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第33回 エプソムカップのデータ [競馬データ]

9日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


ハンデ戦から別定戦になった96年以降20年間、連対馬40頭、3着馬20頭からです。


まず血統からですが、父あるいは母の父(BMS)にノーザンダンサー系が絡んでいたのは連対馬40頭中28頭いました。
その内訳は、父のみが12頭、BMSのみが13頭、両方共が3頭となっています。
また、11年を除いて、毎年少なくとも片方はノーザンダンサー系絡みの馬が必ず連対していました。
あと残りのノーザンダンサー系が絡んでいない12頭ですが、98年2番人気2着のビッグサンデー、01年5番人気1着のアドマイアカイザー、03年3番人気2着のローマンエンパイア、05年4番人気1着のスズノマーチ、06年7番人気1着のトップガンジョー、08年4番人気1着のサンライズマックス、09年1番人気2着のヒカルアオゾラ、10年1番人気1着のセイウンワンダー、連対馬2頭が初めてノーサンダンサー計が絡んでいない馬で占められた11年は、1番人気1着のダークシャドウ、6番人気2着のエーブチェアマン、それから13年3番人気2着のジャスタウェイ、14年4番人気2着のマイネルラクリマとなっていました。
その12頭のその当日の人気をまとめてみますと、1番人気が3頭、2番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気、6番人気、7番人気が各1頭となっていて、比較的上位人気となっています。
今回の出走馬19頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、アルバートドック、アルマディヴァン、ステラウインド、ヒストリカル、フルーキー、マイネルホウオウ、マイネルミラノ、メイショウヤタロウ、ラングレー、ルージュバック、レコンダイト、ロジチャリスの12頭となっています。

3着馬では、ノーザンダンサー系絡みだったのは20頭中9頭で、内訳は、父が5頭、BMSが4頭、両方共はなしとなっていました。

上記の通り、11年を除く他の年は少なくとも片方は1頭ノーザンダンサー系絡みの馬が連対していたことから、その3着にノーザンダンサー系絡みが入った9年は、結局3着以内に2頭ないし3頭がノーザンダンサー系絡みの馬が入っていたことになります。(3頭ともが5年、2頭が4年)
また、唯一ノーザンダンサー系絡みの馬が連対しなかった11年ですが、3着もノーザンダンサー系絡みの馬ではなかったことから、この年のみ3着以内に1頭も入らなかった年となっています。

その3着に入ったノーザンダンサー系絡みの9頭の人気の内訳は、1番人気が3頭、5番人気が1頭、7番人気が2頭、10番人気、12番人気、14番人気が各1頭となっていました。

また3着馬はナスルーラ系絡みも多く、ノーザンダンサー系絡みより多い12頭となっています。

ちなみに出走馬でナスルーラ系絡みは、エキストラエンド、ショウナンバッハ、ダービーフィズの3頭となっています。


次に臨戦過程を見てみます。
前走掲示板に載ったのは連対馬40頭中23頭。
前走5番人気以上人気していた馬は40頭中34頭。

前々走で掲示板に載ったのは40頭中33頭。
同じく前々走5番人気以上人気していた馬は40頭中31頭でした。

毎年行なっていることですが、上記の色分け、「前走5着以上」「前走5番人気以上」「前々走5着以上」「前々走5番人気以上」というこの4つをファクターで見ていきますと、過去20年の連対馬40頭では、この4つをクリアしていた馬は11頭、3つは17頭、2つは8頭、1つは4頭、クリアなしは0頭でした。
ちなみに3着馬では、4つクリアは19頭中7頭、3つは5頭、2つも3頭、1つは2頭で、クリアなしが3頭いました。
これを過去の連対馬の組み合わせで見てみますと、3つ以上クリアした同士が連対したのは、20年中10年と一概に臨戦過程が良ければいいというものではなさそうです。

さて、これをまず上記のノーザンダンサー系絡みの13頭で見ていきますと、4つはラングレー、ルージュバック、ロジチャリスの3頭、3つはフルーキーの1頭、後は、2つは3頭、1つは5頭、クリアなしは1頭となっています。
それから反対に、ノーザンダンサー系絡みではない残り6頭で見てみますと、そのうち4つは0頭、3つも0頭、2つも0頭、1つは3頭、クリアなしが3頭となっています。


このノーザンダンサー系絡みでないところをもう少し掘り下げてみますと、過去の該当する連対馬12頭では4つクリアが4頭、3つクリアが4頭、2つクリアが4頭となっていました。
また、12頭中、11年の1着馬ダークシャドウ(前走8番人気2着)を除く11頭の前走の人気は5番人気以上の上位人気でした。
さらに、12頭中6頭が「ナスルーラ系」絡みとなっていました。
今回のノーザンダンサー系絡みではない出走馬の中では、上記の通り2つ以上クリアした馬はなしとなっています。
同じく3着馬で見てみますと、まずノーザンダンサー系絡み9頭では、そのうち4つクリアが4頭、3つクリアが2頭、2頭クリアが3頭となっていて、1つとクリアなしは該当馬はいませんでした。
その9頭の前走の人気ですが、9頭中6頭が5番人気以上の上位人気(4頭が前走1番人気、あと2頭が4番人気、5番人気)でした。(あと3頭の前走は8番人気が2頭、14番人気)

その9頭のうち5頭はナスルーラ絡みでした。
ノーザンダンサー系絡みではない11頭では、4つクリアが3頭、あと、3つが3頭、2つはなし、1つは2頭、クリアなしが2頭となっていました。
その11頭の前走の人気ですが、11頭中6頭が5番人気以上の上位人気(3頭が前走1番人気、2頭が2番人気)でした。(あと5頭の前走は9番人気、12番人気、13番人気、6番人気、14番人気)
また、連対馬と同じく、ナスルーラ系絡みが11頭中7頭と多く見られました。


枠の出目では、連対馬では1枠が8頭、6枠が7頭、次いで7枠が6頭、4枠と8枠が各5頭、、2枠が4頭、3枠が3頭、5枠が2頭となっています。
3着馬は、6枠が4頭、2枠と7枠が各3頭、1枠、3枠、4枠、5枠、8枠が各2頭となっていました。


毛色は、連対馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が9頭、栗毛が8頭、青毛が3頭、青鹿毛、栃栗毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭となっています。


人気は、連対馬では1番人気が10頭、2番人気が7頭、3番人気が7頭、4番人気が5頭、5番人気が2頭とここまでで31頭となっています。
そして、6番人気以下が11番人気、12番人気の2桁人気各1頭を含む9頭ということで、荒れやすい傾向となっています。
3着馬では、1番人気が4頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が2頭、5番人気が1頭、7番人気が2頭、8番人気、9番人気が各1頭で、あと残り6頭は二桁人気(10番人気1頭、12番人気1頭、14番人気2頭、15番人気1頭、18番人気1頭)となっていました。
結局1番人気は、20年中14年で3着以内圏内に入っていて、複勝、ワイド、3連単、3連複圏内にとってはそれなりに信用性がありそうです。


年齢は、連対馬では、4歳が19頭と最も多く、続いて5歳が14頭、6歳が4頭、7歳が3頭となっていました。
3着馬では、4歳が6頭、5歳と6歳と7歳が各4頭、8歳が2頭となっています。


以上ですが、今年も人気とオッズが出てからですね。
まずは、昨年までと同じく1番人気の取捨選択から始め、あと、ノーザンダンサー系絡みの馬、またナスルーラ系絡みの馬のそれぞれの検討、それから上記のように、前走、前々走のクリア度を絡めての検討などをやって、結論を出していこうと思います。

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