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第40回 ジャパンカップのデータ [競馬データ]

84年以降、02年の中山競馬場開催を除く35年、連対馬70頭、3着馬36頭(96年同着含む)からです。


今年の外国馬の参戦は1頭となりました。
昨年は「ゼロ」でしたが、今年は何とか免れました。
でもやはり寂しいですね。
とりあえず、日本馬のデータのみ載せておきたいと思います。

まずは臨戦過程から見ていきたいと思います。
日本馬は、連対馬70頭中51頭、3着馬36頭中25頭が入っていました。
その連対馬51頭ですが、その前々走の人気を見てみますと、17年2着のシュヴァルグラン(前々走宝塚記念6番人気8着)、18年2着のキセキ(前々走毎日王冠6番人気3着)、19年1着のスワーヴリチャード(前々走宝塚記念6番人気3着)の3頭を除く48頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
その内訳は、1番人気が31頭、2番人気が5頭、3番人気が7頭、4番人気が3頭、5番人気1頭となっています。
また前走では、11年の2着馬トーセンジョーダン(前走天皇賞(秋)7番人気1着)、15年の2着馬ラストインパクト(前走天皇賞(秋)9番人気12着)、18年の2着馬キセキ(前走天皇賞(秋)6番人気3着)の3頭を除く48頭は、5番人気以上の上位人気となっていました。
その内訳は、1番人気が22頭、2番人気が10頭、3番人気が8頭、4番人気が3頭、5番人気が4頭となっています。
その前走3番人気以下の18頭(トーセンジョーダン、ラストインパクト、キセキも含む)ですが、13年2着馬デニムアンドルビー(前走エリザベス女王杯3番人気5着)、14年1着馬エピファネイア(前走天皇賞(秋)4番人気6着)、同じく2着馬ジャスタウェイ(前走凱旋門賞3番人気8着)、15年2着馬ラストインパクト(前走天皇賞(秋)9番人気12着)、19年1着馬スワーヴリチャード(前走天皇賞(秋)5番人気7着)の5頭を除く13頭は前走4着以上の上位着順でした。
そのうち9頭は連対していました。
今回の登録馬17頭で、まず、前々走着順に関係なく5番人気以上の上位人気だったのは13頭います。
その13頭のうち、前々走5番人気以上の上位人気、前走5番人気以上の上位人気の両方クリアする登録馬は12頭にもなっています。
その中で、前走3番人気以下でその前走4着以上の上位着順をはずしていた馬は、キセキの1頭となっています。
また、11年2着のトーセンジョーダン、15年2着のラストインパクトのような前々走3番人気以上で、人気着順に関係なく前走天皇賞(秋)を経た出走馬ですが、アーモンドアイ、キセキ、ユーキャンスマイルとワグネリアンの2頭となっています。
また逆に、前走1番人気か2番人気で前走5着以下の連対馬は、過去に、84年1着馬のカツラギエース(前走天皇賞(秋)2番人気5着)、92年1着馬のトウカイテイオー(前走天皇賞(秋)1番人気7着)、05年2着馬のハーツクライ(前走天皇賞(秋)2番人気5着)、07年1着馬アドマイヤムーン(前走天皇賞(秋)2番人気6着)の前走天皇賞(秋)の4頭がいますが、今回の登録馬で前走天皇賞(秋)での該当する馬の登録はありません。
また、ここ3年、17年1着のシュヴァルグラン、18年2着のキセキ、19年1着のスワーヴリチャードのように、前々走6番人気だった登録馬は、今回はいません。

次に3着馬25頭の臨戦過程ですが、まず「前々走」の人気は10年のヴィクトワールピサ(フランスのG2ニエル賞7番人気4着)を除く24頭がすべて5番人気以上の上位人気でした。
その24頭の内訳は、1番人気が12頭、2番人気が8頭、3番人気はなし、4番人気が2頭、5番人気が2頭となっています。
前々走の着順ですが、4番人気13着(札幌記念)だった13年3着のトーセンジョーダン、5番人気9着(宝塚記念)を除く23頭が4着以上の上位着順でした。
また前走の人気ですが、25頭中18頭が2番人気以上の上位人気でした。
その25頭の前走の人気の内訳は、1番人気が12頭、2番人気が6頭、4番人気が1頭、5番人気が1頭、8番人気が1頭、9番人気が1頭、10番人気が2頭、11番人気が1頭となっています。
その前走の着順は、25頭中18頭が3着以上(1着10頭、2着4頭、3着4頭)でした。
4着以下の7頭の内訳は、中止の1頭と、凱旋門賞10番人気7着、前走天皇賞(秋)4番人気5着、同じく2番人気8着、同じく9番人気9着、同じく10番人気11着、同じく1番人気10着となっています。
今回の日本馬の登録馬で、前走2番人気以上で3着以上、前々走5番人気以上で4着以上をクリアしているのは、アーモンドアイ、カレンブーケドール、コントレイル、デアリングタクトの4頭となっています。
そして、前々走を日本で走り、その人気が5番人気以上4着以上で、前走8番人気辺りから11番人気辺りだった登録馬は、今回はいません。


あとは全体的に見ていきます。
年齢は、連対馬では4歳馬が圧倒的に多く31頭が連対していました。
続いて5歳馬が18頭、3歳馬が16頭、あと、6歳馬が4頭、7歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、4歳馬と5歳馬が各13頭、3歳馬が8頭、7歳馬が2頭となっています。


毛色では、連対馬は、鹿毛が37頭、黒鹿毛と栗毛が各13頭、芦毛が5頭、青鹿毛が2頭となっていました。
3着馬は、鹿毛が25頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が4頭、芦毛が1頭となっています。


枠の出目では、連対馬は8枠が12頭、1枠が11頭、3枠が10頭、6枠、7枠が8頭、2枠、4枠、5枠が各7頭となっていました。
3着馬は、1枠と3枠と5枠と7枠と8枠が各5頭で最も多く、続いて4枠、6枠が各4頭、2枠が3頭となっています。


当日の1番人気の馬ですが、1着から3着の中に入った年は35年中23年となっていました。
特に96年以降23年(中山開催の02年は除く)では、99年4着(モンジュー)、11年6着(デインドリーム)、14年4着(ジェンティルドンナ)、19年11着(レイデオロ)となった以外の19年は1着から3着の中に入っていました。
その19年の内訳は、1着が7頭、2着が4頭、3着が8頭となっています。



以上ですが、今年のジャパンカップは、アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの3頭の対戦でかなり注目を浴びています。
今年の3歳牡馬、3歳牝馬の両無敗の3冠馬の対戦が早くも決まっていた上に、先週アーモンドアイが参戦が発表されてからは、その間のマイルCSを超えて、世間でもその話題で持ち切りになっています。
今年は、外国馬1頭の参戦は寂しいものの、例年になくかなり盛り上がりそうですね。
その3頭の強さを認めながらも、ともかくも、まず白紙にして、今年も同じく、上記のデータの臨戦過程の人気と着順をじっくり考察しながら、結論を出していきたいと思います。

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