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第70回 毎日杯のデータ [競馬データ]

リニューアルされて以降の07年から昨年22年までの16年間、外回りの1800m芝の施行で見ていきます。


まず当日の人気を見ていきます。
1番人気ですが、16年中10連対(1着6頭、2着4頭)、3着4頭と、14年で3着以内に入っていました。
3着を外した1番人気の2頭は、10年5着だったルーラーシップ(単勝オッズ2.2倍)、14年4着だったラングレー(単勝オッズ3.7倍)となっています。
こう見ますと、1番人気馬はすべて掲示板に載っていて、勝率38%、連対率63%、複勝率88%と、基本的には1番人気馬はがんばっているレースかと思います。
その1番人気が連対した時の相手の人気ですが、
2番人気(4年)
3番人気(1年)
4番人気(1年)
6番人気(3年)
12番人気(1年)となっていました。
また、1番人気が連を外した5年の連対の人気の組み合わせは、
「3番人気-5番人気」
「2番人気-4番人気」
「5番人気-3番人気」
「7番人気-3番人気」
「3番人気-1番人気」
「4番人気-9番人気」
となっていました。
とりあえずは、1番人気馬の取捨選択の検討から始めるのがセオリーのようです。


次に毛色ですが、着順は別に見てみますと(各16頭)

1着馬は、黒鹿毛が8頭、鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。

2着馬は、鹿毛が7頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が3頭、栗毛が2頭となっていました。

3着馬は、鹿毛が9頭、栗毛と黒鹿毛が各3頭、芦毛が1頭となっています。


次に血統ですが、まず連対馬32頭の父では、ヘイルトゥリーズン系が25頭(サンデーサイレンス系が22頭・・・ディープインパクトが12頭、アグネスタキオンが3頭、アドマイヤボス、フジキセキ、ダイワメジャー、ブラックタイド、ダノンシャンティ、ハーツクライが各1頭、ロベルト系が3頭・・・タニノギムレット、スクリーンヒーロー、モーリスが各1頭)、あとミスタープロスペクター系が4頭(キングカメハメハが3頭、ベルグラヴィアが1頭)、ノーザンダンサー系が3頭(チーフベアハート、ハービンジャー(以上ダンチヒ系)ケンプブランコ(サドラーズウェルズ系))となっていました。
母の父(BMS)では、ノーザンダンサー系が14頭(ヴァイスリージェント系が4頭、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系が各3頭、ノーザンテースト、ストームバード系、フェアリーキング系、リファール系が各1頭)、ナスルーラ系が6頭(グレイソブリン系(トニービン)、ボールドルーラ系が各2頭、ネヴァーベンド系、レッドゴッド系が各1頭)、ミスタープロスペクター系も同じく6頭、ヘイルトゥリーズン系が4頭(サンデーサイレンス(2頭)、マンハッタンカフェ、グラスワンダー)、プリンスローズ系、マンノウォー系が各1頭となっていました。
3着馬16頭では、父は、ヘイルトゥリーズン系が13頭(ディープインパクトが7頭、アグネスタキオンが2頭、シンボリクリスエス、マンハッタンカフェ、ダイワメジャー、ステイゴールドが各1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭となっていました。
BMSは、ミスタープロスペクター系が7頭、ノーザンダンサー系も7頭(サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系が各2頭、リファール系、ニジンスキー系、ヴァイスリージェント系)、ナスルーラ系(グレイソブリン系)、ヘイルトゥリーズン系(ディープインパクト)が各1頭となっていました。
1着馬から3着馬計48頭で見てみますと、全体的にヘイルトゥリーズン系絡み(父が38頭、BMSが5頭)と、BMSでノーザンダンサー系(20頭)が目立っています。
特に、ディープインパクト産駒が3着以内に19頭と際立っています。

それから臨戦過程での前走ですが、1着馬は16頭中12頭が前走重賞となっていました。
内訳は、
07年はきさらぎ賞(2番人気2着)
08年、09年はアーリントンC(10番人気3着、1番人気4着)
10年は共同通信杯(2番人気2着)
11年はシンザン記念(7番人気1着)
12年はきさらぎ賞(4番人気2着)
13年は弥生賞(3番人気5着)
14年、15年、16年は共同通信杯(7番人気4着、8番人気4着、2番人気6着)
17年はシンザン記念(2番人気6着)
21年は共同通信杯(2番人気3着)
となっていて、実に12頭中前走勝っていたのは1頭のみでした。
残り4頭ですが、
18年1番人気1着のブラックワンピースの前走は、500万下特別(2400m芝)2番人気1着
19年3番人気1着のランスオブプラーナの前走は、500万下特別(1800m芝)2番人気1着
20年の2番人気1着のサトノインプレッサの前走は、1勝クラス(500万下特別、1600m芝)2番人気1着
22年の4番人気1着のサピースオブエイトの前走は、1勝クラス(500万下特別、1800m芝)2番人気1着
とすべて勝っていて、またここ5年で4年を占めていました。

2着馬の前走では16頭中8頭が勝っていました。
その14頭の内訳ですが、
07年は500万下特別1番人気1着
08年は新馬戦3番人気1着
09年は地方の特別レース(1600mダート)1番人気1着
10年は500万特別2番人気1着
11年はきさらぎ賞4番人気6着
12年は500万下特別1番人気1着
13年は500万下戦1番人気2着(1600mダート)
14年はアーリントンC2番人気7着
15年は500万下特別2番人気2着
16年はアーリントンC1番人気5着
17年はきさらぎ賞1番人気2着
18年は500万下特別1番人気1着
19年は新馬戦1番人気1着
20年はきさらぎ賞1番人気3着
21年は1勝クラス1番人気1着
22年は未勝利戦2番人気1着
となっています。

3着馬の前走では16年中7年で勝っていました。
内訳は、
07年はオープン特別のすみれS1番人気7着
08年は未勝利戦(1800mダート)2番人気1着
09年は500万下条件戦1番人気1着
10年はオープン特別の野路菊S1番人気1着
11年は500万下特別1番人気1着
12年は500万下特別4番人気2着
13年は弥生賞9番人気10着
14年は500万下特別3番人気1着
15年は共同通信杯4番人気3着
16年は弥生賞4番人気4着
17年はオープン特別のすみれS1番人気3着
18年は500万下条件戦2番人気1着
19年はきさらぎ賞1番人気4着
20年は1勝クラス(500万下特別)2番人気2
21年は未総理戦1番人気1着
22年は1勝クラス(500万下特別)2番人気1着
となっています。


枠の出目ですが、連対馬では、2枠、5枠(同枠同士の年が1年あり)が各6頭、7枠が5頭、1枠が4頭、3枠と4枠と6枠が各3頭、8枠が2頭となっています。
3着馬では、4枠が4頭、7枠と8枠が各3頭、1枠と5枠が各2頭、3枠と6枠が各1頭、2枠はまだありません。


以上ですが、なかなか上記のデータでは傾向はつかみにくいですね。
とりあえず、1番人気馬の取捨選択から始めて、あとは一つ一つ丁寧に検証しながら結論を出していこうと思います。


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