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第20回 青葉賞のデータ [競馬データ]

25日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


重賞となった94年以降過去19年、連対馬38頭、3着馬19頭からです。



まず父の血統を着順別に見ていきます。
1着馬では、ヘイルトゥリーズン系が19頭中14頭占めていました。
その内訳は、サンデーサイレンスが7頭と圧倒的に多く、あと残り7頭は、まずそのサンデーサイレンスの仔が4頭(アグネスタキオン、ゼンノロブロイ、ハーツクライ、ステイゴールド)、それからクリスエス、そのクリスエスの仔のシンボリクリスエス、そしてタニノギムレットとなっていました。
あと、残り5頭は、ノーザンダンサー系とナスルーラ系(グレイソブリン系)が各2頭、残り1頭はミスタープロスペクター系のザフォニックとなっています。
2着馬では1着馬とは異なり、ノーザンダンサー系が19頭中10頭占めていました。
あと残り9頭ですが、そのうちヘイルトゥリーズン系が7頭(サンデーサイレンス、マヤノトップガン、サンデーサイレンスの仔のスペシャルウィーク、アドマイヤベガ、マンハッタンカフェ、アグネスタキオン、ディープインパクト)、あと残り2頭はミスタープロスペクター系のジェイドロバリーとキングカメハメハとなっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が9頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系が4頭、残り1頭はトゥルビョン系のメジロマックイーンとなっています。

昨年までも毎年触れていますが、父かBMS(母の父)でナスルーラ系が入っていたのが連対馬では38頭中8頭であったのに対し、3着馬では19頭中14頭も占めていたことはちょっとおもしろいデータとなっています。
参考までに、あと残りのナスルーラ系絡みではなかった3着馬5頭(00年マイネルブラウ、06年エイシンテンリュー、08年モンテクリスエス、11年トーセンレーヴ、12年ステラウインド)のBMSですが、ノーザンダンサー系が3頭、あとテディ系、サーゲイロード系が各1頭ずつとなっていました。
ちなみに今回の出走馬でナスルーラ系絡みの馬は、アウオーディー、サトノノブレス、ダービーフィズの3頭となっています。
さて今年の3着馬はどうでしょうか。


次に当日の人気ですが、1番人気は19年中11頭が連対、2頭が3着、また2番人気も9頭が連対と多く、3頭が3着ということで、1番人気と2番人気が結構上位着順に来ています。
ちなみに、1番人気と2番人気との組み合わせで決まったのは6回ありました。
あと、3番人気は3頭連対、4頭が3着、4番人気は1頭連対、3着には2頭来ていました。
それから5番人気は3頭連対、1頭が3着、6番人気は2頭連対、3頭が3着、7番人気は3頭が連対、8番人気は2頭が連対、3着馬が1頭、あと10番人気は2頭連対、15番人気は1頭連対、それから11番人気が1頭、13番人気が2頭、それぞれ3着に来ていました。
また、96年と11年を除く17年で、片方か両方で1番人気から3番人気の上位の馬が連対していました。
それから1番人気に関して言えば、過去19年では、01年1番人気のダイイチダンヒルが2.4倍で6着、昨年11年では1番人気トーセンレーヴは2.5倍で3着とそれぞれ連対できませんでしたが、昨年までのところ、それより低いオッズの馬はすべて連対していました。


次に臨戦過程ですが、連対馬では、00年より以前の6年の前走を見てみますと、「500万下条件戦」が5頭と最も多く、「皐月賞」、「オープン特別」が各3頭、「弥生賞」が1頭となっていました。
00年以降では、「毎日杯」が9頭と最も多く、あと、「500万下条件戦」が7頭、「弥生賞」が4頭、「スプリングS」とオープン特別の「すみれS」が各2頭、「若葉S」、「未勝利戦」が各1頭となっていました。
このように、00年以降では毎日杯組の活躍が目立っています。
その毎日杯組の連対馬9頭の前々走ですが、すべて連対していました。
しかしながら、今回は前走毎日杯の馬の登録はありません。

それから前走500万下条件戦組は、00年以前は5頭、以降は7頭と全体的にもよく連対しています。
その計12頭の前々走ですが、1着が5頭、2着が1頭、3着が5頭、4着が1頭となっていました。
今回の出走馬で、前走500万下条件戦だった馬は9頭ですが、そのうちアウォーディー、カフェリュウジン、ツクバローレル、テイエムブシドー、ヒラボクディープ、ヘイローフォンテン、ラストインパクトの7頭が前々走4着以上の上位着順でした。

続けて3着馬の前走も見てみますと、やはり前走500万下組が最も多く、19頭中12頭も占めています。
あと、毎日杯が3頭、皐月賞が2頭、弥生賞、オープン特別のマーガレットSが各1頭となっています。


毛色ですが、連対馬を上記と同じように同じように00年より以前と00年以降に分けてみますと、まず00年以前では、鹿毛が6頭、栗毛が3頭、黒鹿毛が2頭、芦毛が1頭でした。
00年以降では、鹿毛が9頭と最も多く、続いて黒鹿毛が8頭、栗毛が5頭、青鹿毛が2頭、芦毛、青毛が各1頭となっていました。
その黒鹿毛8頭のうち4頭が、先にあげた00年以降の前走500万下条件戦の4頭にあたります。
今回の登録馬で、前々走4着以上で前走500万下条件戦を走った黒鹿毛の馬は、ツクバローレル、ヒラボクディープの2頭となっています。
また、連対した前走毎日杯組8頭も見てみますと、07年1着の黒鹿毛馬ヒラボクロイヤルを除いて他は黒鹿毛以外の毛色となっていました。
3着馬の毛色ですが、鹿毛が8頭、栗毛と黒鹿毛が各4頭、あと青鹿毛、芦毛、栃栗毛が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、連対馬では3枠と6枠が各7頭、1枠と5枠が各6頭、7枠が4頭、2枠と4枠が各3頭、8枠が2頭となっています。
3着馬では、7枠が5頭、5枠が4頭、1枠、2枠、4枠、8枠が各2頭、3枠と6枠が各1頭となっています。
というように、枠に関しては「8枠」がかなり不利な感じがします。
しかしながら、09年は「8枠-1枠-8枠」、10年は「1枠-3枠-8枠」とこの2年連続で8枠はがんばっていました。


以上ですが、今年も昨年までと同じく、とりあえずは1番人気の当日オッズを見てからですね。
それから、前走500万下組を中心に、上記のデータと照らし合わせながら結論を出していこうと思っています。


それから蛇足として、毎年触れていますが、青葉賞で連対した馬のダービーでの連対率を最後に載せておきます。
86年以降過去27年では、青葉賞連対馬54頭中8頭が連対(約14.8%)、3着馬は27頭中3頭(11.1%)となっています。


タグ:青葉賞
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