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第38回 ジャパンカップのデータ [競馬データ]

84年以降、02年の中山競馬場開催を除く33年、連対馬66頭、3着馬34頭(96年同着含む)からです。


まずは日本馬の臨戦過程から見ていきたいと思います。
日本馬は、連対馬66頭中47頭、3着馬34頭中23頭が入っていました。
まず連対馬47頭ですが、その前々走の人気を見てみますと、昨年2着のシュヴァルグラン(前々走宝塚記念6番人気8着)の1頭を除く46頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
その
内訳は、1番人気が29頭、2番人気が5頭、3番人気が7頭、4番人気が3頭、5番人気1頭となっています。
また前走では、11年の2着馬トーセンジョーダン(前走天皇賞(秋)7番人気1着)と15年の2着馬ラストインパクト(前走天皇賞(秋)9番人気12着)の2頭を除く45頭は、5番人気以上の上位人気となっていました。
その内訳は、1番人気が21頭、2番人気が10頭、3番人気が8頭、4番人気が3頭、5番人気が3頭となっています。
その前走3番人気以下の16頭(トーセンジョーダン、ラストインパクトも含む)ですが、13年2着馬デニムアンドルビー(前走エリザベス女王杯3番人気5着)、14年1着馬エピファネイア(前走天皇賞(秋)4番人気6着)、同じく2着馬ジャスタウェイ(前走凱旋門賞3番人気8着)、15年2着馬ラストインパクト(前走天皇賞(秋)9番人気12着)の4頭を除く14頭は前走4着以上の上位着順でした。
そのうち8頭は連対していました。

今回の日本馬の出走馬で、まず、前々走着順に関係なく5番人気以上の上位人気だったのは、アーモンドアイ、ウインテンダネス、ガンコ、サトノクラウン、サトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、ハッピーグリン、ミッキースワローの9頭となっています。
そして、その中で、臨戦過程のデータで前々走5番人気以上の上位人気、前走5番人気以上の上位人気の両方クリアする日本の出走馬は、アーモンドアイ、ウインテンダネス、サトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、ミッキースワローの6頭となっています。
その中で、前走3番人気以下でその前走4着以上の上位着順をはずしていた馬は、スワーヴリチャード、ミッキースワローの2頭となっています。
また、11年2着のトーセンジョーダン、15年2着のラストインパクトのような前々走3番人気以上で、人気着順に関係なく前走天皇賞(秋)を経た出走馬ですが、スワーヴリチャード1頭となっています。

また逆に、前走1番人気か2番人気で前走5着以下の連対馬は、過去に、84年1着馬のカツラギエース(前走天皇賞(秋)2番人気5着)、92年1着馬のトウカイテイオー(前走天皇賞(秋)1番人気7着)、05年2着馬のハーツクライ(前走天皇賞(秋)2番人気5着)、07年1着馬アドマイヤムーン(前走天皇賞(秋)2番人気6着)の前走天皇賞(秋)の4頭がいますが、今回の出走馬では、前走天皇賞(秋)の1番人気スワーヴリチャードが出走していて、上記の通り10着とこの4頭に共通しているところがあります。
いずれにせよ、日本馬に関しては、前々走の人気のデータが、昨年1着の前々走6番人気だったシュヴァルグランを例外として今年も繰り返されるならば、上記の前々走4番人気以上の上位人気だった9頭のうちから連対馬が生まれる可能性があるということになります。


次に日本馬の3着馬23頭の臨戦過程ですが、まず「前々走」の人気は10年のヴィクトワールピサ(フランスのG2ニエル賞7番人気4着)を除く22頭がすべて5番人気以上の上位人気でした。
その22頭の内訳は、1番人気が11頭、2番人気が7頭、3番人気はなし、4番人気が2頭、5番人気が2頭となっています。
前々走の着順ですが、4番人気13着(札幌記念)だった13年3着のトーセンジョーダン、5番人気9着(宝塚記念)を除く22頭が4着以上の上位着順でした。
また「前走」ですが、6頭を除きその他はすべて2番人気以上の上位人気でした。
その23頭の前走の人気の内訳は、1番人気が11頭、2番人気が6頭、5番人気が1頭、8番人気が1頭、9番人気が1頭、10番人気が2頭、11番人気が1頭となっています。
その前走の着順は、5頭(中止の1頭と、前走天皇賞(秋)2番人気8着、凱旋門賞10番人気7着、天皇賞(秋)9番人気9着、同じく10番人気11着)を除く18頭は、3着以上(1着10頭、2着4頭、3着4頭)でした。
今回の日本馬の出走馬で、前走2番人気以上で3着以上、前々走5番人気以上で4着以上をクリアしているのは、アーモンドアイの1頭となっています。
そして、前々走を日本で走り、その人気が5番人気以上4着以上で、前走8番人気辺りから11番人気辺りだった日本の出走馬は、特にいません。


次に外国招待馬ですが、今年も毎年触れている調教についての同じ内容のものをそのまま載せておきたいと思います。
ともかくも、外国馬の本気度を見るには、やはり調教だと思うからです。

『その外国招待馬ですが、連対馬66頭中19頭が連対していました。
その過去連対した外国馬の追い切りですが、まず東京芝で追われていたのは14頭いました。
そのうち7ハロンからしっかり追われていたのは10頭でした。
残り4頭ですが、86年優勝したジュピターアイランドの調教時計は平凡でしたが、それなりに長めで追われていました。
96年優勝したシングスピールと97年優勝したピルサドスキーは短めの距離でしたが、良い時計を出していました。
ところが、もう1頭、05年優勝したアルカセットは、短い距離の上に軽い調教で流していました。
その時私は、いわゆる昔から言われていた「ジャパンカップで軽い調教で終わった外国招待馬は消し」というセオリーを踏まえてこの馬を自信を持って消しましたが、結局これが裏目に出た形となってしまいました。
しかしながら、アルカセットは3番人気と上位人気となっていましたので、とりあえず調教と人気をしっかり踏まえながら考えなければとその時思った次第です。
あと、東京ダートで追い切ったのは4頭で、うち3頭が7ハロン以上から追っていてそれなりの時計を出していました。
あと1頭は、95年優勝したランドですが、短いながらも調教時計はかなり良かったです。
れから残り1頭ですが、白井調教分場で7ハロンから追い切られていました。
さて3着馬ですが、外国馬は34頭中11頭となっていました。
しかし残念ながら、3着馬の追い切り時計の記録を残していませんので連対馬のように分析はできません。申し訳ありません。』


あとは全体的に見ていきます。
年齢は、連対馬では4歳馬が圧倒的に多く30頭が連対していました。
続いて5歳馬が17頭、3歳馬が14頭、あと、6歳馬が4頭、7歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、5歳馬が13頭、4歳馬が11頭、3歳馬が8頭、7歳馬が2頭となっています。


毛色では、連対馬は、鹿毛が35頭、黒鹿毛と栗毛が各12頭、芦毛が5頭、青鹿毛が2頭となっていました。
3着馬は、鹿毛が24頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が3頭、芦毛が1頭となっています。


枠の出目では、連対馬は8枠が12頭、1枠、3枠が各9頭、6枠、7枠が8頭、2枠、4枠が各7頭、続いて5枠が6頭となっていました。
3着馬は、1枠と3枠と5枠と8枠が各5頭で最も多く、続いて4枠、6枠、7枠が各4頭、2枠が2頭となっています。


当日の1番人気の馬ですが、1着から3着の中に入った年は33年中22年となっていました。
特に96年以降21年(中山開催の02年は除く)では、99年4着(モンジュー)、11年6着(デインドリーム)、14年4着(ジェンティルドンナ)となった以外の18年は1着から3着の中に入っていました。
その18年の内訳は、1着が6頭、2着が4頭、3着が8頭となっています。


以上ですが、今年も昨年までと同じく、まずは外国招待馬の追い切りと人気を見てからですね。
日本馬に関しては、今年も同じく、臨戦過程の人気と着順のところで、連対馬、3着馬、それぞれ、例外馬を除いてクリアしている馬の検討からですね。
ともかくも、今年も、毎年書いていますが、かなり難解ですけど予想のしがいがあると思ってがんばりたいと思います。

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シニア爺さん

おはようございます。
いよぴよ来ましたね、ジャパンカップに有馬記念と年末だな~と思うレースがこれからひっきりなしですよね、頑張って今年のマイナス帳消しにしたいですね。
by シニア爺さん (2018-11-21 10:32) 

bigonon

馬爺さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
ホントに、今年のマイナス帳消しにしたいですね(^^ゞ
がんばりましょ!!
by bigonon (2018-11-21 21:49) 

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