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第57回 京王杯2歳ステークスのデータ [競馬データ]

02年の中山競馬場開催を除く、94年から26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。


まずは血統からですが、ノーザンダンサー系絡みの連対馬が52頭中28頭(父のみ8頭、BMS(母の父)のみ18頭、父もBMSもどちらもが2頭)いました。
そのノーザンダンサー系絡みの馬が連対しなかったのは、該当する26年中、96年、10年、14年、16年、18年、20年の6年となっています。
逆に連対馬2頭ともノーザンダンサー系絡みだったのは8年ありました。(1頭だったのは残り12年)
基本的には、ノーザンダンサー系絡みの馬には要注意のようです。
そのノーザンダンサー系で目立っていたのは、6頭のダンチヒ系と4頭のノーザンテースト系、そして3頭のヌレイエフ系、ヴァイスリージェント系、ストームバード系となっています。
ちなみに、今回の登録馬20頭でノーザンダンサー系絡みの馬は8頭となっています。
逆に、ノーザンダンサー系絡みではない連対馬の残りの22頭ですが、まず父は、ネイティヴダンサー系(プロスペクター系を含む)が10頭、ヘイルトゥリーズン系が9頭(キンシャサノキセキが3頭、ディープインパクトが2頭、ブライアンズタイム、グラスワンダー、ダイワメジャー、ハーツクライが各1頭)、ナスルーラ系が2頭(グレイソブリン系、プリンスリーギフト系)、プリンスローズ系が1頭(メドウレイク)で、また母の父(BMS)では、ヘイルトゥリーズン系、ナスルーラー系が各8頭、ハイペリオン系が2頭、プリンスローズ系(メドウレイク)、ベストターン系(アウトオブプレイス)、サーゲイロード系(ニホンピロウイナ)、ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)が各1頭となっていました。
そのノーザンダンサー系絡みではない連対馬24頭の当日人気は、

97年2着のマチカネサンシロー(8番人気)

07年2着のドリームシグナル(12番人気)

11年1着のグランプリボス(7番人気)

12年2着のラブリーデイ(7番人気)

14年1着のセカンドテーブル(11番人気)

15年2着のアドマイヤモラール(6番人気)
20年2着のロードマックス(9番人気)

の7頭以外の17頭は5番人気以上の上位人気で、
前走の人気着順も、
マチカネサンシローのオープン特別6番人気7着、
グランプリボスのデイリー杯2歳S3番人気7着、
セカンドテーブルの小倉2歳Sの6番人気7着
ロードマックスの新潟2歳Sの6番人気7着
の4頭以外は、3番人気以上の上位人気かつ3着以上の上位着順でした。
ちなみに今回のノーザンダンサー系が絡まない登録馬で、前走の人気が3番人気以上かつ前走の着順が3着以上なのは、登録馬16頭中8頭となっています。
また、マチカネサンシローやグランプリボス、セカンドテーブルのように、上記に該当しない前走芝のオープン以上だった登録馬は、クローバー賞1番人気6着キングエルメス、ききょうS7番人気7着ファンデルの2頭がいます。

それから3着馬では、26頭中16頭がノーザンダンサー系絡み(父が7頭、BMSが8頭、両方が1頭)でした。
その16頭の内訳はリファール系が3頭、ダンチヒ系、ノーザンテースト系、ニジンスキー系が各2頭、デキシーランドバンド、サドラーズウエルズ系、ストームバード系、ヌレイエフ系、フェアリーキング系、ヴァイスリージェント系が各1頭となっていました。
あと、ノーザンダンサー系が絡まなかった残り10頭の父ですが、ヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系が5頭(マツリダゴッホが2頭、フジキセキ、マンハッタンカフェ、ダイワメジャー)、ヘイルトゥリーズン系のロベルト系が1頭(シンボリクリスエス)、ミスタープロスペクター系が3頭、サクラバクシンオーが1頭、となっていました。
またその10頭の当日の人気は、09年8番人気3着のツルマルジュピター(前走オープン特別2番人気12着)、18年6番人気3着のカルリーノ(前走函館2歳S3番人気3着)を除いて当日5番人気以上、前走は3番人気以上かつ3着以上の上位となっていました。
今回の登録馬で、ノーザンダンサー系が絡まなくて、前走3番人気以上かつ3着以上の上位だった馬は、登録馬16頭中4頭となっています。

この4頭の中の出走馬の当日の人気(過去のデータ上では、5番人気以上の上位人気であること)に要注意です。


次に連対馬の臨戦過程ですが、まず前走新馬戦は6頭いました。
その前走の人気の内訳は、1番人気1着が4頭、2番人気1着が2頭でした。
今回の登録馬で前走新馬戦で1番人気1着か2番人気1着だった馬ですが、トウシンマカオ(前走2番人気1着)の1頭がいます。
次に、前走未勝利戦ですが、06年6番人気2着のマイネルフォーグ(前走3番人気1着)と07年12番人気2着のドリームシグナル(前走2番人気1着)、13年6番人気2着のクインズハリジャン(前走1番人気1着)、15年6番人気2着のアドマイヤモラール(前走1番人気1着)の4頭となっています。
今回の登録馬で、前走未勝利馬でその人気が3番人気以上だったのは、レッツリブオン(前走1番人気1着)の1頭となっています。
そして、前走500万下の条件戦だったのは8頭でした。
内訳は、1番人気1着が2頭、1番人気2着が2頭、2番人気2頭が1頭、3番人気2着が1頭、5番人気1着が1頭、8番人気1着が1頭でした。
今回前走500万下(1勝クラス)で連対している登録馬は、残念ながらいません。
次に前走オープン特別だったのは15頭いました。
内訳は、アイビーSが3頭(3頭とも1番人気1着)、ききょうSが2頭(2頭とも1番人気1着)、芙蓉Sが1頭(2番人気2着)、いちょうSが3頭(1番人気3着、6番人気7着、3番人気3着)、すずらん賞が2頭(1番人気5着、4番人気6着)、中京2歳Sが1頭(1番人気1着)、野路菊Sが1頭(2番人気1着)、カンナSが1頭(1番人気1着)、ダリア賞が1頭(1番人気1着)となっていました。
そして、前走重賞を走っていたのは19頭でした。

内訳は、デイリー杯2歳Sが5頭(1番人気3着、2番人気11着・・・98年2着のロサード、2番人気2着、5番人気2着、3番人気7着・・・グランプリボス)、函館2歳(3歳)Sが7頭(3番人気1着、4番人気7着・・・04年1着のスキップジャック、2番人気1着・・・08年2着のフィフスペトル、1番人気2着、1番人気1着、2番人気2着、4番人気1着)、札幌3歳Sが1頭(8番人気7着・・・98年1着のウメノファイバー)、新潟2歳が1頭(1番人気3着・・・マイネルレーニア、6番人気7着・・・ロードマックス)、小倉2歳Sが3頭(6番人気7着・・・セカンドテーブル、1番人気1着、3番人気1着、1番人気2着)となっていました。

それから3着馬の前走ですが、新馬戦が2頭、未勝利戦が4頭、500万下が7頭、オープン特別が7頭、重賞が6頭となっていました。


次に当日1番人気の馬ですが、26年で12頭連対していました。
3着馬では3頭いました。
その12頭の前走は、1番人気1着が7頭、2番人気1着が3頭、2番人気2着が1頭、3番人気3着が1頭でした。
連をはずした1番人気の残りの14頭の前走は、1番人気1着が5頭(うち1頭はダート戦)、1番人気2着が2頭、1番人気3着が2頭、2番人気1着が2頭、4番人気1着、4番人気4着、6番人気1着、6番人気7着が各1頭となっていました。
ちなみに、3着に入った1番人気3頭の前走は1番人気1着が2頭、2番人気1着が1頭でした。


毛色は、連対馬では鹿毛が23頭、栗毛が16頭、黒鹿毛が9頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっていました。
3着馬では鹿毛が17頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が3頭、芦毛、栃栗毛が各1頭となっています。


枠順の出目ですが、連対馬では、4枠の10頭が最も多く、続いて8枠が9頭、1枠と3枠と6枠が各7頭、2枠と5枠が各5頭、7枠が2頭となっています。
3着馬では、逆に7枠が8頭と最も多く、続いて4枠が4頭、1枠と5枠と8枠が各3頭、2枠と6枠が各2頭、3枠が1頭となっています。


それから、毎年もう一つのデータとして、後で追記していたものをここに追記しておきます。
東京競馬場改修後の03年以降18年で、03年、05年、13年、15年、16年、17年、18年、19年を除く10年で、8番人気以下の下位人気の馬が1頭、3着以内に絡んでいました。
内訳は、
04年 1着  9番人気(14頭中) 単勝オッズ 34.7倍
06年 3着 11番人気(14頭中) 単勝オッズ 80.0倍
07年 2着 12番人気(15頭中) 単勝オッズ 45.2倍
08年 1着 14番人気(15頭中) 単勝オッズ 61.9倍
09年 3着  8番人気(17頭中) 単勝オッズ 20.3倍
10年 3着 13番人気(15頭中) 単勝オッズ140.0倍
11年 2着  9番人気(14頭中) 単勝オッズ 36.0倍
12年 3着  8番人気(16頭中) 単勝オッズ 20.7倍
14年 1着 11番人気(12頭中) 単勝オッズ 34.4倍
20年 2着  9番人気(18頭中) 単勝オッズ 57.5倍

3着以内に入らなかった8年のうち、05年では4着に8番人気(10頭中) 単勝オッズ57.9倍の馬、13年も4着に9番人気(14頭中)、単勝オッズ38.4倍の馬がそれぞれ入っていました。
(03年では、6着に9番人気(10頭中)、単勝オッズ142.5倍、16年では、5着に9番人気(13頭中)、単勝オッズ36.0倍)の馬が入っていました。)

また、18年、19年の頭数はそれぞれ8頭、10頭でした。
こう見てみると、毎年下位人気の馬が1頭上位に来ていて、その1頭の単勝オッズの数字も8番人気の2頭を除けばかなり高いものとなっています。
これを、05年(4着)、13年(4着)、16年(5着)も含めて、04年から20年まで順にそのそれぞれの人気薄の馬の「枠順」を挙げていきますと、
2枠、2枠、2枠、4枠、2枠、4枠、1枠、3枠、8枠、6枠、3枠、1枠、8枠となっていて、6枠と8枠の2頭を除いて、内枠中心となっています。
また、04年以降、その8番人気以下の3着以上に入った人気薄の馬の前走を見てみますと、10頭中重賞、オープン特別が各4頭、未勝利戦が2頭となっていました。


3連単の配当ですが、3連単が始まった04年に17万円台といきなり10万円以上の高配当、その翌年の05年は1万円台、そして翌年06年(19万円台)からは7年連続で10万円以上の高配当が続きました。
その後、13年から19年までの7年間は、10万円以上の配当はありませんでしたが、昨年20年、11万円台と久々に10万円台の配当が出ました。
結局、17年中9年で、10万円以上の高配当を記録しています。(10万台が7年、20万台が1年、50万台が1年)となっていました。
3連単狙いであれば、ここはやはり今年も高配当を狙って予想したいところですね。
ただ、06年から12年まで7年連続10万円以上の配当だったのが、13年以降一昨年の19年までの7年連続で10万円を切っているところが気になるところです。
ともかく他のデータを一つ一つ丁寧に切り崩していきながら結論を出していきたいと思います。

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