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第67回 神戸新聞杯のデータ [競馬データ]

96年以降、06年の中京開催を除く22年、連対馬44頭、3着馬22頭からです。
ただし07年からは、阪神競馬場リニューアルに伴い、それまでの2000m芝から400m伸びて外回りコースの2400m芝に変更となっています。


まずは、施行の変化にあまり影響が見られないと思われる臨戦過程から見ていきます。
その前走のレースですが、前走ダービーを走った馬は連対馬44頭中26頭となっていました。
そのうち19頭が3着以上の上位着順、あとの7頭は4番人気9着、2番人気8着、8番人気5着、2番人気5着、11番人気11着、2番人気4着、13番人気4着となっていました。
そして、その26頭のうち11頭が前々走1着、6頭が2着、あと残り9頭が3着(2頭)、4着(2頭)、5着、6着、7着、8着、13着(残りの9頭はいずれも皐月賞)となっていました。

3着馬で前走ダービーだったのは22頭中8頭で、その人気着順は、2番人気14着(前々走は皐月賞3番人気2着)、2番人気5着(同NHKマイル1番人気1着)、5番人気2着(同京都新聞杯2番人気1着)、4番人気8着(同皐月賞4番人気9着)、2番人気9着(同皐月賞7番人気1着)、3番人気13着(同皐月賞4番人気3着)、8番人気9着(同青葉賞5番人気2着)、5番人気10着(同毎日杯1馬人気2着)でした。

ちなみに、06年の中京開催での連対馬2頭の前走はダービーで、それぞれ7番人気3着、1番人気1着でした。

また、その時の3着馬の前走はラジオNIKKEI賞2番人気2着でした。


では、リニューアル後、2400m芝と完全に施行が変わった07年以降のみ詳細を挙げていきますと、

まず1着馬12頭ですが、前走ダービーだったのは10頭で、その当日人気は、1番人気7頭、2番人気2頭、3番人気が1頭となっていました。
それぞれの前走ダービーでの人気着順は、当日1番人気の7頭では、順に1番人気1着、1番人気1着、2番人気5着、3番人気2着、3番人気1着、2番人気2着、1番人気1着、当日2番人気の2頭では、5番人気2着、5番人気1着、当日3番人気の1頭では、8番人気5着となっていました。
今回の登録馬で、前走ダービーで掲示板に載っていたのは、2番人気3着のヴェロックス、1番人気4着のサートゥルナーリアの2頭となっています。

次に、2着馬12頭で前走ダービーを走ったのは7頭で、その当日人気は、1番人気2頭、2番人気1頭、3番人気3頭、8番人気1頭となっていました。
それぞれの前走ダービーでの人気着順は、当日1番人気の2頭では、順に7番人気1着、2番人気4着、当日2番人気の1頭では、10番人気2着、当日3番人気の3頭では、6番人気3着、5番人気2着、13番人気4着、当日8番人気の1頭では、11番人気11着となっていました。
今回の登録馬で、これに前走で該当するのは、上記の中ではヴァロックスとサートゥルナーリアの2頭で、それに加えて、前走ダービー11番人気8着のレッドジェニアルも、2着になる可能性があるかと思います。

3着馬12頭では、前走ダービーだったのは3頭で、その当日人気は、2番人気、5番人気、4番人気となっていました。
その前走ダービーの人気着順は、それぞれ2番人気9着、3番人気13着、8番人気9着と、3頭とも下位着順となっていました。
ともかくも、前走ダービーを走った出走馬に関しては、まず当日の人気に要注意かと思います。


あと、前走ダービー以外の馬を見てみますと、
まず、1着馬残り2頭の前走は、前走ラジオNIKKEI賞3番人気4着(当日7番人気)、前走1600万下特別5番人気1着(当日3番人気)となっていました。
今回の登録馬では前走1600万下特別を走った馬はいませんが、前走ラジオNIKKEI賞で2番人気1着となったメイショウテッコンの1頭がいます。
次に、2着馬残り5頭の前走は、順に、宝塚記念11番人気15着(当日5番人気)、ラジオNIKKEI賞7番人気8着(当日8番人気)、1000万下特別4番人気1着(当日7番人気)、1000万下特別1番人気1着(当日6番人気)、1000万下特別1番人気1着(2番人気)となっていました。
今回の登録馬では、上記の通り前走ラジオNIKKEI賞、宝塚記念を走った馬の登録はありません。
また、前走1000万下戦を勝った登録馬は、ユニコーンライオンの1頭となっています。
3着馬残り8頭の前走は、宝塚記念1頭(12番人気5着)で当日人気は2番人気、ラジオNIKKEI賞2頭(2番人気1着、2番人気1着)で当日人気は3番人気、6番人気、オープン特別1頭(2番人気7着)で当日人気は7番人気となっています。
あと前走1000万下特別が4頭で、それぞれの前走の人気着順は、1番人気1着、1番人気1着、1番人気2着、3番人気2着となっていました。
それぞれの当日人気ですが、順に、2番人気、5番人気、2番人気、9番人気となっています。
今回の登録馬で、上記の通り、前走宝塚記念、前走ラジオNIKKEI賞をそれぞれ走った馬の登録はありません。
また、前走オープン特別を走った馬の登録もありませんが、別路線として、前走札幌記念8馬人気7着のゴーフォーザサミット、前走地方のダートのG1、ジャパンダートダービーで6番人気9着だったハーベストムーン、ダートのG3競走レパードS9番人気3着だったビッグスモーキーがそれぞれ登録しています。
あと、前走1000万下特別を走って連対した登録馬ですが、カリボール(前走1番人気2着)、シフルマン(前走2番人気1着)、ユニコーンライオン(前走2番人気1着)の3頭がいます。


では、また96年以降のデータに戻りまして、次に前走ダービー以外を走った馬をみていきたいと思います。
前走で特別条件戦を走った連対馬は44頭中9頭で、そのうち1600万下特別を走ったのは1頭で、その前走は5番人気1着でした。
次に、1000万(900万)下の特別条件戦を走った連対馬は44頭中8頭で、そのうち7頭がその前走でも連対していました。
あともう1頭のその前走は9着(5番人気)でしたが、その前(前々走)の900万下特別で連対(7番人気2着)していました。

3着馬で前走条件戦を走っていたのは22頭中8頭で、内訳は500万下が1頭(4番人気1着)、1000万下(900万下)が6頭(1番人気1着が3頭、1番人気2着、1番人気5着、3番人気2着が各1頭)、1600万下1頭(2番人気5着)となっていました。
この8頭のうち、前走連対しなかった2頭のその前の前々走は共に1着となっていました。

あと連対馬の前走ダービー以外を走った残り9頭は、前走重賞が8頭、オープン特別が1頭で、そのうち3頭が1着、2頭はそれぞれ3着、4着で、あと残り4頭は6着(宝塚記念、前々走はダービー4着)、8着(前走ラジオNIKKEI賞、前々走500万下2番人気1着、9着(北九州記念、前々走はオープン特別1着)、15着(宝塚記念、前々走はダービー2着)となっていました。
3着馬では22頭中残り6頭いて、それぞれ宝塚記念(2頭)、海外のG1、ラジオNIKKEI賞1着(2頭)、オープン特別(2番人気7着)で、そのうち2頭は前々走はダービーで連対していました。


次に当日の1番人気の馬ですが、22年中16年で連対しています。
残り6頭ですが、5着(単勝オッズ1.4倍)、3着(1.9倍)、3着(1.7倍)、12着(2.4倍)、4着(2.5倍)、4着(2.7倍)なっていました。
ちなみに06年中京開催の時の1番人気は2着でした。
また、上位3着までに1番人気、2番人気、3番人気のうち2頭以上が入っていたのは22年中16年あり、さらにそのうち3頭共入っていたのは7レースもありました。
基本的には固いレースのようです。


一応07年以降の1着、2着、3着の順で人気を列挙していきますと、
07年は3番人気-5番人気-2番人気(1番人気は12着)
08年は1番人気-3番人気-2番人気
09年は7番人気-3番人気-5番人気(1番人気は4着)
10年は2番人気-1番人気-5番人気
11年は1番人気-2番人気-3番人気
12年は1番人気-8番人気-2番人気
13年は1番人気-7番人気-2番人気
14年は1番人気-8番人気-9番人気
15年は3番人気-1番人気-7番人気
16年は1番人気-6番人気-4番人気
17年は1番人気-2番人気-3番人気
18年は2番人気-3番人気-6番人気
となっています。


あと、07年以降の毛色のデータも挙げておきますと、
07年は鹿毛-鹿毛-鹿毛
08年は栗毛-鹿毛-栗毛
09年は鹿毛-青鹿毛-青毛
10年は黒鹿毛-黒鹿毛-青鹿毛
11年は栗毛-鹿毛-鹿毛
12年は芦毛-鹿毛-鹿毛
13年は鹿毛-鹿毛-黒鹿毛
14年は黒鹿毛-黒鹿毛-栗毛
15年は鹿毛-鹿毛-黒鹿毛
16年は鹿毛-鹿毛-芦毛
17年は鹿毛-黒鹿毛-青鹿毛
18年は鹿毛-青鹿毛‐青鹿毛
となっています。


以上ですが、今年も昨年までと同様、まずは前走ダービーの登録馬の4頭の当日の人気に要注意ですね。
その上で、まずは前走ダービー組の取捨選択を検討していきたいと思います。
あとは、前走ダービー以外を走った馬に目を移して検討し、結論を出していこうと思います。

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