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第54回 高松宮記念のデータ [競馬データ]

12年からはリニューアルされた中京競馬場で行われています。
リニューアルされてから今回で13回目となります。
その2013年から昨年2023年までの12年、連対馬24頭、3着馬12頭からです。

まずは、当日人気で特筆すべき特徴があります。
上位3着までの当日人気を見てみますと、12年中9年で上位人気4頭の中から2頭(6年)、ないし3頭(3年)入っていました。
上位4着馬まで見てみますと、12年中、2022年と昨年2023年を除く10年間で上位人気4頭の中から、2頭(5年)、ないし3頭(5年)入っていました。
その2022年の4着までの上位人気の組み合わせは、「8番人気-5番人気-17番人気-7番人気」と、それまでの人気の組み合わせのデータをあざ笑うかのように、3連複の配当、52万円台、3連単の配当、278万円台と19年に次いで、大荒れに荒れる結果となりました。
さらに続く昨年2023年でも、「12番人気-2番人気-13番人気-9番人気」となって、22年までの10年続いていたデータを2年連続覆してしまいました。
ただ、12年中、最初の2012年を除いて2013年以降昨年までの11年間連続、毎年4着以内に、二桁人気が1頭(9年)、ないし2頭(2年)入っていたので、荒れる要素は十分あるレースとはなっていました。
1着は1頭(23年12番人気)
2着は1頭(19年12番人気)
3着は5頭(13年10番人気)、(18年10番人気)、(19年17番人気)、(22年17番人気)、(23年13番人気)
4着は6頭(14年15番人気)、(15年10番人気)、(16年16番人気)、(17年15番人気)、(20年15番人気)、(21年16番人気)
この二桁人気に関しては、3着4着が多いので、3連単等の予想をする時、入れるか入れないか悩むところです。
それ以外の5番人気~9番人気の馬は、
連対馬では、
5番人気(17年1着、22年2着)
6番人気(15年2着)
8番人気(14年2着、22年1着)
9番人気(20年1着)
3着馬では無しとなっていました。

連対馬で5番人気以下の人気の馬が絡んだ7年の組み合わせは、
3-8(14年)
4-6(15年)
5-2(17年)
3-12(19年)
9-2(20年)
8-5(22年)
12-2(23年)
となっています。
残り5年の組み合わせは、
2-3(12年)
1-2(13年)
1-2(16年)
2-3(18年)
2-1(21年)
となっていました、


次に臨戦過程の前走を見てみます。
まずは前走のレース別ですが、連対馬24頭で一番多かったのは、シルクロードSの8頭でした。
その前走時の人気着順の内訳は、2番人気1着、1番人気5着、4番人気2着、4番人気1着、5番人気15着、2番人気4着、10番人気2着、2番人気1着となっています。
登録馬で、前走シルクロードS5番人気以上の上位人気だったのは、2番人気1着のルガルの1頭となっています。
続いて、6頭と多かったのは阪急杯で、その前走時の人気着順の内訳は、1番人気3着、1番人気1着、2番人気1着、1番人気1着、1番人気7着、1番人気1着となっています。
登録馬で、前走阪急杯で1番人気、または2番人気だったのは、1番人気1着のウインマーベルの1頭となっています。
続いて多かったのは前走オーシャンステークスで、4頭いました。
同じくその人気着順の内訳は、1番人気2着、11番人気2着、1番人気4着、4番人気2着となっていました。
登録馬で、前走オーシャンステークスで4着以上だった馬は、1番人気1着だったトウシンマカオ、2番人気2着だったビッグシーザーの2頭となっています。
あと、前走香港スプリントが2頭(2番人気1着、3番人気1着)、京都牝馬Sも2頭(1番人気1着、5番人気1着)、フェブラリーS10番人気5着、阪神カップ1番人気1着が各1頭となっています。
登録馬で、これらの前走芝の重賞1着馬ですが、前走京都牝馬S2番人気1着だったソーダズリングと外国馬参戦の前走センテナリースプリントC7番人気1着だったビクターザウィナーの2頭がいます。

続けて3着馬も見ていきます。
前走のレースで一番多かったのは、前走オーシャンステークスの5頭で、その人気と着順は、3番人気9着、1番人気5着、2番人気2着、13番人気5着、9番人気6着となっていました。
今回前走オーシャンSの馬は5頭登録していますが、上記のトウシンマカオ、ビッグシーザー以外では、5番人気5着のキミワクイーン、10番人気8着のマテンロウオリオン、4番人気13着のシュバルツカイザーとなっています。
次に多かったのは阪急杯の3頭で、4番人気2着、1番人気3着(2着入線降着)、3番人気4着となっていました。
今回4番人気以上で4着以上だったのは、上記で挙げたウインマーベルと、3番人気2着だったアサカラキングの2頭となっています。
続いて前走シルクロードSが2頭いて、それぞれ1番人気1着、2番人気1着となっていました。
今回1着だったのは上記で挙げたルガルとなっています。
あと残り2頭の前走ですが、前走香港スプリントSの3番人気12着と前走阪神カップ5番人気8着となっています。
今回、この2頭のように、前走重賞で5番人気以上だったのは、東京新聞杯4番人気2着だったウインカーネリアン、京都牝馬S1番人気2着だったナムラクレア、前走香港スプリントS2番人気8着のマッドクール、前走阪神C1番人気8着のママコチャ、前走京都牝馬S3番人気10着のメイケイエール、前走京都牝馬S5番人気6着のロータスランドが登録しています。


枠順ですが、その1着、2着、3着の組み合わせは
12年 5枠-8枠-1枠
13年 6枠-6枠-7枠
14年 3枠-8枠-5枠
15年 2枠-7枠-8枠
16年 2枠-3枠-4枠
17年 3枠-2枠-4枠
18年 5枠-4枠-4枠
19年 2枠-2枠-4枠
20年 8枠-4枠-2枠
21年 7枠-8枠-5枠
22年 1枠-5枠-5枠
23年 7枠-7枠-1枠
となっていました。
最初の4年は、8枠か7枠がどちらかか両方が3着以内に入っていましたが、続く5年は4枠が連続して3着以内に入っていました。
全体的には、それらの枠と共にその前後の枠が目立っていました。
3着以内での全体的な枠の出目ですが、同枠が入った時も含め、2枠と4枠と5枠が各6頭、7枠と8枠が各5頭、1枠と3枠が各3頭、6枠が2頭となっています。


年齢では、
12年は、5歳-6歳-4歳
13年は、5歳-6歳-4歳
14年は、4歳-6歳-5歳
15年は、7歳-6歳-4歳
16年は、5歳-5歳-4歳
17年は、4歳-5歳-6歳
18年は、5歳-6歳-5歳
19年は、4歳-6歳-6歳
20年は、5歳-4歳-5歳
21年は、6歳-4歳-6歳
22年は、6歳-5歳-7歳
23年は、7歳-4歳-8歳
となっていました。
全体的な頭数、12年間、3着馬計36頭で見てみますと、
5歳が15年、19年、21年、23年を除く8年で入っていて、計11頭となっています。
6歳も、16年と20年と23年を除く9年で入っていて、計11頭となっています。
続いて4歳は18年と22年を除く10年で1頭入っていて計10頭となっています。
あと7歳が3頭、8歳が1頭となっていました。


父の血統では、
12年では、順に、クロフネ(ヴァイスリージェント系(ノーザンダンサー系))、シンボリクリスエス(ロベルト系(ヘイルトゥリーズン系))、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)となっていました。
13年では、順に、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ローズインメイ(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)となっていました。
14年では、順に、ダイワメジャー(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))、アドマイヤコジーン(グレイソブリン系(ナスルーラ系))、フジキセキ(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))となっていました。
15年では、順に、Pins(トムフール系)、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))となっていました。
16年では、順に、サクラバクシンオー(ナスルーラ系)、ディープインパクト(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))、ハーランズホリディ(ストームバード系(ノーザンダンサー系)となっていました。
17年では、順に、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、スェプトオーヴァーボード(ミスタープロスペクター系)となっていました。
18年では、順に、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ダイワメジャー(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))となっていました。
19年では、順に、スキャットダディ(ストームバード系(ノーザンダンサー系))、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)、ジャングルポケット(ナスルーラ系)となっていました。
20年では、順に、スパイツタウン(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))、ロードカナロア(ミスタープロスペクター系)となっていました。
21年では、順に、ロードカナロア(ミスタープロスペクター系)、ダイワメジャー(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))、ステイゴールド(ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系))となっていました。
22年では、順に、ゴールドアリュール(サンデーサイレンス系)、ポイントオブエントリー(ロベルト系)、ロードカナロア(ミスタープロスペクター系)となっていました。
23年では、順に、ロードカナロア(ミスタープロスペクター系)、ミッキーアイル(サンデーサイレンス系系)、ドリームジャーニー(サンデーサイレンス系)となっていました。


3着以内36頭中一番多かったのは、ミスタープロスペクター系の15頭となっています。
12年中10年で1頭ないし2頭入っていました。
また、21年を除く、12年中11年で毎年少なくとも、父かBMS(母の父)でナスルーラ系だった馬が1頭3着以内に入っていました。
その21年では、4着に入っています。
登録馬でナスルーラ系絡みの馬は、シュバルツカイザー、テイエムスパーダ、トウシンマカオ、ビッグシーザーの4頭となっています。


続いて毛色は、
12年、芦毛-黒鹿毛-鹿毛
13年、鹿毛-青毛-栗毛
14年、黒鹿毛-芦毛-鹿毛
15年、鹿毛-栗毛-鹿毛
16年、鹿毛-鹿毛-鹿毛
17年、栗毛-栗毛-芦毛
18年、鹿毛-栗毛-青鹿毛
19年、鹿毛-栗毛-芦毛
20年、栗毛-鹿毛-鹿毛
21年、鹿毛-鹿毛-鹿毛
22年、栗毛-鹿毛-鹿毛
23年 黒鹿毛-青鹿毛-鹿毛
という順番になっていました。
鹿毛が3着以内計36頭中18頭と最も多く、次いで栗毛が8頭と健闘しています。
あと、芦毛が4頭、黒鹿毛が3頭、青鹿毛が2頭、青毛が1頭と続いていました。


以上ですが、毎年同じことを書いていますが、上記のデータから結構絞れそうな感じがするのですけれど、3連単の配当、19年の約450万円、22年の約280万円、昨年23年の約66万円のように、特に荒れることが多くなってきたので、なかなか絞りにくさを感じる最近の高松宮記念です。
それでも、今年も、上記のデータを踏まえながら、検討に検討を重ねて、今年も絞りきっていきたいと思います。


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