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第54回 宝塚記念のデータ [競馬データ]

20日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


阪神競馬場の全面改装後の92年以降、95年と06年の京都競馬場開催を除く19年、連対馬38頭、3着馬19頭からです。

途中、日程の変更、馬場の改修等ありますが、それほど影響がないものと見て、昨年までと同様、そのままのデータを使います。


まず臨戦過程からです。
その前走で一番多かったレースですが、天皇賞(春)となっています。
連対馬では38頭中15頭となっていました。
その15頭の前走の着順ですが、昨年12年の勝ち馬オルフェーヴル以外すべて掲示板に載っていました。(オルフェーヴルは前走天皇賞(春)1番人気11着)
またその15頭の前々走の着順ですが、03年1着のヒシミラクル(前々走大阪杯8番人気7着)、08年2着のメイショウサムソン(前々走大阪杯2番人気6着)以外の13頭はすべて掲示板に載っていました。
それから、前走天皇賞(春)だった3着馬も見てみますと、実に19頭中2頭(04年のリンカーンと11年のエイシンフラッシュ)のみとなっていました。
その着順は、リンカーンが1番人気13着で、前々走では阪神大賞典1番人気1着、エイシンフラッシュが3番人気2着、前々走では大阪杯3番人気3着となっていました。
今回の出走馬で前走天皇賞(春)だったのは、フェノーメノ(2番人気1着)、トーセンラー(3番人気2着)、ゴールドシップ(1番人気5着)の3頭ですが、その3頭とも前走前々走ともに掲示板に載っていました。
この過去のデータが今年も繰り返されるならば、この前走天皇賞(春)組の3頭とも連対する可能性が高いことになります。

また、過去該当する19年の中で、前々走が天皇賞(春)だった連対馬は5頭いますので、よって前2走のどちらかで天皇賞(春)を走った連対馬は38頭中20頭になります。
その前々走天皇賞(春)を走った5頭の次走(つまり前走)は、新潟大賞典1着が1頭と安田記念2着が3頭、目黒記念3着が1頭とすべて3着以内に入っていました。
しかしながら、今回の登録馬では該当馬はいません。


次に前走で多かったのは金鯱賞で、9頭いました。
その着順の内訳は1着5頭、2着3頭、3着1頭となっていました。
また、その金鯱賞の前走、つまり前々走ですが、そのうち5頭は1着でした。
残りの4頭は、天皇賞2番人気4着、有馬記念2番人気8着、大阪杯7番人気2着、京都記念1番人気2着となっていました。
同じく3着馬では、4頭が前走金鯱賞となっていて、その3頭の金鯱賞での着順は、それぞれ2着、1着、7着、1着、その前々走はそれぞれ3着、1着、7着、1着となっていました。
しかしながら、昨年から金鯱賞は12月に移行となりましたので、今回も前走金鯱賞の馬はいません。
ただし、金鯱賞に代わって昨年からステップレースの存在になったのが、阪神が行われている鳴尾記念です。
昨年、いきなりその前走鳴尾記念組が3着となりました。
その昨年12年の3着馬ですが、6番人気だったショウナンマイティで、前々走は大阪杯で6番人気1着、そして前走鳴尾記念では1番人気2着となっていました。
今回の前走鳴尾記念の出走馬ですが、3番人気3着のダノンバラード、12番人気5着のスマートギアの2頭がいます。
ただ、この2頭の前々走がそれぞれ日経賞7着、マイラーズC13着なので、もし過去の前走金鯱賞組のデータを今年も引き継ぐのであれば、連対は厳しいということになりますがさてどうでしょうか。

次に多かったのは安田記念で、38頭中5頭いました。
その5頭ですが、その安田記念での着順はすべて2着となっていました。
同じく3着馬では、19頭中2頭(96年のダンスパートナー、09年のディープスカイ)となっていて、その着順はそれぞれ7番人気6着と2番人気2着、そして前々走はそれぞれ京阪杯1番人気1着と大阪杯1番人気2着となっていました。
今回の出走馬では、前走安田記念10番人気12着のナカヤマナイトと17番人気18着のシルポートがいますが、その着順がネックとなっています。
ちなみに、それぞれの前々走は新潟大賞典1番人気5着と京王杯SC8番人気16着となっています。

あと残りの連対馬9頭の前走は、新潟大賞典7番人気1着、メイS2番人気1着、鳴尾記念2番人気1着、目黒記念3番人気3着、香港のクイーンエリザベス2世C1番人気3着、同じく3番人気1着、メトロポリタンS3番人気1着、ヴィクトリアマイル1番人気1着、同じくヴィクトリアマイル1番人気2着となっていて、1着が6頭、2着が1頭、3着が2頭と上位着順となっていました。
またその前々走ですが、8頭のうち6頭がG1(海外も含む)で、その着順は7着、13着、2着、1着、2着、8着となっていました。
また残りのG1以外の3頭ですが、その前々走の着順は1着、13着、3着でした。

今回の出走馬の中で、天皇賞(春)、安田記念、金鯱賞(鳴尾記念も含む)を除いたレースで前走1着だったのは、前走1000万下特別1番人気1着のローゼンケーニッヒ1頭のみで、前走上記の3レース以外でオープン以上のレースで勝った馬はいません。
また、同じくその前走2着馬ですが、前走ドバイシーマCで1番人気2着となったジェンティルドンナ1頭がいます。
あとその前走3着馬は今回は出走馬はありません。


それから3着馬の残り19頭中11頭ですが、鳴尾記念(現在と違う施行も含む)が4頭(3着、2着、3着、2着)、目黒記念が2頭(1着、1着)、大阪杯2頭(1着、8着)、オーストラリアT(1着)、駒草賞(1着)、有馬記念(1着)となっていて、1頭を除き10頭が3着以内に入っていました。
またその前々走ですが、今度は人気で見ていきますと、海外を走った2頭を除く9頭の内訳は、1番人気が4頭、2番人気が1頭、3番人気が3頭、6番人気(1着)と9頭中8頭が3番人気までの上位人気となっていました。


次に父の血統ですが、サンデーサイレンス系が15頭(そのうちサンデーサイレンス産駒が7頭、サンデーサイレンスの仔の産駒は8頭(ステイゴールド産駒が3頭、ダンスインザダーク産駒とスペシャルウイーク産駒が各のべ2頭、マーベラスサンデー産駒が1頭)、ブライアンズタイム産駒とグラスワンダー産駒が各2頭、シルヴァーホーク産駒が1頭とヘイルトゥリーズン系が計20頭も占めていました。
続いてノーザンダンサー系ではのべ8頭(そのうちサドラーズウエルズ系産駒のテイエムオペラオー、トライマイベスト系産駒のメイショウドトウが各2回ずつ連対)で、あと、ミスタープロスペクター系が3頭、トゥルビョン系、サンクタス系が各2頭、リボー系、トゥルビョン系、ナスルーラ系(グレイソブリン系)が各1頭ずつとなっています。

3着馬は、19頭中9頭がサンデーサイレンス系産駒(そのうち6頭がサンデーサイレンス産駒、あとサンデーサイレンスの仔のスペシャルウイーク、アグネスタキオン、マンハッタンカフェのそれぞれの産駒が各1頭)で、4頭がノーザンダンサー系産駒(サドラーズウエルズ系が2頭、リファール系、フェアリーキング系が各1頭)、あと、ハイペリオン系、プリンスローズ系、ナスルーラ系(グレイソブリン系)、リボー系、ヘイルトゥリーズン系(グラスワンダー)、ミスタープロスペクター系が各1頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が20頭、栗毛が10頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が3頭、栃栗毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


年齢ですが、連対馬では4歳馬が20頭と最も多く、次に5歳馬が12頭、6歳馬が5頭、7歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、4歳馬と5歳馬が各7頭、6歳馬が4頭、3歳馬が1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では4枠と5枠と6枠が各7頭、8枠が6頭、3枠が4頭、1枠が3頭、2枠と7枠が各2頭となっていました。
3着馬では、1枠が6頭、4枠と5枠が各4頭、8枠が2頭、2枠と3枠と7枠が各1頭、6枠がなしとなっています。


当日の人気ですが、1番人気は京都開催を除いて92年から02年まで10年連続で連対するなど、19年中15年で連に絡んでいました。
連対しなかった年は、03年(シンボリクリスエスの5着)、05年(タップダンスシチーの7着)、07年(ウオッカの8着)、09年(ディープスカイの3着)となっています。
また、その1番人気の単勝オッズで見てみますと、1倍台が7頭いて、05年のタップダンスシチー(1.9倍で7着)、09年のディープスカイ(1.6倍で3着)以外の5頭は連対していました。
それから2倍台は9頭いて、03年のシンボリクリスエス(2.1倍で5着)以外の8頭は連対していました。
あと残り3倍台は3頭いて、その内訳は、3.2倍のオルフェーヴル(1着)、そして残り2頭は3.5倍で、1着(04年のタップダンスシチー)と8着(07年のウオッカ)という結果になっていました。


それから、1番人気が連に絡んだ15年のその連の相手の人気も見てみますと、5番人気以上の上位は7年(2番人気3頭、3番人気1頭、4番人気2頭、5番人気1頭)で、あと残りの8年は6番人気以下(6番人気3頭、8番人気3頭、9番人気2頭)となっていました。
一応1番人気馬を中心とするならば、ひも穴にも要注意ということになります。

あと、1番人気が絡まなかった4年の人気の組み合わせは、「6番人気-8番人気」(03年)、「11番人気-3番人気」(05年)、「3番人気-2番人気」(07年)、「2番人気-3番人気」(09年)となっていました。
3着馬では、1番人気が1頭、2番人気は1頭、3番人気は7頭、4番人気は3頭でここまでが12頭となっていて、あと6番人気が2頭、7番人気、8番人気、9番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっていました。


それから、これまでの牝馬の成績を挙げておきますと、92年以降の該当する過去19年では22頭が出走していて、1着1頭(05年11番人気のスイープトウショウ)、2着3頭(93年8番人気のイクノディクタス、10年と11年の共に1番人気のブエナビスタ)、3着3頭(96年3番人気、97年4番人気で2年連続のダンスパートナー、98年3番人気のエアグルーヴ)、あと4着以下が15頭となっています。


また、05年から3連単が始まって06年の京都開催も含めた8年間は、上位3番人気以内の組み合わせで決まった09年も含めてすべて万馬券になっています。


以上ですが、やはり、ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、フェノーメノの3強の様相ですね。
それにトーセンラーがどこまで絡むかというところでしょうか。
ただ、最後に書きましたように、3連単が始まってすべて万馬券になっているということですから、果たして今回始めて1万を割るのか、はたまた今年も1万以上の配当になるのか、この二者択一から始めなくてはならないようですね。
それから、このレースは結構1番人気馬の強いレースですから、かなりその1番人気馬の争いは混戦となるでしょうけど、その1番人気馬になる馬の取捨選択もかなり大事になるかと思います。
とにかく、毎年書いていますけど、本当に悩むことが多いこの宝塚記念、それでも何とかがんばって予想して勝ちたいものですね。


タグ:宝塚記念
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