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第147回 天皇賞(春)のデータ [競馬データ]

25日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


86年以降94年の阪神開催を除く26年、連対馬52頭からです。

今年も昨年までと同じように着順ごとで見ていきます。


まず1着馬ですが、当日の人気は1番人気が8頭、2番人気が7頭、3番人気が3頭、4番人気が2頭と上位4番人気までで26頭中20頭も占めています。
あと、それ以下の人気で優勝したのは、03年の7番人気ヒシミラクル、04年の10番人気イングランディーレ、05年の13番人気スズカマンボ、09年の12番人気マイネルキッツ、11年の7番人気ヒルノダムール、12年の14番人気ビートブラックの6頭となっています。
こう見てみますと、03年以降の10年間のうち6年の1着馬が7番人気以下の下位人気で、そのうち4年が二桁人気となっていることがわかります。
さて今年の1着馬がどうでしょうか。

さて、
この下位人気の6頭ですが、マイネルキッツを除く5頭の共通項は、いずれも3000m芝以上の出走経験があり、そのうち、ヒシミラクルは菊花賞を、イングランディーレはダイヤモンドSを制しています。
あと3頭、そのうちスズカマンボ、ヒルノダムールですが、前年の菊花賞ではそれぞれ6着、7着に敗れたものの、両馬とも勝ち馬から0.4秒差とそれなりに善戦していました。
もう1頭、ビートブラックも前々年の菊花賞で勝ち馬から0.2秒差の3着、前年のダイヤモンドSで同じく0.6秒差の4着でした。
出走馬の中で、前年の菊花賞で好走した人気薄になりそうな馬はいませんが、前々年の菊花賞では、0.7秒差の3着のトーセンラーが挙げられますが、人気は出そうですね。


次に、1着馬の父の血統ですが、ヘイルトゥリーズン系が26頭中9頭、ノーザンダンサー系が26頭中8頭と、ほぼ肩を並べて最も多くなっています。
そのヘイルトゥリーズン系の内訳ですが、サンデーサイレンスが4頭、リアルシャダイが2頭、同じくサンデーサイレンスの仔が2頭(マンハッタンカフェ、ミスキャスト)、そしてブライアンズタイムが1頭となっています。

それから
ノーザンダンサー系の内訳ですが、サドラーズウェルズ系が(のべ)3頭、ニジンスキー系、ノーザンテースト系、リファール系、ヴァイスリージェント系、ダンチヒ系が各1頭となっています。
あと残りは、ナスルーラ系が4頭(グレイソブリン系が2頭、ネヴァーベンド系、レッドゴッド系が各1頭)、セントサイモン系とトゥルビョン系が各2頭、サッカーボーイが1頭となっていました。

次に
毎年取り上げていますが、1着馬の前々走の人気にまた着目してみます。
1着馬の前々走が1番人気だったのは26頭中13頭、2番人気は6頭、3番人気は2頭、4番人気は3頭、5番人気は1頭でした。
あと離れた9番人気が1頭となっています。
その3番人気だったのは02年のマンハッタンカフェと10年のジャガーメイル、4番人気だったのは91年のメジロマックイーン、07年のメイショウサムソン、12年のビートブラック、5番人気だったのは03年のヒシミラクル、そして9番人気だったのは09年のマイネルキッツでした。
5歳だったビートブラック、
6歳だったマイネルキッツとジャガーメイルの3頭以外はいずれも4歳馬で、そのうち3頭は前年の菊花賞を制していました。(メイショウサムソンは4着)
また、前々走1番人気または2番人気の1着馬の中で前年の菊花賞を制していたのは、06年のディープインパクト(前々走は1番人気)と93年のライスシャワー(前々走は2番人気)の2頭で、結局、菊花賞とその翌年の天皇賞(春)の両方を制していたのは計5頭いたことになります。
今回は、昨年の菊花賞馬(1番人気1着)ゴールドシップが登録しています。
ちなみに、前年の菊花賞を走って優勝はできなかったものの翌年の天皇賞(春)を制したのは、98年のメジロブライト(菊花賞2番人気3着)、99年スペシャルウイーク(同1番人気2着)、00年のテイエムオペラオー(同2番人気2着)、05年のスズカマンボ(同5番人気6着)、07年のメイショウサムソン(同1番人気4着)、11年のヒルノダムール(同3番人気7着)の6頭がいます。
この6頭の前々走ですが、メイショウサムソン(前々走有馬記念4番人気5着)、ヒルノダムール(前々走京都記念2番人気3着)を除く4頭は1番人気でした。
今回登録している中で菊花賞2着以下の馬は、前年の菊花賞7番人気3着のユウキソルジャー1頭で、その前々走の人気は準オープン特別で5番人気でした。
また、該当期間内では、4歳馬で86年のクシロキング(3番人気)、88年のタマモクロス(1番人気)の2頭が菊花賞に出走しないで翌年の天皇賞(春)を制しています。
ちなみに今回4歳馬で菊花賞に出走していない出走馬は、カポーティスター、フェノーメノの2頭となっています。

さらに前走も見てみますと、最も多く前走のレースとして優勝馬を出したのは、阪神大賞典の11頭で、08年優勝したアドマイヤジュピタ(前走4番人気1着)、12年優勝したビートブラック(前走6番人気10着)を除けば、残り9頭は前走1番人気か2番人気でした。
また、89年優勝したイナリワンの前走阪神大賞典2番人気5着と先のビートブラック以外の9頭はすべて1着でした。
今回は、前走阪神大賞典1番人気1着のゴールドシップが出走しています。
あと前走阪神大賞典だったのは、3番人気2着のデスペラード、5番人気3着のフォゲッタブル、4番人気5着のトウカイトリックとなっています。

そして次に多かったのは日経賞の5頭で、09年このレース7番人気2着から挑んで天皇賞を制したマイネルキッツを除く4頭はすべて1番人気でした。
今回、日経賞で1番人気1着だったフェノーメノが出走しています。
あと、9番人気2着だったカポーティスターも出走しています。


次に多かったのは大阪杯の5頭で、03年のヒシミラクル(8番人気7着)以外の4頭は大阪杯では1番人気でした。
また、そのヒシミラクルと01年のテイエムオペラオー(4着)以外の3頭は大阪杯では1着でした。
そのヒシミラクルは前年の菊花賞を制していました。
しかしながら、今回大阪杯で1番人気1着だったオルフェーブルの出走はありません。
今回、前走大阪杯の出走馬は、6番人気4着のトウカイパラダイス、14番人気14着コパノジングーの2頭となっています。



続いて2着馬ですが、同じく当日人気を見てみますと、1番人気は3頭、2番人気も3頭、3番人気は6頭、4番人気は5頭と、上位4番人気まででは26頭中17頭と、1着馬ほど信頼性がないように思われます。
あとは、6番人気、7番人気、8番人気、10番人気が各1頭、11番人気が2頭、13番人気、14番人気、16番人気が各1頭と、二桁人気だけでも6頭2着に入っていたことになります。

次に、2着馬の父の血統ですが、ヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系が26頭中各8頭と最も多くなっていました。
そのうちヘイルトゥリーズン系の内訳ですが、サンデーサイレンスが3頭、リアルシャダイとブライアンズタイムが各2頭、サンデーサイレンスの仔アドマイヤベガが1頭となっていました。
そして、ノーザンダンサー系の内訳は、ノーザンテースト系、リファール系が各2頭、ニジンスキー系、トライマイベスト系、サドラーズウエルズ系、ダンチヒ系が各1頭となっていました。
あと残りは、ナスルーラ系が5頭(ネヴァーベンド系とグレイソブリン系が各2頭、レッドゴッド系が1頭)、ミスタープロスペクター系が2頭、エルバジェ系、サーゲイロード系、トゥルビョン系が各1頭となっています。

同じくその前々走の人気を見てみますと、1着馬ほどではないにしても上位人気で占められています。
まず1番人気が4頭、2番人気が7頭、3番人気が8頭、あと4番人気が2頭(1着、4着)、5番人気が1頭(7着)、6番人気が2頭(3着、2着)、7番人気が1頭(3着)、10番人気も1頭(1着)となっていました。
それから、2着馬では1頭だけ前々走準オープン特別を走った馬(88年のランニングフリー、3番人気2着)がいました。

そして、2着馬の前々走の着順ですが、上位3着をはずした馬は95年のステージチャンプ(前々走目黒記念3番人気8着)、96年のナリタブライアン(前々走有馬記念2番人気4着)、03年のサンライズジェガー(前々走京都記念3番人気12着)、08年のメイショウサムソン(前々走有馬記念1番人気8着)、09年のアルナスライン(前々走アメリカJCC3番人気6着)、10年のマイネルキッツ(前々走アメリカJCC4番人気4着)、11年のエイシンフラッシュ(前々走有馬記念5番人気7着)、12年のトーセンジョーダン(前々走有馬記念3番人気5着)の8頭となっていました。

2着馬の前走のレースも見てみますと、最も多く前走のレースとして2着馬を出したのは日経賞で8頭となっていました。
その人気着順に関してですが関係ないように思われます。
続いて多かったのは、阪神大賞典で7頭となっていました。
その前走の人気ですが、4番人気以上の上位人気となっていました。
また、その7頭の前々走も同じく4番人気以上でした。
今回の登録馬でこれに該当するのは、ゴールドシップとデスペラードの2頭となっています。
あと、この二つのレース以外の残り11頭ですが、まず大阪杯が4頭で、それぞれ1番人気1着、2番人気6着、3番人気3着、2番人気3着となっていました。
今回の登録馬で前走大阪杯の中では該当馬はいません。

そして、それ以外の7頭の前走のレースはみんなばらばらでした。
また、前走大阪杯を含む残り11頭中9頭のその前走の人気は4番人気以上の上位人気で、あと1頭も7番人気でしたが1着(05年のビッグゴールド)となっていました。
さらに前々走の人気ですが、10頭中7頭が3番人気以上、あと3頭は京都記念7番人気3着(86年メジロトーマス)とオープン特別10番人気1着(05年ビッグゴールド)、有馬記念5番人気7着(11年エイシンフラッシュ)となっていました。
今回の出走馬で、前走日経賞と阪神大賞典以外のレースで4番人気以上の上位人気、前々走で3番人気以上の上位人気だったのは、アドマイヤラクティ1頭となっています。



続いて3着馬ですが、その臨戦過程だけを取り上げますと、その前走は、10年のメイショウドンタク(前走オープン特別5番人気11着)1頭を除いてすべて重賞で、その前走重賞24頭の前走の人気は、86年のフリートホープ(5番人気)、88年のメジロデュレン(5番人気)、90年のカシマウイング(6番人気)、91年のオースミシャダイ(5番人気)、06年のストラタジェム(日経賞6番人気)、08年のアサクサキングス(大阪杯4番人気)の6頭を除く19頭は1番人気から3番人気の間でした。
また着順も26頭中21頭が1着から3着と、大半が上位人気上位着順となっていました。
また前々走も、26頭中15頭が同じく人気も1番人気から3番人気、着順も1着から3着の間でした。
そして、当日の人気も26頭中22頭が5番人気以上と上位人気でした。

あと、前走のレース別を見てみますと、1番多かったのは阪神大賞典の11頭でした。
その人気はすべて3番人気以上の上位人気でした。
1番人気だったゴールドシップ、3番人気だったデスペラードの2頭が該当します。

続いて大阪杯の6頭で、その人気は5番人気以上、今回は該当馬はいません。
続いて日経賞の5頭で、その日経賞の着順は3着以上の上位着順、今回の該当馬は、フェノーメノ、カポーティースター、ムスカテールとなっています。
あと残り3頭は、京都記念が2頭(1番人気1着、2番人気2着)、目黒記念が1頭(5番人気3着)、オープン特別も1頭(5番人気11着)となっています。



あとはいつものデータを挙げていきたいと思います。

まず毛色ですが、連対馬では鹿毛が24頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が6頭、芦毛が5頭、青鹿毛、栃栗毛が各2頭、青毛が1頭となっていました。
この中で、連対した栗毛馬6頭ですが、09年12番人気1着のマイネルキッツを除く5頭はそれぞれ上位人気となっていました。(97年のマヤノトップガンが2番人気1着、00年、01年の2年連続テイエムオペラオーがどちらも1番人気1着、08年のアドマイヤジュピタが4番人気1着、10年のマイネルキッツが4番人気2着)
3着馬では、鹿毛が12頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっています。

年齢別では、4歳馬が連対馬52頭中21頭いますが、そのうち13頭が1着となっています。
続いて5歳馬が20頭ですが、1着が10頭、2着も10頭と半々となっていました。
そして6歳馬が9頭で、1着3頭、2着6頭となっています。
あと7歳馬は2頭で共に2着となっていました。
3着馬では、5歳馬が25頭中14頭と最も多く、4歳馬が8頭、6歳馬が3頭、7歳馬は1頭となっていました。


枠順の出目ですが、1枠、2枠、4枠、5枠、7枠、8枠が各7頭、6枠が6頭、3枠が4頭とほぼまんべんなく分かれていますが、1着馬だけ見てみますと、1枠から4枠までで26頭中19頭を占めていました。
あと3着馬ですが、5枠と6枠が各6頭、8枠が5頭、2枠と7枠が各3頭、1枠と3枠と4枠が各1頭と外枠有利となっています。


以上ですが、とにもかくにも圧倒的1番人気が予想されるゴールドシップから行くか行かないかですね。
なかなかこの天皇賞(春)の連対馬ではサンデーサイレンスの仔の産駒が意外にも振るわないので、ほんのちょっとだけ悩んでいます。
ともかくも、今年も人気とオッズが出てからじっくりと検討していこうと思っています。

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コメント 2

唐津っ子

今のところアドマイヤラクティあたりが面白そうですが・・・
by 唐津っ子 (2013-04-23 22:12) 

bigonon

唐津っ子さん、私もこのハーツクライ産駒には魅力を感じています(^^)
by bigonon (2013-04-23 22:23) 

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