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第33回 ジャパンカップのデータ [競馬データ]

21日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


84年以降、02年の中山競馬場開催を除く28年、連対馬56頭、3着馬29頭(96年同着含む)からです。


まずは日本馬の臨戦過程から見ていきたいと思います。
日本馬は、連対馬56頭中37頭、3着馬29頭中18頭が入っていました。
まず連対馬37頭ですが、その前々走の人気を見てみますと、すべて4番人気以上の上位人気となっていました。
内訳は、1番人気が26頭、2番人気が3頭、3番人気が5頭、4番人気が3頭となっています。
また前走では、11年の2着馬トーセンジョーダン(前走天皇賞(秋)7番人気1着)1頭を除く36頭は、5番人気以上の上位人気となっていました。
その内訳は、1番人気が17頭、2番人気が10頭、3番人気が5頭、4番人気が2頭、5番人気が2頭となっています。
その前走3番人気以下の10頭(トーセンジョーダンも含む)ですが、前走では4着以上の上位着順でした。
そのうち7頭は連対していました。
以上の臨戦過程のデータで、前々走4番人気以上の上位人気、前走5番人気以上の上位人気の両方クリアする日本の出走馬は、アドマイヤラクティ、エイシンフラッシュ、ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、デニムアンドルビー、ルルーシュ、ヴィルシーナの7頭となっています。

次に日本馬の3着馬18頭の臨戦過程ですが、まず「前々走」の人気は10年のヴィクトワールピサ(フランスのG2ニエル賞7番人気4着)を除く17頭がすべて同じく4番人気以上の上位人気でした。
その17頭の内訳は、1番人気が10頭、2番人気が6頭、3番人気はなし、4番人気が1頭となっています。
その着順はすべて4着以上の上位着順でした。
また「前走」では、4頭を除きその他はすべて3番人気以上の上位人気でした。
全3着馬18頭の前走の人気の内訳は、1番人気が8頭、2番人気が5頭、3番人気が1頭、8番人気が1頭、9番人気が1頭、11番人気が1頭、そして19番人気が1頭となっています。
その着順は、4頭(中止の1頭と前走天皇賞(秋)2番人気8着、同じく9番人気9着、そして凱旋門賞19番人気7着)を除きその他はすべて3着以上でした。
今回の日本馬の出走馬で、前走、前々走共3着以上で、前走3番人気以上、前々走4番人気以上の馬は、エイシュフラッシュ、ジェンティルドンナの2頭となっています。


次に外国招待馬ですが、今年も毎年触れている調教についての同じ内容のものをそのまま載せておきたいと思います。
ともかくも、外国馬の本気度を見るには、やはり調教だと思うからです。

『その外国招待馬ですが、連対馬54頭中19頭が連対していました。
その過去連対した外国馬の追い切りですが、まず東京芝で追われていたのは14頭いました。
そのうち7ハロンからしっかり追われていたのは10頭でした。
残り4頭ですが、86年優勝したジュピターアイランドの調教時計は平凡でしたが、それなりに長めで追われていました。
96年優勝したシングスピールと97年優勝したピルサドスキーは短めの距離でしたが、良い時計を出していました。
ところが、もう1頭、05年優勝したアルカセットは、短い距離の上に軽い調教で流していました。
その時私は、いわゆる昔から言われていた「ジャパンカップで軽い調教で終わった外国招待馬は消し」というセオリーを踏まえてこの馬を自信を持って消しましたが、結局これが裏目に出た形となってしまいました。
しかしながら、アルカセットは3番人気と上位人気となっていましたので、とりあえず調教と人気をしっかり踏まえながら考えなければとその時思った次第です。
あと、東京ダートで追い切ったのは4頭で、うち3頭が7ハロン以上から追っていてそれなりの時計を出していました。
あと1頭は、95年優勝したランドですが、短いながらも調教時計はかなり良かったです。
それから残り1頭ですが、白井調教分場で7ハロンから追い切られていました。
さて3着馬ですが、外国馬は27頭中11頭となっていました。
しかし残念ながら、3着馬の追い切り時計の記録を残していませんので連対馬のように分析はできません。申し訳ありません。』


あとは全体的に見ていきます。
年齢は、連対馬では4歳馬が圧倒的に多く26頭が連対していました。
続いて5歳馬が13頭、3歳馬が12頭、あと、6歳馬が4頭、7歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、4歳馬と5歳馬が各10頭、3歳馬が8頭、7歳馬が1頭となっています。


毛色では、連対馬は、鹿毛が28頭、黒鹿毛と栗毛が各11頭、芦毛が5頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬は、鹿毛が21頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が2頭、芦毛が1頭となっています。


枠の出目では、連対馬は8枠が12頭、3枠が8頭、6枠、7枠が各7頭、続いて2枠、5枠が各6頭、1枠、4枠が各5頭となっていました。
3着馬は、5枠が5頭で最も多く、続いて1枠、3枠、4枠、6枠、8枠が各4頭、7枠が3頭、2枠が1頭となっています。


当日の1番人気の馬ですが、1着から3着の中に入った年は28年中18年となっていました。
特に96年以降16年(中山開催の02年は除く)では、99年4着(モンジュー)と11年6着(デインドリーム)となった以外の14年は1着から3着の中に入っていました。
その14年の内訳は、1着が4頭、2着が4頭、3着が6頭となっています。


以上ですが、今年も昨年までと同じく、まずは外国招待馬の追い切りと人気を見てからですね。
日本馬に関しては、今年も同じく、臨戦過程の人気と着順のところで、連対馬、3着馬、それぞれ、例外馬を除いてクリアしている馬の検討からですね。
その例外馬も、一昨年、3着にクリアしていない13番人気のジャガーメイルが入ったように注意が必要かと思います。
いずれにせよ、毎年書いていますが、今年もかなり難解ですけど予想のしがいがあると思ってがんばりたいと思います。

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唐津っ子

ほんと,今年は難解ですね.(いや,今年もですね)
ゴールドシップもジェンティルドンナも強いけれど
頭にくるような気がしません・・・
by 唐津っ子 (2013-11-19 23:02) 

bigonon

唐津っ子さん、こんばんは。
この2頭を軸にするかしないの二者択一さえも悩むほど難解ですね^^;
してもしなくても、いずれにせよ、第3の馬は考えなくてはならないですね。
私も、その第3の馬を、ああだこうだ考えていこうと思っています(^^)/
by bigonon (2013-11-20 19:17) 

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