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第65回 オールカマーのデータ [競馬データ]

このレースでツインターボが勝った93年以降、02年、14年の新潟競馬場開催を除く過去24年、連対馬48頭、3着馬24頭からです。


まず、毎年取り上げていたことですが、季節柄かどうか、前走、あるいは前々走で「~記念」のついたレースを走った馬が目立っています。
02年と14年の新潟開催も含めて、93年以降過去26年、連対馬52頭、3着馬26頭で見ていきますと、前走もしくは前々走で、「~記念」のついたレースを走った経験のある連対馬は、52頭中38頭にもなります。
そのうち前走のみ取り上げてみますと、前走で「~記念」のついたレースを走った経験のある連対馬は52頭中33頭でした。
その内訳ですが、「宝塚記念」が11頭と最も多く、その時の人気着順はそれぞれ、1番人気1着、4番人気4着、6番人気2着、9番人気3着、13番人気9着、2番人気1着、6番人気1着、13番人気8着、11番人気3着、3番人気5着、10番人気8着、続いて「新潟記念」が8頭で、人気では1番人気~6番人気、着順では1着~7着となっていました。
次に多かったのは、「札幌記念」の7頭で、その人気は1番人気~10番人気、着順は1着~9着となっていました。
続いて「関屋記念」「小倉記念」が各2頭で、「関屋記念」では1番人気1着、2番人気3着、「小倉記念」では1番人気5着、3番人気1着となっていました。
あとは、有馬記念(12番人気8着)、地方のG1「大井記念」(2番人気1着)、安田記念(4番人気7着)が各1頭と続いています。

3着馬では、連対馬ほどではなく、前走もしくは前々走で、「~記念」のついたレースを走った経験のある3着馬は26頭中14頭で、前走だけに絞ると、26頭中11頭(札幌記念が4頭、新潟記念、宝塚記念が各3頭、目黒記念が1頭)となっています。

ちなみに今回の出走馬10頭中、前走、「~記念」のついたレースを走って、着順が一桁台だった馬は、レイデオロ(宝塚記念2番人気5着)、ステイッフェリオ(新潟記念8番人気7着)、ショウナンバッハ(新潟記念14番人気6着)の3頭となっています。
前々走のみであれば、ウインブライト(前々走中山記念5番人気1着)1頭がいます。


ここからは、また新潟開催を除く、過去24年で見ていきます。
当日の1番人気ですが、24年で15年連対していました。
その15頭ですが、まず前半の93年から00年までの8年間で5頭連対していました。
そして、後半01年以降の02年と14年を除く16年間では、03年と、07年から11年までの5年連続、そして15年から18年までの4年連続の計9頭となっていました。
前半に比べて後半では一時連対率が低下していた1番人気でしたが、昨年まで4年連続連対と、最近、またかなり信用度が高くなってきました。
対して、その連をはずした1番人気の9頭の着順ですが、順に、3着(単勝オッズ1.8倍)、4着(1.8倍)、3着(1.8倍)、4着(2.2倍)、4着(2.8倍)、5着(3.4倍)、5着(4.0倍)、4着(2.4倍)、3着(3.0倍)とすべて掲示板に載っていて、さほど負けてはいませんでした。
ちなみに、連対した15頭の単勝オッズを同じく順に挙げていきますと、1.2倍、2.0倍、2.1倍、2.4倍、1.9倍、1.4倍、2.3倍、1.4倍、2.6倍、2.4倍、1.4倍、2.8倍、2.0倍、3.8倍、2.0倍となっています。
ということで、まずはこの1番人気の取捨選択がやはり大きな鍵になるかと思いますが、これがなかなか難解ですね。


次に血統ですが、父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系絡みだった連対馬は、48頭中25頭となっていました。
3着馬では、24頭中13頭となっていました。
今回の出走馬でノーザンダンサー系絡みの馬ですが、10頭中、エンジニア、クレッシェンドラブ、グレイル、ゴーフォーザサミットの4頭となっています。
しかしながら、11年では、9頭立てと少頭数でそのうち5頭がノーザンダンサー絡みであったにもかかわらず、1着から3着まで1頭も入りませんでした。
12年は16頭立てでそのうちノーザンダンサー系絡みは2頭でしたが、7着、8着という結果でした。
13年は、16頭立てで、そのうちノーザンダンサー系絡みは6頭、そのうち2着に1頭は入りました。
ということで、この3年の結果を見て(14年は新潟開催の為省いています)、15年でのデータでは、「もうかつてのような目立つデータではないのかも知れませんね。」と書きました。
ところがどっこい、その15年はノーザンダンサー系絡みの馬が15頭中6頭出走、そのうち1着、2着と連対馬を占めました。(あとは、4着、6着、11着、12着)
16年は12頭中4頭で、連対はなし、3着に1頭入りました。(あとは4着、10着、11着)
17年は17頭中7頭で、その中で1着、2着と連対馬を占めました。(あとは、4着、12着、14着、15着、16着)
18年は12頭中2頭でしたが、3着以内には入りませんでした。(7着、12着)


毛色ですが、連対馬48頭では、鹿毛が30頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青鹿毛が各1頭となっていて圧倒的に鹿毛が連対しています。
3着馬24頭では、黒鹿毛が9頭、鹿毛が8頭、栗毛が6頭、芦毛が1頭と連対馬ほど鹿毛馬は目立っていませんでした。


枠の出目ですが、連対馬では3枠と5枠と7枠と8枠が各7頭と最も多く、続いて6枠が6頭、2枠と4枠が各5頭、1枠が4頭と続いています。
3着馬では、5枠が7頭、2枠が5頭、4枠が4頭、6枠と8枠が各3頭、3枠が2頭、1枠と7枠がなしとなっていました。
多さでは8枠が目立ちますが、むしろ1枠が1着から3着の中に4頭しかいないということの方が気になります。(ただ、1枠の4頭が連対したのは、05年、11年、16年、18年と、最近目立ち始めてきています)


年齢ですが、1着馬で最も多かったのは、4歳馬と5歳馬の各8頭で、続いて6歳馬が4頭、7歳馬が3頭、3歳馬が1頭となっていました。
2着馬で最も多かったのは11頭と圧倒的な数だった5歳馬で、あと4歳馬が7頭、5歳馬が6頭となっていました。
3着馬では、4歳馬が9頭と最も多く、あと5歳馬が6頭、6歳馬が5頭、7歳馬が3頭、8歳馬が1頭と続いていました。


以上ですが、今年もまずは1番人気馬の取捨選択からですね。

今年はウインブライトが1番人気になりそうですね。
でも、小頭数ながらも他の馬も気になるところで、その取捨選択は悩みそうです。
ともかくも、上記のデータを見ながら丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

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