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第32回 アーリントンカップのデータ [競馬データ]

17年までは2月末から3月初め頃に行われていたレースでしたが、18年からは、NHKマイルのトライアルレースとしての位置づけとなって、この4月の第2週頃での施行となりました。
上位3着までNHKマイルの優先出走権が与えられます。
ということで、この4月に変わった18年から昨年22年までの5年分の結果を載せていきたいと思います。


まずは、人気と3連単の配当の傾向から見ていきます。
18年  「1番人気-3番人気-4番人気」   9690円
19年  「12番人気-7番人気-11番人気」 約136万1千円
20年  「1番人気-4番人気-5番人気」   8210円
21年  「1番人気-10番人気-7番人気」  約21万5千円
22年  「1番人気-7番人気-4番人気」   22540円

2月末から3月初め頃に行なわれていた17年以前のもそうだったのですが、固く収まったり大荒れになったりととらえ所のない傾向となっています。
特に19年は大荒れも大荒れでした。
とりあえず、「荒れるのか」それとも「荒れないのか」を見極めるところから始めなくてはならないようですね。
そういう意味ではかなり難解なレースだと思います。

その5年間の上位着順3頭をトータル(計15頭)で見ていきますと、
1番人気 4頭(1着4頭)
3番人気 1頭(2着)
4番人気 3頭(2着1頭、3着2頭)
5番人気 1頭(3着)
7番人気 3頭(2着2頭、3着1頭)
10番人気 1頭(2着)
11番人気 1頭(3着)
12番人気 1頭(1着)


次に、毎年触れている臨戦過程での前走のレースの距離と施行について今年も触れておきます。
5年間の上位3頭計15頭では、
1600m芝が6頭、1400m芝が6頭、1800m芝が2頭、2000m芝が1頭となっています。


上位3着以内計15頭の前走のレースの内訳は
G1の朝日杯FSが3頭(2番人気3着、2番人気2着、3番人気9着)
G2のフィリーズレビュー(9番人気4着)
G2の京王杯2歳S(8番人気1着)
G
3の京成杯(5番人気11着)
G3シンザン記念(5番人気2着)
G3の共同通信杯(4番人気7着)
G3のファルコンS(13番人気2着)
500万下条件、1勝クラスが4頭(2番人気1着が3頭、1番人気1着が1頭)
未勝利戦が2頭(1番人気1着が2頭)
となっていました。


着順別の毛色ですが、
1着馬は鹿毛が3頭、栗毛が2頭
2着馬は鹿毛が4頭、芦毛が1頭

3着馬は鹿毛が3頭、青鹿毛が1頭、黒鹿毛が1頭
となっていました。


血統では、

18年は、
1番人気1着タワーオブロンドン(父はミスタープロスター系のレイヴンズパス、BMSはナスルーラ系(ネヴァーベンド系)のダラカニ)
2番人気2着パクスアメリカーナ(父はノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)のクロフネ)、BMSはサンデーサイレンス)
4番人気3着レッドヴァイロン(父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSはノーザンダンサー系(リファール系)のダンシングブレーヴ)
と2着馬のみがヘイルトゥリーズン系絡みの馬となっています。

19年は、
12番人気1着イベリス(父はミスタープロスター系のロードカナロア、BMSはナスルーラ系(ボールドルーラ系)のボストンハーバー)
7番人気2着カテドラル(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のハーツクライ、BMSはノーザンダンサー系(ダンチヒ系)ロックオブジブラルタル)
11番人気3着トオヤリトサイト(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のドリームジャーニー、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系)のアドマイヤコジーン)

20年は、
1番人気1着タイセイビジョン(父はノーザンダンサー系(ナイトシフト系)のタートルボール、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のスペシャルウィーク)
7番人気2着ギルデッドミラー(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)オルフェーヴル、BMSはマンノウォー系のティズナウ。
6番人気3着プリンスリターン(父はヘイルトゥリーズン系(ロベルト系)のストロングリターン、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のマンハッタンカフェ

21年は、
1番人気1着ホウオウアマゾン(父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のアグネスタキオン)
10番人気2着リッケンバッカー(父はミスタープロスペクター系のロードカナロア、BMSはミスタープロスペクター系のシティジップ。
7番人気3着レイモンドバローズ(父はヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のヴィクトワールピサ、BMSはノーザンダンサー系(サドラーズウェルズ系)のメダグリアロード
と、18年は2着馬、19年は2着馬と3着馬、20年は1着馬2着馬と3着馬、21年は3着馬がヘイルトゥリーズン系絡みの馬となっています。

22年は、
1番人気1着ダノンスコーピオン(父はミスタープロスペクター系のロードカナロア、BMSはノーザンダンサー系(サドラーズウェルズ系)のスライゴベイ
7番人気2着タイセイディバイン(父はミスタープロスペクター系のルーラーシップ、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のダンスインザダーク
4番人気3着キングエルメス(父はミスタープロスペクター系のロードカナロア、BMSはヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系)のスペシャルウィーク
と、ヘイルトゥリーズン系絡みの馬は、18年の2着馬、19年の2着馬と3着馬、20年の1着馬と2着馬と3着馬、21年の3着馬、22年の2着馬と3着馬となっていて、15頭中9頭となっています。
また、父がミスタープロスペクター系だった馬は、18年の1着馬と3着馬、19年の1着馬、21年の1着馬と2着馬、22年の1着馬と2着馬と3着馬となっていて、15頭中8頭と、20年以外の4年間で3着以内で絡んでいました。


それから枠の出目ですが、
18年は、「5枠-1枠-7枠」
19年は、「5枠-5枠-6枠」
20年は、「5枠-7枠-7枠」
21年は、「5枠-7枠-7枠」
22年は、「5枠-7枠-1枠」
となっていて、偶然か、5年とも1着は5枠、2着、3着はそれぞれ5年中3年が7枠となっていました。
そのまま鵜呑みにしていいものか、ここは悩むところです。

以上ですが、とりあえずは、まずは荒れるか荒れないかの2者択一からですね。
なかなか難しい選択ですが、勘を働かせながら決めて、その上で検討して結論を出していこうと思います。


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