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第68回 阪急杯のデータ [競馬データ]

1400m芝に施行が変わった06年以降、昨年23年までの18年間、連対馬36頭(07年は1着同着)、3着馬18頭からです。


まず当日の人気ですが、
06年では「11番人気-3番人気-1番人気」
07年では「(3番人気-4番人気)1着同着-2番人気」
08年では「3番人気-1番人気-6番人気」
09年では「7番人気-3番人気-2番人気」
10年では「2番人気-5番人気-7番人気」
11年では「4番人気-1番人気-5番人気」
12年では「4番人気-3番人気-1番人気」
13年では「1番人気-2番人気-11番人気」
14年では「2番人気-8番人気-5番人気」
15年では「2番人気-4番人気-9番人気」
16年では「1番人気-4番人気-5番人気」
17年では「7番人気-4番人気-12番人気」
18年では「7番人気-1番人気-2番人気」
19年では「11番人気-4番人気-2番人気」
20年では「6番人気-2番人気-1番人気」(2着入線の1番人気馬は3着に降着、3着入線の2番人気馬は2着に繰り上がり)
21年では「1番人気-10番人気-4番人気」
22年では「1番人気-9番人気-6番人気」
23年では「2番人気-3番人気-6番人気」
という順番で決着しました。

こう見てみますと、連対馬では、1番人気(7頭)、2番人気(6頭)、3番人気(6頭)、4番人気(8頭)の中から毎年1頭(10年)か2頭(8年)、入っていました。
それ以下の残り8頭では、5番人気、6番人気が各1頭、7番人気3頭、9番人気が2頭、10番人気が1頭、11番人気2頭となっています。
また、3着馬での上位4番人気以上の人気馬では、1番人気3頭、2番人気4頭、4番人気1頭の8頭で、それ以下の残り10頭は、5番人気が3頭、6番人気が3頭、7番人気、9番人気、11番人気、12番人気が各1頭となっていました。
また、3着以内が4番人気以上の上位人気馬の中から3頭で決まったのは、07年と12年の2年のみということで、全体的に荒れやすい傾向とはなっています。
ちなみに、18年中、3連複の配当が1万円を超えたのは8年(10年、14年、15年、17年、19年、21年、22年、23年)、3連単の配当が10万円を超えたのは4年(06年、15年、17年、19年)となっていました。
特に17年は両方とも10万円を超える(3連複が約24万円、3連単が約248万円)大荒れの結果となっています。


次に臨戦過程ですが、18年間の連対馬36頭と3着馬18頭のそれぞれの近走を見てみますと、
08年の3着のローブレコルテ
09年の2着のローレルゲレイロ
09年1着のビービーガルダン
10年2着のワンカラット
10年3着時、11年1着時、14年2着時のサンカルロ
11年2着のガルボ
13年2着のマジンプロスパー
13年3着のオリービン
14年3着のレッドオーヴァル
15年1着のダイワマッジョーレ
16年1着のミッキーアイル
16年2着のオメガヴェンデッタ
17年2着のヒルノディバロー
17年3着のナガラオリオン
19年1着のスマートオーディン
19年2着のレッツゴードンキ
20年2着のフィアーノロマーノ
21年1着のレシステンシア
22年1着のダイアトニック
22年2着のトゥラヴェスーラ
23年3着のホウオウアマゾン
ののべ23頭を除く、計54頭中31頭は近3走で「1着」を少なくとも1回は経験していました。
少なくとも、毎年1頭はその近3走で「1着を」少なくとも1回経験している馬が3着以内に入っていたことになります。(06年、07年、12年、18年は3頭とも、08年、09年、11年、14年、15年、20年、21年、23年は2頭、10年、13年、16年、17年、19年、22年は1頭)
そのローブデコルテですが、5走前にG1のオークスで勝っていました。
またビービーガルダンは前々走のG1のスプリンターズSで3着、ワンカラットは前年の桜花賞で4着となっていました。
あとサンカルロは、このレースで初めて3着になるまでは、一応G1を走っていたものの目立つ成績は収めてはいませんでしたが、前走の阪神Cでは2着となっていました。
そしてその後G1のスプリンターズSで3着になり、そしてその後この阪急杯を再び走って1着となりました。
また、その後、その翌年(13年)の阪急杯では4着、そして前走の阪神Cでも4着で、またその翌年(昨年14年)の阪急杯で3着となり、三度3着以内に入りました。
ガルボもそれまでG1を走っていたものの目立った活躍はしていませんでしたが、前走の京都金杯では2着となっています。
マジンプロスパーは前年の阪急杯での勝ち馬、オリービンは、4走前にこの阪神のマイルのオープン特別で勝っていました。
レッドオーヴァルは、その前年の桜花賞で2着となっていました。
ダイワマッジョーレは、前走同じ阪神1400m芝の重賞阪神Cで3着でした。
ミッキーアイルは、前年の阪急杯で2着でした。
オメガヴェンデッタは、1400m芝での成績が1勝、3着3回、6着1回(京都)とこの距離の巧者でした。
ヒルノディバローは、元々ダートの条件戦ですべて4着以上というダート巧者でしたが、芝に変わってからは一転成績は振るわなくなりました。
ただ、確実な脚は持っていて、着順の割には結構勝ち馬との着差は1秒以内に収まっていました。
ナガラオリオンは、前走まですべてダートで、このレースが初芝でした。
その前走まで同じ距離の1400mダートを24走も走っていて、そのうち3着以上は半分の12レースで記録していました。(1着4回、2着2回、3着6回)
この馬も確実な脚を持っていて、人気薄(12番人気)でしたが展開で嵌ったものと思われます。
スマートオーディンも同じく確実な脚を持っていて、人気薄(11番人気)でしたけれども、見事最後方から嵌って突き抜けて1着となりました。
レッツゴードンキは、阪神を走るのは実に3年ぶりで、それまでの阪神での戦績は、桜花賞1着、阪神JF2着、チューリップ賞3着、ローズS4着、3年前の阪急杯6着と、阪神巧者となっていました。
フィアーノロマーノは、それまでの阪神での戦績が2勝、2着1回で、前走阪神杯では2着でした。
レシステンシアは、前々走NHKマイル、3走前桜花賞とG1で2着を経験していました。
ダイアトニックは、前の年の阪急杯で2着入線で3着降着、その次走高松宮記念では3着、近3走は強調するところはないですが、それでも前走京都金杯で勝ち馬と0.1秒差の4着と、それぞれが評価されたのか、阪急杯では1番人気に推されていました。
トゥラヴェスーラは、前走京王杯スプリングカップで2着となっていました。
昨年3着のホウオウアマゾンは、阪神競馬場の戦績が(2.4.1.3)と阪神巧者となっていました。
というように、終わってからこういういったことに気づくのでは遅いので、前3走1着の経験のない馬に関しては、事前に可能性というものを探る必要があるかと思います。
ちなみに今回の登録馬19頭で、近3走で「1着」を経験しているのは、アサカラキング、ウインマーベル、サトノレーヴ、サンライズロナウド、ダノンティンパニー、ボルザコフスキーの6頭となっていて、残り13頭が前3走1着の経験のない馬となっています。


毛色は、
1着馬では鹿毛が9頭、黒鹿毛が4頭(1着同着1頭含む)、青鹿毛が3頭、栗毛が2頭、芦毛が1頭
2着馬では鹿毛が7頭、黒鹿毛と栗毛が各4頭、青鹿毛、青毛が各1頭
3着馬では鹿毛が6頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が4頭、芦毛が2頭、芦毛が1頭となっていました。


血統で目立つところでは、06年から08年の3年間ではサンデーサイレンス産駒が毎年3着以上に1頭入り、そして別に父あるいは母の父(BMS)がミスタープロスペクター系だった馬が毎年3着以上に1頭入っていました。
しかし、09年ではそのサンデーサイレンス産駒もまたその孫も3着以内に入らず、またミスタープロスペクター系絡みの馬も入りませんでした。
代わりに、連対馬は両方とも父がノーザンダンサー系の馬が入り、3着馬も、父はヘイルトゥリーズン系のタイキシャトルでしたがBMSはノーザンダンサー系となっていました。
さらに、10年も同じくサンデーサイレンス産駒もまたその孫も3着以内に入らず、ミスタープロスペクター系のみ3着馬のBMSとして入っていました。
また、その連対馬2頭の父は、09年同様両方共ノーザンダンサー系でした。
11年は、2年間絡まなかったサンデーサイレンス系産駒がまた戻って来ました。
1着はヘイルトゥリーズン系のシンボリクリスエス産駒でしたが、2着、3着は共に、それぞれサンデーサイレンス系のマンハッタンカフェ産駒、デユランダル産駒となっていました。
しかし12年はサンデーサイレンス系産駒がまた入らず、代わりにBMSがミスタープロスペクター系の馬が2着、3着に入りました。
13年は、1着にミスタープロスペクター系、3着にサンデーサイレンス系が入りました。(2着はナスルーラ系のグレイソブリン系)
14年は、1着と3着にサンデーサイレンス系が入り、2着には同じヘイルトゥリーズン系のシンボリクリスエスがはいりました。
15年は、1着、2着がサンデーサイレンス系、3着はミスタープロスペクター系が入りました。
16年も、1着、2着がサンデーサイレンス系、3着はノーザンダンサー系でした。
17年は、1着がミスタープロスペクター系、2着、3着がサンデーサイレンス系でした。
18年は、1着、2着がノーザンダンサー系、3着がミスタープロスペクター系でした。
19年は、1着、3着がサンデーサイレンス系、2着がミスタープロスペクター系でした。
20年は、1着馬がサンデーサイレンス系、2着がノーザンダンサー系、3着がミスタープロスペクター系となっていました。
21年は、1着、2着がサンデーサイレンス系、3着がノーザンダンサー系となっていました。
22年は、1着がミスタープロスペクター系、2着、3着がサンデーサイレンス系となっていました。
23年は、1着がノーザンダンサー系、2着がサンデーサイレンス系、3着が見下―プロスペクター系となっていました。

結局、06年以降サンデーサイレンス系産駒が3着以内に1頭も入らなかった年は、16年中、09年、10年、12年、18年の4年となっています。
ただ、3着以内に入ったサンデーサイレンス系産駒計22頭(1着6頭、2着8頭、3着8頭)のうち、13年の11番人気3着のオリービン、17年12番人気3着のナガラオリオン、19年11番人気1着となったスマートオーディン、21年10番人気2着となったミッキーブリランテ、22年9番人気2着となったトゥラヴェスーラの5頭を除く17頭の人気は一桁の6番人気以上の上位人気で(1番人気5頭、2番人気4頭、3番人気1頭、4番人気3頭、5番人気2頭、6番人気2頭)、単勝オッズも、そのオリービン、ナガラオリオン、スマートオーディン、ミッキーブリランテ、トゥラヴェスーラと14年5番人気3着のレッドオーヴァル、17年4番人気2着のヒルノディバロー、20年6番人気1着のベストアクター、22年6番人気3着のサンライズオネスト23年3番人気2着のダディーズビビッドを除く12頭は一桁となっていました。
また、13年までサンデーサイレンス系産駒の1着馬は出ていませんでしたが、14年初めてその系統のダイワメジャー産駒のコパノリチャードが1着となり、続く15年も同じくダイワメジャー産駒のダイワマッジョーレが1着、さらに16年では、ディープインパクト産駒のミッキーアイルが1着となり、この3年連続サンデーサイレンス系が勝っています。
続く17年はミスタープロスペクター系、18年はノーザンダンサー系が勝っていましたが、19年は、サンデーサイレンスの孫(フジキセキの仔のダノンシャンティ産駒)のスマートオーディン、20年はディープインパクト産駒のベストアクター、21年はダイワメジャー産駒のレシステンシアと、この3年はサンデーサイレンス系産駒が勝っていました。
その後、22年は、ミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒、昨年23年は、ノーザンダンサー系産駒が勝っています。

ノーザンダンサー系絡みの馬についてもまとめてみますと、06年は3頭中2頭、07年は3頭中1頭、08年は3頭中2頭、09年は3頭中3頭、10年は3頭中2頭、11年は3頭中1頭、12年は3頭中1頭、13年は3頭中2頭と8年連続3着以内に入っていました。
しかし翌14年は初めて1頭も絡みませんでした。(最高位4着)
続く15年は3頭中2頭絡み、16年は3頭中1頭絡んでいます。
17年は14年に続いて2回目の絡まなかった年となりました。(最高位4着)
続く18年は3頭中2頭、19年は3頭中1頭、20年は3頭中2頭、21年は3頭中3頭と4年連続絡んでいます。
22年は4頭が出走、ミッキーブリランテの6着が最高位となっていました。
昨年23年は6頭が出走、ダディズビビッドが2着に入っています。
結局、18年中15年で少なくとも1頭絡んでいたことになります。
ちなみに、今回の登録馬19頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、9頭となっています。
また、今回の登録馬で、サンデーサイレンス系産駒は、8頭となっています。


年齢では、
06年では「7歳-4歳-6歳」
07年では「8歳-5歳-5歳」
08年では「4歳-6歳-4歳」
09年では「5歳-5歳-4歳」
10年では「5歳-4歳-4歳」
11年では「5歳-4歳-4歳」
12年では「5歳-5歳-6歳」
13年では「5歳-6歳-4歳」
14年では「4歳-8歳-4歳」
15年では「6歳-4歳-5歳」
16年では「5歳-5歳-4歳」
17年では「7歳-6歳-8歳」
18年では「5歳-4歳-7歳」
19年では「6歳-7歳-6歳」
20年では「6歳-6歳-5歳」
21年では「4歳-5歳-6歳」
22年では「7歳-7歳-5歳」
23年では「4歳-5歳-5歳」
の順番という組み合わせでした。
07年、12年、17年、19年、20年、22年以外の12年で4歳馬が少なくとも1頭3着以内に入っていました。
ただし12年と17年の4歳馬の出走数は、毎年3頭以上の4歳馬の出走があった中、1頭(それぞれ11番人気16着、1番人気8着)のみとなっていました。(07年の4歳馬は3頭の出走で最高位は4着、19年の4歳馬は3頭の出走で最高位は5着、20年の4歳馬は3頭の出走で最高位7着)
ちなみに、今回の登録馬で4歳馬は、アサカラキング、カルロヴェローチェ、タマモブラックタイの3頭となっています。

参考までに、12月に行われる3歳以上の同じ施行の重賞阪神カップでは、
06年では「3歳-7歳-3歳」
07年では「5歳-6歳-4歳」
08年では「4歳-5歳-3歳」
09年では「6歳-6歳-3歳」
10年では「7歳-4歳-6歳」
11年では「5歳-3歳-4歳」
12年では「6歳-5歳-3歳」
13年では「5歳-6歳-4歳」
14年では「6歳-4歳-5歳」
15年では「4歳-5歳-4歳」
16年では「3歳-5歳-7歳」
17年では「6歳-7歳-3歳」
18年では「5歳-3歳-5歳」
19年では「3歳-5歳-3歳」
20年では「4歳-3歳-5歳」
21年では「3歳-3歳-5歳」
22年では「7歳-4歳-5歳」
23年では「4歳-5歳-4歳」
となっています。
翌年、明け4歳となる「3歳馬」も結構目立っています。


枠の出目では、「5枠-7枠-6枠」で決まった最初の06年以外、翌年以降は内枠の活躍が目立っています。
その内枠の活躍が目立っていた07年以降では、連対馬は、1枠が8頭、2枠が7頭、3枠が7頭、4枠が2頭、5枠が1頭、6枠が4頭、7枠が4頭、8枠が1頭となっています。
ただし、連対馬では、07年から15年までは少なくとも1頭、1枠から3枠までの馬が連対していましたが、翌16年は、「7枠-6枠」(3着馬は2枠)で決まっています。
しかし、17年以降は、「2枠-4枠」、「2枠-1枠」、「3枠-5枠」、「7枠-3枠」、「4枠-3枠」、「6枠-1枠」、「6枠-3枠」と昨年までの7年、連続内枠が絡んでいます。
3着馬は、1枠が1頭、2枠が6頭、3枠が5頭、4枠が1頭、5枠が1頭、6枠がなくて、7枠が1頭、8枠が3頭となっています。
12年と17年と23年(いずれも8枠)、21年(7枠)、22年(5枠)を除けば、あとはすべて内枠となっていました。
ちなみに、その内枠をはずしたうちの12年と17年の4着はどちらも3枠(21年は5枠)でした。


以上ですが、今年もまずは内枠の馬からの検討ということになりますね。
そして次に、上位人気4頭から何頭上位3着以内に入るかの検討になるかと思います。
また血統面では、14年と17年と22年以外少なくとも1頭3着以内に入っているノーザンダンサー系絡みの馬の取捨選択ですね。
今年のノーザンダンサー系絡みの登録馬は6頭ですが、その取捨選択では悩むところです。
また、その中に上位人気が予想される有力馬も含まれていますので、これも難解ですね。
そして、今年も上位人気となりそうなサンデーサイレンス系産駒の取捨選択も難しいところです。
と、今年も昨年までとほぼ同じ文章になりましたが、いろいろ悩むことが多そうな阪急杯となりそうです。
とにかく、勘をひらめかせながら、今年も1頭1頭丁寧に検討していこうと思います。


タグ:阪急杯
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第58回 小倉大賞典のデータ [競馬データ]

小倉競馬場全面リニューアルの2000年以降、10年の中京競馬場開催を除く23年間、連対馬46頭、3着馬23頭からです。
ただし、開催日の日程ですが、13年にそれまでより2週間遅くなり、さらに14年はさらに1週間遅くなっています。


まず連対馬の当日の人気の組み合わせですが、順に「2-3」「2-7」「13-2」「11-3」「3-7」「1-4」「11-1」「10-2」「6-1」「7-1」「6-9」「5-10」「6-2」「1-8」「3-6」「2-6」「4-8」「1-15」「3-1」「4-10」「11-1」「1-3」「2-9」となっていて、11年、12年、17年、20年の4年を除く19年間では、少なくとも片方は1番人気、2番人気、3番人気の上位人気いずれかの馬が、両方か(1年)片方か(14年)で連対していました。
その11年(「6-9」)、12年(「5-10」)の3着馬ですが、いずれも偶然のようにクビ差で1番人気の馬が入っていました。
20年(「4-10」)も3着馬は2番人気の馬が入っていました。
しかし、もう一つの17年(「4-8」)の3着馬は5番人気で、初めて3着以内に3番人気以上の上位人気の馬が入らなかった年となりました。(ちなみに1番人気が5着に入っています)
その17年を例外とすれば、とりあえずは、軸馬は1番人気、2番人気、3番人気のいずれかの馬から選ぶのがセオリーのようです。
またその反面荒れる要素も高く、23年中半分の11年の1着馬の単勝オッズは二桁で、そのうち5年は人気も2桁人気となっていました。
3着馬の人気も見てみますと、1番人気が4頭、2番人気が2頭、3番人気が2頭、4番人気が2頭、5番人気が5頭、6番人気が1頭、7番人気が2頭、8番人気、10番人気、11番人気、12番人気、14番人気が各1頭となっていました。
しかしながら、その3着馬の単勝オッズも見てみますと、23年中二桁オッズとなっていたのは9年、三桁オッズとなっていたのは1年(19年の14番人気、127.5倍)で、そのうち二桁オッズの中で一番高かったのが21年の35.0倍(12番人気)となっていました。
19年の三桁オッズ、15年、21年の二桁人気をそれぞれ例外ととらえると、連対馬に比べると上位人気の馬が中心となっています。
ただ、その19年の三桁オッズで3着に入った馬は、逃げて最後粘って3着に入った馬ということで、ダイヤモンドSでも触れましたが、このように人気薄の逃げ馬が展開に恵まれて上位に残ることがあるので、逃げる馬を予想するのは難しいですけれど、この展開の検討は一応必要かと思います。


年齢は、連対馬では5歳と6歳が各11頭、続いて4歳と7歳が各10頭となっていて、4歳から7歳まで拮抗しています。
あと残りは、8歳が2頭、9歳、10歳が各1頭と、高齢馬もがんばっている年もありました。
その7歳も含め、8歳、9歳、10歳までの高齢馬の内訳ですが、
06年7歳馬が1着(メジロマイヤー)11番人気
07年9歳馬が1着(アサカディフィート)10番人気
08年10歳馬が1着(アサカデフィート)6番人気
11年7歳馬が1着(サンライズベガ)6番人気
11年7歳馬が2着(バトルバニヤン)9番人気
12年7歳馬が1着(エーシンジーライン)5番人気
12年7歳馬が2着(スマートギア)10番人気
15年7歳馬が2着(コスモサンパーク)6番人気
16年8歳馬が2着(ダコール)6番人気
17年8歳馬が2着(ヒストリカル)8番人気
20年7歳馬が2着(ドゥーモ)10番人気
21年7歳馬が1着(テリトーリアル)11番人気
23年7歳馬が1着(ヒンドゥタイムズ)2番人気
23年7歳馬が2着(カテドラル)9番人気
となっていて、06年から08年の3年連続と11年、12年の2年連続、15年、16年、17年の3年連続、そして20年21年と連続で連対と、06年以降ここ16年(中京開催の10年を除く)中、09年、13年、14年、18年、19年を除いた計11年で連対していたことになります。

3着馬の年齢は5歳馬が8頭、6歳馬が6頭、7歳馬が4頭、4歳馬が3頭、8歳馬と9歳馬が各1頭となっています。
その7歳馬3頭が3着に入った年は、
00年(ドラゴンライト)7番人気
06年(メイショウカイドウ)2番人気
15年(ダコール)11番人気
18年(スズカデヴィアス)4番人気
8歳馬が3着以内に入った年は、
22年(カデナ)8番人気
9歳馬が3着に入った年は
19年サイモンラムセス(14番人気)

となっています。
15年以降、ここ9年連続で7歳馬以上が少なくとも1頭、3着以内に入っていたことになります。


毛色ですが、連対馬では栗毛と黒鹿毛と鹿毛が各14頭と並んでいます。
あと、青鹿毛が3頭となっていました。
勝ち馬だけを見てみますと、鹿毛が10頭、黒鹿毛が8頭と拮抗しています。
あと、栗毛が4頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では、23頭中半分弱の10頭、栗毛馬で占められていました。
3着馬の毛色では、逆に鹿毛が23頭中12頭と多く、栗毛と黒鹿毛が各5頭、芦毛が1頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では、2枠が8頭、1枠と3枠と8枠が各7頭、7枠が6頭、6枠が5頭、4枠が4頭、5枠が2頭となっていました。
3着馬では、1枠と4枠と6枠が各5頭、2枠と3枠と7枠と8枠が各2頭、5枠がなしとなっています。


以上ですが、上記で書きましたけれど、とりあえずは、「4番人気-8番人気-5番人気」の順で決まった17年を除けば、基本的には、1番人気、2番人気、3番人気の3頭が3着以内に入っているので、とりあえずは、この中から1頭ないし2頭(00年、01年、02年、05年、06年、07年、19年)を軸に選んで、そこから4番人気以下の下位人気の馬に、1頭ないし2頭、馬連、ワイド、さらに3連複、3連単に流すのがセオリーのようですね。
また、過去から見て、3連複の2頭軸で勝負するのであれば、同じく1番人気から6番人気の6頭の中から2頭選んであと1頭を7番人気以下に流すか(これが23年中19年)、その6番人気以内から3頭選ぶか(23年中1年)、1番人気から4番人気の中から3頭選ぶか(23年中1年)、1番人気(か2番人気、3番人気)と9番人気以下の下位人気から2頭選ぶか(23年中2年)のいずれかになっています。
あくまで昨年までの傾向が今年も続けばという条件は付きますが、23年中19年も占めるのであれば一番目の組み合わせをやっぱり選択してしまいますね。
ただ、これはかなり難解かと思います。
それと、毛色については、まずは黒鹿毛馬の取捨選択、そして上記で「2着馬で栗毛馬が22頭中10頭」と書いたとおり、この栗毛馬には今年も特に注意が必要のようですね。
ともかく、上記のデータを丁寧に検討しながら、まずは本命馬を決めていこうと思います。

タグ:小倉大賞典
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第74回 ダイヤモンドステークスのデータ [競馬データ]

施行が2月に変更になった97年以降、03年の中山競馬場開催を除く26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。
04年から3200mから3400mに変更になっていますが、臨戦過程など影響がないように思われますので昨年までと同様そのままでいきます。
また、11年からはそれまでより1週施行が遅くなっています。


最初に今年も馬体重のデータから始めます。
まず、06年までは一度も500kg以上の馬が連対したことがなかったレースでした。
特に、毎年取り上げていることですが、04年では、出走馬11頭中上位3着までが500kg以下、4着以下はすべて500kg以上の馬という面白い結果が出ていたほど、500kg以上の馬体重の馬に縁のないレースでした。
しかし07年に、2着に初めて当日馬体重500kg(前走498kg)の6番人気エリモエクスパイアが入ってからはそれまでと傾向が変わりました。
続く08年も、2着に当日516kg(前走も同じ)の2番人気コンラッドが入りました。
さらに09年には、1着の2番人気モンテクリスエスが当日536kg(前日530kg)、2着の12番人気ブレーヴハートが当日522kg(前日520kg)と、2頭ともそれまでの馬体重の最高馬体重の記録を更新してしまいました。
結局、06年まで1頭も連対していなかった当日馬体重が500kgを越えた馬が、07年以降の3年間で連対馬6頭中4頭も占めたことになります。
ところが、続く10年は1着馬2着馬共に484kgと、06年以前に戻った感がいたしました。
しかしながら、その3着馬ドリームフライトは当日の馬体重504kg(前走506kg)で、一応前年までの傾向を違う形で引き継いだことになりました。
実に、馬体重500kg以上の馬が3着に入ったのはこれが初めてでした。
そして続く
11年の上位3頭は、「466kg-516kg-444kg」
12年の上位3頭も、「506kg-492kg-540kg」
13年の上位3頭も、「480kg-484kg-532kg」
14年の上位3頭も、「452kg-494kg-508kg」
という順番で、07年以降8年連続で毎年500kgを超える馬が少なくとも1頭が3着以内に入った記録が続いたことになりました。
やはり、07年以降、それまでの傾向から変わってしまったのでしょうか。
しかし翌15年は、500kg以上の馬が5頭出走して、そのうち528kgのネオブラックダイヤの5着が最高位と、06年以来9年ぶりに馬体重500kg以上の馬が3着以内に入らなかった年となりました。
そして続く16年も500kg以上の馬は16頭中5頭が出走しましたが、最高位は13番人気のマイネルメダリスト(504kg)の5着でした。

よって、
15年は、「456kg-488kg-474kg」
16年も、「468kg-470kg-486kg」
ということで、この2年連続、500kg以下の馬で上位3頭で占められることになりました。
17年は、同じく500kg以上の馬は14頭中5頭出走し、
「478kg-476kg-516kg」という順番で、
3着に、516kgの2番人気のカフジプリンスが入り、3着以内に1頭500kg以上の馬が入りました。
18年は、500kg以上の馬は5頭出走しましたが、上位3頭の馬体重は、

「462kg-444kg-490kg」
と3着以内に1頭も500kg以上の馬は入りませんでした。
最高位は7番人気のリッチーリッチー(512kg)の4着でした。
19年は、500kg以上の馬は2頭出走し、そのうち546kgの3番人気のカフェブリッツが最高位として3着に入りました。
この年の上位3頭の馬体重は、
「484kg-438kg-548kg」
となっていました。
20年は、500kg以上の馬は5頭出走し、最高位は530kgの4番人気レノヴァールとなっていました。
そのレノヴァールは4着でした。
この年の上位3頭の馬体重は、
「498kg-456kg-484kg」
となっていました。
21年は、500kg以上の馬は3頭出走し、最高位は540kgの4番人気グロンディオーズとなっていました。
そのグロンディオーズが1着となっています。
この年の上位3頭の馬体重は、
「540kg-510kg-492kg」
となっていました。
22年は、500kg以上の馬は4頭出走し、最高位は502kgの11番人気ランフォザローゼスの2着となっています。
この年の上位3頭の馬体重は、
「456kg-502kg-476kg」
となっていました。
23年は、500kg以上の馬は3頭出走し、最高位は502kgの1番人気シルブロンの3着となっています。
この年の上位3頭の馬体重は、
「434kg-468kg-502kg」
となっていました。

一応ここで、その500kg以上の馬体重の傾向をまとめたデータを今年も載せておきます。
昨年までの該当する26年間(中山開催を除く)で、当日馬体重500kg以上で出走したのは全部で107頭いました。
その中で3着以上の上位となったのは、上記で挙げました07年から14年まで8年間での、エリモエクスパイア、コンラッド、モンテクリスエス、ブレーヴハート、ドリームフライト、コスモヘレノス、ケイアイドウゾジン、スマートロビン、メイショウカドマツ、タニノエポレットの10頭に17年のカフジプリンス、19年のカフェブリッツ、21年のグロンディオーズ、22年のランフォザローゼス、23年のシルブロンをプラスして、計15頭ということになります。
この15頭の中で、前走も500kg以上だったのは、エリモエクスパイア(前走498kg)とランフォザローゼス(前走496kg)以外の13頭となっています。
また、15頭の中で、ブレーヴハート、ケイアイドウソジン、メイショウカドマツ、カフジプリンス、グロンディオーズ、ランフォザローゼス、シルブロンの7頭を除く8頭の血統ですが、ノーザンダンサー系が父かBMS(母の父)のどちらかで絡んでいました。
また、500kgの一歩手前の馬体重490kg台もあげておきますと、連対馬は7頭(98年1着、02年2着、05年1着、06年2着、12年2着、14年2着、20年1着)、3着馬は3頭(08年、18年、21年)入っているのみとなっていました。
どちらにせよ、一部の例外を除けば、基本的に大型馬が有利なレースとは言えないものとなっています。
ちなみに、除いた2003年の中山開催では、1着から3着の上位3頭はすべて500kgを超える馬となっていました。
このあたり、長距離戦はスタミナ勝負だと思いますので、やはり馬体重の重い馬の方が有利だと思うのが常識のような気がいたします。
そういう意味では、中山でのこの結果は順当だと思うのですが、東京ではどうもそうではないようですね。
ただ、07年以降あたりから重い馬が上位3着以内に絡みだしたのは、もしかしたら、東京競馬場の改修に関係があるのかも知れません。


さて、当日500kgを超える出走馬ですが、はっきりわかるのはやはり発走1時間ちょっと前ですので、予想する段階では推測で考えなければなりません。
ちなみに、今回の登録馬10頭で前走馬体重500kg以上の馬は、ワープスピード(504kg)の1頭となっています。
このワープスピードですが、ノーザンダンサー系のドレフォン産駒となっています。
また、前走馬体重490kg台の登録馬ですが、ニシノレヴナント(494kg)、メイショウユズルハ(494kg)の2頭となっています。
逆に言えば、馬体重500kg以上の馬が上位に絡み出した07年以降昨年までの17年間の上位3着以内の計51頭のうち、500kg以上は16頭、490kg台は6頭でしたので、490kg未満だった馬は29頭となります。
このあたりも含めて、当日(予想の範囲となりますが)の馬体重からの取捨選択には今年もかなり悩むことになりそうです。


次に、ハンデ戦なのでその傾向を見てみますと、一番連対が多かった重量は、54kgの10頭で、続いて56kgの9頭、55kgの8頭、53kgの6頭となっています。
あと、50kgと51kgと52kgと57kgと58.5kgが各3頭、そして、57.5kg、58kgが各2頭なっていました。
3着馬では54kgが10頭と最も多く、続いて55kgが7頭、50kg、52kg、57.5kgが各2頭、51kg、53kg、56kgが各1頭となっています。
つまり、連対馬52頭中25頭、3着馬26頭中16頭が54kg以下の重量ということになります。
ハンデ頭ですが、97年から順に、9着、13着、13着、3着(57.5kg)、8着、2着(57.5kg)、1着(56kg)、9着、3着(57.5kg)、5着、13着、1着(57.5kg)、7着、9着、12着、5着、12着、10着、14着、2着(58.5kg)、2着(56kg)、1着(58kg)、2着(58.5kg)、1着(58kg)、1着(58.5kg)、8着(56kg)、8着(57kg)、13着(57kg)、15着(57.5kg)、14着(56kg)、1着、2着、5着、7着、8着、10着、14着、15着(56kg」となっていて、38頭中11頭が連対、2頭が3着という結果となっています。
今回の登録馬のハンデ頭の重量は58.5kgのテーオーロイヤルとなっています。


臨戦過程ですが、前走及び前々走で両方か片方で連対していた馬は、連対馬52頭中33頭いました。
今回の登録馬では、テーオーロイヤル、トロピカルナイト、ニシノレヴナント、ワープスピードの3頭が該当します。
残りの前走または前々走で連対していなかった残り19頭のうち9頭は、ハンデでの重量がそれぞれ、50kg、52kg、54kg、50kg、53kg、53kg、54kg、50kg、54kg、54kgと、54kg以下の軽ハンデとなっていました。
今回の登録馬10頭でこれに該当するのは、グランスラムアスク(52kg)、トロピカルライト(49kg)の2頭となっています。
また、その前走または前々走で連対していなかった19頭の中の6頭は、前走か前々走で3000m芝の万葉Sを走っていました。(4番人気3着、2番人気6着、8番人気6着、3番人気3着、6番人気4着、1番人気5着)
前走、前々走共に連対がなく前走万葉Sに出走していた出走馬ですが、ワンダフルタウン(前走で5着)の1頭となっています。
あと、前走か前々走で万葉Sを走っていなかった13頭は、00年1着のユーセイトップラン、06年2着のメジロトンキニーズ、07年2着のエリモエクスパイア、12年1着のケイアイドウソジン、13年1着のアドマイヤラクティ、14年1着のフェイムゲーム、14年2着のセイクリッドバレー、16年2着のフェイムゲーム、19年2着のサンデームーティエ、20年1着のミライヘノツバサ、20年2着のメイショウテンゲン、22年2着のランフォザローゼス、23年2着のヒュミドールで、そのうち、ユーセイトップラン(前走新春日経杯13着)、ケイアイドウゾジン(前走オープン特別ダート戦14着)、16年2着のフェイムゲーム(前走オーストラリアのメルボルンC13着)、サンデームーティエ(前走1000万下特別9着)、ミライヘノツバサ(前走オープン特別8着)、ランフォザローゼス(前走オープン特別10着)、ヒュミドール(前走中山金杯13着)の7頭を除く6頭の前走は掲示板に載っていました。(3着3頭、4着3頭)
その前走掲示板に載らなかった7頭のうち、ユーセイトップランは、その2年前のこのレースの勝ち馬でしたし、フェイムゲームはその1年前と2年前の勝ち馬、ハイフレンドトライは前々走で万葉Sを走っていました。
あと、12年の15番人気1着馬ケイアイドウソジンはノーマークの楽な手応え、19年の8番人気2着馬サンデームーティエは軽ハンデに助けられ無理なくと、それぞれマイペースでの逃げ粘りで残ったということで、やはり展開に助けられた部分が大きかったと思われます。
ただ、ケイアイドウソジンはそれまで東京8戦3勝(6着以下5回)、サンデームーティエはそれまで東京11戦2勝、2着1回、3着3回、4着、5着各1回(6着以下3回)でしたので潜在的に結果として東京巧者的だったと思います。
また、23年13番人気で2着となったヒュミドールは、ぞの前々年のダイヤモンドSで5着の実績がありました。
ちなみに、今回の登録馬で、前走、前々走共に連対がなく、かつ前走万葉S以外で掲示板に載っていた馬の登録はありません。


次に臨戦過程での前走及び前々走のレースに関してですが、その中で注目せねばならないのは、「万葉ステークス」組でしょう。
該当期間の過去26年、上位1着から3着馬まで計78頭で見てみますと、その万葉S組が1頭も出走しなかった00年を除く25年で、12年、13年、15年(この3年はそれぞれ4頭が出走)、20年(2頭が出走)、21年(2頭が出走)、22年(2頭が出走)を除く19年で、少なくとも1頭は必ず入っていました。(そのうち97年、98年、99年、02年、05年、19年の6年では、3着以内に2頭入っていました)
結局全部で78頭中25頭(前走が21頭、前々走が4頭)が3着以内に入ったことになります。
その3着以内に入った万葉S組25頭の、それぞれの万葉S時の着順は、1着が8頭、2着が6頭、3着が4頭、4着が2頭、5着が1頭、6着が3頭、7着が1頭となっています。
今回の登録馬で、前走もしくは前々走で万葉Sを走っていたのは、ワンダフルタウン(前走で5着)の1頭となっています。

もう一つ注目せねばならないのは前走条件組でしょう。
1着馬から3着馬の上位では、78頭中全部で22頭(準オープン特別(3勝クラス)16頭、1000万下(900万下)特別6頭)となっています。
その前走の施行距離ですが、2200mの3頭を除けば、残る19頭は2400mか2500mのレースとなっていました。
今回の登録馬では、前走芝の条件戦を走った馬は、3勝クラスで1着だったニシノレヴナント(2500m芝)、1勝クラスで1着だったトロピカルライト(2600m芝)の2頭となっています。


次に年齢ですが、連対馬では4歳が18頭、5歳が15頭と拮抗しています。

続いて6歳が9頭、7歳が8頭、8歳が3頭、9歳が1頭となっています。
3着馬では、4歳と6歳が各9頭と最も多く、5歳が5頭、7歳が2頭、8歳が1頭となっています。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が23頭と最も多く、あと栗毛が12頭、黒鹿毛が8頭、青鹿毛が5頭、芦毛が3頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が14頭、栗毛が6頭、芦毛と栃栗と黒鹿毛が各2頭となっています。


父の血統は、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が28頭、ミスタープロスペクター系が11頭、ナスルーラー系が6頭、ノーザンダンサー系が5頭、マンノウオー系、トゥルビョン系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が15頭、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラー系が3頭、ミスタープロスペクター系とサッカーボーイが各1頭となっています。


それから牝馬ですが、全部で20頭出走し、過去から順に、10着、12着、7着、2着(メジロトンキニーズ)、6着、6着、10着、15着、7着、10着、12着、12着、11着、12着、3着、10着、12着、13着、6着、16着となっていて2着、3着と2頭が掲示板に載っていました。
今回の登録馬では、グランスラムアスク、サリエラ、トロピカルライトの3頭が登録しています。


あともう一つ、配当面ですが、東京3400m芝となった04年以降3連複の配当は、04年、11年、13年、14年、15年、17年、18年、19年、21年を除いた20年中11年は、万馬券となっています。
また、3連単が始まった05年以降3連単の配当は、06年、11年、13年、14年、15年、16年、17年、18年、19年、21年を除いた20年中11年は、10万を超える配当となっています。


以上ですが、昨年までも書きましたけれど、結構荒れる可能性のあるレースですので、今年も予想も難しいですね。

特に過去20年で、04年、06年、11年、13年、14年、15年、16年、17年、18年、19年、21年を除く9年で、3着以内に二桁人気の馬が1頭入っていますので、この二桁人気の馬にも注意が必要かと思います。
ただ、除いた年を見てもわかる通り、11年以降12年と20年と22年を除く9年では思ったほど荒れていませんので、傾向も変わってきているのかも知れません。
ただし20年の1着に16頭中16番人気で単勝325,5倍のミライヘノツバサが来て、2着は3番人気、3着は2番人気でしたけれど、3連複の配当は25万円台、3連単の配当は350万円台と大荒れとなったのは記憶に新しいところです。
とりあえず今年も、二桁人気(場合によっては三桁人気)の馬今年が3着以内に、入るか入らないかの二者択一をまずはしなければならないようですね。
それともうひとつ、04年以降昨年までの20年中11年で8枠が3着以内に1頭ないし2頭(13年と15年の2年)入っていましたので、その8枠に入った馬にも検討が必要かと思います。
ともかくも、今年も馬体重など上記のデータと照らし合わせながら、まずは本命馬から決めていきたいと思います。

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第59回 京都牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

この京都牝馬ステークスもここ3年、京都競馬場が大規模整備工事のため、阪神競馬場で行われていましたが、今年は4年振りに京都競馬場に戻っての開催となります。
よって、再度、京都競馬場での開催でのデータを載せていきたいと思います。
1600m芝から現在の1400m芝に変更になった2016年から2020年まで5年間、連対馬10頭、3着馬5頭からです。

まず前走での距離ですが、15年までの1600m芝施行では、同じ距離の1600m芝を走った馬は連対馬では約半数の馬がいて、その約3分の2が連対していました。
では、16年以降はどうだったのでしょうか。
まず16年では、出走馬の中で前走1600m芝を走って連対していたのは2頭(前走準オープン1番人気1着、前走京都金杯3番人気1着)のみでしたが、その2頭はそれぞれ6番人気2着、3番人気3着と上位に入りました。
残りの1着馬(1番人気)の前走は、エリザベス女王杯の2200m芝(5番人気8着)でした。
17年では、前走1600m芝を走って連対していたのは、レッツゴードンキ(前走オープン特別6番人気2着)の1頭でしたが、1番人気1着で勝っています。
残りの2着馬(7番人気)、3着馬(5番人気)の前走は、それぞれ、1200m芝(準オープン1番人気1着)、1400m芝(準オープン3番人気1着)となっていました。
18年では、前走1600m芝を走った馬は3頭(前走ターコイズS(G3)5番人気1着、前走準オープン5番人気1着、前走準オープン9番人気1着とすべて1着)いましたが、それぞれ1番人気1着、4番人気2着、9番人気4着と3頭とも上位に入っていました。
残りの3着馬(5番人気)の前走は、1400m芝(準オープン8番人気2着)となっています。
19年では、前走1600m芝を走って連対した馬は3頭(前走準オープン1番人気1着、前走ターコイズ5番人気1着、前走ターコイズS10番人気2着)でしたが、その3頭はそれぞれ2番人気4着、1番人気5着、4番人気9着と、前走連対した馬が初めて1頭も3着以内に入ることができませんでした。
逆に前走1600m芝で連対を外した馬は3頭、そのうち前走ターコイズS9番人気7着だった1頭が7番人気2着と連対していました。
残りの1着馬(9番人気)、3着馬(13番人気)の前走は、両馬とも1400mとなっています。
20年で前走1600m芝を走っていた馬は8頭いましたが、連対していたのは、サウンドキアラ(前走京都金杯3番人気1着)の1頭でした。
そのサウンドキアラは見事1番人気1着となっています。
あと、連対を外した中で前走ターコイズS9番人気3着だったメイショウグロッケが13番人気3着で上位に入っていました。
あと、残りの2着馬(6番人気)の前走は、1400m芝となっていました。
結局、16年から20年までの上位3頭、計15頭の前走の距離ですが、1600m芝が8頭、1400m芝が5頭、1200m芝、2200m芝が各1頭となっています。

ちなみに、今回の登録馬19頭で、前走1600m芝を走って連対していたのは、前走オープン特別のキャピタルS1番人気2着だったプレサージュリフト、前走3勝クラスで2番人気1着となったモズゴールドバレルの2頭となっています。
また、前走1600m芝を走って連対を外した馬は、前走阪神牝馬S2番人気4着だったウインシャーロットと前走ターコイズS4番人気4着のソーダズリングの2頭がいます。


次に、過去5年の年齢ですが、
16年の1着馬~3着馬の年齢は、4歳、5歳、6歳
17年の1着馬~3着馬の年齢は、5歳、4歳、6歳
18年の1着馬~3着馬の年齢は、4歳、4歳、5歳
19年の1着馬~3着馬の年齢は、5歳、5歳、4歳
20年の1着馬~3着馬の年齢は、5歳、4歳、6歳
となっていました。
参考までに、6歳馬に関して、16年は18頭中5頭、17年は18頭中7頭、18年は12頭中1頭、19年は17頭中5頭、20年は17頭中4頭の出走となっていました。


毛色ですが、
16年の1着馬~3着馬の毛色は、3頭とも黒鹿毛
17年の1着馬~3着馬の毛色は、栗毛、鹿毛、鹿毛
18年の1着馬~3着馬の毛色は、3頭とも鹿毛
19年の1着馬~3着馬の毛色は、鹿毛、黒鹿毛、黒鹿毛
20年の1着馬~3着馬の毛色は、3頭とも鹿毛
となっていました。


父の血統ですが
16年の1着馬~3着馬の父の血統は、3頭ともヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ、ハーツクライ、ステイゴールド)
17年の1着馬~3着馬の父の血統は、連対馬2頭共ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ、アドマイヤムーン)、3着馬はヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(ディープインパクト)
18年の1着馬~3着馬の父の血統は、3頭ともヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(ダイワメジャー、マンハッタンカフェ、ドリームジャーニー)
19年の1着馬~3着馬の父の血統は、3頭ともヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ、ステイゴールド、ダイワメジャー)
20年の1着馬~3着馬の父の血統は、前の4年と違った様相となりました。
1着馬はヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト)でしたが、2着馬はナスルーラ系のレッドゴッド系、3着馬はノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系となっていました。


枠番の出目ですが、
16年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「7枠」「5枠」「6枠」
17年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「5枠」「7枠」「3枠」
18年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「6枠」「7枠」「8枠」
19年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「5枠」「7枠」「7枠」
20年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「8枠」「5枠」「3枠」

となっていました。


それから、重量のデータも合わせて載せておきます。
このレースはハンデ戦ではないものの、下記のとおり、毎年「54kg」の重量の馬が少なくとも1頭、3着以内に入っていました。

過去5年の出走馬中、「54kg」の馬の数とその中で3着以内に入った馬のその着順を挙げていきますと、
16年 18頭中12頭 2着
17年 18頭中13頭 2着、3着
18年 12頭中7頭  2着
19年 17頭中12頭 1着、2着
20年 17頭中9頭  3着
この3着以内に入っていた「54kg」の7頭の前走を見てみますと、1着かあるいは1着をはずした馬でも勝ち馬との着差は、19年の1着馬(0.7秒)、20年3着馬(0.6秒)以外の5頭は「0.5秒以内」となっていました。


人気の組み合わせですが、
16年 1番人気-6番人気-3番人気
17年 1番人気-7番人気-5番人気
18年 1番人気-4番人気-5番人気
19年 9番人気-7番人気-13番人気
20年 1番人気-6番人気-13番人気


以上ですが、人気の組み合わせのデータを見るだけで、かなりの難解さを感じてしまいますね。
とりあえずは、まずは1番人気馬の取捨選択からになるでしょうか。
あとは、枠番、年齢、血統のそれぞれのデータから検討して、絞って予想していきたいと思います。


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第41回 フェブラリーステークスのデータ [競馬データ]

G1になった97年以降、03年の中山競馬場開催を除く26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。


まず、当日の人気からですが、98年の「6番人気と8番人気」、09年の「6番人気と3番人気」、12年の「7番人気と4番人気」、そして13年の「3番人気と9番人気」の組み合わせで決まった4年以外は、1番人気か2番人気のどちらかもしくは両方(06年と16年と19年)が絡んでいました。
そのうち1番人気は、26年中15年で連に絡み、その単勝オッズは最低で1.3倍、最高で3.5倍でした。
ちなみに、1番人気で連をはずした11頭の単勝オッズですが、最低で1.5倍(12年7着のトランセンド)、最高で5.1倍となっていました。

それから当日の単勝オッズですが、連対馬52頭中35頭が一桁台となっていました。
残りの二桁台の17頭は、10頭が10倍台で、あと7頭は20.6倍(09年1着のサクセスブロッケン)、21.5倍(98年2着のメイショウモトナリ)、24.3倍(12年1着のテスタマッタ)、26.3倍(13年2着のエスポワールシチー)、28.0倍(21年2着のエアスピネル)、142.6倍(20年2着のケイティブレイブ)、272.1倍(14年1着のコパノリッキー)となっています。

3着馬では、1番人気が3頭、2番人気が4頭、3番人気が3頭、4番人気が5頭と、以上上位人気は26頭中15頭となっていました。
その15頭の単勝オッズは、23年3着馬の4番人気メイショウハリオの10.7倍以外の14頭は一桁台でした。
5番人気以下の残り11頭ですが、人気は6番人気が2頭、7番人気が3頭、8番人気が2頭、9番人気が2頭、10番人気、11番人気が各1頭となっていて、その11頭とも単勝オッズは二桁台で、最低が10.2倍、最高が45.1倍となっていました。


次に血統ですが、連対馬の父では、ヘイルトゥリーズン系が16頭と最も多く連対していました。
そのヘイルトゥリーズン系の内訳は、ゴールドアリュールがのべ8頭、ブライアンズタイムが2頭、あとサンデーサイレンス、タイキシャトル、フジキセキ、シンボリクリスエス、マンハッタンカフェ、アドマイヤマックスが各1頭となっていました。
続いてミスタープロスペクター系が僅差の15頭、ノーザンダンサー系が12頭連対と続いています。
そのノーザンダンサー系の内訳は、トップサイダー系延べ4頭、ストームバード系も延べ4頭、ニジンスキー系3頭、サドラーズウェルズ系1頭となっていました。
あと、ナスルーラ系が5頭(いずれもボールドルーラ系)、トゥルビョン系、アクアク系、リボー系、アイスカペード系(ワイルドラッシュ)が各1頭となっていました。

3着馬の父の血統では、ミスタープロスペクター系が10頭と最も多く、続いてヘイルトゥリーズン系が6頭(ブライアンズタイムが2頭、サンデーサイレンス、フジキセキ、シンボリクリスエス、ゴールドアリュールが各1頭)、あとノーザンダンサー系が4頭(ヴァイスリージェント系が1頭、のべ3頭(いずれもストームバード系))で、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)がのべ3頭、テディ系、エルバジェ系、アクアク系が各1頭となっていました。

BMS(母の父)では、ナスルーラ系の馬が連対馬52頭中12頭連対していました。
特に最初の7年は片方か両方で絡んでいました。
その後6年の連対馬では1頭も絡んでいませんでしたが、11年に1着(1番人気トランセンド)で7年ぶりに連に絡みました。
20年は、また9年ぶりに2着(16番人気ケイテイブレイブ)で連に絡みました。(3着では07年に来ています(9番人気ビッググラス))
その後半の19年の連対馬38頭のBMSを見てみますと、ヘイルトゥリーズン系が12頭、ノーザンダンサー系が11頭、ミスタープロスペクター系が9頭、ナスルーラ系が4頭、アクアク系がのべ2頭となっています。

 

3着馬のBMSですが、ノーザンダンサー系が7頭、あと、ヘイルトゥリーズン系が6頭(うちサンデーサイレンス系が5頭)、ミスタープロスペクター系も5頭、サンデーサイレンス系が4頭、ナスルーラ系、リボー系が各3頭、アリダー系が1頭となっていました。


年齢は、1着馬では5歳馬が12頭と最も多く、続いて4歳馬が8頭、6歳馬が5頭となっていました。

2着馬では4歳馬が9頭と最も多く、続いて7歳馬が6頭、5歳馬が5頭、6歳馬と8歳馬が各3頭となっています。
3着馬では6歳馬が9頭、5歳馬が8頭と最も多く、7歳馬が4頭、4歳馬が3頭、8歳馬が2頭となっていました。


毛色は、1着馬では栗毛が11頭、鹿毛が9頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛と栃栗毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が15頭と最も多く、続いて栗毛が8頭、黒鹿毛と芦毛と栃栗毛が各1頭となっています。
3着馬では栗毛が10頭、鹿毛が8頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が3頭、白毛が1頭となっています。
全体的に見ると、3着以内78頭では、鹿毛が32頭、栗毛が29頭とこの二つの毛色が拮抗しています。
あと、黒鹿毛が9頭、青鹿毛が4頭、栃栗毛が2頭、芦毛と白毛が各1頭となっています。


次に臨戦過程ですが、前走の人気では、まず連対馬では1番人気が20頭、2番人気が7頭、3番人気が13頭、4番人気が6頭と、52頭中46頭が着順とは関係なく、1番人気から4番人気の上位人気でした。
それ以下の人気の6頭は、そのうち4頭が前走根岸ステークスで、それぞれ8番人気1着、5番人気3着、6番人気1着、6番人気1着となっていました。
またその4頭の前々走の着順は、それぞれ準オープン7番人気1着、東京大賞典4番人気3着、チャンピオンズカップ6番人気9着、兵庫ゴールドトロフィ1番人気1着となっていました。
ちなみに今回の登録馬で、前走根岸ステークス、5番人気以下の下位人気、3着以上で該当する馬は、今回はいません。
あと2頭はいずれも前走チャンピオンズカップで、前走8番人気1着、前々走は南部杯2番人気5着と前走12番人気7着、前々走武蔵野S8番人気3着となっていました。
今回の登録馬では、前走または前々走でチャンピオンC5番人気以下だった馬ですが、今回は前走ではいませんが、前々走では、12番人気2着だったウィルソンテソーロ、9番人気3着だったドゥラエレーデがいます。

3着馬の前走の人気では、1番人気が8頭、2番人気が3頭、3番人気が5頭、4番人気3頭と、1番人気から4番人気までの上位人気が計19頭で、連対馬に比べて少なくなっています。
残り7頭ですが、5番人気2着、6番人気5着(東京大賞典)、8番人気2着、10番人気2着、11番人気1着、5番人気3着(東京大賞典)、9番人気11着(チャンピオンズC)と3頭を除くといずれも連対していました。
前走5番人気以下で連対している登録馬は、前走東京大賞典6番人気2着だったウィルソンテソーロ1頭となっています。
また、前走東京大賞典かチャンピオンズCで5番人気以下の登録馬も、上記のウィルソンテソーロ(東京大賞典6番人気2着)の1頭となっています。

続けて連対馬の前々走の人気も挙げておきますと、連対馬では1番人気が19頭、2番人気は16頭、3番人気が6頭、4番人気が5頭と、52頭中46頭が1番人気から4番人気でした。
あと残り6頭ですが、7番人気1着(準オープン)と10番人気7着(ジャパンカップダート)、11番人気5着(ジャパンカップダート)、6番人気9着(チャンピオンズカップ)、3番人気8着(東京大賞典)、8番人気3着(武蔵野S)となっています。

それから3着馬の前々走の人気ですが、26頭中17頭が1番人気から4番人気でした。

あと残りの9頭は06年から08年までの3年連続と11年、12年、15年、17年、18年、20年の3着馬で、それぞれ8番人気8着(ジャパンカップダート)、8番人気5着(ジャパンカップダート)、12番人気14着(芝の京都金杯)、10番人気4着(ジャパンカップダート)、5番人気2着(ジャパンカップダート)、5番人気5着(JBクラシック)、11番人気4着(チャンピオンズカップ)、6番人気1着(武蔵野ステークス)、5番人気4着(武蔵野S)となっていました。
ちなみに今回の登録馬27頭では、前走も前々走も1番人気から4番人気の上位人気だった馬は12頭います。
こう見ますと、今年も、過去の臨戦過程からのデータからでも、この12頭の中から、連対あるいは3着になる馬が含まれる可能性が高いかと思われます。


次に、前走のレース別で見てみます。
まず連対馬ですが、前走で多く連対馬を出したレースは、前走根岸Sの10頭となっています。
その内訳は、そのうち1着が8頭、2着、3着が各1頭でした。
またその前々走ですが、1着が1頭、2着が4頭、3着が3頭、9着(チャンピオンズカップ)、14着(芝のG1マイルCS)となっていました。
今回6頭の前走根岸Sだった馬が登録していますが、その中で前走3着以内だったのは、2番人気3着だったサンライズフレイム(前々走オープン特別1番人気1着)の1頭となっています。

続けて多かったのは、地方のG1レース東京大賞典の8頭となっています。
その人気は1番人気が3頭、2番人気、3番人気が各2頭、4番人気が1頭となっていました。
今回、前走東京大賞典で4番人気以上の上位人気だった登録馬は、1番人気3着だったメイショウハリオの1頭となっています。

続いて前走で多かったのは川崎記念の7頭で、そのうち2頭は同一馬(シーキングザダイヤ)で2回とも2着でした。
そしてその前々走は2回とも地方交流重賞で連対していました。
あと5頭は、
09年の勝ち馬サクセスブロッケンで、前走2番人気3着、前々走は3番人気3着
10年2着のテスタマッタで、前走は4番人気3着、前々走は3番人気3着
11年2着のフリオーソで、前走は1番人気1着、前々走は2番人気2着
14年2着のホッコータルマエで、前走も前々走も1番人気1着
20年2着のケイティブレイブで、前走2番人気6着、前々走は3番人気8着
となっていました。
しかしながら、今回の登録馬で前走川崎記念を走った馬の登録はありません。
続いて多かったのは前走平安ステークスで、その前走の着順は、6頭とも掲示板に載っていて、その人気は1番人気1頭、3番人気5頭となっていました。
しかしながら、16年から平安Sは1月から施行が変わって5月に変更になりましたので、今回も前走平安Sの馬の登録馬はいません。

次に前走のレースで多かったのは、G1のジャパンカップダートでした。
その前走も前々走も連対していました。
ただし、16年からジャパンカップダートはなくなって、代わって競馬場も施行も変わったチャンピオンズCとして生まれ変わっています。
そのチャンピオンズCからは、
16年1番人気2着のノンコノユメ 前走3番人気2着
17年2番人気1着のゴールドドリーム 前走2番人気11着
18年1番人気2着のゴールドドリーム 前走8番人気1着
21年1番人気1着のカフェファラオ 前走2番人気6着
21年9番人気2着のエアスピネル 前走12番人気7着
と、前走チャンピオンズCからはのべ5頭となっています。
その前々走は、16年のノンコノユメ、17年のゴールドドリームとも前々走は武蔵野Sで、それぞれ1着、2着と連対していました。
18年のゴールドドリームの前々走はマイルCS南部杯で2番人気5着となっています。
21年の連対馬カフェファラオとエアスピネルのそれぞれの前々走は、シリウスS1番人気1着、武蔵野S8番人気3着となっていました。
しかしながら、今回の登録馬で前走チャンピオンズCだった馬の登録はありません。

それから、前走東海Sだった馬が3頭いました。
15年1番人気1着のコパノリッキー 前走1番人気1着
15年5番人気2着のインカンテーション 前走3番人気3着
19年1番人気1着のインティ 前走1番人気1着
となっていました。
前々走は順にそれぞれ、東京大賞典2番人気2着、チャンピオンズカップ4番人気10着、準オープン特別1番人気1着となっていました。
今回の登録馬では前走8番人気8着のオーヴェルニュー1頭が登録しています。

続いて前走芝のレースだった連対馬が2頭いました。
まず1頭は、98年6番人気で1着となったグルメフロンティアで、前走は中山金杯1番人気1着、前走も愛知杯2番人気2着と好走していました。
それまでのダート経験は、7戦して3勝2着1回と条件戦ではありましたけれど、そこそこ好走していました。
あともう一頭は、02年1番人気で1着となったアグネスデジタルで、前走は海外重賞の香港C(2000m芝)で1着、前々走も天皇賞(秋)で1着となっていました。
それまでのダート経験も、12戦して7勝2着3回3着1回と素晴らしい戦績を収めていました。
今回の登録馬で前走芝のレースを走った馬は、前走チャレンジC(阪神2000m芝)1番人気6着で今回初ダートのガイアフォース、前走AJCC(中山2200m芝)6番人気10着のカラテ、前走東京新聞杯(東京1600m芝)2番人気12着のジャスティンカフェ、前走安田記念(東京1600m芝)11番人気14着のシャンパンカラーの各初ダートの4頭が登録しています。

あと残り3頭は、まず前走ガーネットSの1頭で、こちらも前走1着、前々走も1着でした。
しかし、今回はこれに該当する馬の出走はありません。
もう1頭は、16年、16番人気と最低人気で勝ったコパノリッキーで、前走は中山のオープン特別で3番人気9着、前々走は東京のオープン特別で1番人気10着となっていました。
もう1頭は、23年3番人気2着のレッドルゼルで、前走は中山のJBCスプリントで1番人気4着、前々走は東京盃競争1番人気1着となっていました。


次に3着馬の前走のレースも見ていきますと、地方交流重賞が10頭(1着、3着、5着、1着、1着、3着、2着、2着、7着、3着)と最も多く、続いて根岸Sが7頭(そのうち6頭が連対し、あと1頭は2番人気11着)、チャンピオンズCが2頭(9番人気11着、2番人気12着)で、それから、ジャパンカップダート(3番人気1着)、シリウスS(8番人気2着)、平安S(4番人気1着)、銀嶺S(1番人気1着)、芝の阪神牝馬S(3番人気1着)、東海S(4番人気1着)、武蔵野S(3番人気5着)が各1頭となっています。
ちなみにこの前走阪神牝馬Sだったのは、01年4番人気3着だったトゥザヴィクトリーで、このフェブラリーSが初ダートでした。


最後に枠番の出目ですが、
1着馬では8枠が5頭と最も多く、続いて2枠と6枠と7枠が各4頭、4枠と5枠が各3頭、3枠が2頭、1枠が1頭となっていました。
2着馬では3枠と5枠と7枠が各4頭と最も多く、続いて4枠と6枠と8枠が各3頭、1枠と2枠が各2頭となっていました。

3着馬では5枠が6頭と最も多く、続いて3枠と8枠が各4頭、1枠と2枠が各3頭、4枠と6枠が各2頭、7枠が1頭となっています。


以上ですが、今年も難解ですね。
とりあえず当日の人気が出てからの検討となるかと思います。
まずは、26年中22年で1番人気か2番人気のどちらか、あるいは両方連対していたことから、ここからの取捨選択からとなりますね。
それを基に、上記のデータを一つ一つ検証しながら、まずは本命馬を決めていこうと思っています。


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第58回 共同通信杯のデータ [競馬データ]

03年中山での開催と98年ダートでの開催を除く、92年以降30年、連対馬60頭、3着馬30頭からです。
このレースも、11年からそれまでより1週遅い開催となっています。


まず当日の人気ですが、馬連で11万馬券が出た99年と翌年の00年、そして08年、10年、11年、13年、16年、17年、18年、20年、21年、23年の計12年以外の30年中18年は1番人気が連対していました。(3着に入ったのは、10年、17年、23年の3回)
基本的には、比較的1番人気が強いレースと言えるかと思います。
しかしながら、08年以降16年中半分以上の10年、1番人気が連対していませんでした。
それまでの該当する14年中12年で1番人気が連対していましたので、もしかしたら傾向が変わってきたのかも知れません。
ちなみに、この08年以降の1番人気の着順と単勝オッズを挙げていきますと、
08年5着 1.5倍
09年1着 2.8倍
10年3着 1.8倍
11年9着 2.9倍
12年2着 1.4倍
13年4着 3.2倍
14年1着 2.2倍
15年2着 1.8倍
16年9着 1.9倍
17年3着 2.8倍
18年7着 1.8倍
19年2着 1.7倍
20年4着 1.5倍
21年5着 2.3倍
22年2着 3.4倍
23年3着 3.6倍
となっていました。
ちなみに、偶然かも知れませんが、1番人気が掲示板を外した99年、11年、16年、18年の4年は何れも8枠(99年、16年、18年)、7枠(11年)でした。
後の残りの中で、1枠から6枠までで1番人気になった馬はすべて掲示板に載っていました。

あと、全体的に見てみますと、連対馬では、
99年の1着馬(33.0倍)
99年の2着馬(206.2倍)
00年の2着馬(21.5倍)
05年の2着馬(24.1倍)
07年の2着馬(26.3倍)
08年の1着馬(21.4倍)
16年の1着馬(22.6倍)
17年の2着馬(25.6倍)
21年の2着馬(41.9倍)
の9頭以外の51頭は、単勝オッズが一桁か10倍台(最高15.5倍)となっていました。

3着馬では、
94年(41.5倍)
96年(67.2倍)
97年(28.9倍)
08年(69.1倍)
09年(50.7倍)
13年(40.8倍)
18年(132.9倍)
22年(29.8倍)
の8頭以外の22頭は、同じく単勝オッズが一桁か10倍台(最高19.1倍)となっていました。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が33頭と圧倒的に多く、続いて黒鹿毛が10頭、栗毛が8頭、芦毛が5頭、青鹿毛が3頭、青毛が1頭となっています。
特に30年中、鹿毛が連対しなかったのは、
黒鹿毛と芦毛で決まった96年
黒鹿毛同士で決まった10年
栗毛と黒鹿毛で決まった11年
青毛と栗毛で決まった13年
栗毛と青鹿毛で決まった17年
黒鹿毛と栗毛で決まった19年
の6回となっていました。

ちなみに、その6年の3着馬の毛色ですが、96年の3着馬は鹿毛で、10年の3着馬は黒鹿毛、11年の3着馬は鹿毛、13年の3着馬は青鹿毛馬、17年の3着馬は黒鹿毛、19年の3着馬は鹿毛となっていました。
また、1着馬30頭中20頭が鹿毛馬となっています。(あとの1着馬の毛色は、黒鹿毛が5頭、栗毛が3頭、芦毛と青毛が各1頭)
3着馬では、同じく鹿毛が15頭と最も多く、続いて黒鹿毛が9頭、栗毛が4頭、青毛と青鹿毛が各1頭となっています。


次に父の血統ですが、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が29頭《サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔が22頭(ディープインパクトが6頭、フジキセキ、ハーツクライが各3頭、ステイゴールド、マンハッタンカフェが各2頭、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゴールドアリュール、ネオユニヴァース、エイシンサンディ、ダイワメジャーが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が1頭(オルフェーヴル)、ロベルト系が4頭(ブライアンズタイムが2頭、レッドランサム、シンボリクリスエスが各1頭)》、ノーザンダンサー系が12頭、ナスルーラ系が9頭、ミスタープロスペクター系が8頭、アイスカペイド系が1頭でした。
BMS(母の父)では、ノーザンダンサー系が23頭、ナスルーラ系が12頭、ヘイルトゥリーズン系が11頭、ミスタープロスペクター系が8頭、トゥルビョン系が2頭、ハイペリオン系、アリダー系、ハンプトン系、マンノウォー系が各1頭となっていました。
このBMSがノーザンダンサー系の馬23頭ですが、そのうち12頭の前走は重賞で、あと10頭ですが、3頭は前走オープン、5頭は500万下特別、2頭は新馬戦でした。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が16頭《サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔が10頭(ディープインパクトが8頭、ゼンノロブロイ、ゴールドアリュールが各1頭)、キュアーザブルース、サザンヘイロー、シルバーホーク、シンボリクリスエス》、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系が4頭、ミスタープロスペクター系が2頭、エタン系が1頭、トゥルビョン系が1頭となっていました。
BMSでは、ノーザンダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が7頭《(サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔も2頭(フジキセキ、ネオユニヴァース)、ブライアンズタイム、シルバーホーク、タニノギムレット》、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラ系が5頭、マンノウォー系が2頭、エルバージェ系、リボー系が各1頭となっています。
そのノーザンダンサー系7頭の前走は、重賞が4頭、オープン特別が3頭となっていました。

また、特に、11年から21年まで11年連続で少なくとも1頭、計13頭(12年、15年は2頭)、3着以内にディープインパクト産駒が入っていました。(1着3頭、2着3頭、3着6頭)
(22年、23年はディープインパクト産駒の出走はありませんでした。)
今年はすでにディープインパクト産駒の出走はありませんが、ディープインパクトの孫の出走、エイシンヒカリ産駒エンヤラヴフェイス、キズナ産駒ジャスティンミラノ、フォスターボンド、ディーマジェスティ産駒ディマイザキッド、パワーホールの5頭の出走があります。
また、ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系絡みの馬がちょこちょこ3着以内に入っていましたので、BMSで該当するミスタージーティーにも検討段階で意識してみたいと思っています。



臨戦過程では、連対馬で前走連対した馬は60頭中43頭いました。
その前走のレースの内訳は、G1の「朝日杯」が5頭、G3の重賞が14頭、オープン特別が7頭、500万下条件特別(1勝クラス)が12頭、未勝利戦が1頭、新馬戦が4頭となっていました。
今回の出走馬10頭中6頭が前走連対(1着5頭、2着1頭)しています。
あと、前走連対しなかった残り17頭ですが、前走レースの内訳は、G1が7頭(3着、6着、4着、3着、9着、5着、4着)、G3が6頭(6着、4着、4着、5着、5着、4着)、オープン特別が3頭(3着、3着、4着)、1勝クラスが1頭(3着)となっていました。
その16頭の前々走は、1頭がG1で13着、1頭がG2で11着、4頭がG3で5着、3着、4着、地方重賞で3着、1頭がオープンで6着、その7頭以外の9頭は連対していました。

3着馬では、連対馬で前走連対した馬は14頭。 
その前走のレースの内訳は、重賞のG2が1頭、G3が2頭、オープン特別が4頭、500万下戦が5頭、未勝利戦が1頭、新馬戦が1頭となっていました。
そして、前走連対しなかった残り16頭ですが、G1が1頭(3着)、G3が11頭(4着、4着、3着、3着、3着、8着、3着、3着、3着、10着、4着)、オープン特別が3頭(4着、4着、10着)、500万下が1頭(5着)となっていました。
その16頭(前走新馬戦1着馬は除く)の前々走ですが、1頭がG1で9着、3頭がG3でそれぞれ10着、5着、2頭がオープン特別で共に3着、1頭が500万下特別で4着で、その7頭以外の9頭は連対していました。
その中の前走G3で8着の馬の前々走はオープン特別2着、前走G3で10着の馬の前々走は未勝利戦1着、前走G3で4着の前々走はG3で2着、前走オープン特別で10着の馬の前々走は500万下特別1着、前走500万下で5着の馬の前々走はオープン特別3着となっています。
また前々走G3で10着だった馬の前走は3着でした。


以上ですが、今年も1番人気馬の取捨選択からですね。
あとは上記のデータを丁寧に検討しながら結論を出していこうと思います。

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第117回 京都記念のデータ [競馬データ]

この京都記念も、4年振りの京都競馬場開催となります。
よって、再び、20年までの過去の京都競馬場施行のデータを挙げていこうと思います。
95年以降、20年までの26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。
11年からはそれまでより1週早い開催となっています。


まず父の血統ですが、連対馬52頭中最も多かったのはヘイルトゥリーズン系の22頭でした。
内訳は、サンデーサイレンスの仔が15頭(ディープインパクト(7頭)、マーベラスサンデー、アグネスタキオン、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゼンノロブロイ、ダンスインザダーク、ネオユニヴァース、ステイゴールド)、サンデーサイレンスが5頭、サンデーサイレンスの孫が1頭(ディープスカイ)、グラスワンダーが1頭と、圧倒的にサンデーサイレンス系が多くなっています。
そのサンデーサイレンスの仔の15頭のうち14頭は、08年からの19年までの11年間のものとなっています。(あと1頭は、05年1着馬のシルクフェイマス)
サンデーサイレンス系の中のディープインパクト産駒ですが、13年に1着2着、14年に2着、16年に2着、17年に2着、18年に2着、20年に2着と、昨年20年までの8年間で7頭連対していました。(そのうちトーセンラーが13年1着、14年2着)

続いて多かったのは、ナスルーラ系の14頭(グレイソブリン系が6頭、レッドゴッド系が5頭、ネヴァーベンド系が2頭、ボールドルーラ系が1頭)でした。
そのうち9頭が1着となっています。
またそのうち12頭は95年から06年までの12年間のものとなっています。(あと2頭は、10年の2着馬ジャガーメイル、20年1着のクロノジェネシス)
続いてノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が6頭、サッカーボーイが2頭となっていました。
そのうち、15年の連対馬の父はスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のワンツーとなっています。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が14頭(サンデーサイレンスの仔が10頭、サンデーサイレンスが2頭、リアルシャダイとブライアンズタイムが各1頭)と最も多く、続いてネイティヴダンサー系が4頭(そのうちミスタープロスペクター系が3頭)、ナスルーラ系が3頭、ノーザンダンサー系(チーフベアハート、ジャイアンツコーズウェイ)、サッカーボーイが各2頭、トゥルビョン系(トウカイテイオー)が1頭となっています。


年齢は、連対馬では4歳馬が24頭と最も多く、続いて5歳馬と6歳馬が各12頭、7歳馬が4頭となっていました。
特に4歳馬は、95年、04年、09年、12年、14年、17年を除く、26年中20年で連に絡んでいます。(その除いた6年中09年を除く5年の4着馬は4歳馬)

3着馬では、5歳馬が10頭と最も多く、続いて6歳馬が8頭、4歳馬が5頭、7歳馬が2頭、9歳馬が1頭となっていました。

連対馬で目立っていた4歳馬の3着以内の計29頭ですが、そのうち連対した4歳馬24頭の当日の人気は、1番人気が10頭、2番人気が5頭、3番人気が3頭、4番人気が2頭、6番人気が2頭、8番人気が1頭、11番人気が1頭となっていました。
その中で、人気薄の4頭ですが、01年11番人気1着となったマックロウ、03年8番人気1着となったマイソールサウンド、05年6番人気2着となったトウショウナイト、16年6番人気1着となったサトノクラウンでした。
前2頭ですが、父がグレイソブリン系となっていました。(トウショウナイトの父はミスタープロスペクター系のデインバーカントリー、サトノクラウンの父はノーザンダンサー系のマルジュ)
3着馬の4歳馬5頭では、当日人気は2番人気、3番人気、6番人気、1番人気(2頭)となっていました。
その6番人気馬は、02年6番人気3着となったテンザンンセイザで、父がグレイソブリン系となっています。

逆に、4歳馬で1番人気から3番人気で上位人気になっていたにもかかわらず4着以下で複勝圏内に入らなかったのは、95年以降17頭いました。
また、その複勝圏内を逃したうちの4着の4歳馬ですが、過去26年中約半分の13頭を占めていました。
その12頭の人気は、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、6番人気が1頭、9番人気が2頭、10番人気が1頭となっています。


毛色ですが、1着馬では鹿毛が14頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が4頭、青毛と芦毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が11頭、栗毛が8頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が2頭となっていました。
そのうち栗毛は97年以降05年まで9年連続連に絡んでいました。

あと栗毛が連対しなかった95年、96年、06年、07年、08年、10年、11年、13年、14年、15年、16年、17年、18年、19年、20年の15年のうち、96年、06年、07年、16年の4年の3着馬は栗毛となっていました。(10年は栗毛馬の出走はなし)
3着馬では鹿毛が15頭、栗毛が6頭、青鹿毛が2頭、黒鹿毛、芦毛、青毛が各1頭となっています。

この中で栗毛馬ですが、06年以降、ここ15年中9年は栗毛馬の連対はありませんし、3着馬も15年中8年は栗毛馬が入っていないところを見ると、この栗毛馬強しのデータも過去のものになってきたのかも知れません。
(12年は、2着に唯一1頭出走していた栗毛馬の1番人気ダークシャドウが入りましたが、翌年13年は、同じく唯一出走していた栗毛馬9番人気ヤマニンファラオはしんがり負けの11着、17年と18年に、唯一出走していた栗毛馬アクションスターは、共に9着(それぞれ7番人気と10番人気)でした。)


次に、当日の連対馬の人気の組み合わせですが、「8番人気と7番人気」の組み合わせで決まった03年以外は、片方か両方で1番人気から3番人気の上位の馬が絡んでいました。
その中の1番人気ですが、26年中15年で連に絡み、3着馬は2頭となっていました。
その連に絡んだ1番人気の単勝オッズですが、2頭(3.3倍と3.4倍)を除いて13頭が1倍台(7頭)もしくは2倍台(6頭)となっていました。
ただ連をはずした1番人気の11頭はそれぞれ、2.3倍(3着)、2.7倍(6着)、2.5倍(7着)、1.9倍(10着)、3.3倍(13着)、3.5倍(5着)、1.6倍(6着)、1.8倍(5着)、3.9倍(12着)、1.7倍(3着)、1.6倍(3着)となっていて、単勝オッズから取捨選択が一見可能なようですが、シルクフェイマス、ジェンティルドンナ、ハープスターのように1倍台でも大きく負けたこと(シルクフェイマス05年10着)がありますので、全面的に信用できるデータではないようです。


それから臨戦過程での主な前走のレースですが、連対馬では有馬記念が12頭と最も多く、次いで京都の金杯が5頭(いずれも京都記念で1着)、日経新春杯が4頭(同じくいずれも1着)、アメリカJCCも4頭(同じく1着が1頭、2着が3頭)となっていました。
それから、前走で上記の4レース以外のレースを走った連対馬は、海外を走った馬と15年の2着馬スズカデヴィアス(前走ステイヤーズS6番人気4着)、18年1着馬クリンチャー(前走菊花賞10番人気2着)を除いてその前走の人気が着順に関係なく5番人気以上の上位人気になっていました。

3着馬の前走のレースも、有馬記念が8頭(1着、6着、7着(3頭)、9着、10着、14着)、日経新春杯が5頭(2着2頭、4着2頭、14着)、アメリカJCCが5頭(2着4頭、10着)とほぼこの3レースで分け合っていました。
残り8頭の前走は、ジャパンC(2着、8着)、宝塚記念(3着)、天皇賞(春)(4着)、京阪杯(1800m芝時で1着)、京都金杯(15着)、佐賀記念(12着)、海外の凱旋門賞(14着)となっています。


次に枠番の出目ですが、連対馬では6枠が10頭と最も多く、続いて7枠が9頭、8枠が8頭、1枠と4枠が各7頭、5枠が5頭、続いて2枠と3枠が各3頭となっていました。
3着馬では、8枠が7頭と最も多く、次いで4枠が5頭、5枠が4頭、3枠と6枠が各3頭、続いて2枠と7枠が各2頭、1枠がなしとなっています。


以上ですが、参考にはならないかも知れませんけど、昨年4月の京都競馬場大規模整備工事終了後の、施行に関係なく、京都2200m芝での人気を挙げておきたいと思います。
全部で17レース(エリザベス女王杯、京都新聞杯、3勝クラス2レース、2勝クラス4レース、1勝クラス4レース、3歳未勝利5レース)で、まずは、1着馬ですが、1番人気馬が10勝、2番人気、4番人気、5番人気が各2勝、7番人気が1勝と比較的上位人気が入っていました。
2着馬は、1番人気2頭、2番人気5頭、3番人気1頭、4番人気4頭、5番人気2頭、6番人気、7番人気、8番人気が各1頭。
3着馬は、1番人3頭、2番人気4頭、3番人気3頭、4番人気2頭、6番人気1頭、7番人気2頭、8番人気、10番人気が各1頭となっていました。
3連単の配当が10万円を超えたのは17レース中3レースありました。(2勝クラス1レース、3歳未勝利2レース)
とりあえずは、上記の諸々のデータを参考にしつつ、この最近のデータも加味しながら、あれこれ検討して結論を出していこうと思います。

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第59回 クイーンカップのデータ [競馬データ]

この2月に施行が変更になった98年以降、中山競馬場開催の03年を除く25年、連対馬50頭、3着馬26頭(13年の同着を含む)からです。
ただし、11年からは、それまでより1週早い開催となっています。


まず、連対馬では3勝馬が強いレースとなっています。
過去の該当年数の3勝馬の出走数計10頭(地方馬1頭も含む)のうち5頭が連対していました。
しかしながら、今回の登録馬では3勝した馬の登録はありません。
あと、3勝以外では2勝馬は20頭連対、1勝馬は25頭連対となっています。
また3着馬では、3勝馬はなしで、2勝馬が10頭(地方馬1頭も含む)、1勝馬が16頭となっています。


それから、東西の連対の状況ですが、東が34頭、西が16頭と、東が圧倒的に連対しています。(ただし、08年と19年と23年は西と西で決着しています。特に19年は9頭中2頭の西の馬が連対しました)
3着馬では、東が17頭、西が8頭、地方が1頭とこちらも東の方が多くなっています。


次に、当日の人気ですが、連対馬では、片方か両方で1番人気から3番人気の上位人気の馬が毎年連に絡んでいました。
人気別では、1番人気は13頭、2番人気は13頭、3番人気は7頭、4番人気は4頭と4番人気までの上位で50頭中37頭を占めていました。
あと残り13頭の単勝オッズは、17年5番人気2着のアエロリット(8.8倍)、21年5番人気2着のアールドヴィーヴルを除く11頭はいずれも二桁で、5番人気が2頭、6番人気が3頭、7番人気が1頭、8番人気が1頭、10番人気が3頭、11番人気が1頭となっていました。
その5番人気以下の11頭の前走ですが、重賞が2頭(京成杯10番人気5着、阪神JF6番人気6着、)、オープン特別が3頭(いずれも前々走は重賞)、500万下特別が1頭(7番人気1着)、未勝利戦勝ちが1頭、新馬戦勝ちが4頭となっていました。
3着馬では、一桁オッズが13頭(1番人気から5番人気)、二桁オッズは11頭(4番人気1頭、5番人気2頭、6番人気2頭、7番人気が4頭、8番人気が2頭、11番人気が1頭)、三桁オッズが2頭(15番人気 240.4倍、12番人気 265.5倍)と半分の馬が人気薄となっています。


それから当日の馬体重ですが、450kg以下の馬が連対馬50頭中22頭と半分近くが連対していて、結構軽い馬の活躍が目立ちます。
特に、06年の2着に512kgの馬体重の馬が連対するまでは、最高馬体重はその前年の05年2着馬が記録した474kgが最高でした。
その後、07年~09年の連対馬6頭のうち450kg以下は1頭、逆に480kg以上が2頭と、傾向が変わってきたのかなという印象がありました。
しかし10年の連対馬は、430kgと394kgとまた軽い馬が連に絡み、11年は460kgと444kg、12年は連対馬両馬とも偶然438kgと、この3年それなりに軽い馬が絡み続けました。
しかし、13年は、484kgと464kgとの組み合わせ、14年は460kgと458kgとの組み合わせで、450kg以下の馬は絡みませんでした。
しかしながら、翌15年は440kgと424kgと軽い馬同士の組み合わせとなっています。
あと、16年は、498kgと444kgと両方での組み合わせ、17年は、480kgと486kgと重めの馬同士の組み合わせ、そして、18年は、462kgと426kg、19年は438kgと476kg、20年は464kgと430kgと450kgを超える馬と450kg以下の両方での組み合わせとなっていて、21年は、450kgと424kgと、ぎりぎり両方の馬が450kg以下となっていました。
22年は、464kgと474kgとの組み合わせで450kg以下の馬が連対しなかった年となりました。
昨年23年は、466kgと446kgとの組み合わせとなりました・4
結局、98年以降(03年の中山開催を除く)25年では、馬体重480kg以上の馬が連対した年は、06年(6番人気)、08年(8番人気)、09年(4番人気)、13年(4番人気)、16年(1番人気)、17年(1番人気と5番人気)の6年(7頭)となっています。
また、1着馬のみ見ていても、08年までは最高460kgで、450kgを割る馬が7頭も1着となっているなど比較的軽い馬で占められていたのですが、09年の1着馬が480kgと最高馬体重を更新したことから、1着馬の傾向も変化しているのかなとも思いました。
しかしながら、前掲しましたように、10年の1着馬は430kg、11年の1着馬は460kg、12年の1着馬は438kgと、また前の傾向に戻った感もいたしました。
しかし、13年の1着馬は前走からマイナス10kgながらも484kgという馬体重で、最高馬体重を更新、その後の1着馬は、14年460kg、15年440kgでしたが、16年では498kgと更新、翌17年は480kg、18年は462kg、19年は438kg、20年は464kg、21年は450kg、22年は464kg、23年は466kgとなっています。

その連対した450kg以下の馬の人気ですが、1番人気が5頭、2番人気が6頭、3番人気が3頭、4番人気が3頭とほとんどが上位人気を示している反面、あと残り6頭は、5番人気が2頭、7番人気が1頭、10番人気が2頭、11番人気が1頭と、6頭中3頭が二桁人気の下位人気となっており両極端な傾向となっています。

また、3着馬の馬体重では、518kg(98年)と516kg(06年)と2頭の大型馬がいる一方、450kg以下の馬が8頭いました。
ちなみにその450kg以下の8頭の人気は、2番人気1頭、5番人気2頭、6番人気が1頭、7番人気が2頭、12番人気と15番人気が各1頭となっていました。

さて、その当日の馬体重の予想ですが、結構この時期馬体重の変動が大きい馬が多いので、前走の馬体重の数値からでは意外にも難しいものとなっています。
14年の2着馬マジックタイムの当日の馬体重は458kgでしたが、前走の馬体重は446kgと450kg以下で、12kg体重が増えたものとなっていました。
また、15年の2着馬ミッキークイーンの当日の馬体重は424kgでしたが、前走の馬体重は444kgで、20kgもの体重を減らしていました。
ちなみに、今回の登録馬で前走450kg以下の馬は、14頭中5頭となっています。
また、前走480kg以上の馬は、520kgのクジーンズウォークの1頭となっています。


次に前走の着順ですが、連対馬では1着が21頭、2着が12頭、3着が6頭、4着が2頭、5着が4頭と掲示板に載ったのは50頭中45頭になります。
あと残りの前走掲示板をはずした5頭の前走ですが、オープン特別の菜花賞が2頭で3番人気7着と1番人気9着、G1の阪神3歳牝馬S(阪神JF)が3頭で8番人気6着、6番人気6着、6番人気6着となっていました。
また、前走での人気では、1番人気から5番人気の上位が連対馬50頭中41頭も占めていました。
3着馬も、26頭中10頭が前走1着となっていて、あと2着(2頭)、3着(1頭)、4着(3頭)、6着(3頭)、8着(3頭)、9着(1頭、フェアリーS)、10着(1頭、阪神JF)、12着(1頭、阪神JF)、16着(1頭、阪神JF)となっていました。
同じく前走の人気も26頭中18頭が4番人気以上の上位人気で、残り8頭は前走6番人気1着(新馬戦)、5番人気10着(阪神JF)、9番人気6着(京王杯2歳S)、8番人気3着(菜の花賞500万下特別)、8番人気3着(阪神JF)、11番人気16着(阪神JF)、12番人気9着(フェアリーS)、5番人気6着(阪神JF)となっていました。
また、前走「菜の花賞」(08年まではオープン、09年からは500万下へ条件が変更)の馬が、過去25年で8頭の連対馬を出しています。
今回の登録馬で前走「菜の花賞」の馬は、8番人11着だったコスモフーレイの1頭となっています。


毛色は、1着馬では、鹿毛と芦毛が各6頭、鹿毛が5頭、栗毛が4頭、青鹿毛が2頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が12頭、芦毛が5頭、栗毛と黒鹿毛が各4頭となっていました。

3着馬では鹿毛が12頭、栗毛、黒鹿毛が各5頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっています。


父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が26頭(サンデーサイレンスが5頭、サンデーサイレンスの仔20頭、タニノギムレットが1頭)、ミスタープロスペクター系が8頭、ノーザンダンサー系が7頭、ナスルーラ系が6頭、トウルビョン系が2頭、テディ系が1頭となっています。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が14頭、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系が各5頭、ナスルーラ系が2頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では、5枠が11頭、3枠が9頭、1枠と6枠が各8頭、7枠が5頭、2枠と8枠が各4頭、4枠が1頭となっていました。

3着馬では、5枠が6頭、1枠と2枠と7枠が各4頭、3枠と4枠が各3頭、6枠と8枠が各1頭となっています。


以上ですが、過去のデータが今年も繰り返されるならば、まずは、今年も上位人気3頭の中から本命馬を1頭、選択ということになりますね。
でも、その後のあと1頭、あるいはあと2頭の選択が、今年も悩むことになりそうです。
ともかく今年も、人気、オッズを見ながら、上記のデータを参考に結論を導き出していこうと思います。


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第74回 東京新聞杯のデータ [競馬データ]

92年以降、95年の降雪によるダート開催への変更と03年中山競馬場での開催を除く過去30年、連対馬60頭、3着馬30頭からです。
ただし、14年は積雪のため、1週遅れの開催となっています。


この古馬の東京1600m芝の重賞レースは、5月の牝馬限定のヴィクトリアルマイル、初夏の安田記念、秋の富士ステークス、そしてこの東京新聞杯と4レースあります。
それぞれ個性があって、共通項があるようでないようで、そしてそれぞれの難解さを持っています。
この東京新聞杯もなかなか個性があって難解ですね。
近年でも、08年、3連単で250万台、09年は88万台と、大荒れになりましたが、10年は1万円台、11年は約10万円弱、12年は6万円台、13年は1万円台、14年は9万円台、15年は15万円台、16年は35万円台、17年は1万円台、18年は2万円台、19年は1万円台、20年は12万円台、21年は26万円台、22年は1万円を切る8千円台の配当。昨年23年は4万円台と、荒れるのか、固く収まるのか、予想しづらい、とらえどころがない難解なレースとなっています。
過去30年の1番人気を見てみますと、1着が6頭(単勝オッズ1.3倍~2.8倍)、2着も6頭(1.7倍~4.4倍)と計12頭が連対で、全体的には4割の連対率となっています。
また、3着には1番人気の馬が4頭(3.2倍、4.5倍、4.2倍、1.8倍)入っていて、結局30頭中1番人気が16頭、3着以内に入ったことになります。
あと残り圏外は14頭ですが、9着(00年、1.8倍)、8着(02年、4.2倍)、4着(04年、1.8倍)、4着(08年、4.1倍)、6着(09年、4.0倍)、7着(11年、2.3倍)、5着(12年、4.4倍)、10着(13年、4.0倍)、4着(14年、4.2倍)、競争中止(16年、3.0倍)、9着(18年、4.2倍)、9着(20年、2.9倍)、4着(21年、2.7倍)、4着(23年、2.9倍)となっていて、ここ15年では、10年と15年と17年と22年、そして競争中止となった16年を除く10年で3着以内をはずしていました。(その10年の1番人気(2着)の単勝オッズは4.4倍、15年の1番人気(3着)は4.2倍、17年の1番人気(3着)は1.8倍、22年の1番人気(2着)は3.3倍)


次に毛色ですが、連対馬で一番多かったのは鹿毛で60頭中30頭と半分を占めていました。
続いて黒鹿毛が14頭、栗毛が7頭、青鹿毛が4頭、芦毛が3頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
しかし、04年から09年までの6年は、「黒鹿毛同士」、「青鹿毛と栗毛」、「黒鹿毛と栗毛」、「栗毛同士」、「青鹿毛と黒鹿毛」、「黒鹿毛同士」という組み合わせとなっていて、6年連続なぜか鹿毛馬の連対なしとなっていました。

しかしながら、10年は「鹿毛馬同士」(3着馬も鹿毛馬)と久々に鹿毛馬が連対し、11年は「黒鹿毛と鹿毛」という組み合わせで、また鹿毛馬が戻って来た感があります。
その後は、12年は、「青毛-栗毛」でまた鹿毛馬が絡まない年となり、13年は、「栗毛-鹿毛」、14年は、「芦毛-鹿毛」、15年は「鹿毛-鹿毛」、16年は「芦毛-鹿毛」、17年は「黒鹿毛-鹿毛」と5年連続、鹿毛馬が連対していました。
しかし翌18年は、上位1着~4着まで黒鹿毛が占め、6年連続とはなりませんでした。
19年は「鹿毛-鹿毛」とまた強い鹿毛馬が戻ってきましたが、20年は「青鹿毛-黒鹿毛」と鹿毛馬が絡まない年となりました。
続く21年、22年は、「黒鹿毛-鹿毛」、昨年23年は「栗毛-鹿毛」となっていました。
ちなみに、その鹿毛馬が連対しなかった9年(04年から09年、12年、18年、20年)の3着馬の毛色は、順に、「黒鹿毛」、「黒鹿毛」、「鹿毛」、「青鹿毛」、「鹿毛」、「黒鹿毛」、「黒鹿毛」、「黒鹿毛」、「栗毛」と9年中5年も黒鹿毛が入り、あと2年で鹿毛、1年が青鹿毛と栗毛となっていました。
よって、その9年中7年は3着以内に鹿毛馬が絡まなかったことになりますので、やはりこの鹿毛馬強しのデータも、とらえどころのないものとなっています。
3着馬の過去30年の毛色もまとめてみますと、黒鹿毛が12頭、鹿毛が9頭と拮抗していて、続いて栗毛が5頭、青鹿毛が4頭となっています。


次に臨戦過程ですが、まず前走での距離で同じ1600m芝を走ったのは、連対馬60頭中40頭となっていました。
そしてその40頭のうち24頭がその前走のレースで連対していました。
その前走1600m芝のレースで一番多かったのはニューイヤーSの13頭で、06年1着フジサイレンスの前走5番人気3着、11年2着のキングストリートの前走2番人気5着、15年2着のアルフレードの前走2番人気9着以外の10頭はいずれもその前走ニューイヤーSで連対していました。(他に、96年前走東京1400m芝施行でのニューイヤーSを走った2番人気1着のメイショウユウシがいます。)
しかしながら、今回の出走馬16頭で前走ニューイヤーSを走った馬の出走はありません。
それから、前走ニューイヤーS以外の1600m芝のレースを走った残り11頭ですが、その中で、京都金杯が8頭(1着、4着、9着、5着、12着、1着、7着、2着)と目立っています。
今回の出走馬で前走京都金杯だったのは、1番人気3着だったトゥードジボン、6番人気4着だったアヴェラーレ、5番人気5着だったフリームファクシ、10番人気8着だったダノンタッチダウン、16番人気18着だったドルチェモアの5頭となっています。

3着馬30頭では、そのうち16頭が前走1600m芝を走っていました。
その中で、連対馬で一番多かったニューイヤーS組は3頭(00年6番人気3着のエーシンフォワード、12年2番人気3着のヒットジャポット、22年2番人気3着のカラテ)でした。(他に、前走東京1400m芝施行でのニューイヤーSを走った96年4番人気3着のフジノマッケンオーがいます。)
その前走1600m芝を走った16頭のその前走の人気を見てみますと、1番人気が6頭、2番人気が5頭、3番人気が1頭、4番人気が1頭、6番人気が1頭(京都金杯2着)、8番人気が1頭(マイルCS11着)、12番人気が1頭(マイルCS7着)となっていて、11頭が1番人気か2番人気、13頭が4番人気以上となっていました。

今回、前走1600m芝のレースを走ってその時の人気が4番人気以上だったのは、リステッド競争で4番人気3着だったアスクコンナモンダ、ターコイズSで3番人気15着だったサウンドビバーチェ、同じく3番人気4着のピースワンパラディ、京都金杯で1番人気3着のトゥードジボン、中日新聞杯で3番人気12着だったホウオウビスケット、リステッド競争で3番人気1着のマテンロウスカイの6頭となっています。
また、前走G1のマイルCSをを走っていた出走馬は、ジャスティンカフェ(7番人気3着)の1頭がいます。


あと、連対馬で、臨戦過程で前走1600m芝以外を走った残り20頭ですが、そのうち準オープン(3勝クラス)とオープン特別だったのは計6頭いました。
いずれも1番人気か2番人気で勝っていました。
今回の出走馬でその該当馬は、オープンクラス(1800m芝)2番人気1着だったショウナンマグマの1頭となっています。
あと残り14頭は前走重賞となりますが、その内訳は、G1が8頭《(有馬記念が2頭(7番人気7着、10番人気6着)、エリザベス女王杯が4頭(4番人気6着、8番人気5着、7番人気8着、3番人気5着)、菊花賞が1頭(11番人気11着)、秋華賞が1頭(2番人気2着)》、G2が2頭(9番人気4着、4番人気5着)、G3が4頭(1番人気1着、9番人気12着、9番人気9着、3番人気5着)となっていました。
今回の出走馬で前走1600m芝以外のG1を走っていた出走馬は、前走秋華賞3番人気2着だったマスクトディーヴァの1頭が出走しています。

それから、3着馬の残り前走「1600m芝」以外の13頭ですが、前走有馬記念11番人気13着、前走中山金杯5番人気14着、中日新聞杯6番人気8着、阪神C12番人気9着、同5番人気15着、前走エリザベス女王杯14番人気8着以外の7頭は前走5着以上の上位着順となっています。


年齢ですが、連対馬では、4歳が22頭と最も多く、6歳が僅差で18頭、続いて5歳も僅差の15頭、あと7歳の5頭となっています。
3着馬では、4歳と5歳が各12頭と拮抗していて、次に6歳の4頭、7歳と8歳の各1頭と続いていました。


次に父の血統ですが、連対馬で、単独で一番多かったのはサンデーサイレンスの10頭で、それを含むヘイルトゥリーズン系が33頭となっていました。
そして、ノーザンダンサー系が10頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各6頭、そしてサーゲイロード系、トゥルビョン系、ダンテ系が各1頭と続いていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系が10頭(サンデーサイレンス3頭、ネオユニヴァース、フジキセキ、スペシャルウイーク、ダンスインザダーク、ステイゴールド、ディープインパクト、ハーツクライ)と最も多く、続いてナスルーラ系が7頭、ミスタープロスペクター系、ノーザンダンサー系が各5頭、そしてロベルト系が2頭(ブライアンズタイムズ系、グラスワンダー系)、リボー系が1頭と続いています。
また、全体的に、父か母の父(BMS)でどちらかあるいは両方でナスルーラ系の馬が目立っています。
過去30年、1着馬から3着馬計90頭中27頭でナスルーラ系が絡んでいました。
特に、05年から07年までの3年間と10年、11年の2年間、13年、17年、18年、20年、21年、23年の計11年で入らなかった以外は、残り19年で少なくとも1頭は絡んだ馬が3着以上に入っていました。
今回の出走馬でナスルーラ系絡みの馬は、トゥードジボンの1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では、3枠が11頭と最も多く、続いて4枠が10頭、2枠が8頭、6枠と8枠が各7頭、1枠と5枠が各6頭、7枠が5頭と続いています。
中でも、4枠の10頭中、19年6番人気2着だったレッドオルガ、22年1番人気2着だったファインルージュ以外の8頭は1着となっていて、一番多く優勝馬を出しています。
3着馬では、1枠が8頭と最も多く、続いて8枠が6頭、4枠と6枠が各4頭、次に5枠と7枠が各3頭、5枠が2頭となっていて、連対馬で一番多かった3枠は無しとなっていました。


以上ですが、今年も難解な選択ですが、「荒れるのか」「平穏で決まるのか」、この二者択一からになりますね。
その上で、上記のデータを参考にまずは本命馬を決めていきたいと思います。


タグ:東京新聞杯
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第64回 きさらぎ賞のデータ  [競馬データ]

今年も、一昨年、昨年に続き、京都競馬場が大規模整備工事のため、中京競馬場で行われます。
とりあえず、20年まで行われていた京都競馬場でのレースの傾向を挙げて、それぞれのデータの後に、一昨年、昨年の中京競馬場で行われた結果を載せていきたいと思います。
1800mに変更になった91年以降、94年の阪神競馬場開催を除く20年までの過去29年、連対馬58頭、3着馬29頭からです。
ただし、中京競馬場施行でのレースは、1800m芝がない為、2000m芝で行われています。


だいたい平穏な結果で決まっているレースです。
その中で荒れた年の連対馬の組み合わせは、
91年の「3番人気と5番人気」
93年の「10番人気と5番人気」
08年の「8番人気と5番人気」
11年の「3番人気と8番人気」
13年の「5番人気と6番人気」
19年の「3番人気と6番人気」
20年の「7番人気と4番人気」
との組み合わせでそれぞれ決まった7年で、それ以外の22年は、1番人気か2番人気の片方か、両方の馬が絡んでいました。
その連対馬の全体的な人気の内訳ですが、29年中、1番人気が16頭、2番人気が14頭、3番人気が7頭、4番人気が5頭、5番人気が6頭、6番人気が6頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、10番人気が1頭となっていました。
この連対した6番人気以下の下位人気計10頭の前走ですが、
93年10番人気(単勝オッズ38.9倍)1着のツジユートピアンの前走が500万下特別3番人気11着
97年6番人気(7.3倍)1着のヒコウキグモの前走が新馬戦1番人気1着
02年6番人気(9.5倍)1着のメジロマイヤーの前走が500万下特別6番人気1着
05年6番人気(32.4倍)2着のマキハタサーメットの前走がオープン特別4番人気1着
08年8番人気(21.2倍)1着のレインボーペガサスの前走が地方の重賞1番人気3着
11年8番人気(43.3倍)2着のリキサンマックスの前走が未勝利戦9番人気1着
13年6番人気(8.3倍)1着のタマモベストプレイの前走がシンザン記念3番人気3着
17年6番人気(17.2倍)1着のアメリカズカップの前走が朝日FS9番人気9着
19年6番人気(35.5)2着のタガノディアマンテの前走500万下5番人気3着
20年7番人気(29.8倍)1着のコルテジアの前走シンザン記念9番人気3着
となっていました。
前走の傾向としては、前走の着順が1着だったのは10頭中4頭で、1着をはずしていた残り6頭は、その人気は、前走G1の朝日FSとG3のシンザン記念の2頭のそれぞれ9番人気だったのを除いて、上位人気(1番人気3着、3番人気11着、3番人気3着、5番人気3着)となっていました。

3着馬も見てみますと、人気に関係なく当日の単勝オッズが一桁台だったのは29頭中14頭で、残り15頭が10倍以上になっていたことから、連対馬としては平穏なレースの傾向が強くても、3連複、3連単としては波乱の目を含んでいることになります。
その3着馬の当日人気ですが、29年中、1番人気が4頭、2番人気が4頭、3番人気が4頭、4番人気が3頭、5番人気が3頭、6番人気が3頭、7番人気が5頭、8番人気が1頭、10番人気が2頭となっています。
そのうち6番人気以下の下位人気11頭の前走ですが、1着だったのは4頭(500万下特別1番人気1着1頭、未勝利戦1番人気1着2頭、新馬戦3番人気1着1頭)で、それ以外の1着をはずした7頭の前走の人気は、1番人気が1頭いる以外4番人気から10番人気で、連対馬とは違った傾向となっています。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞の上位3頭の人気は、
21年 3番人気-2番人気-1番人気
22年 2番人気-3番人気-8番人気
と、連対馬は共に上位人気3頭の2番人気と3番人気の組み合わせでした。
ちなみに、21年の4着馬、5着馬はそれぞれ9番人気、8番人気、22年では、6番人気、1番人気でしたので、掲示板内での人気の傾向は似通ったものとなっていました。


臨戦過程ですが、まず連対馬の前走の着順を見てみますと、58頭中1着が30頭と最も多く、続いて2着が8頭、3着が10頭、4着が3頭、5着が3頭と58頭中54頭までが前走掲示板に載っていました。
あと残り4頭ですが、8着、9着(2頭)、11着となっていました。
その前走1着馬30頭の傾向ですが、500万下条件戦が15頭と最も多く、次にオープン特別が6頭、続いて重賞が3頭、未勝利戦が3頭、そして新馬戦が3頭となっていました。
その前走での人気ですが、11年2着のリキサンマックス(前走未勝利戦9番人気1着)、20年1着のコルテジア(前走シンザン記念9番人気3着)を除いてすべて4番人気以上の上位人気でした。
あと残りの前走1着を逃した連対馬28頭ですが、朝日杯、ラジオたんぱ杯などや、地方の全日本2歳優駿を含めた重賞を走ったのは14頭いました。
次に前走1着を逃した馬で多かったのは前走オープン特別で6頭いました。
そのうち5頭が若駒Sとなっています。
あと残り8頭は500万下の条件戦で、そのうち4頭の前々走は新馬戦1番人気1着でした。(あと4頭の前々走は、東京スポーツ杯2歳S5番人気3着、500万下特別(エリカ賞3番人気3着、500万下特別(エリカ賞)1番人気5着、未勝利戦2番人気1着)

3着馬では、前走施行条件に関係なく連対していたのは、29頭中19頭、3着から5着まで2頭、あと掲示板をはずしたのは8頭で、そのうち7頭は前走重賞かオープン特別でした。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞、上位3頭の前走ですが、
21年
1着馬 前走京都2歳S 2番人気2着
2着馬 前走ホープフルS 4番人気3着
3着馬 前走ホープフルS 1番人気競争中止(前々走オープン特別1番人気1着)
22年
1着馬 前走ホープフルS 9番人気6着
2着馬 前走東京スポーツ杯S 5番人気4着
3着馬 前走1勝クラス(2200m芝) 3番人気3着
となっています。


あと父の血統では、連対馬ではサンデーサイレンスなどのヘイルトゥリーズン系が58頭中35頭と一番多く、あとノーザンダンサー系が11頭、ナスルーラー系が5頭、ミスタープロスペクター系が3頭と続いています。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が29頭中13頭(01年から06年まで6年連続と09年から12年まで4年連続と15年16年と2年連続、20年)、あとミスタープロスペクター系が6頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラー系が3頭、ハイペリオン系、マンノウォー系が各1頭となっています。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞の上位3頭の父の血統は、

21年
1着馬 サンデーサイレンス系(オルフェーヴル)
2着馬 サンデーサイレンス系(ディープインパクト)
3着馬 サンデーサイレンス系(ディープインパクト)
22年
1着馬 サンデーサイレンス系(ハーツクライ)
2着馬 ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)
3着馬 サンデーサイレンス系(キズナ)
となっています。


毛色は、連対馬では鹿毛が28頭と最も多く、あと黒鹿毛が15頭、栗毛が6頭、青鹿毛が6頭、芦毛が3頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が17頭と最も多く、あと栗毛が5頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっていました。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞の上位3頭の毛色は、
21年 栗毛-鹿毛-鹿毛
22年 黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛
となっています。


枠番の出目ですが、連対馬では7枠が11頭と最も多く、続いて3枠が9頭、1枠と5枠と6枠と8枠が各7頭、あと4枠が6頭、2枠が4頭となっています。
3着馬では、8枠が7頭が最も多く、5枠が5頭、4枠と6枠が各4頭、2枠と7枠が各3頭、3枠が2頭、1枠が1頭となっていました。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞の上位3頭の枠番の出目ですが、
21年 2枠-3枠-7枠
22年 2枠-3枠-8枠
となっていました。


それから、1着馬(29頭)の当日の人気は、1番人気が8頭、2番人気が6頭、3番人気が6頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、6番人気が3頭、7番人気が1頭、8番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
同じく1着馬の前走の人気ですが、1番人気が16頭、2番人気が4頭、3番人気が5頭、4番人気が2頭、9番人気が2頭となっていました。
また1着馬の前々走は、1番人気が18頭、2番人気が6頭、3番人気が3頭、9番人気が1頭(デイリー杯2歳S9番人気8着)となっていました。(あと1頭は、前走新馬戦1着馬)
そして、1着馬の前走の着順ですが、1着が15頭、2着が5頭、3着が5頭、4着、5着、9着、11着が各1頭となっていました。
同じく1着馬の前々走の着順は、1着が18頭、2着が3頭、3着が5頭、4着が1頭、8着(デイリー杯2歳S9番人気8着)となっていました。(あと1頭は、前走新馬戦1着馬)
また、17年までは前走新馬戦勝ちでこのきさらぎ賞も勝った馬はいませんでしたが、18年初めて1着となりました。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞の1着馬の人気、着順の動向ですが、
21年 当日3番人気、前走2番人気2着、前々走5番人気2着
22年 当日2番人気、前走9番人気6着、前々走2番人気1着
となっていました。


1番人気ですが、91年以降、94年を除く過去29年、1番人気29頭中15頭が連対していました。
内訳は1着が8頭で、そのオッズは1.0倍~1.9倍、2着が7頭で、そのオッズは1.3倍~3.6倍となっていました。
3着には4頭入っていて、オッズは、2.2倍、2.5倍、2.5倍、1.5倍となっていました。
あと、3着以内を外した残り10頭のオッズを見てみますと、1頭だけ1.3倍(4着)が合った以外は2.0倍~3.8倍となっていました。

中京競馬場施行でのきさらぎ賞の1番人気馬の着順、単勝オッズは、
21年 3着 2.7倍
22年 5着 3.4倍
となっています。


以上ですが、21年から、従来京都競馬場施行の重賞レースが中京競馬場で行われているレースが続いていますが、それらのレース同様、このきさらぎ賞も京都競馬場施行のデータが通用できないように思われます。
特に距離も、1800芝そのものが中京競馬場リニューアル後無くなりましたので、2000m芝での施行となって、距離延長での微妙な変化があるように思われます。
とりあえずは今年も、秋辺りから京都開催のところ、中京代替で行われていた、3歳の中京2000m芝のオープン以上のレースの傾向を調べたうえで、上記のデータも参考にしながら結論を出していこうと思っています。

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第38回 根岸ステークスのデータ [競馬データ]

今年も、同じ日程と施行で行われた00年の銀嶺Sと、01年以降03年中山開催を除いた根岸Sの過去21回、合わせて23年の連対馬46頭、3着馬23頭から見ていきます。


毎年ここの予想で書いていますが、馬連の配当が順に、
00年4060円(6番人気-3番人気)
01年4850円(8番人気-3番人気)
02年4380円(6番人気-5番人気)
04年17560円(7番人気-10番人気)
05年2620円(1番人気-9番人気)
06年3450円(6番人気-3番人気)
07年4050円(11番人気-1番人気)
08年2400円(1番人気-5番人気)
09年4150円(4番人気-5番人気)
10年5960円(11番人気-1番人気)
と10年までは堅く収まった年はありませんでした。
しかし11年以降の配当は、
11年640円(2番人気-3番人気)
12年15660円(4番人気-9番人気)
13年1380円(5番人気-1番人気)
14年6380円(4番人気-8番人気)
15年710円(1番人気-2番人気)
16年1330円(1番人気-6番人気)
17年860円(1番人気-3番人気)
18年2010円(6番人気-1番人気)
19年1250円(2番人気-3番人気)
20年1400円(3番人気-1番人気)
21年5370円(1番人気-10番人気)
22年3680円(6番人気-4番人気)
23年390円(1番人気-2番人気)
と、それまでと比べて、荒れたり荒れなかったりということが現れるようになりました。
中でも、馬連オッズが一桁台と10倍台の年の3着を見てみますと、11年の3着馬は10番人気、13年の3着馬も10番人気、15年の3着馬は15番人気、16年の3着馬は10番人気、17年(3着は4番人気)、20年の3着馬は9番人気、23年の3着馬は4番人気と、17年、23年を除いて荒れる傾向は残っていました。


さて、その荒れる顕著な例ですが、1着馬の人気とオッズに現れています。
この該当する過去23年間では、05年に1番人気(単勝オッズ1.8倍)で1着となったメイショウボーラ、08年に1番人気(単勝オッズが2.5倍)で1着となったワイルドワンダー、11年に2番人気(単勝オッズ3.6倍)で1着となったセイクリムズン、15年に1番人気(単勝オッズ3.4倍)で1着となったエアハリファ、16年に1番人気(単勝オッズ2.2倍)で1着となったモーニン、17年に1番人気(単勝オッズ3.0倍)で1着となったカフジテイク、19年に2番人気(単勝オッズ4.3倍)で1着となったコパノキッキング、20年3番人気(単勝オッズ9.9倍)で1着となったモズアスコット、21年に1番人気(単勝オッズ2.5倍)で1着となったレッドルゼル、23年に1番人気(単層オッズ1.6倍の10頭以外の13頭は、人気が4番人気以下の下位人気で、単勝オッズは最低で7倍、最高で55.7倍となっていて、その13頭中10頭は二桁オッズとなっていました。
それから、1着から3着馬までのそれぞれの上位3頭を見てみますと、一桁台オッズの馬が1頭だったのは7年、2頭だったのは14年、3頭共だったのは2年(17年と19年)となっていました。
その中で上位の3番人気以上の馬は、1番人気は14回、2番人気は7回、3番人気は9回それぞれ入っていました。
一応上位人気の馬にも注意が必要になるかと思います。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛と栗毛が各11頭、芦毛と栃栗毛が各2頭、青毛、青鹿毛が各1頭と一応は鹿毛が多い結果となってはいます。
しかしここ20年では、順に、栗毛-栃栗毛、黒鹿毛-鹿毛、栗毛-芦毛、鹿毛-黒鹿毛、黒鹿毛-鹿毛、鹿毛-青毛、黒鹿毛-栗毛、黒鹿毛-黒鹿毛、鹿毛-鹿毛、黒鹿毛-栗毛、黒鹿毛-鹿毛、鹿毛-鹿毛、栗毛-芦毛、青鹿毛-栗毛、栃栗-栗、黒鹿毛-栗毛、栗毛-黒鹿毛、鹿毛-鹿毛、鹿毛-黒鹿毛、栗毛-鹿毛という組み合わせになっていて、鹿毛の連対は40頭中14頭にとどまっています。(ただし、12年、15年、21年は上位3頭とも鹿毛馬で占められています)
その20年より前の00年、01年、02年の3年が、6頭中5頭が鹿毛であったことから、これはかなりの傾向の変わりようとなっています。
東京新聞杯でも同じような傾向が見られることから、もしかしたら2002年での東京競馬場の改装と関係があるのかも知れません。
しかし、出走馬の内容にもよりますので、これは一概には言えないかと思います。
例えば、12年は16頭中9頭、15年は16頭中11頭、21年は16頭中10頭と鹿毛馬が出走して、それぞれ1着から3着まで鹿毛馬が占めてしまいました。
ちなみに今年は、登録馬19頭で11頭の鹿毛馬が登録しています。
あと3着馬の毛色ですが、3着馬23頭中鹿毛が11頭、黒鹿毛が6頭、芦毛が3頭、青鹿毛が2頭、栗毛が1頭となっています。


年齢ですが、連対馬では、5歳が19頭と最も多く、続いて6歳が15頭、4歳が7頭、7歳が3頭、8歳が2頭となっていました。
3着馬では、8歳が7頭と最も多く、続いて5歳と6歳が各5頭、4歳が3頭、7歳が2頭、9歳が1頭となっていて、比較的高齢馬ががんばっています。
ちなみに、今回の出走馬での7歳以上の高齢馬は、7歳馬がアイオライト、ケンシコウ、タガノビューティー、ベルターイベルの4頭、8歳馬がピアシック、ヘリオスの2頭となっています。


前走の施行ですが、まず連対馬では、1200mダートを使われた馬が15頭となっていました。
そのうち、ガーネットSが7頭(着順は順に、5着、2着、3着、6着、1着、1着、1着)で、あと8頭は、重賞のカペラSが5頭(3番人気1着、6番人気1着、1番人気1着、2番人気1着、1番人気2着)、オープン特別のジャニュアリーSで5番人気1着、準オープン特別が2頭(7番人気1着、1番人気1着)となっていました。
ただ、ガーネットSが09年からなくなりましたので、残念ながらこれは参考にはならなくなりました。
今回の登録馬で前走1200mダートを走っていて、重賞かオープン特別、あるいは準オープンで勝っていた馬は、アームズレイン1頭となっています。
あと、前走1200mダートを走っていて、1着を逃して6着以上だった登録馬は、前走前走カペラS3番人気6着だったベルダーイメルの1頭がいます。

あと、前走1200mダート以外の31頭ですが、まずは1400mダートが14頭(いずれもオープン特別が10頭(1着が6頭、2着が2頭、3着が2頭)、重賞が4頭(地方のG1のJBスプリント、地方のG3の兵庫ゴールドトロフィが各1頭)、そして2100mダート(ジャパンカップダート)が3頭(2着、8着、5着)、1600mダート(武蔵野S)が6頭(4着、2着、3着、4着、1着、2着)、それから1600m芝が3頭(3着、14着、14着)、1800mダートが5頭(オープン特別1着、2着、チャンピオンズC 4着、6着、9着)、1700mダート(重賞のエルムS)が1頭(1着)、2000mダート(東京大賞典)が1頭(9着)となっていました。

このうち、前走1600m芝の馬の3頭のうち1頭は、00年銀嶺S2着のシンコウスプレンダで、前々走では、その前の年の銀嶺Sで勝っていました。
もう1頭は、07年1着馬のビッググラスで、前走京都金杯では14着で大敗していましたが、前々走までの7走中6走で、条件戦でしたがダート戦で連対していました。
そしてもう1頭は、20年3番人気で勝ったモズアスコットで、前走はG1のマイルCS7番人気14着、この根岸Sが初ダートでいきなり結果を出してしまいました。
その後のG1、フェブラリーSも見事勝っています。
このように、前走芝のレースを走っていても、それ以前でダートを好走している馬や、血統的にダートが合っていそうな馬には要注意かと思います。
今回、前走芝のレースだった出走馬は、前走G1のマイルCS14番人気15着で、今回初ダートのホウオウアマゾンが出走しています。

あと、3着馬23頭の前走ですが、連対馬と同じく1400mダートのオープン特別が8頭(2着、1着、1着、1着、2着、3着、3着、1着)、1200mダートのガーネットSも4頭(2着、3着、4着、3着)、地方の重賞が3頭(園田1400mダート2着と5着、大井2000mダート(G1)3着)、1800mダートが5頭(チャンピオンズC8着(2頭)、4着、オープン特別9着、3着)、前走スプリンターズS(1200m芝5着)で初ダートだった馬が1頭、1400mダートの準オープン特別が1頭(1着)、1600mダートの武蔵野Sが1頭(14着)となっていました。


枠の出目は、連対馬では、3枠が9頭、4枠と6枠が各7頭、2枠と5枠が各6頭、1枠と7枠が各4頭、8枠が3頭となっていました。
3着馬の出目ですが、7枠が23頭中910と目立っていて、あと4枠が4頭、1枠と6枠が各3頭、2枠が2頭、3枠が1頭となっていました。


以上ですが、今年も昨年までと同様、まずは連対馬で、過去23年中14年、6番人気以下の人気薄が連対して荒れたように(二桁人気は3年)今年も荒れるのか、逆に、上位人気3頭以内で決まった6年のように比較的平穏に終わるのか、まずはその二者択一から始めようと思っています。
その上で、上記のデータと照らし合わせながら結論を出していこうと思います。


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第29回 シルクロードステークスのデータ [競馬データ]

今年は、4年振りに京都競馬場での開催となります。
よって、20年まで行われていた京都競馬場でのレースのデータを再度載せていきたいと思います。
4月から2月に施行が変わった00年以降20年までの21年間、連対馬42頭、3着馬21頭からです。
施行は、00年01年が別定、02年以降はハンデ戦で行われています。
また、11年からはそれまでより1週施行が早くなりました。


まず、毎年取り上げていますが、枠順の出目で「4枠、5枠、6枠」の中枠が目立って連対しています。
連対馬42頭中半分の21頭が連対していました。
年度別では、特に08年、13年、14年、15年を除く21年中17年でこの中枠が連対していました。
(08年では5枠の6着、13年では4枠の3着、14年では5枠の4着、15年では4枠の4着がそれぞれ中枠での最高位)
その中でも03年から07年までの5年連続「6枠」が絡んでいました。
また3着馬まで含めますと、中枠は63頭中30頭が絡んでいます。
その4枠から6枠の中の連対馬21頭の前走の人気を見てみますと、8番人気以上の人気となっていました。
ちなみに、昨年までの京都競馬場での、1月に行われる同じ施行のオープン特別淀短距離Sでは、連対馬40頭中19頭がその中枠となっています。

連対馬の枠番の出目の内訳を見てみますと、4枠が8頭と最も多く、1枠、2枠、6枠が各7頭、続いて5枠が6頭、7枠が3頭、3枠と8枠が各2頭となっていました。
3着馬では、4枠、5枠、8枠が各4頭と最も多く、続いて3枠が3頭、6枠、7枠が各2頭、1枠、2枠が各1頭となっています。
連対馬の枠番の組み合わせを全体的に見てみますと、00年、03年、06年、17年の4年を除いて、21年中17年で1枠、2枠、3枠、4枠の中のいずれかが少なくとも1頭絡んでいました。


次に年齢ですが、連対馬では5歳馬が15頭と最も多く、続いて6歳馬が13頭、4歳馬が9頭、7歳馬が4頭、9歳馬が1頭となっていました。
3着馬では同じく5歳馬が8頭と最も多く、続いて6歳馬が5頭、4歳馬が4頭、8歳馬が2頭、7歳馬と9歳馬が各1頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が19頭、栗毛が12頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では鹿毛が9頭と最も多く、あと栗毛が5頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


父の血統では、連対馬ではミスタープロスペクター系が15頭、サンデーサイレンス系が12頭、ノーザンダンサー系が6頭、プリンスリーギフト系が4頭、続いてアリダー系、ボールドルーラ系、アクアク系、サーゲイロード系、その他のヘイルトゥリーズン系(ロージズインメイ)が各1頭となっていました。
3着馬ではノーザンダンサー系が7頭、ミスタープロスペクター系が5頭、マンノウオー系が延べ4頭、サンデーサイレンス系が3頭、続いてテディ系、ナスルーラ系が1頭となっています。


また、連対馬の東西の内訳ですが、西が30頭、東が12頭となっていました。
3着馬では西は12頭、東が9頭となっています。
過去21年で関東馬が3着以内に入らなかったのは、02年、08年、12年、13年、14年、16年、19年の7年となっています。
12年以降9年中5年入っていませんが、依然関東馬には要注意ですね。


次に臨戦過程ですが、連対馬では前走が京都の芝のレースだったのが22頭、そのうち13頭は淀短距離Sでした。
あと、京阪杯が6頭、準オープン戦が2頭、京都牝馬Sが1頭となっています。
あと、前走が中京のCBC賞だったのが4頭、前々走でCBC賞を使われた馬を含めるとCBC賞を走った経験があったのは7頭にもなります。
しかし、06年からこのCBC賞は12月から6月に変更になっておりますのでこれはもう参考にはなりません。
あとの残り16頭は、阪神の重賞の阪神Cが5頭、G1のスプリンターズSと中山ダートの重賞ガーネットSが各3頭、中京のオープン特別が2頭、そして、中山1200m芝のオープン特別ラピスラズリSと準オープン特別が各1頭、阪神1200m芝の3勝クラス(準オープン)が1頭となっていました。
3着馬では、前走のレースが京都の淀短距離Sだったのが7頭、京阪杯が2頭、あと、阪神C、スワンS、CBC賞、ガーネットS、阪神のオープン戦、中京のオープン特別、中山のオープン特別、同じく中山の準オープン特別、京都の準オープン特別、阪神の準オープン、中京の3勝クラス(準オープン)、小倉の1000万下特別が各1頭となっています。


人気面では、連対馬では21年中12年は1番人気か2番人気の馬が片方かもしくは両方で絡んでいます。
あとの絡まなかった9年では、1番人気が2回3着(その2回とも2番人気は4着)、1回4着になっていますので、基本的には1番人気と2番人気にはとりあえず要注意のようです。
(あと1番人気の残り6頭は08年の10着、09年の14着、10年の8着、17年の11着、18年の16着、20年の18着となっています)
ただ、3着以内に1番人気と2番人気の両方が入ったのは21年中4年でしたので、このあたり思案のしどころとなっています。
連対馬の人気別の内訳ですが、1番人気が7頭、2番人気が8頭、3番人気が6頭、4番人気が6頭、5番人気が2頭、6番人気が5頭、7番人気が3頭、9番人気が1頭、11番人気が2頭、14番人気が2頭となっていました。
3着馬では、1番人気が3頭、4番人気も3頭、5番人気も2頭、6番人気が2頭、7番人気と8枠が各1頭、10番人気と11番人気と12番人気が各2頭、13番人気、15番人気、16番人気が各1頭と、半分以上が6番人気以下の下位人気となっていました。


以上ですが、ともかくも、難解なレースには違いないですね。
05年以降20年までの16年間での3連単の配当は、10万円以上が6年、5万円以上10万円未満が6年、4万円台が3年、2万円台が1年となっていました。
なかなか検討、予想は難しそうですが、上記のデータを参考にしながら結論を出していこうと思っています。


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