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第56回 ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ [競馬データ]

ハンデ戦に変更された02年から11年の阪神競馬場での開催を除く21年間、連対馬42頭、3着馬21頭からです。


毎年触れていますが、このレースは、96年に1600m芝の別定戦に変更になり、さらに02年にハンデ戦へと変更になりました。
その別定戦だった96年から01年までの6年間の連対馬は、00年2着馬が8番人気だった以外はすべて3番人気以上の上位人気で、ほぼ平穏の結果となっていました。
ところが、02年以降のハンデ戦になりますと、逆に02年1着馬の2番人気、05年1着馬の3番人気、06年2着馬の3番人気、09年1着馬の1番人気、12年1着馬の3番人気、13年の2着馬の1番人気、15年の1着馬の1番人気、17年2着馬の1番人気、19年の1着馬の2番人気、19年2着の3番人気、21年の1着馬の3番人気、23年の1着馬の3番人気、23年2着の2番人気の13頭以外の29頭は4番人気以下の人気薄で、全体的に荒れ気味傾向に変わっています。
3着馬は、96年から01年までの6年間の半分が4番人気以下、02年から11年を除く23年までの21年間のうち13年が4番人気以下で、特に06年から09年の間は、二桁人気の馬が連続で3着に来ています。
ちなみに11年の阪神競馬場施行では、「8番人気-2番人気-6番人気」での決着で、ほぼ02年以降の中山での施行に準じた結果となっていました。

それから、別定戦の頃の6年間すべて、そしてハンデ戦になってからは中山開催の21年中、08年、10年、12年、16年、17年、18年、20年を除く14年で4歳馬が連に絡んでいました。
ただ3着馬では、別定せんから通して26年中3年(01年、10年、14年)しか4歳馬は入っていません。
ちなみに、11年の阪神での施行では、コスモセンサーの1頭のみの4歳馬が出走していましたが、5番人気9着となっていました。
今回の出走馬16頭中4歳馬は5頭の登録があります。


次に血統ですが、連対馬42頭中23頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
3着馬は21頭中9頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系でした。
3着以内では、02年以降、阪神開催の11年を除く21年間中、4頭出走して1頭も入らなかった13年、5頭出走して1頭も入らなった20年、3頭出走して1頭も入らなかった23年の3年を除く18年では少なくとも1頭、BMSがノーザンダンサー系の馬が3着以内に入っていました。
そのうち3頭独占したのは02年、05年、09年の3年、2頭入ったのは03年、04年、12年、17年、18年、19年、21年、22年の8年となっています。
ちなみに、11年の阪神開催では、1着馬ブリッツェンのBMSがノーザンダンサー系でした。
今回出走馬16頭中、BMSがノーザンダンサー系なのは、ダディズビビッドの1頭となっています。


次に父の血統も見てみますと、連対した42頭の中で、父で一番多かった血統は、サンデーサイレンス系が17頭(うち4頭はサンデーサイレンス、あと13頭は、ダイワメジャー(4頭)、ハーツクライ(2頭)、ディープインパクト(2頭)、フジキセキ、ゴールドアリュール、マンハッタンカフェ、ゴールドヘイロー、ヴィクトワールピサ)で、続いてロベルト系が7頭、ノーザンダンサー系が6頭(ダンチヒ系(2頭)、フェアリーキング(2頭)、フレンチデピュティ系、サドラーズウェルズ系)、ミスタープロスペクター系も6頭、ナスルーラ系が4頭(レッドゴッド系(3頭)、プリンスリーギフト系)、あとトゥルビョン系、マンノウオー系が各1頭となっていました。

3着馬では、サンデーサイレンス系が8頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ノーザンダンサー系が3頭(フレンチデピュティ系、ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系)、ロベルト系が2頭(ブライアンズタイム2頭)、ナスルーラ系も2頭(レッドゴッド系、グレイソブリン系)となっています。
11年の阪神開催では、1着馬がサンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)、2着馬がノーザンダンサー系(サドラーズウエルズ系)、3着馬がミスタープロスペクター系(フォーティナイナー系)となっていました。


次にハンデ重量ですが、21年中、06年、13年、14年、15年、17年、19年、23年の7年を除く14年で、3着以内に重量54kg以下の馬が少なくとも1頭絡んでいました。
しかし、13年以降では、重量54kg以下の馬が3着以内に絡んだのは11年中5年と、12年以前(阪神開催の11年は除くj)の10年中9年より大幅に減っています。
ちなみに、11年の阪神開催では、1着馬(8番人気)のハンデ重量が54kgでした。
しかしながら、今回の出走馬で、重量54kg以下の馬の出走はありません。
それから、ハンデ頭の馬が3着以内に入った年ですが、
03年3番人気3着 グラスワールド(57kg)
05年3番人気1着 ダイワメジャー(57.5kg)
12年3番人気1着 ガルボ(57.5kg)
16年4番人気2着 ロゴタイプ(58kg)
23年2番人気2着 ジャスティンカフェ(58kg)
の5頭となっています。
今回の出走馬でハンデ頭の馬は、重量58kgのインダストリアとなっています。


それから、連対馬の臨戦過程で「前々走の人気」が5番人気以上の上位人気の馬が、42頭中26頭占めていました。
今回の出走馬で前々走5番人気以上の馬は16頭中11頭となっています。
残りの前々走の人気が6番人気以下の馬16頭ですが、面白いことに8番人気が6頭もいるなど、6番人気から9番人気の間の人気で占められていました。
ちなみに、昨年の連対馬の前々走の人気は、「1番人気-7番人気」となっていました。
今回の出走馬で前々走が6番人気から9番人気の間の馬は、エエヤン(8番人気)、ダディズビビッド(9番人気)の2頭がいます。
3着馬の前々走の人気ですが、5番人気以上の上位人気の馬は21頭中9頭、6番人気から9番人気の間の馬が4頭、連対馬でいなかった二桁人気の馬が8頭となっていました。
ちなみに、前々走の人気が二桁人気の出走馬は、グランデマーレ(12番人気)、タイムトゥヘヴン(13番人気)、ドルチェモア(16番人気)の3頭となっています。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が23頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、栃栗毛と青鹿毛が各2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、青鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
11年の阪神開催では、上位3頭の毛色を順に挙げていきますと、鹿毛-黒鹿毛-芦毛となっていました。


以上ですが、毎年書いていますけれど、このレース、阪神を含めて3連対が始まってから18年中、10年、13年、15年、16年、17年、19年、21年、23年を除く10年で、3連単の配当が10万馬券以上、その10年のうち2年がいわゆる100万馬券と、かなり荒れるレースで有名となっています。
今年も予想はかなり難解を極めそうです。
ちなみに、12年以降12年間では、12年(16万円台)、14年(30万円台)、18年(12万円台)、20年(41万円台)、22年(55万円台)と10万円以上の配当が5回が出ていました。
それ以外の年は、13年1万円台、15年、16年は5万円台、17年は1万円台、19年は5万円台、21年、23年は2万円台となっています。
配当予想はなかなか難解ですね。
ともかく、上記のデータを一つ一つ丁寧にひも解きながら、今年もまずは穴馬探しから始めたいと思います。


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