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第68回 京都新聞杯のデータ [競馬データ]

昨年のこの京都新聞杯が開催された日、現場の京都競馬場に行っていました。
その時の本命馬がロジャーバローズ、対抗がレッドジェニアル。
結果はそれぞれ2着、1着・・・
だのに、この2頭軸のいつもの3連単、3連複勝負だったので、馬連、ワイドは買っておらず、当然馬券は取れなくて、昨年の回顧と反省でああだこうだ無念の言葉が並んでいました。
その後ロジャーバローズはダービー馬となりました。
悔しさついでに、昨日船橋で行われた「かしわ記念」の勝ち馬ワイドファラオは昨年のNHKマイルの私の本命馬でした。
その時の結果は9番人気9着でした。
何なのでしょう(^^;


さて、この「京都新聞杯」ですが、かつては秋に菊花賞のトライアルレースとして行われていました。
それが、00年より菊花賞の施行日程の変更により神戸新聞杯に取って代わったことにより、京都新聞杯はその年からそれまでこの5月初旬に行われていた「京都4歳特別」を引き継ぐ形で、2000m芝施行で日本ダービーの前哨戦として行われることになりました。
そして02年からは、距離が2000m芝から元々秋に行われていた施行と同じ2200m芝に変更されています。
その京都新聞杯として引き継がれた00年以降20年、距離変更に関係なく連対馬40頭、3着馬20頭から見ていくことにいたします。


まず毎年取り上げていますが、出目としてかつては「5枠」がよく連に絡んでいました。
前身の京都4歳特別の時は、97年以前はまったく絡まなかったのですが、98年99年と連に絡み、さらに00年に京都新聞杯に名前が変わってからも、その00年、そして01年、それから2200m芝に変わった02年と次々に5枠が連に絡みました。
その後、03年は「3-6」となって6年連続は果たせませんでしたが、04年からは05年06年と3年連続5枠が絡み、その時点で京都新聞杯と名称変更になって7年のうち6年絡んだことになりました。
この00年以降06年までの7年の連対馬の枠の出目をまとめてみますと、14頭中、5枠が7頭と半分を占め、あとは、8枠が2頭、1枠、3枠、4枠、6枠、7枠が各1頭、2枠は無しとなっています。
しかしそれ以降は、
07年「2-3」
08年「3-6」
09年「3-4」
10年「4-6」
11年「3-6」
12年「2-7」
13年「3-4」
14年「2-6」
15年「1-2」
16年「2-7」
17年「3-8」
18年「4-7」
19年「3-6」
と、07年から昨年19年までのここ13年、5枠は連に絡んでおりません。
むしろ、2枠(5頭)、3枠(7頭)、4枠(4頭)、6枠(5頭)が特に目立っていて、連対馬26頭中この4つの枠で21頭も占めています。
もう「5枠」が強かった京都新聞杯は過去のものになってしまったのかも知れませんね。
ちなみに、この13年の連対馬の他の枠の出目ですが、1枠は1頭、7枠は3頭、8枠は1頭となっています。

3着馬では、ここは00年から19年まで通して、20頭中、6枠と8枠が各4頭と最も多く、続いて2枠と3枠が各3頭、4枠と5枠が各2頭で、1枠と7枠が各1頭ずつとなっています。


次に臨戦過程の前走ですが、まず一番多かったのは同じく500万下条件戦(特別戦含む)で22頭いました。
そのうち16頭が1着、あと6頭は1番人気2着が3頭、1番人気6着、4番人気3着、5番人気6着が各1頭となっていました。
それから、前走オープン特別戦は3頭で、3番人気1着、1番人気4着、1番人気4着となっていました。
あと残り15頭は重賞で、内訳は、皐月賞が5頭(5番人気5着、13番人気7着、5番人気14着、12番人気15着、15番人気17着)、毎日杯が4頭(1番人気1着、1番人気1着、5番人気8着、12番人気9着)、スプリングSが3頭(10番人気2着、5番人気4着、3番人気10着)、ニュージーランドTが1頭(7番人気6着)、ラジオNIKKEI賞が1頭(2番人気2着)、共同通信杯が1頭(2番人気10着)となっていました。

あと、3着馬の前走ですが、未勝利戦が2頭(共に2番人気1着)、1勝クラス(500万下条件)戦が7頭(1番人気1着、4番人気1着、3番人気1着、13番人気1着、5番人気2着、2番人気2着、1番人気7着)、オープン特別が3頭(若草Sが2頭(7番人気5着と6番人気2着)、すみれSが1頭(2番人気5着))、重賞が8頭(皐月賞が3頭(8番人気5着、8番人気5着、9番人気9着)、毎日杯が3頭(7番人気5着、6番人気4着、4番人気7着)、弥生賞が1頭(6番人気5着)、きさらぎ賞が1頭(2番人気3着))となっていました。

それから前々走も見てみますと、連対馬40頭のうち35頭が掲示板に載っていました。
この35頭の前々走のレースですが、05年2着のコメディアデラルテ(前々走毎日杯9番人気5着)、10年1着のゲシュタルト(前々走スプリングS10番人気2着)、11年2着のユニバーサルバンク(前々走共同通信杯6番人気2着)、13年1着のキズナ(前々走弥生賞3番人気5着)、15年2着のポルトドートウィユ(きさらぎ賞2番人気2着)、17年1着のプラチナムバレット(前々走毎日杯5番人気4着)、18年1着のステイフーリッシュ(前々走ホープレスS8番人気3着)の7頭を除く28頭は重賞以外のレースでした。
あと残りの前々走掲示板をはずした5頭(00年1着、01年2着、07年1着2着、16年1着)のうち4頭の前々走は重賞(3番人気6着、3番人気7着、5番人気10着、2番人気6着)で、もう1頭はオープン特別(2番人気12着)となっていました。
3着馬の前々走は、前々走のない新馬戦1戦のみを除く19頭中16頭が掲示板に載っていて、残り3頭は重賞で掲示板をはずしていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が19頭、栗毛が12頭、黒鹿毛が7頭、青鹿毛と芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛、栗毛が各3頭、芦毛が2頭となっています。


父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が29頭(そのうち3頭がダンスインザダーク)、ナスルーラ系とノーザンダンサー系が4頭、ミスタープロスペクター系が3頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が15頭(そのうちアドマイヤベガが3頭)、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各2頭、リボー系が1頭となっています。


それから、重なる部分があるかも知れませんが、昨年予想のところで挙げた「1着馬」のデータも一緒に載せておきます。
これに関しては、02年距離が2200mに変更になってからの過去18年、18頭からのデータでいきます。
枠順では、2枠が5頭、3枠が3頭、4枠、5枠、6枠、7枠、8枠が各2頭となっていました。
当日の人気は、1番人気が4頭、2番人気が5頭、3番人気が4頭、5番人気、6番人気、7番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっています。
前走のレースでは、皐月賞が4頭、毎日杯が3頭、スプリングS、共同通信杯が各1頭、あと1勝クラス(500万下条件戦(特別戦も含む))が9頭となっていて、その9頭のうち8頭の前走はいずれも1着(残り1頭は4着)となっていました。
父の血統は、ヘイルトゥリーズン系が18頭中15頭。
そのヘイルトゥリーズン系の内訳は、サンデーサイレンスが1頭、サンデーサイレンスの仔が11頭(マンハッタンカフェが4頭、ディープインパクトが3頭、ダンスインザダークが2頭、スペシャルウイーク、ステイゴールドが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が1頭(ダノンシャンティ)、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが2頭となっていて、あとそれ以外の3頭は、チーフベアハート(ノーザンダンサー系)、ジャングルポケット(ナスルーラ系)、ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)が各1頭となっていました。


以上ですが、今年も昨年まで同じく、枠が決まってからの検討になりますが、枠の検討では、今年も「5枠」よりも「2枠」「3枠」「4枠」「6枠」に入った馬の方の検討の方が先のようですね。
それから、血統など他のデータを絡めながら結論を出していこうと思います。

タグ:京都新聞杯
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