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第44回 CBC賞 [競馬予想]

05年まで11月、12月の寒い時期に行なわれていたこのレースですが、一昨年の06年、11年ぶりにこの初夏の6月に移ってきました。
それに伴い、グレードもG2からG3に変更、施行も別定戦からハンデ戦に変わりました。
ということで、今の施行はこの06年と07年の2年のみとなります。

その2年を振り返りますと、06年は「4番人気-2番人気-5番人気」というほぼ上位人気の中の組み合わせで決まりましたが、07年は一転、「10番人気-7番人気-8番人気」という下位人気同士での組み合わせとなりました。
これを見てもまだとらえどころがないことがわかります。

さて、昨年も触れましたが、冬の寒い時期に行なわれていた時のデータはそのまま継続できるのでしょうか。
改めて検証してみますと、まず一つ目は「鹿毛馬が強いレース」であることです。
12月に行われた01年から05年までの5年間では、11頭中(2着同着のもう1頭も含めて)7頭が鹿毛でした。
また、5年中3年が鹿毛馬同士の決着となっています。
ただ、栗毛同士の決着が1年ありましたので、鹿毛馬一辺倒というわけでもありませんでした。
さてここ2年の結果ですが、06年は「鹿毛-栗毛」、07年は「青毛-鹿毛」という組み合わせで、一応片方ですが、鹿毛馬がきっちり連に絡んでいました。

二つ目は血統で、父あるいはBMSでノーザンダンサー系がよく見られることです。
連対馬11頭中6頭がノーザンダンサー系絡みでした。
ただ、内訳は、01年、04年、05年の連対馬両方がノーザンダンサー系絡みでしたが、逆に02年、03年の連対馬では両方ともノーザンダンサー系絡みではありませんでした。
結局は、まだ5年だけのデータですが、ノーザンダンサー系で連を占めるか、ノーザンダンサー系ではない馬で連を占めるか、そのどちらかという極端な傾向にあるようです。
さて、この2年ですが、06年はノーザンダンサー系絡みではない馬で1着2着を占め、07年は逆にノーザンダンサー系絡みの馬で連を占めました。
このデータは一応引き継いでいるように思われます。

三つ目は大型馬の活躍が目立つことです。
12月に行なわれた5年間では、少なくとも片方は500kgを超える馬が連対していました。
ここ2年間ではどうでしょう。
06年は「476kg-536kg」の組み合わせで決まり一応データは継続となりました。
しかし07年は「478kg-484kg」でそのデータは途絶えてしまいました。
ただこの年、ハナ差で敗れて3着となった馬の馬体重は512kgでした。
一応、500kg以上の出走馬には注意が必要のようです。

それから他で気になることとして、血統で父がヘイルトゥリーズン系の馬が連対したのは、02年同着2着となったフジキセキ産駒のテンシノキセキただ1頭しかいないというのも特筆すべきことです。
結局ここ2年も、ヘイルトゥリーズン系産駒は、06年の3着に入ったサンデーサイレンス産駒のリミットレスビッドが精一杯となっています。

あと単純にここ2年の数字を列挙しますと、
枠番では、
06年(8枠-3枠-6枠)
07年(3枠-6枠-3枠)
年齢では、
06年(6歳-5歳-7歳)
07年(4歳-4歳-6歳)
ハンデ戦ですので重量では、
06年(57kg-56kg-58kg)
07年(55kg-54kg-54kg)
となっています。

以上ですが、ともかく今年はノーザンダンサー系絡みで勝負するのかしないのかからまず決断し、500kg以上の馬もそれに絡めるなど、いろいろ想定して結論を出していきたいと思います。
タグ:CBC賞
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