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第28回 ニュージーランドトロフィー [競馬データ]

中山競馬場に開催が変更になった00年以降10年間、連対馬20頭、3着馬10頭からです。
昨年と同様の展開で見ていきます。



毎年触れていますが、「中山1600m芝」と聞くとノーザンダンサー系絡みの馬が強いというイメージがあります。
さてこのレースはどうなのでしょうか。
連対馬20頭でノーザンダンサー絡みだったのは12頭で、そこそこ連対しています。
3着馬でも、10頭中6頭と連対馬と同じくらい来ていました。
占有率で見てみますと、ノーザンダンサー系絡みが上位3頭中3頭を占めたのは、01年、07年、08年の3年となっていました。
また、3頭中2頭だったのは00年、02年、09年の3年となっていました。
そして、3頭中1頭だったのは03年、04年、06年の3年となっています。
逆に、1頭も連対しなかった年が1年あって、05年に記録しています。
その05年ですが、上位3頭ともミスタープロスペクター系絡みとなっていました。
そのミスタープロスペクター系絡みの馬ですが、連対馬20頭中9頭、3着馬10頭中4頭が入っていました。
また、00年から07年まで毎年少なくとも1頭は上位3着以内に入っていたのですが、08年初めて1頭も入りませんでした。
しかし、昨年09年は再び1着2着と2頭入りました。

このように、ノーザンダンサー系絡みとミスタープロスペクター系絡みはそれぞれ似通った結果となっています。

また、上位3頭でこの両方の血統が絡んでいたのは、00年3着のアグネスデジタル、01年1着のキタサンチャンネル、02年3着のメジャーカフェ、04年1着のシーキングザダイヤ、07年の3着ワールドハンター、09年2着のテイアップゴールドの6頭で、逆に両方とも絡んでいなかったのは、00年2着のマチカネホクシン、03年3着のサクラタイリン、04年2着のナイストップボーイ、04年3着のナムラビッグタイム、06年3着のロジックの5頭となっています。
ちなみに、今回の出走登録馬で、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系の両方が絡んでいるのは、キョウエイアシュラ、レトの2頭。
また両方絡んでいないのは、エーシンホワイティ、サンライズプリンス、ニシノメイゲツ、バルーン、マイネルマルシェの5頭となっています。



次に当日の人気ですが、1番人気の馬は10年中6年で連対していて、その単勝オッズは、1.9倍、2.0倍、2.0倍、1.4倍、1.9倍、2.6倍と最後の1頭を除けば2倍以下の人気となっていました。
対して、連をはずした1番人気の4頭ですが、その単勝オッズは、ゴールデンキャスト(03年5着)の2.6倍、ミスターケビン(05年15着)の4.5倍、スズカコーズウェイ(07年4着)の2.4倍、ゴスホークケン(08年12着)の2.3倍となっていました。
ということは、1頭を除けば、傾向として、単勝オッズが2倍以下だと連対し、2倍を超えると連をはずすということになりますが今年はどうでしょう。

いずれにせよ、1番人気の単勝オッズには注意が必要かと思います。


次に臨戦過程ですが、前走では、05年1着マイネルハーティー(前走3番人気8着)、06年2着ファイングレイン(前走10番人気9着)の2頭を除きあとの馬はすべて掲示板に載っていました。
その内訳は、前走1着が9頭、2着が3頭、3着と4着が各1頭、5着が4頭となっています。
3着馬では、10頭中、04年3着のナムラビッグタイム(前走2番人気6着)を除く9頭が前走掲示板に載っていました。


枠順ですが、連対馬では1枠から4枠の内枠が20頭中13頭を占め、内枠有利の結果となっています。
その中で1番連対していたのは2枠で、6頭が連対していました。
3着馬では、1枠から4枠までが5頭、5枠から8枠までが5頭と半々となっています。


毛色は、1着馬では鹿毛が4頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が1頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が6頭、黒鹿毛が2頭、栗毛が2頭となっていました。
3着馬では、栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、鹿毛と芦毛が各1頭となっています。


以上ですが、とりあえずは、1番人気の単勝オッズを見てからですね。
今年もそれを踏まえて、結論を出していこうと思っています。



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