歳馬」
となっていました。


牡馬、牝馬別では、
牝馬の出走がなかった17年、19年を除く5年、連対馬10頭では、牡馬、牝馬とも各5頭と並んでいました。
3着馬5頭では、すべて牡馬となっています。
今回の登録馬では、スタニングローズ、ハーパー、ミッキーゴージャス、モリアーナ、ルージュエヴァイユの5頭の牝馬が登録しています。


父の血統ですが、

17年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ブラックタイド)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)」となっています。
18年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ハーツクライ)-ノーザンダンサー系(ハービンジャー)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
19年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-ミスタープロスペクター系(ルーラーシップ)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
20年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(オルフェーヴル)-ナスルーラ系(バゴ)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
21年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-サンデーサイレンス系(ディープブリランテ)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)」となっています。
22年の上位3頭の父の血統は、「サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-サンデーサイレンス系(ディープインパクト)-ミスタープロスペクター系(ドゥラメンテ)」となっています。
23年の上位3頭の父の血統は、「ロベルト系(モーリス)-ミスタープロスペクター系(ドゥラメンテ)-サンデーサイレンス系(ジャスタウェイ)」となっています。

特にディープインパクト産駒が目立っていますが、その産駒が出走し始めたG2だった13年以降で3着以内に入っていたのは、、
14年1着馬
15年1着馬、2着馬
16年1着馬、3着馬
17年2着馬
18年3着馬
19年1着馬、3着馬
20年3着馬
21年1着馬、3着馬
22年1着馬、2着馬
と、その翌年14年以降、9年連続3着以内に1頭ないし2頭入っていました。
残念ながら、昨年は、4頭のディープインパクト産駒が出走していましたが、4頭共二桁着順になってしまいました。
今回の登録馬では、ディープインパクト産駒としては、キラーアビリティとプラダリアの2頭が登録しています。
また、ディープインパクトの仔産駒では、シルバーステート産駒のリカンカブールが登録しています。



以上ですが、今年もどの馬も一長一短があって、絞りにくいですね(^^;
とりあえず人気とオッズが出てきてから、上記のデータを参考に、いろいろ悩みながら結論を出していこうと思います。

タグ:大阪杯
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