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第169回 天皇賞(春) 父の産駒の長距離でのデータ [競馬データ]

毎年恒例になりましたが、今回の出走馬の、父の産駒の長距離での戦績を以下に挙げておきたいと思います。

3000m芝以上の全体の成績、京都競馬場の3000m芝以上の成績、天皇賞(春)での成績の順で、それぞれ(1着、2着、3着、4着以下の成績の数字です。(2024年3月末現在)

〔ディープインパクト〕 サリエラ
全体      (14.17.15、112)
京都      (6.5.5.45)
天皇賞(春) (4.2.3.20)

〔ゴールドシップ〕 プリュムドール、メイショウブレゲ
全体      (3.3.2.22)
京都      (1.2.0.5)
天皇賞(春) (0.0.0.1)

〔ドレフォン〕 ワープスピード
全体      (1.1.1.1)
京都      (1.0.0.0)
天皇賞(春) (0.0.0.0)

〔エピファネイア〕 ブローザホーン
全体      (0.2.2.13)
京都      0.1.0.5)
天皇賞(春) (0.0.0.1)

〔キズナ〕 ディープポンド、サヴォーナ、ハピ
全体      (2.3.1.18)
京都      (0.1.0.6)
天皇賞(春) (0.3.0.0)

〔サトノクラウン〕 タスティエーラ
全体      (0.1.0.0)
京都      (0.1.0.0)
天皇賞(春) (0.0.0.0)

〔ゴールドアクター〕 ゴールドプリンセス
全体      (1.0.0.0)
京都      (0.0.0.0)
天皇賞(春) (0.0.0.0)

〔オルフェーブル〕 シルヴァーソニック
全体      (7.5.7.41)
京都      (1.0.2.6)
天皇賞(春) (0.0.1.7)

〔ハーツクライ〕 マテンロウレオ、スカーフェイス、チャックネイト
全体      (6.14.9.83)
京都      (1.5.5.44)
天皇賞(春) (1.6.3.27)

〔ドゥラメンテ〕 ドゥレッツァ
全体      (3.0.0.6)
京都      (1.0.0.2)
天皇賞(春) (0.0.0.0)

〔リオンディーズ〕 テーオーロイヤル
全体      (3.1.1.0)
京都      (0.0.0.0)
天皇賞(春) (0.0.1.0)

〔ハービンジャー〕 スマートファントム
全体      (0.1.1.26)
京都      (0.0.0.6)
天皇賞(春) (0.0.0.1)


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今日の単勝1点勝負(4/27) [競馬予想]

新潟9R わらび賞
◎ 7 コトホドサヨウニ

京都9R 矢車賞 
◎ 2 サパリスマッチ

東京9R 是政ステークス
◎13 メイプルリッジ


新潟10R 胎内川特別
◎ 8 コレオグラファー

京都10R 御池特別
◎ 2 アスクエピソード

東京10R 府中市市制施行70周年記念
◎ 6 ドクタードリトル

新潟11R 三条ステークス
◎ 2 グラストンベリー


京都11R ユニコーンステークス
◎ 4 ミッキーファイト


東京11R 青葉賞

◎ 9 ヘデントール


特別レース、重賞レース、単勝1点勝負です。
トータル9倍以上取れれば勝ちです。
さてどうでしょうか。

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第31回 青葉賞の予想  [競馬予想]

第31回 青葉賞の予想

◎ 9 ヘデントール

○10 ウインマクシマム
▲17 トロヴァトーレ
△ 7 シュガークン
△15 ショウナンラプンタ
△ 8 パワーホール
  
9番             単勝1点
9-10,17,7
,15,8 馬連点流し

以上計6点


先日挙げたデータを基に検討、予想しました。
本命馬は、現在(8:36)2番人気のヘデントールでいきます。
勝負目は上記の通り、そのヘデントールから上記の5頭に馬連流しで勝負です。
さて、どうでしょうか。


タグ:青葉賞
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第29回 ユニコーンステークスの予想  [競馬予想]

第29回 ユニコーンステークスの予想

◎ 4 ミッキーファイト

○ 5 ラムジェット
▲ 8 ラオラシオン
△16 ハーバーライト
△10 エイカンソウル
△14 ピュアキアン
  
4番             単勝1点
4-5,8,16
,10,14 馬連点流し

以上計6点


2001年以来昨年まで、6月に東京1600mダートで行われていたユニコーンステークスでしたが、今年から2か月半前倒しで、京都1900mダートでの施行として新たに開催されることになりました。
3歳の京都1900mダートとしては、1勝クラスが1レースあるだけで、あとはすべて未勝利戦という中ですので、オープン、重賞としてのデータはなく、完全に手探りでの検討、予想となります。
とりあえず、その1勝クラス、未勝利戦での傾向をザっと見ながら検討いたしました。
特に血統を重視いたしました。
血統としては、ノーザンダンサー系のストームバード系やナスルーラ系の産駒がちょこちょこ見られたので、本命馬をそのストームバード系のドレフォン産駒のミッキーファイトにいたしました。
やっぱり現在(8:27)1番人気になってしますね(^^;
そのミッキーファイトから上記の5頭に馬連流しで勝負です。
選んだ馬は、ナスルーラ系産駒、ドレフォン産駒に、結構ミスタープロスペクター系のホッコータルマエ産駒も見られたので、その2頭も入れて、以上5頭にいたしました。
出たとこ勝負ですね(^^ゞ
さて、どうでしょうか。


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第31回 青葉賞のデータ [競馬データ]

重賞となった94年以降過去30年、連対馬60頭、3着馬30頭からです。


まず父の血統を着順別に見ていきます。
1着馬では、ヘイルトゥリーズン系が30頭中23頭占めていました。
その内訳は、サンデーサイレンス系が19頭と圧倒的に多く、そのうちサンデーサイレンスが7頭、サンデーサイレンスの仔が12頭(ディープインパクトが4頭、ハーツクライが3頭、アグネスタキオン、ゼンノロブロイ、ステイゴールド、オルフェーブル、キタサンブラックが各1頭)となっています。
あと残りはロベルト系で、その内訳は、クリスエスが1頭、そのクリスエスの仔のシンボリクリスエスが2頭、そしてタニノギムレットが1頭となっていました。
あと、残り8頭は、ミスタープロスペクター系が4頭(ルーラシップが2頭、ザフォニック、キングカメハメハ)、ノーザンダンサー系が2頭(ビーマイベスト系のダンスホール、サドラーズウェルズ系のカーネギー)、ナスルーラ系も2頭(トニービン、ゴールデンフェザント)、となっています。
ただし、ノーザンダンサー系の2頭は96年と00年、ナスルーラ系(グレイソブリン系)の2頭は94年と97年と、00年以前での1着で、01年以降昨年までの23年間の1着馬は、ヘイルトゥリーズン系が19頭、ミスタープロスペクター系が4頭(01年、15年、19年、21年)となっていました。

2着馬では、ヘイルトゥリーズン系は13頭、そのうち12頭がサンデーサイレンス系で、その内訳は、ディープインパクトが3頭、ゼンノロブロイが2頭、サンデーサイレンス、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、マンハッタンカフェ、アグネスタキオン、ステイゴールド、ハーツクライが各1頭、あと、ロベルト系でマヤノトップガンが1頭となっています。
あと、僅差でノーザンダンサー系が12頭となっています。
その12頭では、サドラーズウェルズ系が4頭、ノーザンテースト系が3頭、ダンチヒ系が2頭、エルグランセニョール系、リファール系、ヴァイスリージェント系が各1頭となっていました。
あと残り5頭は、ミスタープロスペクター系が4頭(キングカメハメハ2頭(10年、19年)ジェイドロバリーが1頭(96年)、ドゥラメンテ(21年))で、あとブランドフォード系のノヴェリストが1頭となっていました。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が17頭(ディープインパクトが6頭、ザンデーサイレンス、ゼンノロブロイが各2頭、サザンヘイロー、ダンスインザダーク、ゴールドアリュール、ハーツクライ、シンボリクリスエス、ワールドエース、キズナが各1頭)、ノーザンダンサー系が5頭(95年~03年の中)、ナスルーラ系も5頭(94年~04年の中で4頭と19年)、ミスタープロスペクター系が2頭(ワークフォース(17年)、ルーラーシップ(22年)、トゥルビョン系のメジロマックイーン(98年)が1頭となっています。

ちなみに19年、初めてミスタープロスペクター系産駒が1着、2着独占、のみならず、3着にナスルーラ系(ジャングルポケット)産駒が入り、久々に3着以内にサンデーサイレンス系産駒を代表とするヘイルトゥリーズン系が1頭も入りませんでした。
ただその年は、出走馬16頭中サンデーサイレンス系が6頭に対してミスタープロスペクター系が7頭と上回っていました。
さらに21年では、ミスタープロスペクター系産駒が1着、2着独占となりましたが、その時の内訳は、出走馬18頭中ヘイルトゥリーズン系が4頭(うちサンデーサイレンス系は3頭)に対しミスタープロスペクター系は11頭と圧倒的に多くなっていました。
22年は、出走馬14頭中、ヘイルトゥリーズン系が14頭(うちサンデーサイレンス系が13頭)に対してミスタープロスペクター系は4頭となっていて、結果は、1着、2着が共にサンデーサイレンス系のディープインパクト産駒で、3着はミスタープロスペクター系のルーラーシップでした。
今年の登録馬19頭では、そのうち14頭をヘイルトゥリーズン系が占め、その中でサンデーサイレンス系は13頭。ロベルト系は1頭でした。
あと5頭はミスタープロスペクター系となっています。
また、19年の中で、1頭のみ出走していたナスルーラ系産駒が久々に3番人気で3着に入ったのはたいしたものだと思いました。

そのナスルーラ系ですが、昨年までも毎年触れていますけれど、父かBMS(母の父)でナスルーラ系が入っていたのが連対馬では60頭中10頭であったのに対し、3着馬では30頭中16頭も占めていたことはちょっとおもしろいデータとなっています。
しかし、10年に1着と3着とナスルーラ系絡みの馬は2頭入ったあと、それ以降の11年から14年までの4年間は3着以内に1頭も入りませんでした。
その後の8年間では、連対馬では15年1着馬レーヴミストラルと16年2着馬レッドエルディストの2頭、3着馬では16年レーヴァテインと19年ピースワンパラディと23年ティムールの3頭が入っています。
そのナスルーラ系絡みの3着以内に入った馬の人気ですが、2着馬で1頭、3着馬で3頭、二桁人気の馬がいましたが、その他は6番人気以上の上位人気でした。
ちなみに今回の登録馬でナスルーラ系絡みの馬は、シュガークンの1頭となっています。


次に当日の人気ですが、1番人気は30年中17頭が連対、5頭が3着、また2番人気も11頭が連対と多く、4頭が3着ということで、1番人気と2番人気が結構上位着順に来ていることがわかります
ちなみに、1番人気と2番人気が共に3着以内に入ったのは、30年中10年ありました。
(そのうち共に連対したのは7年)
ただ、その10年のうち8年は、94年から05年までの12年間の中の出来事で、06年から昨年23年までの18年間の中では、10年と23年の2回入っただけでした。

逆に、1番人気と2番人気が共に3着以内をはずしたのは、96年、01年、07年の3回で、それぞれの一番の上位人気は、96年は4番人気、01年、07年は共に3番人気となっていました。
あと、3番人気は5頭が連対、5頭が3着、4番人気は6頭が連対、3着には2頭来ていました。
それから5番人気は4頭が連対、1頭が3着、6番人気は3頭が連対、4頭が3着、7番人気は5頭が連対、8番人気は2頭が連対、3着馬が1頭、あと9番人気が1頭連対、10番人気は3頭が連対、15番人気は1頭が連対、それから11番人気が2頭、13番人気が2頭、それぞれ3着に来ていました。

また、96年、11年、13年、16年、18年を除く25年で、片方か両方で1番人気から3番人気の上位の馬が連対していました。
それから1番人気に関して言えば、過去30年では、01年1番人気のダイイチダンヒルが単勝オッズ2.4倍で6着、11年1番人気のトーセンレーヴは2.5倍で3着、13年1番人気のレッドレイヴンが1.8倍で11着、16年のレーヴァテインが4.2倍で3着、18年のスーパーフェザーが3.7倍で3着、20年フィリオアレグロが2.6倍で3着、22年レヴァンジルが2.6倍で5着と、それぞれ連対できませんでしたが、昨年までのところ、それより低いオッズの馬はすべて連対していました。
逆に、4倍以上の単勝オッズで1番人気になった中では、00年のカーネギーダイアン(4.2倍)と15年のレーヴミストラル(4.1倍)の2頭が1着になっています。


次に臨戦過程ですが、連対馬では、00年より以前の6年の前走を見てみますと、「500万下条件戦」が5頭と最も多く、「皐月賞」、「オープン特別」が各3頭、「弥生賞」が1頭となっていました。
00年以降24年の連対馬48頭では、「500万下条件戦(1勝クラス)」が21頭と最も多く、次いで「毎日杯」が9頭、「弥生賞」が6頭、「スプリングS」が3頭、「未勝利戦」が2頭、オープン特別の「すみれS」、オープン特別の「若葉S」が各2頭、「京成杯」「京都2歳S」「共同通信杯」が各1頭となっていました。
このように、00年以降では500万下条件戦組(1勝クラス)と毎日杯組の活躍が目立っています。
毎日杯組の連対馬9頭の前々走ですが、すべて連対していました。
今回では、前走毎日杯を走った馬はサトノシュトラーセの1頭となっています。
一方、前走500万下条件戦組(1勝クラス)は、00年以前は5頭、以降は21頭と全体的にもよく連対していますが、その計26頭の前々走ですが、1着が10頭、2着が6頭(1着からの降着馬1頭含む)、3着が6頭、4着が3頭、7着が1頭(京成杯)となっていました。
今回の登録馬19頭中で、前走1勝クラス(500万下条件戦)だった馬9頭いますが、そのうち前々走が4着以上だったのは、シュガークン(前走1着、前々走未勝利戦1着)、ディマイザキッド(前走3着、前々走共同通信杯4着)、ヘデントール(前走1着、前々走未勝利戦1着)、マーシャルポイント(前走1着、前々走未勝利戦1着)の4頭となっています。
ただ、残りの5頭中3頭の前々走は重賞で7着以下となっています。
あと、前走重賞の登録馬は、前走スプリングS7番人気4着のコスモブッドレア、前走毎日杯3番人気6着のサトノシュトラーセ、前走弥生賞5番人気5着のシュバルツクーゲル、同じく前走弥生賞1番人気6着のトロヴァトーレ、前走共同通信杯9番人気3着のパワーホール、同じく前走共同通信杯7番人気8着のフォスターボンドの6頭。
前走オープン特別の登録馬は、前走伏竜S(ダート)5番人気5着のサンライズソレイユ、前走すみれ賞5番人気4着のジンセイの2頭となっています。

続けて3着馬の前走も見てみますと、やはり前走500万下組が最も多く、30頭中20頭も占めています。
あと、毎日杯が3頭、皐月賞が2頭、弥生賞、共同通信杯、オープン特別のマーガレットS、すみれS若葉Sが各1頭となっています。


毛色ですが、連対馬を上記と同じように同じように00年より以前と00年以降に分けてみますと、まず00年以前6年間では、鹿毛が6頭、栗毛が3頭、黒鹿毛が2頭、芦毛が1頭でした。
00年以降24年間では、鹿毛が21頭と最も多く、続いて黒鹿毛が13頭、栗毛が7頭、青鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
その黒鹿毛13頭のうち8頭が、先にあげた00年以降の前走500万下条件戦18頭の中の8頭にあたります。
残りの5頭の前走は、重賞が4頭(スプリングS2頭、毎日杯、弥生賞が各1頭)、オープン特別が1頭となっていました。

ちなみに、連対した前走毎日杯組9頭も見てみますと、07年1着の黒鹿毛馬ヒラボクロイヤルを除いて他は黒鹿毛以外の毛色となっていました。
今回の登録馬で、前々走4着以上で前走1勝クラス(500万下条件戦)を走った黒鹿毛の馬は、シュガークン、ヘデントール、マーシャルポイントの3頭となっています。
前走重賞、オープン特別を走った黒鹿毛馬は、サンライズソレイユ(前走オープン特別伏竜S(ダート)5着)、シュバルツクーゲル(前走弥生賞5着)、フォスターボンド(前走弥生賞8着)の3頭となっています。
3着馬の毛色ですが、鹿毛が14頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が5頭、あと青鹿毛が2頭、芦毛、栃栗毛が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、連対馬では3枠と5枠が各10頭、1枠と6枠が各9頭、2枠、7枠が各7頭、3枠が6頭、8枠が2頭となっています。
3着馬では、7枠が7頭、5枠が6頭、4枠が4頭、1枠と2枠と3枠と8枠が各3頭、6枠が1頭となっています。

 

 

以上ですが、まずはこのレースでかつて強かった「黒鹿毛馬」、そして「前走500万下戦組」の取捨選択から始めていきたいと思います。
ただ、ここ5年の連対馬10頭中8頭は鹿毛馬でしたのでここは悩むところです。(残り2頭は青鹿毛、黒鹿毛)
あとは、ここのところよく連対しているミスタープロスペクター系産駒の検討になりますね。
今回の登録馬ではグランアルティスタ、シュガークン、トロヴァトーレ、ヘデントール、ロジルーラの5頭がミスタープロスペクター系産駒となっています。
また、サンデーサイレンス系、特にディープインパクト系もかなり強いですが、キズナ産駒など、登録数が多いのでここも悩みます。
いずれにせよ、人気、オッズが出て来てからいろいろ悩みながら結論を出していこうと思います。


それから蛇足として、毎年触れていますが、青葉賞上位3頭からダービーで3着以上に入った馬の頭数を挙げておきます。
重賞になった94年以降30年、青葉賞1着馬でダービーに出走したのは28頭。
そのうちダービーで1着になった馬は1頭もなし、2着になったのは6頭、3着になったのは2頭となっていました。
連対率(2着率)は21.4%、複勝率は28.6%となっています。
青葉賞2着馬では、27頭出走し、ダービー3着以内に入ったのは2頭(13年2着アポロソニック、23年3着ハーツコンチェルト)のみとなっています。
青葉賞3着馬ですが、10年以降はダービー優先出走権が2着以上となった為、11年の3着馬が連闘でプリンシパルSに出走で勝ってダービーに出た以外、それ以降はダービーに出走した馬はなく、結局、30年中出走したのは13頭となって少なくなっています。
その13頭ですが、ダービーでは3着以内に1頭も入っていませんでした。

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第169回 天皇賞(春)のデータ [競馬データ]

21年、22年と京都競馬場が大規模整備工事のため、阪神競馬場で行われていましたが、昨年、3年振りに新しい京都競馬場に戻っての開催となりました。
ということで、86年以降、94年、その21年、22年を除くの阪神開催を除く35年、連対馬70頭、3着馬35頭からです。
今年も昨年までと同じように着順ごとで見ていきます。

まず1着馬ですが、当日の人気は1番人気が11頭、2番人気が12頭、3番人気が3頭、4番人気が3頭と上位4番人気までで35頭中29頭も占めています。
あと、それ以下の人気で優勝したのは、
03年の7番人気ヒシミラクル
04年の10番人気イングランディーレ
05年の13番人気スズカマンボ
09年の12番人気マイネルキッツ
11年の7番人気ヒルノダムール
12年の14番人気ビートブラック
の6頭となっています。
こう見てみますと、03年以降の19年間のうち6年の1着馬が7番人気以下の下位人気で、そのうち4年が二桁人気となっていることがわかります。

さて、この下位人気の6頭ですが、マイネルキッツを除く5頭の共通項は、いずれも3000m芝以上の出走経験があり、そのうち、ヒシミラクルは菊花賞を、イングランディーレはダイヤモンドSを制しています。
あと3頭、そのうちスズカマンボ、ヒルノダムールですが、前年の菊花賞ではそれぞれ6着、7着に敗れたものの、両馬とも勝ち馬から0.4秒差とそれなりに善戦していました。
もう1頭、ビートブラックも前々年の菊花賞で勝ち馬から0.2秒差の3着、前年のダイヤモンドSで同じく0.6秒差の4着でした。

今回の登録馬で昨年の菊花賞を走った馬は、1着馬ドゥレッツァ、2着馬タスティエーラ、5着馬サヴォーナの3頭が登録してきました。
まずは、登録してきた昨年の菊花賞ドゥレッツァの取捨選択が先決のようですね。


次に、1着馬の父の血統ですが、ヘイルトゥリーズン系が35頭中18頭、続けてノーザンダンサー系が35頭中8頭と、この二系統が7割以上を占めていました。
そのヘイルトゥリーズン系18頭の内訳ですが、サンデーサイレンスが4頭、サンデーサイレンスの仔が13頭(ステイゴールドが4頭、ディープインパクト(のべ)が3頭、リアルシャダイ、ブラックタイド(のべ)が2頭ずつ、マンハッタンカフェ、ミスキャストが各1頭)、そしてブライアンズタイムが1頭となっています。
実に、19年に勝ったフィエールマンが初めてのディープインパクト産駒の菊花賞優勝馬となっています。
それからノーザンダンサー系8頭の内訳ですが、サドラーズウェルズ系が(のべ)3頭、ニジンスキー系、ノーザンテースト系、リファール系、ヴァイスリージェント系、ダンチヒ系が各1頭となっています。
あと残りは、ナスルーラ系が4頭(グレイソブリン系が2頭、ネヴァーベンド系、レッドゴッド系が各1頭)、セントサイモン系とトゥルビョン系が各2頭、サッカーボーイが1頭となっていました。

ちなみに、21年1着のワールドプレミアは、ディープインパクト産駒として2頭目、昨年23年1着のジャスティンパレスが3頭目となっています。
また、22年1着のタイトルホルダーは、ミスタープロスペクター系、キングカメハメハ系の仔ドゥラメンテ産駒で、通してミスタープロスペクター系が1着になったのはこれが初めてでした。

次に毎年取り上げていますが、1着馬の前々走の人気にまた着目してみます。
1着馬の前々走が1番人気だったのは35頭中14頭、2番人気は8頭、3番人気は3頭、4番人気は6頭、5番人気は1頭(03年7番人気1着馬ヒシミラクル)でした。
あと離れた7番人気が1頭(19年1番人気1着馬フィエールマン)、9番人気が2頭(09年12番人気1着馬マイネルキッツ、18年2番人気1着馬レインボーライン)となっています。
その35頭中3番人気以下の12頭を改めて見てみますと、その3番人気だったのは02年のマンハッタンカフェ、10年のジャガーメイル、14年のフェノーメノ、4番人気だったのは91年のメジロマックイーン、07年のメイショウサムソン、12年のビートブラック、13年のフェノーメノ、16年のキタサンブラック、5番人気だったのは03年のヒシミラクル、7番人気だったのは19年のフィエールマン、そして9番人気だったのは09年のマイネルキッツと18年のレインボーラインでした。
5歳だったビートブラック、フェノーメノ、レインボーライン、6歳だったマイネルキッツとジャガーメイルの5頭以外の7頭はいずれも4歳馬で、そのうち5頭は前年の菊花賞を制していました。(残る2頭のメイショウサムソンは4着、フェノーメノは未出走)
また、前々走1番人気または2番人気の1着馬の中で前年の菊花賞を制していたのは、06年のディープインパクト(前々走は1番人気)と93年のライスシャワー(前々走は2番人気)、22年のタイトルホルダーの2頭で、結局、菊花賞とその翌年の天皇賞(春)の両方を制していたのは計7頭いたことになります。
あと、阪神競馬場開催となりますが、93年の菊花賞馬ビワハヤヒデ、そして21年の菊花賞馬タイトルホルダーもそれぞれ翌年の天皇賞(春)を制しています。(よって、86年以降では計9頭となります)
今回、昨年の菊花賞を4番人気1着となったドゥレッツァが登録してきましたが、今回の天皇賞(春)も制することができるでしょうか。

ちなみに、前年の菊花賞を走って優勝はできなかったものの翌年の天皇賞(春)を制した4歳馬は、
98年のメジロブライト(菊花賞2番人気3着)
99年スペシャルウイーク(同1番人気2着)
00年のテイエムオペラオー(同2番人気2着)
05年のスズカマンボ(同5番人気6着)
07年のメイショウサムソン(同1番人気4着)
11年のヒルノダムール(同3番人気7着)
の6頭がいます。
この6頭の前々走ですが、メイショウサムソン(前々走有馬記念4番人気5着)、ヒルノダムール(前々走京都記念2番人気3着)を除く4頭は1番人気でした。
今回登録している中で前年の菊花賞2着以下の馬は、2番人気2着のタスティエーラ(前々走有馬記念5番人気6着)、7番人気5着のサヴォーナ(前々走が日経新春杯4番人気2着)の2頭となっています。
また、該当期間内では、4歳馬で86年のクシロキング(3番人気)、88年のタマモクロス(1番人気)の2頭が菊花賞に出走しないで翌年の天皇賞(春)を制しています。
今回の4歳馬で菊花賞に出走していない登録馬ですが、ゴールドプリンセス、スマートファントムの2頭となっています。

さらに前走も見てみますと、最も多く前走のレースとして優勝馬を出したのは、阪神大賞典の14頭で、
08年優勝したアドマイヤジュピタ(前走4番人気1着)
12年優勝したビートブラック(前走6番人気10着)
を除けば、残り12頭は前走1番人気か2番人気か3番人気でした。
また、89年優勝したイナリワンの前走阪神大賞典2番人気5着と12年優勝したビートブラックの前走阪神大賞典6番人気10着以外の12頭はすべて1着でした。
今回の登録馬で前走阪神大賞典1着馬は、2番人気1着となったテーオーロイヤルとなっています。
あと、前走阪神大賞典2着以下の登録馬は、6番人気2着のワープスピード、1番人気3着のブローザホーン、7番人気4着のプリュムドール、3番人気6着のサヴォーナ、5番人気7着のディープポンド、10番人気8着のメイショウブレゲ、4番人気11着のシルヴァーソニックとなっています。

ここで、昨年まで触れた前走阪神大賞典で1番人気だった馬をクローズアップしてみようと思います。
データと同じく86年以降23年まで、過去38年(95年の京都競馬場開催、91年と94年の中京競馬場開催も含む)の阪神大賞典の1番人気の馬38頭の天皇賞(春)での成績を見ていきたいと思います。(天皇賞(春)も94年、21年、22年の阪神競馬場開催も含みます)
その38頭中、天皇賞(春)には31頭出走していて、1着が9頭、2着が3頭、3着が9頭、4着以下が10頭となっていました。
率で言えば、勝利率は29.0%、連対率は38.7%、複勝率は67.7%になります。
ちなみに、その中で「1番人気1着」で限定しますと、全部で18頭いて、そのうち17頭が出走、1着は8頭、2着は1頭、3着は5頭、4着以下は3頭となっていました。
この4着以下の3頭というのは、まずは04年天皇賞(春)で13着で敗れたリンカーンでしたが、原因は体調不良だったと言われています。
このリンカーンですが、翌年の天皇賞(春)では6着、その次の年では2着と奮闘いたしました。
そしてもう2頭は、いずれも同じゴールドシップで、13年は1番人気5着、14年は1番人気7着と共に敗れています。
原因はわからないようですが、その後の臨戦過程を見ますと、菊花賞では勝ったものの、その後のこの天皇賞(春)、京都大賞典での行きっぷりの悪さをから、京都競馬場に難点があるようにも思えました。
しかしながら、その後の15年、3回目を迎えたゴールドシップは、そんな心配は余所に、見事快勝してしまいました。
ちなみに、阪神大賞典1番人気1着馬の天皇賞(春)での戦績を率にいたしますと、勝率は47.0%、連対率も52.9、複勝率は実に82.3%になります。
ちなみに、22年の阪神大賞典で1番人気1着だったディープポンドは、阪神競馬場で行われた天皇賞(春)では1番人気2着となっています。
ディープポンドは実に、阪神競馬場施行での21年、22年、京都競馬場に戻った昨年23年と、3年連続で2着となっています。
今年も登録していますので、4年連続馬券圏内に入るかどうか、検討が必要かも知れません。
ちなみに、今回の阪神大賞典の1番人気馬はブローザホーンで3着となっています。

そして次に多かったのは日経賞の7頭で、09年このレース7番人気2着から挑んで天皇賞を制したマイネルキッツ、14年同じく2番人気5着から挑んで2連覇を達成したフェノーメノを除く5頭はすべて1番人気でした。
しかしながら、今回の登録馬では、前走日経賞で1番人気(5着)だったボッケリーニの登録はありません。
あと、5番人気4着だったマテンロウレオ、10番人気9着だったウインエアフォルクの2頭が登録しています。

次に多かったのは大阪杯の7頭で、03年のヒシミラクル(8番人気7着)、16年のキタサンブラック(5番人気2着)以外の5頭は大阪杯では1番人気でした。
また、そのヒシミラクル、キタサンブラックと01年のテイエムオペラオー(4着)以外の4頭は大阪杯では1着でした。
そのヒシミラクルとキタサンブラックは前年の菊花賞を制していました。
今回、前走大阪杯を走った馬は、1番人11着のタスティエーラが登録しています。

あと、前走中山記念が2頭(86年1番人気1着、96年9番人気1着)、オープン特別(05年大阪-ハンブルクC3番人気3着)、京都記念(10年3番人気2着)、AJCCが1頭(19年1番人気2着)、有馬記念が1頭(20年6番人気4着)、地方の重賞ダイオライト記念(2400mダート)が1頭(04年4番人気2着)となっていました。


続いて2着馬ですが、同じく当日人気を見てみますと、1番人気は4頭、2番人気は3頭、3番人気は8頭、4番人気は6頭、5番人気は1頭と、上位5番人気まででは35頭中22頭と、1着馬ほど信頼性がないように思われます。
あとは、6番人気、7番人気が各2頭、8番人気、10番人気が各1頭、11番人気が3頭、13番人気が2頭、14番人気、16番人気が各1頭と、二桁人気だけでも8頭2着に入っていたことになります。

次に、2着馬の父の血統ですが、ヘイルトゥリーズン系が35頭中17頭と最も多く、続いてノーザンダンサー系が35頭中8頭となっていました。
そのうちヘイルトゥリーズン系17頭の内訳ですが、サンデーサイレンスの仔ハーツクライが5頭、サンデーサイレンスが3頭、リアルシャダイとブライアンズタイム、サンデーサイレンスの仔ディープインパクトが各2頭、サンデーサイレンスの仔のアドマイヤベガ、ステイゴールドが各1頭、ディープインパクトの仔キズナが1頭となっていました。

そして、ノーザンダンサー系8頭の内訳は、ノーザンテースト系、リファール系が各2頭、ニジンスキー系、トライマイベスト系、サドラーズウエルズ系、ダンチヒ系が各1頭となっていました。
あと残りは、ナスルーラ系が5頭(ネヴァーベンド系とグレイソブリン系が各2頭、レッドゴッド系が1頭)、ミスタープロスペクター系が2頭、エルバジェ系、サーゲイロード系、トゥルビョン系が各1頭となっています。

同じくその前々走の人気を見てみますと、1着馬ほどではないにしても上位人気で占められています。
まず1番人気が5頭、2番人気が7頭、3番人気が12頭、あと4番人気が3頭(1着、4着、2着)、5番人気が2頭(7着、6着)、6番人気が2頭(3着、2着)、7番人気(3着)、10番人気(1着)、12番人気(5着)、16番人気(15着)が各1頭となっていました。
それから、2着馬では1頭だけ前々走準オープン特別を走った馬(88年のランニングフリー、3番人気2着)がいました。
そして、2着馬の前々走の着順ですが、上位3着をはずした馬は95年のステージチャンプ(前々走目黒記念3番人気8着)、96年のナリタブライアン(前々走有馬記念2番人気4着)、03年のサンライズジェガー(前々走京都記念3番人気12着)、08年のメイショウサムソン(前々走有馬記念1番人気8着)、09年のアルナスライン(前々走アメリカJCC3番人気6着)、10年のマイネルキッツ(前々走アメリカJCC4番人気4着)、11年のエイシンフラッシュ(前々走有馬記念5番人気7着)、12年のトーセンジョーダン(前々走有馬記念3番人気5着)、13年のトーセンラー(前々走新潟記念1番人気7着)、15年のフェイムゲーム(前々走アメリカJCC3番人気12着)、16年のカレンミロティック(前々走ジャパンC16番人気15着)、17年のシュヴァルグラン(前々走有馬記念5番人気6着)、19年のグロリーヴェイズ(前々走菊花賞12番人気5着)、20年のスティッフェリオ(前々走AJCC3番人気8着)、23年のディープポンド(前々走有馬記念8番人気8着)の15頭となっていました。
特に13年までの6年連続で2着馬は前々走3着をはずしていました。
その翌年の14年の2着馬ウインバリアシオンの前々走は有馬記念2着とまた3着以内に入っていましたが、15年の2着馬フェイムゲームの前々走はAJCC12着、16年の2着馬カレンミロティックの前々走はジャパンC15着、17年の2着馬シュヴァルグランの前々走は有馬記念5番人気6着と再び3年連続と前々走3着以内を外しています。

18年の2着馬は、2年連続2着となったシュヴァルグランで、前々走は有馬記念3番人気3着と3着以内に入っていました。
19年の2着馬はグロリーヴェイズで、前々走は菊花賞12番人気5着と、また3着以内を外してしました。
20年の2着馬はステイッフェリオで、前々走はAJCC3番人気8着と、また3着以内を外してしました。
そして、2年間の阪神競馬場代替の後の京都競馬場再開の23年の2着馬はディープポンドで、前々走は有馬記念8番人気8着と3着以内w外しています。
一応、前々走3着以内を外した馬には要注意のようです。
ちなみに、昨年まで3年連続2着となったディープポンドの阪神競馬場開催での前々走は、21年は中山金杯2番人気14着、22年は有馬記念5番人気2着となっていました。
今回の登録馬21頭では、前々走3着以内をはずした馬は10頭います。

2着馬の前走のレースも見てみますと、最も多く前走のレースとして2着馬を出したのは日経賞と阪神大賞典で、各10頭となっていました。
その人気着順に関してですが、日経賞は関係ないように思われますが、阪神大賞典での前走の人気ですが、5番人気以上の上位人気となっていました。

また、その前走阪神大賞典だった10頭の前々走は、16年2着のカレンミロティック(前々走ジャパンカップ16番人気)、23年2着のディープポンド(前々走有馬記念8番人気)以外の8頭は5番人気以上でした。
今回の前走阪神大賞典の登録馬8頭で前走も前々走も5番人気以上だったのは、テーオーロイヤル、ブローザホーン、サヴォーナの3頭となっています。
ただし、その登録馬8頭のうち、前々走が有馬記念だったのは1頭で、5番人気7着だったディープポンドは有馬記念では9番人気15着となっています。

あと、2着馬でこの二つのレース以外の残り15頭ですが、まず大阪杯が5頭で、それぞれ1番人気1着、2番人気6着、3番人気3着、2番人気3着、4番人気13着となっていました。

今回では、上記でも挙げましたように1番人気11着だったタスティエーラ1頭が登録しています。
そして、それ以外の10頭の前走のレースはみんなばらばらでした。
また、前走大阪杯を含む残り15頭中13頭のその前走の人気は4番人気以上の上位人気で、あと2頭もそれぞれ7番人気(オープン特別、05年のビッグゴールド)、6番人気(京都記念、13年のトーセンラー)でしたが共に1着となっていました。
さらに前々走の人気ですが、15頭中11頭が3番人気以上、あと4頭は京都記念7番人気3着(86年メジロトーマス)とオープン特別10番人気1着(05年ビッグゴールド)、有馬記念5番人気7着(11年エイシンフラッシュ)、菊花賞12番人気5着(19年グロリーヴェイズ)となっていました。
今回の登録馬で、前走日経賞と阪神大賞典以外のレースで4番人気以上の上位人気、前々走で3番人気以上の上位人気だった馬は、前走アメリカジョッキーCCで3番人気1着、前々走アルゼンチン共和国杯2番人気3着だったチャックネイト、前走3勝クラス1番人気1着、前々走2勝クラス1番人気1着のスマートファントムの2頭となっています。
また、同じく前走日経賞と阪神大賞典以外のレースで、前々走有馬記念、菊花賞を走って、前走4番人気以上だった登録馬は、前走金鯱賞1番人気2着、前々走菊花賞4番人気1着だったドゥレッツァ1頭がいます。
また、同じく前々走、前走ともに1着だった登録馬ですが、先ほど挙げたスマートファントム1頭となっています。

続いて3着馬ですが、その臨戦過程だけを取り上げますと、その前走は、10年のメイショウドンタク(前走オープン特別5番人気11着)1頭を除いてすべて重賞で、その前走重賞34頭の前走の人気は、86年のフリートホープ(5番人気)、88年のメジロデュレン(5番人気)、90年のカシマウイング(6番人気)、91年のオースミシャダイ(5番人気)、06年のストラタジェム(日経賞6番人気)、08年のアサクサキングス(大阪杯4番人気)、13年のレッドカドー(ドバイワールドC11番人気)、14年のホッコーブレーヴ(日経賞10番人気)、15年のカレンミロティック(阪神大賞典6番人気4着)、19年のパフォーマプロミス(京都記念4番人気4着)の10頭を除く24頭は1番人気から3番人気の間でした。
また着順も35頭中28頭が1着から3着と、大半が上位人気上位着順となっていました。
また前々走も、35頭中19頭が同じく人気も1番人気から3番人気、着順も1着から3着の間でした。
そして、当日の人気も35頭中26頭が5番人気以上と上位人気でした。

あと、3着の前走のレース別を見てみますと、1番多かったのは阪神大賞典の15頭でした。
その人気は、15年のカレンミロティック(前走6番人気4着)を除いて他はすべて3番人気以上の上位人気でした。
着順は、失格1頭を除き4着以上でした。
今回の登録馬では1番人気だったブローザホーン、2番人気だったテーオーロイヤル、3番人気だったサヴォーナの3頭が該当します。
続いて日経賞が8頭で着順は3着以内でした。
しかしながら、前走日経賞で3着以上に入った馬の登録はありません。
続いて大阪杯が6頭で、その人気は5番人気以上となっていました。
今回前走大阪杯で5番人気以上だった馬は、1番人気(11着)のタスティエーラの1頭となっています。
あと残り4頭は、京都記念が2頭(1番人気1着、4番人気4着)、目黒記念が1頭(5番人気3着)、海外(サウフアラビア)の重賞が1頭(2番人気1着)、オープン特別が1頭(5番人気11着)、外国馬でドバイワールドカップが1頭(11番人気2着)となっています。
今回の登録馬で、阪神大賞典、日経賞、大阪杯以外で前走5番人気以上か、前走1着か2着だった登録馬は、前走3勝クラス特別で2番人気1着だったゴールドプリンセス、前走ダイヤモンドS1番人気2着だったサリエラ、前走3勝クラス1番人気1着だったスマートファントム、前走アメリカジョッキーCC3番人気1着だったチャックネイト、前走金鯱賞1番人気2着だったドゥレッツァ、前走オープン特別5番人気9着だったハピとなっています。

ちなみに、阪神競馬場施行でのこの2年の天皇賞(春)での3着馬ですが、
21年3着カレンブーケドール
血統、ヘイルトゥリーズン系サンデーサイレンス系ディープインパクト系産駒
前走  日経賞1番人気2着
前々走 有馬記念3番人気5着
22年3着テーオーロイヤル
血統、ミスタープロスペクター系キングカメハメハ系リオンディーズ産駒
前走  ダイヤモンドS2番人気1着
前々走 2勝クラス1番人気1着
となっています。


あとはいつものデータを挙げていきたいと思います。
まず毛色ですが、連対馬では鹿毛が31頭、黒鹿毛が14頭、栗毛が9頭、青鹿毛が7頭、芦毛が6頭、栃栗毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
この中で、連対した栗毛馬9頭ですが、09年12番人気1着のマイネルキッツ、16年13番人気2着のカレンミロティックを除く7頭はそれぞれ上位人気となっていました。(97年のマヤノトップガンが2番人気1着、00年、01年の2年連続テイエムオペラオーがどちらも1番人気1着、08年のアドマイヤジュピタが4番人気1着、10年のマイネルキッツが4番人気2着、17年4番人気2着と18年1番人気2着のシュヴァルグラン)
3着馬では、鹿毛が16頭、栗毛が11頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が3頭、栃栗毛が1頭となっています。

ちなみにここ最近の阪神競馬場施行での天皇賞(春)での上位3頭の毛色は、

21年「黒鹿毛-青鹿毛-鹿毛」
22年「鹿毛-青鹿毛-鹿毛」
となっていました。


年齢別では、5歳馬が70頭中26頭ですが、1着が12頭、2着は14頭となっていました。
続いて、4歳馬もお案軸連対馬70頭中26頭、そのうち18頭が1着、8頭が2着となっています。
そして6歳馬が15頭で、1着5頭、2着10頭となっています。
あと7歳馬は2頭、8歳馬は1頭で、その3頭は2着となっていました。
3着馬では、5歳馬が34頭中14頭と最も多く、4歳馬が11頭、6歳馬と7歳馬が各5頭となっていました。

ちなみにここ最近の阪神競馬場施行での天皇賞(春)での上位3頭の年齢は、

21年「5歳-4歳-5歳」
22年「4歳-5歳-4歳」
となっていました。


枠順の出目ですが、連対馬では、1枠が11頭、4枠が10頭、2枠、6枠、7枠が各9頭、5枠と8枠が各8頭、3枠が6頭とほぼまんべんなく分かれていますが、1着馬だけ見てみますと、1枠から4枠までで35頭中25頭も占めていました。(2着馬は11頭)
あと3着馬ですが、6枠と8枠が各7頭、5枠が6頭、4枠と7枠が各4頭、2枠が3頭、1枠と3枠が各2頭と外枠有利となっています。

ちなみに昨年阪神競馬場施行での天皇賞(春)での上位3頭の枠順は、

21年「1枠-6枠-2枠」
22年「8枠-8枠-4枠」
となっていました。



以上ですが、とにもかくにも、向こう正面から3コーナーにかけての4mもある上り坂に、そこから一気に4m近く下るというトリッキーな京都競馬場、それをスタート直後と2周目と2度も。
ここをどう攻略するか、そしてどう生かすことができるかが勝敗の鍵を握っていると言っても過言ではないですね。
時には、直線での失速の原因、または最悪、故障発生も。
本当に大変なレースかと思います。
でも、騎手はその点、百戦錬磨、その駆け引きもすごく見どころがあって、見応えあるレースとなっています。
血統、臨戦過程などなど、いろいろデータはありますが、人気、オッズを見ながらじっくり検討し、予想していきたいと思います。

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今日の単勝1点勝負(4/21)の結果 [競馬予想の結果]

福島9R 燧ヶ岳特別
◎ 7 ウインマイルート  1番人気1着 260円

京都9R 比良山特別 
◎ 1 ラスハンメル    3番人気8着

東京9R 石和特別
◎ 8 ルクスビッグスター 2番人気3着


福島10R 飯盛山特別
◎ 7 グランドゴールド  3番人気1着 560円

京都10R センテニアル・パークステークス
◎ 3 デコラシオン    4番人気3着

東京10R 鎌倉ステークス
◎13 ロードフォンス   3番人気2着

福島11R 福島中央テレビ杯
◎15 スムースベルベット 7番人気16着


京都11R マイラーズカップ
◎ 3 セリフォス     2番人気2着


東京11R フローラステークス

◎13 カニキュル     4番人気3着


2勝で、100円換算にして、900円投資の820円の回収、トータルはマイナスでした。
また、がんばります。

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第59回 フローラステークスの予想の結果  [競馬予想の結果]

第59回 フローラステークスの予想の結果

◎13 カニキュル     4番人気 3着

○ 1 バロネッサ     1番人気 7着
▲10 マルコタージュ   9番人気13着
△ 8 アドマイヤベル   2番人気 1着
△14 クリスマスパレード 3番人気 4着
△ 6 トロピカルティー  5番人気 5着
  
13番            単勝1点
13-1,10,
,14,6 馬連点流し

以上計6点


本命馬の4番人気カニキュル、道中最後方から2番手辺りでの追走。
直線大外から上がり、坂を駆け上がる所で一気に駆け上がって6番手辺りまで進出、そこで一旦伸びが鈍りましたが、ゴール前、また伸び始め、これは2番手までは行けるとこの時点で思ってしまいました。
その中、前の馬の集団が粘る中、5番手辺りにいた2番人気アドマイヤベルが一気に前の馬達を差して先頭、そのまま押し切って見事今年のフローラステークスを制しました。
その後、先行馬の中から内で伸びて2番手に上がった6番人気ラヴェンダが2着に。
そして、同じく先行馬の中から3番手に上がって粘っていた3番人気クリスマスパレードが3着で残るかというところ、伸びて来ていたカニキュルがゴール寸前で並びにかかり、並んでゴールいたしました。
写真判定の結果、カニキュルがハナ差制していて3着、クリスマスパレードが4着となりました。
カリキュル、上がり1番時計で頑張ったのですけどねぇ。。。
悔しいですが、これも競馬、仕方ないです。


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第55回 マイラーズカップの予想の結果  [競馬予想の結果]

第55回 マイラーズカップの予想の結果

◎ 3 セリフォス    2番人気2着

○14 ソウルラッシュ  1番人気1着 
▲10 コレペティトール 4番人気8着
△13 セッション    8番人気11着
△ 1 トゥードジボン  5番人気10着

  
3番             単勝         1点
(3→14)→10,13,1 3連複2頭軸4点流し 3点
14)-10,13,1 3連複2頭軸4
点流し 3点

以上計7点


1番人気ソウルラッシュと2番人気セリフォスの抜けた人気の2頭、それに結果的に3着に入った6番人気ニホンピロキーフを含めて、その3頭は道中、中団の同じ位置での競馬。
そして直線、先頭の5番人気トゥードジボン、2番手の8番人気セッションが粘っている中、まず外を、ソウルラッシュとニホンピロキーフの2頭が併せ馬のように伸びて来て、
一気に粘るトゥードジボンの2番手に。
さらに馬群からも一気にセリフォスも伸びて来て、その3頭はそのままトゥードジボンを差して、その3頭での争いとなりました。
しかし、抜けていたソウルラッシュが先頭のまま押し切って見事、今年のマイラーズカップを制しました。
ソウルラッシュはこのレース、阪神で行われた一昨年は1着、京都で行われた昨年は3着、そして今年1着と3年連続馬券圏内に入ったこととなりました。
あと、セリフォスがニホンピロキーフを差して2着に入り、ニホンピロキーフは3着となりました。
トゥードジボン、セッションの前残りを期待したのですが、さすがに差された時点で一気に失速してしまいました。
また、馬券圏内で過去に前走3勝クラス(準オープン)の馬がいなかったので、ニホンピロキーフを外してしまったのが誤算でした。
残念。。。


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今日の単勝1点勝負(4/21) [競馬予想]

福島9R 燧ヶ岳特別
◎ 7 ウインマイルート

京都9R 比良山特別 
◎ 1 ラスハンメル

東京9R 石和特別
◎ 8 ルクスビッグスター


福島10R 飯盛山特別
◎ 7 グランドゴールド

京都10R センテニアル・パークステークス
◎ 3 デコラシオン

東京10R 鎌倉ステークス
◎13 ロードフォンス

福島11R 福島中央テレビ杯
◎15 スムースベルベット


京都11R マイラーズカップ
◎ 3 セリフォス


東京11R フローラステークス

◎13 カニキュル


特別レース、重賞レース、単勝1点勝負です。
トータル9倍以上取れれば勝ちです。
さてどうでしょうか。

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