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第38回 フラワーカップのデータ [競馬データ]

中山競馬場改装後の89年以降、11年の阪神競馬場開催を除く34年、連対馬69頭、3着馬33頭からです。(14年の2着同着含む)


有名なところですが、逃げ馬が絡みやすいレースです。
特に07年08年09年の3年連続で、勝ち馬はいずれも逃げ切り勝ちした馬でした。
かつてはそうではなかったのですが、00年以降に、突然逃げ馬ないし2番手辺りの馬が上位に来るようになりました。
上記の3頭以外で完全に逃げて連に絡んだのは、05年の2着馬、そして15年、16年、19年のここ9年中3年の1着馬がいます。
また04年、17年では3着に残っています。
また、先頭ないし2番手3番手辺りで先行していた馬では、00年の1着2着馬、02年、03年、06年の2着馬、10年の1着馬、13年の1着馬、14年の2着馬(2頭)、17年の1着馬、20年の1着馬、21年の1着馬、22年の1着馬がいます。
また、18年、19年、22年、23年では3着に残っていました。
しかしながら、12年では、逃げ馬は4着で、上位3頭は、そのうち2頭は追い込んで来た馬で、1頭は中団から抜けて来た馬でした。
また昨年の勝ち馬は、後方から追い込んで来た馬でした。
さて今年はどうでしょうか。
ただ、どの馬が逃げるのかを予想するのはかなり難しそうですね。
過去には追い込みだった馬がいきなりハナに立って善戦した馬もいるなど、前走の展開に関係なく逃げる馬もいますので、今年の展開の予想もかなり難解です。


次に前走の着順ですが、施行レース関係なしで前走1着馬の連対馬は69頭中42頭いました。
あと、2着が5頭、3着が2頭、4着が8頭、5着が2頭と、前走に掲示板に載った馬は69中58頭にもなります。
また、前走が1着だった馬が片方か両方で絡んだ年は、34年中33年となっていました。
内訳は、片方が24年、両方が9年となっていました。
ちなみに、前走1着の馬が絡まなかった年は94年で、その1着馬、2着馬のそれぞれの前走は5着と7着となっています。(3着馬の前走は2着)
3着馬の前走の着順も見てみますと、1着は11頭、2着は5頭、3着は5頭、4着は4頭、5着は2頭と前走掲示板に載ったのは33頭中27頭となっていました。
ただ、こちらも前走掲示板に載った馬はもちろん多いのですが、連対馬と違い前走1着馬が少ないことが特色となっています。
ちなみに、前走掲示板に載っていなかった3着馬残り6頭の前走着順は、クイーンC1番人気11着とチューリップ賞10番人気7着、そして500万下が4頭で7番人気7着、3番人気7着、5番人気7着、5番人気7着となっていました。
7着だったのが6頭中5頭というのも面白いデータですね。
ちなみに、今回の登録馬で前走1着だった馬は、13頭中、カニキュル(前走未勝利戦2番人気1着)、ヒラボクミニー(前走新馬戦2番人気1着)、マルコタージュ(前走新馬戦5番人気1着)の3頭となっています。

また、前走7着だった馬ですが、テリオスサラ(前走クイーンC5番人気7着)、テリオスルル(前走1勝クラス6番人気7着)、ホーエリート(前走1勝クラス8番人気7着)、レリッシュ(前走1勝クラス7番人気7着)の4頭が登録しています。


次に、前走のレースの施行内容ですが、連対馬で1番多かったのは500万下(400万下)条件戦(1勝クラス)で69頭中30頭いました。
その着順は、30頭中25頭が1着、あと3頭が4着、6着、13着が各1頭でした。
ちなみに登録馬で前走1勝クラス1着の馬は、今回はいません。

また、今回の登録馬で、前走(1勝クラス)の2着以下の馬は、13頭中8頭にも上ります。
次に多かったのは、前走重賞だった18頭で、そのうち13頭は掲示板に載っていました。
残る、前走掲示板に載っていなかった5頭の人気と着順は、クイーンCで1番人気7着、3番人気9着、1番人気11着の3頭と、交流G1競争(ダート)5番人気10着、フェアリーS6番人気7着となっていました。
今回、前走重賞だった登録馬は、カンティアーモ(前走ディリー杯2歳S3番人気6着)、テリオスサラ(前走クイーンC5番人気7着)の2頭となっています。
続いて多かったのは、9頭の前走オープン特別戦となっていました。
そのうち6頭が3着以上の上位着順でした。
今回の前走オープン特別の登録馬ですが、登録はありません。
あと残りは、前走未勝利戦が9頭、新馬戦が3頭で、その前走時の人気は、13年、前走未勝利戦12番人気2着のエバーブロッサム、15年、前走未勝利戦6番人気2着のアースライズ、20年、前走新馬戦6番人気1着のアブレイズの3頭を除く9頭は、1番人気か2番人気となっていて、着順は1着でした。
今回の登録馬で、前走未勝利戦で連対した馬は、カニキュル(前走1番人気1着)の1頭、前走新馬戦勝ちの馬は、ヒラボクミニー(前走2番人気1着)、マルコタージュ(前走5番人気1着)の2頭となっています。

同じく、3着馬32頭の前走レースも見てみますと、1番多かったのは同じく500万下(400万下)条件戦で20頭いました。
その着順は、1着が8頭、2着が5頭、3着が2頭、4着が1頭、7着が4頭となっていました。
この前走の着順に関しては連対馬とはかなり違った傾向が出ていて、前走1着以外からの3着馬が多くなっています。
続いて多かったのは前走重賞だった7頭で、着順は、3着が1頭、4着、5着が各2頭で、あと7着、11着となっていました。
あと残り5頭の前走ですが、オープン特別が2頭(4番人気3着、7番人気4着)、未勝利戦が2頭(いずれも1番人気1着)、新馬戦が1頭(1番人気1着)となっていました。
このように、過去の臨戦過程の傾向からでは、3着候補はかなり広範囲になっています。


次に当日の上位人気の傾向ですが、連対馬では1番人気が17頭、2番人気が16頭、3番人気が9頭となっていました。
また、1番人気から5番人気以内の組み合わせで決まったのは、34年中20年ありました。
あとの14年ですが、2-12、10-12、9-6、2-7、6-1、1-6、1-8、11-1、6-1、1-12、1-8、12-4、2-9、2-8という人気の組み合わせで決まっています。
この中の「10番人気と12番人気」(92年)と「9番人気と6番人気」(00年)と「12番人気と4番人気」と大きく荒れた3年を除けば、少なくとも連対の片方は1番人気、2番人気、3番人気の上位人気が絡んでいました。
3着馬では、1番人気が9頭、2番人気が5頭、3番人気が3頭、4番人気、5番人気、6番人気が各3頭、7番人気、8番人気が各2頭、10番人気、12番人気、14番人気が各1頭となっています。


血統では、連対馬の父で主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が29頭、ノーザンダンサー系が14頭、ナスルーラー系が10頭、レイズアネイテイヴ系が9頭となっていました。

BMS(母の父)の主なところは、ノーザンダンサー系が25頭、ナスルーラー系が11頭となっています。
3着馬では、父はヘイルトゥリーズン系が17頭、ノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラー系が4頭となっていました。
BMSの主なところでは、ノーザンダンサー系が8頭、ナスルーラー系が7頭となっています。


毛色では、連対馬では鹿毛が33頭、黒鹿毛が14頭、栗毛が7頭、芦毛と青鹿毛が各6頭、青毛が3頭となっていました。
3着馬の毛色は、鹿毛が11頭、黒鹿毛と栗毛が各8頭、芦毛、青鹿毛が各3頭となっています。


あと枠番の出目ですが、連対馬では6枠と7枠が各11頭、3枠と4枠が各10頭、2枠が9頭、5枠、8枠が各7頭、1枠が4頭という順になっていました。
3着馬では、7枠が8頭、5枠が5頭、2枠と4枠が各4頭、1枠と3枠と6枠と8枠が各3頭となっています。


以上ですが、上記のデータの通り、過去、92年、00年、20年の3年を除けば、1番人気、2番人気、3番人気の3頭の中から少なくとも1頭が連対していましたし、また、その3年の3着馬はいずれも1番人気だったということで、今年もその傾向が続くのであれば、1番人気、2番人気、3番人気の何れか1頭かまたは2頭が3着以内に入るということになりますので、特に、上位人気3頭の検討から始めていきたいと思っています。
それから、「前走が1着だった馬が片方か両方で絡んだ年は、34年中33年となっていました。」というデータもありましたので、前走1着馬もしっかり検討してその中からも1頭選びたいと思います。

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