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第46回 新潟大賞典のデータ [競馬データ]

新潟競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の22年、連対馬44頭、3着馬22頭からです。


まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
それ以降の13年間では、
10年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
11年 「56kg」-「54kg」-「56kg」
12年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
13年 「55g」-「56kg」-「56kg」
14年 「56g」-「55kg」-「56.5kg」
15年 「57kg」-「57kg」-「56kg」
16年 「57kg」-「57.5kg」-「56.5kg」
17年 「55kg-57kg-55kg」
18年 「56.5kg-57kg-55kg」
19年 「54kg-57.5kg-55kg」
20年 「54kg-54kg-54kg」
21年 「55kg-56kg-55kg」
22年 「57.5kd-55kg-54kg」
23年 「59kg-56kg-57kg」

と、12年中、10年、12年、15年、16年、23年の4年で、「54kg」、「55kg」のどちらのハンデ重量の馬が入らない年が出ていました。
結局02年以降の22年中では、17年で「54kg」か「55kg」の馬が絡んだということになりました。
確率的には絡む方が高いですが、ここはやっぱりこの二者択一は悩むところですね。
ただ、昨年から負担重量が全体的にプラス1kg増えていますので、ハンデ重量も影響を受けており、このデータも変わって来ているかも知れません。
一応ですが、昨年までも触れましたけれど、面白いデータとして、18年までその54kgか55kgが上位3頭の中に入った計13年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありませんでした。(54kgは4年、55kgは9年)

しかし、19年、54kg(1着)、55kg(3着)の両方の重量が3着以内に初めて入りました。
さらに22年でも、55kg(2着)、54kg(3着)も両方の重量が3着以内に入りました。
また詭弁かも知れませんが、10年、12年、15年、16年、23年に56kg以上の重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていませんでしたので、結局、過去22年の間、19年と22年以外の20年で54kgと55kgの重量が両方とも入らなかったということになりますので、今年もまずは、重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るか、または初めて起こった19年のように両方とも入れるか、それぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
それから、参考として、重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着、1着、1着、1着、6着、1着で、3着馬では、1着、6着、1着、13着、1着、8着、5着、3着と、26頭中21頭は掲示板に載っていて、残り5頭のうち2頭の前走は二桁着順でした。
蛇足になりますが、上記でも触れましたが、昨年はプラス1kg負担重量が増えたということで、重量をそれぞれ56kg、55kgとして見てみますと、まずは重量56kgの2番人気セイウンハーデスが2着に入っていましたので、一応は過去のデータに則っていたことになっています。
ちなみに、セイウンハーデスの前走は1着、掲示板に載っていました。
また、この両方の重量が3着以内に入っていませんでしたので、このデータも引き続いていたことになります。
さて、今回の出走馬16頭ですが、そういうことで今年はプラス1kgとして来てみますと、55kgのハンデ重量の馬は登録なし、56kgのハンデ重量の馬は4頭となっていますので、今年はデータ以前の問題となっています。
でも、頭数から56kgの馬が絡む率はかなり高そうですね。
ちなみに、今回の重量56kgの出走馬4頭とも、前走掲示板に載っていた馬となっています。

あと、02年から昨年23年までの22年間で、上位3頭を重量54kgの馬が占めた20年以外の21年で、少なくとも1頭、3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kg以上で占められた10年、12年、15年、16年、23年も含まれるということになります。
もし、その20年を例外とすれば、56kg以上の馬が少なくとも1頭3着以内に入るということになります。
ただ、昨年から全体的に重量プラス1kg増えていますので、57kg以上の馬が少なくとも1頭、入るということになりますが。(昨年23年は57kg、59kgの2頭が入っていました)
今回の出走馬で、重量57kg以上の馬は、カラテ(59.5kg)、シーズンリッチ(57kg)、セルバーグ(57kg)、ノッキングポイント(57.5kg)、ホウオウアマゾン(58kg)、ヤマニンサルバム(58kg)、ヨーホーレイク(59kg)、リフレーミング(57kg)、レーベンスティール(58kg)の9頭が出走しています。
その中で、特に重量「56kg」の馬にも着目しなくてはなりません。
02年以降、03年、05年、07年、16年、17年、18年、19年、20年を除く14年で少なくとも1頭3着以内に絡んでいました。(ただし03年は56kgの出走馬自体がありませんでした)
特に、10年、12年は3頭とも占めていました。
全体的に、02年以降3着以内の66頭では、38頭が重量56kg以上の馬でした。


参考としてその56kg以上の前走の着順を見てみますと、連対馬(26頭)では順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、2着、8着、7着、4着、11着、3着、15着、11着、3着、4着、8着、1着となっていました。
3着馬(12頭)では、11着、10着、1着、6着、1着、1着、10着、2着、1着、2着、1着、13着となっていました。
その合計38頭のうち20頭が56kgの馬でしたが、その前走の着順は、1着が6頭、2着が6頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、10着(大阪杯)が1頭、11着(大阪杯)が1頭となっています。
その20頭の当日の人気は、1番人気は1頭、2番人気5頭、3番人気4頭、4番人気3頭、5番人気2頭と5番人気以上は15頭占めていました。
あと、6番人気2頭、9番人気1頭、11番人気2頭となっていました。
あと残りの56.5kg以上の3着以内の18頭では、前走1着が2頭、2着、3着が各1頭、4着が2頭、5着、6着、7着が各1頭、8着が2頭、9着、10着が各1頭、11着が3頭、13着が1頭、15着が1頭となっていました。
その当日の人気は、1番人気が3頭、2番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が3頭、7番人気、8番人気、9番人気、10馬人気が各1頭、11番人気2頭、12番人気1頭、13番人気が1頭となっています。
あと残り軽ハンデ重量の2頭は、52kg(05年14番人気3着)、51kg(06年15番人気3着)となっています。


続いて1番人気の馬ですが、02年以降22頭中、1着が3頭、2着が3頭と6連対、3着が2頭とそれほど戦績はよくありません。
その連対馬6頭のハンデ重量ですが、55kgが3頭、56kgが2頭、57.5kgが1頭、また3着馬2頭は56.5kg、55kgとなっています。


次に血統ですが、連対馬44頭中19頭、3着馬22頭中8頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして14年、15年、17年には1頭も入らないなど、陰りを見せています。
あとのノーザンダンサー系絡み以外の連対馬残り25頭ですが、そのうち20頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その20頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が7頭、ナスルーラ系が2頭(ボールドルーラ系、グレイソブリン系)、リボー系、サーゲイロード系、ヒムヤー系が各1頭となっていました。
残る5頭の父は、4頭ともミスタープロスペクター系のキングマンボ系(キングカメハメハ2頭、ルーラーシップ、ワークフォース各1頭)で、BMSはそれぞれナスルーラ系(1頭グレイソブリン系)とサンデーサイレンス系(3頭)となっていました。
あと1頭の父はナスルーラ系(グレイソブリン系)、BMSはワイルドラッシュ(ニアークティック系)となっています。
また3着馬では、全体的に22頭で見てみますと、そのうち15頭(07年から15年と17年、18年、20年、21年、22年、23年)は父、あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系が絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系が絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)、16年(ノーザンダンサー系×アリダー系)と19年(ミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系)の2頭は両方絡まない年となっていました
(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)


それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、15年2着馬のナカヤマナイト(着差1.5秒)、16年1着馬のパッションダンス(着差6.9秒(ただしダートのG1フェブラリーS、直近の芝のレースでは0.4秒)、17年2着馬マイネルフロスト(着差2.5秒)、18年2着馬ステイインシアトル(着差2.1秒)を除く44頭中39頭は「1秒以下」となっていました。(前走1着馬を含む)
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差、15年2着馬ナカヤマナイトの中山金杯での1.1秒差、16年1着馬のパッションダンスの地方交流試合の川崎記念(ダート戦)での6.8秒差、17年2着馬マイネルフロストの中山金杯での1.3秒差、19年2着のミッキースワローのジャパンCでの1.3秒差、23年2着のセイウンハーデスの菊花賞での5.2秒差を除く44頭中36頭が1秒以下の着差となっていました。
3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、18年3着馬ナスノセイカン、20年3着馬プレシャスブルーを除く、22頭中17頭、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガ、18年3着馬ナスノセイカンを除く、22頭中17頭が、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。


あと毛色では、連対馬は、鹿毛が18頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が9頭、青鹿毛が3頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛が各2頭、芦毛が1頭となっています。


さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の約7千5百円、17年の約8万9千円、19年の約6万1千円、21年の約3万1千円の7年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年、15年、16年、18年、20年、22年、23年の計12年の3連単の配当は、10万円以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
でも、この荒れるか荒れないかの判断予想は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、1kg上がって、55kgあるいは56kgの馬の取捨選択、また56kg以上の出走馬からの選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。


タグ:新潟大賞典
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