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第7回 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスのデータ [競馬データ]

重賞になって今年で7回目ですが、それ以前でも、オープン特別として長年行なわれていました。
その中で、今の2000mの施行になったのが02年で、今年で19年目になります。
よって、過去18年、連対馬36頭、3着馬18頭で見ていきたいと思います。


オープン特別の頃は、何と言ってもこのレース、いつも少頭数で行なわれているにも関わらず、結構人気薄馬が上位に来ることで有名です。
頭数としては、最低5頭、最高11頭となっていて、2000m施行のオープン特別12年ではフルゲートになったことはありません。
一桁出走数が、12年中半分の6年、10頭が5年、11頭が1年となっていました。
重賞になってからは、第1回は8頭とそれまでを引き継いだ形となりましたが、第2回は12頭、過去の中では一番多い出走数となりました。
第3回は10頭、第4回は9頭、第5回は9頭、昨年第6回は9頭と相変わらず少頭数で行われています。
今年も、登録の段階で11頭となっています。


人気では、オープン特別の12年間、1番人気馬は連対したのが9年で、1着5頭、2着4頭となっていました。
あと、3着2頭、6着1頭となっています。
重賞になってからは、
14年の第1回は8頭中7着
15年の第2回では12頭中3着
16年の第3回は10頭中2着
17年の第4回は9頭中2着
18年の第5回は9頭中1着
19年の第6回は9頭中1着
となっていて、一昨年初めて1着となり、昨年も連続して1着となりました。
通して見ても、17年中13連対、3着3回、6着、7着と掲示板を外したのが2回と結構優秀な戦績となっています。
とりあえずは、1番人気を重視した方がいいですが、重賞になってからのこの6年の結果から、本命にしていいものか悩むところです。

あと、1番人気が連対した計13頭の連の相手の人気ですが、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気、7番人気、8番人気、9番人気が各1頭と、人気薄馬が結構相手に来ていました。
重賞になってからも含めて1番人気が連を外した残り5年ですが、まず3着に1番人気が入った3年での連対馬の人気の組み合わせは、「4番人気-6番人気」「2番人気-5番人気」「8番人気-5番人気」となっていました。
同じく、1番人気が6着、7着とはずした2年の上位3頭の人気の組み合わせですが、それぞれ「2番人気-3番人気-6番人気」「6番人気-2番人気-5番人気」となっていました。
いずれにせよ、過去の傾向としては、1番人気馬はそれなりに来てはいるものの、全体的には荒れやすいレースとなっています。


次に、父の血統ですが、連対馬36頭では、サンデーサイレンス系が23頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各3頭、マンノウォー系、シンボリクリスエスが各1頭となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系が11頭、ノーザンダンサー系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、ナスルーラ系、ロベルト系(エピファネイア)が各1頭となっていました。
オープン特別12年、重賞6年の過去18年間ですが、少なくとも1頭はサンデーサレンス系が3着以内に入っていました。
その中で、上位3頭ともサンデーサイレンス系が独占したのは05年、06年、13年、14年の4年となっています。
また、父がミスタープロスペクター系の馬に関しては、04年2着にヴァーミリアンが2着に入った以降連対はなかったのですが(3着には07年にピースキーパーが入っています)、16年に久々にヴェナヘイムが2着に入り、18年には1着にクラージュモルゲが入りました。
今回の登録馬11頭の父の血統の内訳ですが、サンデーサイレンス系が4頭、ミスタープロスペクター系が4頭、サンデーサイレンス系以外のヘイルトゥリーズン系が1頭(エピファネイア産駒)、ブランドフォード系が1頭、ナスルーラ系が1頭となっています。


毛色ですが、これも過去18年で見てみますと、連対馬では、鹿毛馬が15頭、黒鹿毛馬が10頭、栗毛馬が5頭、青鹿毛馬が4頭、芦毛馬が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛馬が9頭、黒鹿毛馬と栗毛馬が各4頭、青毛馬が1頭となっています。


臨戦過程の前走ですが、連対馬では、新馬戦が14頭、オープン特別が9頭、500万下戦が3頭、未勝利戦が6頭、重賞が4頭(デイリー杯2歳Sが2頭、札幌2歳Sが2頭)となっていました。(除外となった前走レースは除く)
3着馬は、新馬戦が7頭、未勝利戦が5頭、500万下戦(1勝クラス)が5頭、重賞(札幌2歳S)が1頭となっています。

また、前走の施行ですが、連対馬36頭のうち、京都1800m芝を走ったのが16頭、京都2000m芝を走ったのが8頭で、一昨年までの過去17年、どちらかが少なくとも1頭、必ず連対していました。
しかし昨年は連対しませんでした。
3着馬でも18頭中、京都1800m芝を入ったのが8頭、京都2000m芝を走ったのが6頭と、やはり多くの馬がこの施行を前走で走っていました。
昨年は、前走この施行の馬は連対しませんでしたが、3着に前走京都1800m芝を走った馬が入りました。
今回、前走京都1800m芝を走った登録馬は1頭、前走京都2000m芝を走った登録馬は4頭となっています。


以上ですが、オープン特別での試行は長いものの重賞になってまだ今年で7回目、これからオープン特別と重賞との違いが徐々に出てくるものと思われます。
また、今回は、先週までの阪神の重賞同様、今月から始まった京都競馬場整備工事のため、今年の京都2歳ステークスは阪神競馬場で行われます。
この辺りも、京都開催とは違った様相になるかと思います。

ともかくも、上記のデータは参考程度にして、それに2歳馬の阪神2000m芝の傾向も取り入れながら、いろいろ勘を働かせながら結論を出していこうと思います。
とりあえずは、今年も1番人気馬の取捨選択から取り掛かろうと思っています。


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