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第69回 ラジオNIKKEI賞のデータ [競馬データ]

90年以降、96年と11年の中山競馬場開催、00年東京競馬場開催を除く27年、連対馬54頭、3着馬27頭からです。
途中で、名称の変更や、06年に別定戦からハンデ戦に変わるなど施行の内容に変更がありましたが、それに関係なく見ていきます。


まずはレースの傾向の流れを見ていきます。
それは特に96年の馬場の改装の前後に現れていました。
1番人気を見ていきますと、それ以前では6年中4年で連に絡んでいましたが、改装後の97年以降の21年では、04年、05年、12年、14年、15年、16年、18年の7年のみの連対と極端に連絡みが厳しくなりました。
ただ、12年以降、ここ近年の8年間では、13年(15着)、17年(6着)、19年(9着)を除く5年で1番人気が連に絡んでいますので、11年の馬場全面改装で傾向がもしかしたら変わってきたのかも知れません。
それから、90年から95年の6年間と改装後の97年から99年の3年間を足した計9年の連対馬の人気ですが、すべて6番人気以上の上位人気同士で決まっていました。
ところが、振り替え開催で東京競馬場で行われた00年の翌年、01年以降の18年間(11年は除く)では、そのうち11年で8番人気が5頭、9番人気が3頭、10番人気、13番人気が各1頭、14番人気が2頭と、片方、もしくは両方で下位人気の馬が連対していました。
特に、1番人気が連に絡むことが増えた12年以降の8年間、4着も含めば、17年と19年以外で毎年二桁人気の馬が上位に来ています。
ただし、12年以降、16年までの出走馬はすべて16頭、二桁人気の馬が入らなかった17年の出走は12頭立てで、3着に9番人気の馬が入っていました。
19年は16頭の出走で二桁人気馬は4着まで来ませんでしたが、2着に9番人気の馬が入っていました。

とりあえずは1番人気馬の取捨選択と、9番人気以下の人気薄の馬の検討がまず必要かと思います。
ちなみに今回の出走馬数は12頭となっています。


それから、06年に別定戦からハンデ戦に変わったわけですが、その06年から、11年を除く昨年19年までの13年間のハンデ戦での傾向も見ていきたいと思います。
その13年間の3着以内の重量ですが、
06年 54kg-54kg-51kg
07年 52kg-54kg-56kg
08年 53kg-57kg-53kg
09年 56kg-53kg-55kg
10年 55kg-55kg-55kg
12年 54kg-55kg-53kg
13年 54kg-55kg-54kg
14年 54kg-55kg-54kg
15年 56.5kg-55kg-53kg
16年 54kg-53kg-56kg
17年 54kg-53kg-53kg
18年 56kg-54kg-53kg
19年 55kg-54kg-53kg
という組み合わせとなっていました。

今回の出走馬では、最重量ハンデは54kgで、5頭が該当いたします。
対して最軽量ハンデ馬は、51kgを背負ったアールクインダムの1頭となっています。


では、いつものようにいろいろなデータを見ていくことにいたします。
まず血統ですが、父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系が絡んだ馬は、連対馬54頭中27頭いました。
また、ノーザンダンサー系絡み同士で1着2着が決まった年も27年中9年となっていました。
逆に、ノーザンダンサー系が絡まない馬同士が1着2着で決着した年も94年、99年、06年、08年、09年、14年、15年、16年、17年と9回あり、一概にノーザンダンサー系が絡んだ馬が強いということでもなさそうです。
ちなみに3着馬では、27頭中19頭が、ノーザンダンサー系が絡まない馬となっていて、連対馬とは逆の傾向となっています。
また、先ほどの連対馬同士がノーザンダンサー系絡みではない年が94年、99年、06年、08年、09年、14年、15年、16年、17年と9回あったと書きましたが、そのそれぞれの年の3着馬ですが、15年を除く8回でノーザンダンサー系が絡んでいない馬となっていました。
また、3着馬でノーザンダンサー系絡みとなった残り8年中4年の連対馬は両方ともノーザンダンサー系絡みで、つまりその4年は逆に1着から3着馬までノーザンダンサー系絡みが占めたことになります。
今回の出走馬12頭では、パンサラッサ、ベレヌス、ルリアンの3頭がノーザンダンサー系絡みとなっています。

しかしながら、ちなみにレース名が変わった06年以降、昨年まで11年を除く13年間で見てみますと、
(出走馬数に対してノーザンダンサー系絡みの馬の出走馬数、3着以内に入ったノーザンダンサー系絡みの馬の数)
06年は16頭中3頭に対し、3着以内にはゼロ
07年は16頭中8頭に対し、3着以内には1頭
08年は16頭中6頭に対し、3着以内にはゼロ
09年は16頭中8頭に対し、3着以内にはゼロ
10年は16頭中9頭に対し、3着以内には2頭
12年は16頭中8頭に対し、3着以内には3頭
13年は16頭中7頭に対し、3着以内には1頭
14年は16頭中5頭に対し、3着以内にはゼロ
15年は16頭中6頭に対し、3着以内には1頭
16年は16頭中7頭に対し、3着以内にはゼロ
17年は13頭中1頭に対し、3着以内にはゼロ
18年は13頭中3頭に対し、3着以内には1頭
19年は16頭中12頭に対し、3着以内には2頭
と、関連性がありそうな年もあれば、あまり関連性を感じさせない年もあって、何とも言えないデータとなっています。
さて今年は出走馬12頭中3頭、どうでしょうか。


次に、臨戦過程の前走のレースの距離別で見てみますと、連対馬では、2500mが1頭、2400mが12頭、2200mが2頭、2000mが14頭、1800mが11頭、1700mが2頭、1600mが12頭となっていました。
同じく3着馬も見てみますと(このレースが中央初出走1頭を除く19頭)、2400mが4頭、2000mが3頭、1800mが7頭、1600m(ダートも含む)が11頭、1400mが1頭となっています。


また前走のレースの条件別でも見てみますと、前走が重賞だった馬は連対馬54頭中17頭いて、そのうち前走が日本ダービーだったのは6頭となっていました。
前走重賞だった17頭の前走の着順は1着1頭、2着2頭、3着、4着が各1頭、6着が3頭、7着、8着が各2頭、9着が1頭、あと二桁着順が4頭となっていて、特に着順にはこだわらなくてもいいようです。
ただ、97年以降に限りますと、前走重賞だった馬は連対馬42頭中10頭と、それ以前に比べるとかなり減ってはいます。
しかし、その10頭のうち3頭は前走ダービーを走っていました。
一応は前走ダービー組には注意が必要となっています。
ちなみに、今回の出走馬で前走重賞を走った馬は、12頭中2頭います。

続いて、前走が500万条件戦だった馬は54頭中16頭いました。
その16頭すべて、その前走では1着となっていました。
その前走の時の人気ですが、1番人気が11頭、2番人気が3頭、4番人気が1頭、6番人気が1頭となっていました。
特に福島競馬場が大改装した97年以降の20年で見てみますと、前走500万下戦1着の馬は、連対馬40頭中14頭になります。
今回の出走馬で前走500万下戦勝ちの馬は、12頭中9頭も占めています。

続いて前走がオープン特別だった馬は、54頭中13頭(97年以降では、42頭中11頭)で、その13頭の着順は1着、3着、1着、4着、1着、5着、17着、2着、2着、1着、3着、3着、1着と1頭を除いて掲示板に載っていました。
今回の出走馬で前走オープン特別を走った馬は、残念ながらいません。

続いて前走条件戦で1000万下(900万下)だった馬は、54頭中8頭(97年以降では、40頭中6頭)いて、その8頭の着順は5着、1着、2着、1着、4着、10着、1着、7着と2頭を除く6頭が掲示板に載っていました。
しかしながら今回、前走1000万下戦を走った馬も、残念ながら出走はありません。

3着馬では、前走が重賞だったのは9頭(そのうちダービーが3頭)、そして前走がオープン特別(地方競馬も含む)は5頭、前走が1000万下(900万下)だったのは5頭、500万下条件戦だったのは6頭、前走未勝利戦は2頭となっていました。


毛色では、連対馬では鹿毛が22頭と最も多く、続いて黒鹿毛が13頭、栗毛が10頭、青鹿毛が5頭、青毛が2頭、芦毛、栃栗毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


枠の出目では、連対馬は、2枠が9頭、7枠と8枠が各8頭、続いて4枠、6枠が各7頭、3枠が6頭、5枠が5頭、1枠が4頭となっていました。
3着馬では、8枠が6頭、2枠、3枠が各5頭、5枠が4頭、1枠と7枠が各3頭、6枠が1頭、4枠がなしとなっています。


以上ですが、今年も難解ですね。
ともかくも、まずは、上記で触れましたけれど、まず1番人気馬の取捨選択の検討をして、次に、12年以降、4着以内に毎年入っている9番人気以下の下位人気の馬の検討もしていきたいと思います。

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