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第42回 中山牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

89年以降、11年の阪神での開催を除く34年、連対馬69頭、3着馬33頭からです。

(14年の2着同着を含む)


かつては「京都牝馬S」を走った馬の連対が目立っていました。
全体的に見てみますと、連対馬69頭では、前走で京都牝馬Sを走った馬が21頭、前々走で走った馬が3頭で、計24頭となっていました。
前走京都牝馬Sを走った21頭のうち、掲示板に載っていたのは16頭となっていました。
あと掲示板に載らなかった5頭の着順は、6着、7着、8着、14着、16着でした。
その掲示板に載らなかった5頭のうち3頭は、その前のレース(前々走で)は3着以上の上位着順となっていました。
あと2頭のうち1頭の前々走は、G1のエリザベス女王杯で17着でした。
もう1頭の前々走は、G3の京都金杯で5着でした。
また、前々走京都牝馬Sを走った3頭はそれぞれ13着、9着、3着となっていました。
3着馬では、前走京都牝馬Sを走ったのは33頭中9頭となっています。
しかしながら、04年から07年まで4年連続、前走か前々走(04年のみ)で京都牝馬Sを走った馬が連対していましたが、08年以降昨年までの15年間(11年は除く)では12年と22年のそれぞれの1着馬の2頭のみで、3着馬は、08年、10年、15年と3頭となっています。
結局、この15年間、3着以上45頭では5頭のみということで、かつて目立ったこのデータは、もう過去のものになってしまった感がいたします。
ちなみに、今年の登録馬で前走京都牝馬Sを走った馬ですが、今年も登録がありません。

それから、前走も前々走も「京都牝馬S」を走っていない残りの連対馬45頭の傾向ですが、そのうち前々走で掲示板に載った馬は28頭いました。
残りの載らなかった17頭のその前々走の着順はそれぞれ6着、8着、8着、9着、13着、16着、10着、16着、7着、10着、7着、8着、7着、16着、8着、7着、6着で、その次のレース(前走)は、まず17頭中3頭がダート戦で、6着、11着、3着となっていました。
そして、あと14頭の次のレース(前走)は3着、10着、15着、5着、6着、8着、5着、8着、1着、4着、4着、1着、2着、13着となっていましたが、その14頭のうち、中山を走ったことのなかった2頭(13年2着のスマートシルエット、17年1着のトーセンビクトリー)と中山でのG1のホープレスS11着の1走のみだった1頭(20年2着のリュヌルージュ)、中山でのG3フラワーカップが3着だった1頭(21年1着のランブリングアレー)の計4頭を除く10頭は過去に中山で連対した経験がありました。(15年4番人気2着のアイスフォーリス、16年4番人気1着のシュドルボン、20年3番人気1着のフェアリーポルカ)の3頭以外の7頭は中山で勝った経験がありました)
今回の登録馬で、近2走「京都牝馬S」を走っていなくて、前々走掲示板に載っていた馬は、18頭中6頭となっています。
登録馬で前々走掲示板に載っていなかったのは12頭で、そのうち中山で連対した経験のある馬は、アレグロモラデート、キタウイング、ククナ、クリノプレミアム、コンクシェル、ヒップホップソウルの6頭となっています。
また前々走掲示板に載っていなくて、過去に中山を走ったことのなかった馬は、シンリョクカ、ラヴェルの2頭となっています。
それから、3着馬の臨戦過程で京都牝馬Sを走っていない馬は、33頭中23頭いました。
そのうち14頭がその前走で掲示板に載っていました。


次に父の主な血統では、ヘイルトゥリーズン系が69頭中26頭と最も多く、続いてノーザンダンサー系が14頭いました。
しかしながらノーザンダンサー系は、ここ20年では5頭の連対馬にとどまっています。
次に、ミスタープロスペクター系が11頭、ナスルーラーが各7頭と続いていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系とナスルーラー系が各9頭、ノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が5頭となっています。


年齢は、1着馬では、5歳が15頭、4歳が11頭、6歳が7頭、7歳が1頭となっていました。
2着馬では、5歳が17頭、4歳が11頭、6歳が7頭となっていました。
3着馬では、5歳が14頭、4歳が8頭、6歳が7頭、7歳が4頭となっています。


毛色は、1着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が15頭、黒鹿毛と栗毛が各7頭、芦毛が4頭、青鹿毛が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛が4頭、栗毛が各3頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
結構、鹿毛馬以外の黒鹿毛馬や栗毛馬、青鹿毛馬が健闘しています。
しかしながら、ここ14年の3着以上の42頭では、そのうち28頭が鹿毛で占められていました。
今回の登録馬で鹿毛馬は、18頭中8頭となっています。


枠順は、連対馬では1枠が5頭、2枠が10頭、3枠が4頭、4枠が6頭、5枠が14頭、6枠が10頭、7枠が10頭、8枠が10頭と、5枠、2枠、6枠、8枠が特に目立っています。
3着馬では、1枠が3頭、2枠が5頭、3枠が6頭、4枠が3頭、5枠が2頭、6枠が6頭、7枠が3頭、8枠が5頭となっています。


人気では、1番人気が34年中10連対とあまりよくありません。
特に6番人気以下の人気薄の連対馬が69頭中28頭もいますので、基本的には荒れる傾向になっています。
ちなみに、3着馬33頭では、1番人気8頭、2番人気3頭、3番人気4頭、4番人気1頭、5番人気4頭で、6番人気以下は13頭となっています。


連対馬のハンデですが、53kgが16頭、54kgが15頭、56kgが11頭、55kgが9頭とこのあたりが基本になっています。

ただ、一番重いハンデが58.5kgで2頭、一番軽いハンデの50kgも2頭いますので、ハンデに関してはやはりつかみどころがありません。
ちなみに今回の登録馬でハンデ重量はそれぞれ、50kgと51kgと52kgが各2頭、53kgが5頭、54kgが2頭、55kgが3頭、55.5kgが1頭、56kgが1頭となっています。


以上ですが、ここ5年の3連単の配当が、19年は16万円台、20年台が37万円台、21年が14万円台、22年が173万円台、昨年23年が2万円台。
今年も検討、予想、難儀しそうですね(^^;
ともかくも、ひとつひとつ整理しながら検討して結論を出していこうと思います。

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