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データからのつぶやき 臨戦過程で、「天皇賞(春)」を走った馬 [競馬データ]

先日のデータのところで、前走「天皇賞(春)」の馬が、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く25年で、連対馬50頭中20頭いると書きましたが、もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。


前走天皇賞(春)を走った馬は20頭でしたが、前々走が天皇賞(春)を走った馬は6頭いましたので、臨戦過程で、前走、または前々走で天皇賞(春)を走った馬は全部で26頭と半分以上いたということになります。

また3着馬では、連対馬と違って、前走天皇賞(春)を走った馬は25頭中3頭と少ないものとなっています。
また3着馬では前々走天皇賞(春)を走った馬は1頭もいませんでした。

前走天皇賞(春)を走った馬が連対した年ですが、91年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く24年では、92年、98年、02年、10年、11年、16年を除く19年で連対していました。
その除いた6年中、92年、98年は前々走で天皇賞(春)を走っていましたので、結局25年中21年で、少なくとも1頭、連対馬の前走か前々走で天皇賞(春)を走っていたことになります。
また、残り11年、16年は、3着馬の前走が天皇賞(春)でしたので、25年中23年で、前走または前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも3着以内に入っていたことになります。
ちなみに、京都開催の95年は3着馬の前走が天皇賞(春)、06年は1着馬、2着馬の前走が天皇賞(春)となっており、結局、91年以降、95年と06年も加えた過去27年中、02年と10年以外の25年は前走、または前々走で天皇賞(春)を少なくとも1頭走っていたことになります。
また、3着以内に2頭、前走、または前々走で天皇賞(春)走っていた年は、93年、03年、15年の3年となっていました。


さて、その臨戦過程で天皇賞(春)走っていた馬の傾向を探ってみてみます。
まず、前走天皇賞(春)を走っていた、91年以降、95年、06年を除く25年中19年、連対馬20頭をまず見てみます。
前走の天皇賞(春)の着順ですが、1着が7頭、2着が3頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が3頭、7着が2頭、10着が1頭、11着が1頭となっています。
その前々走では、1着が11頭、2着が4頭、4着が1頭、5着が1頭、6着が1頭、7着が2頭となっていました。
前々走が天皇賞(春)だった連対馬6頭では、前々走の天皇賞(春)の着順ですが、2着が2頭、4着、7着、8着、9着が各1頭となっています。
その6頭のそれぞれの前走の着順は、1着2頭、2着3頭、3着1頭となっています。


今回の登録馬で前走天皇賞(春)を走っていたのは3頭。(前々走はなし)
その前走、前々走の内訳は、
エタリオウ  天皇賞(春)2番人気 4着 日経賞1番人気2着
クリンチャー 天皇賞(春)4番人気10着 日経賞5番人気7着
となっています。
データ的には、過去前走天皇賞(春)を走って宝塚記念で3着以内には入った23頭(連対20頭、3着3頭)で見てみますと
前走二桁人気で3着以内に入った馬はなし
前々走阪神大賞典を走った馬は8頭、その着順は1着5頭、2着3頭とすべて連対
前走、前々走とも掲示板に載ったのは23頭中15頭、前走掲示板に載っていて前々走は掲示板に載らなかったのは23頭中3頭、前走は掲示板に載らなくて前々走掲示板に載っていたのは23頭中5頭。
よって、前走、前々走とも掲示板に載らなかった馬は今のところなしとなっています。
エタリオウ・・・23頭分の15
クリンチャー・・・(?)


次に、前走天皇賞(春)を走って連対した20頭の年齢の内訳ですが
4歳馬 9頭
5歳馬 9頭
6歳馬 2頭
同じく3着になった3頭の内訳は、3頭とも4歳でした。
ちなみに、前々走天皇賞(春)を走った6頭の内訳は、
4歳馬 1頭
5歳馬 4頭
6歳馬 1頭
となっています。


以上、あくまでこれまでのデータですが、参考までに触れさせていただきました。
ともかくも、92年以降、京都開催も含めて27年中25年に前走か前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも1頭(連対馬では26年中21年、3着のみでは26年中3年)いたことから、今年も前走天皇賞(春)を走った馬が3着以内に絡む確率は高いかと思います。
とにもかくにも、まずはエタリオウの取捨選択からですね。

タグ:宝塚記念
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