SSブログ

第60回 弥生賞のデータ [競馬データ]

89年以降34年、連対馬68頭、3着馬34頭からです。


13年、馬連の配当が5万円台と荒れましたが、基本的には、連対馬はほぼ上位人気同士の決着で決まっています。
特に、93年以降05年までの13年間は1番人気から4番人気以内の組み合わせで決まっていました。
しかし、06年以降の連対馬の組み合わせですが、
06年 1番人気-6番人気
07年 1番人気-6番人気
08年 2番人気-1番人気
09年 1番人気-5番人気
10年 1番人気-2番人気
11年 1番人気-7番人気
12年 9番人気-3番人気
13年 6番人気-10番人気
14年 1番人気-4番人気
15年 2番人気-4番人気
16年 2番人気-1番人気
17年 1番人気-8番人気
18年 1番人気-2番人気
19年 8番人気-6番人気
20年 2番人気-1番人気
21年 4番人気-2番人気
22年 3番人気-1番人気
となっていて、06年、6番人気とそれまでなかった5番人気以下の馬が初めて連対してからは、06年以降17年中8年と、5番人気以下の馬の連対が目立つようになりました。
特に、12年(馬連の配当7、830円)、13年(同52,300円)、19年(32、600円)と馬連で高配当となる年も出てきています。

この連対馬の人気での組み合わせを全体的にまとめてみますと、1番人気から4番人気以内での組み合わせで決まらなかった年は、34年間で、89年と90年(両方とも2番人気と7番人気)、そして92年(6番人気と4番人気)と、上記の06年、07年、09年、11年、12年、13年、17年、19年の8年を加えた計11回となっていました。
特に06年から昨年までの17年間では、その12回中8回も占めています。
さらに人気別の内訳を全体的にまとめてみますと、1番人気が19頭、2番人気が20頭、3番人気が7頭、4番人気が9頭、5番人気が1頭、6番人気が5頭、7番人気が3頭、8番人気が2頭、9番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
あと、連対馬が4番人気以上の上位人気内で決まった23年間の3着馬ですが、10頭が5番人気以下の下位人気、13頭が同じ4番人気以上の上位人気が若干上回っています。
また、1着馬から3着馬までを全体的に過去34年で見てみますと、1着から3着まで4番人気以上の上位3頭で決まったのは34年中13年となっていました。
つまり、あとの21年は、5番人気以下の下位人気が1頭(うち12年)ないし2頭(うち9年)が3着以上の着順に入っていたことになります。
ということで、一応は3連複3連単では荒れる要素も含んでいると考えて検討した方がよさそうです。
また、97年(3番人気-4番人気-5番人気)と12年(9番人気-3番人気-5番人気)と19年(8番人気-6番人気-4番人気)以外の31年は、1番人気か2番人気の片方かその両方が3着以上の上位に入っていました。
ちなみに6番人気-10番人気で連が決まって大荒れとなった13年ですが、3着馬は2番人気、4着は1番人気ときっちり上位人気の馬は上位の着順に来ています。
ただ、19年は、連対が8番人気-6番人気と同じく大荒れで決まりましたが、3着馬は4番人気と、過去32年で初めて3着以内に初めて3番人気以上の上位人気馬が入りませんでした。
ちなみに、この13年と19年の3連単の配当は、40万円台と大荒れとなっています。


次に連対馬の前走の着順ですが、施行、芝ダート等問わず、ただ着順の内訳をあげれば、1着47頭、2着9頭、3着2頭、4着が6頭、5着が2頭、7着が2頭と、68頭中56頭が前走連対していましたので、ほぼ連対が条件となっています。(ただし12年の上位3頭の前走は、5着、4着、4着と、どの馬も連対していませんでした)
ちなみに、その前走連対以外の、3着(2頭)、4着(6頭)、5着(2頭)、7着(2頭)の12頭の前走は、阪神3歳S、朝日杯FS(3頭)、きさらぎ賞(3頭)、共同通信杯(1頭)、ラジオNIKKEI賞(1頭)、若駒S(1頭)、ホープフルステークス(2頭)となっていました。
3着馬の前走の着順も見てみますと、1着が12頭、2着が8頭、3着が3頭、4着が1頭、5着が4頭、6着が4頭、7着が1頭、10着も1頭となっていました。


毛色は、1着馬では、鹿毛が20頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が9頭、栗毛が3頭、青鹿毛、芦毛が各2頭となっていました。


父の血統ですが、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が37頭(そのうちサンデーサイレンスが11頭)、ノーザンダンサー系が14頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラ系が4頭、ハイペリオン系が2頭、ディクタス系、サーゲイロード系、フェアトライアル系、アリダ―系、マンノウォー系が各1頭となっていました。
母の父(BMS)の主なところでは、まず連対馬はノーザンダンサー系が22頭、ナスルーラ系が16頭、ミスタープロスペクター系が7頭、サンデーサイレンンスが5頭となっていました。
3着馬の父では、ヘイルトゥリーズン系が18頭、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系が各5頭、ナスルーラ系が4頭、リボー系、ハイペリオン系が1頭となっています。
3着馬の母の父(BMS)の主なところでは、ノーザンダンサー系が10頭、ナスルーラ系は6頭、サンデーサイレンスが5頭、ミスタープロスペクター系が2頭となっています。


それから、連対馬の前走の施行別での組み合わせですが、前走が重賞であった同士の組み合わせは33年中10回。
同じく、重賞とオープン同士が10回。
500万下(1勝クラス)と重賞もしくはオープン同士が10回。
重賞と新馬戦同士が2回。
共にオープン、重賞と未勝利戦の各同士がそれぞれ1回となっていました。


連対馬の枠の出目ですが、8枠が17頭と最も多く、次に7枠が14頭、4枠が10頭、3枠が8頭、1枠と5枠と6枠が各5頭、2枠が4頭となっていました。
3着馬では、3枠と7枠が各6頭、1枠と8枠が各5頭、2枠と4枠が各4頭、5枠と6枠が各2頭となっていました。


以上ですが、かつてほぼ固いレースでしたけど、最近荒れる傾向となってきていますので、一昔前に比べて難解なレースになってしまいましたね。
まずは、荒れるのか荒れないのかの二者択一から始めなければならなくなってしまいました。
でも、過去34年中31年は1番人気か2番人気のどちらか、もしくは両方が3着以内に入っていたことから、まずは1番人気と2番人気のそれぞれの馬の取捨選択からとなりますね。
あと残り3年のうち2年も、97年(3番人気-4番人気-5番人気)と12年(9番人気-3番人気-5番人気)という組み合わせで、代わりに3番人気が連対していましたので、ともかく今年も上位人気3頭の検討から始めていこうと思います。


タグ:弥生賞 重賞
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬