第３３回 セントウルステークスのデータ [競馬データ]
２０００年以降１２００ｍに施行が変わってから、０６年の中京競馬場開催を除く１８年間、連対馬３６頭、３着馬１８頭からです。
まず血統からですが、連対馬では、３６頭中２０頭が父または母の父（ＢＭＳ）のどちらかでノーザンダンサー系絡みとなっていました。
また、１３年までは毎年少なくとも１頭はノーザンダンサー系絡みの馬が連対していましたが、１４年、初めて連対をはずしました。（５着が最高位）
その後、１５年、１６年、１７年と３年連続、また少なくとも１頭絡んでいました。
昨年１８年は、連対は外しましたが、３着に入っています。
結局、過去１８年中、１４年と１８年を除く１６年で少なくともノーザンダンサー系絡みの馬が連対していたことになります。
内訳は、１着馬が１８頭中９頭、２着馬が１８頭中１１頭で、２頭共絡んだのが４年（００年、０５年、１１年、１５年）ありました。
今回の登録馬１５頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、アンヴァル、キャプテンペリー、タマモブリリアン、ダイメイプリンセス、ペイシャフェリシタ、ミスターメロディ、モーニンの７頭となっています。
また、３６頭中１３頭が父または母の父（ＢＭＳ）のどちらかでヘイルトゥリーズン系絡みとなっていました。
過去１８年では１０年絡んでいました。（２頭共は、０３年、０４年、１５年の３回、１頭は００年、０２年、０５年、０９年、１２年、１６年、１７年の７回）
今回の登録馬でヘイルトゥリーズン系絡みの馬は、１５頭中８頭となっています。
あと目立つところですが、まず父がサクラバクシンオー系の連対馬は６頭いました。
今回の出走馬でサクラバクシンオー系産駒は、ラブカンプーの１頭となっています。
それから、ＢＭＳがミスタープロスペクター系の連対馬は３６頭中９頭いました。
今回では、ラブカンプーの１頭が出走しています。
３着馬の血統で目立つところでは、１８頭中８頭のＢＭＳがナスルーラ系となっていました
今回の登録馬では、イベリス、タワーオブロンドン、マテラスカイの３頭が該当します。
あと連対馬と比較してみますと、まずノーザンダンサー系絡みの馬は、１８頭中５頭と連対馬ほどではありませんでした。
ヘイルトゥリーズン系絡みの馬も８頭と、連対馬とは若干少ない率となっています。
サクラバクシンオー産駒の３着馬は３頭いました。
またＢＭＳがミスタープロスペクター系の馬も３頭いました。
いずれにせよ３着馬は、特にＢＭＳがナスルーラ系の馬が目立っているということになります。
ちなみに、残りのＢＭＳがナスルーラ系ではない１０頭ですが、そのうち５頭の父はサンデーサイレンス系（うち２頭はフジキセキ、１頭はサンデーサイレンス、マンハッタンカフェ、ディープインパクト）、３頭の父はナスルーラ系（サクラバクシンオーが２頭、ボールドルーラ系が１頭）、１頭の父はヘイルトゥリーズン系（ローズインメイ）とミスタープロスペクター系（アルデバランⅡ）となっていました。
続いて臨戦過程ですが、まず連対馬の前走の人気を見てみますと、１番人気が１６頭と際立っており、あと２番人気が８頭、３番人気が２頭と３６頭中２６頭が前走３番人気以上を占めていました。
あと残り８頭は、７番人気（４着）、５番人気（７着）、８番人気（６着）、４番人気（１着）、６番人気（３着）、８番人気（１着）、６番人気（１５着）、８番人気（１着）、６番人気（４着）、７番人気（３着）となっていました。
今回の登録馬では、前走１番人気はマテラスカイ（前走はダート）の１頭、２番人気はタワーオブロンドンの１頭、３番人気はミスターメロディの１頭となっています。
前々走は、１番人気が１５頭、２番人気が８頭、３番人気が３頭、４番人気が２頭と、３６頭中２８頭までが４番人気以上でした。
あとの８頭の前々走は、８番人気、９番人気、１２番人気（いずれもＧ１）、７番人気（Ｇ２、２着）、１３番人気（Ｇ３、１着）、５番人気（Ｇ３、５着）、１０番人気（Ｇ３、２着）、７番人気（Ｇ３、４着）となっていました。
同じく３着馬の前走の人気も見てみますと、１番人気が７頭、２番人気が２頭、３番人気が１頭、４番人気が２頭、５番人気が３頭、６番人気、９番人気、１４番人気が各１頭となっていました。
前々走は、１番人気が５頭、２番人気が２頭、３番人気が２頭、４番人気が３頭、５番人気が２頭、６番人気、７番人気、１０番人気、１６番人気が各１頭となっています。
毛色ですが、１着－２着－３着の毛色の組み合わせを００年から順に０６年を除いて挙げていきますと、
（鹿－鹿－栗）
（栗－黒鹿－黒鹿）
（鹿－鹿－黒鹿）
（栗－鹿－栗）
（栗－栗－黒鹿）
（栗－鹿－栗）
（鹿－栗－鹿）
（栗－芦－青鹿）
（鹿－鹿－鹿）
（鹿－鹿－鹿）
（栗－鹿－鹿）
（栃栗－鹿－黒鹿）
（栗－鹿－青）
（芦－栗－栃栗）
（黒鹿－青－黒鹿）
（鹿－栗－青鹿）
（鹿－鹿－鹿）
（鹿－黒鹿－鹿）
となっていました。
よく見てみますと、０８年、０９年、１０年、１２年、１３年、１４年、１６年、１７年の８年以外の９年は同じ毛色の馬が２頭とその毛色とは違う１頭という組み合わせで占められていることがわかります。
ただ、ここ１１年中８年はそうなっていません。
さて今年はどうでしょうか。
年齢ですが、１着馬は４歳が８頭、５歳が７頭、３着馬が３頭となっていました。
２着馬は、５歳が７頭、３歳と４歳と７歳が各３頭、６歳が２頭となっていました。
３着馬は、４歳と６歳が各５頭、５歳が４頭、３歳と７歳が各２頭となっていました。
それから当日の１番人気ですが、１着が５頭、２着が７頭と１８年で１２連対となっています。
あと残り６頭は０８年の８着、１０年の６着を除き、４頭が３着となっていました。
ということで０８年と１０年を除く１６年で、複勝、ワイド、３連複、３連単の中に１番人気は入っていたことになります。
さて今年はどうでしょうか。
また、阪神競馬場がリニューアルした０７年以降のセントウルＳでは、二桁人気の馬が３着以内に１２年中５年で絡んでいました。
内訳は、０７年１１番人気１着、０８年１１番人気２着、０９年１１番人気３着、１０年、１１年はなしで、１２年１２番人気３着、１３年、１４年はなし、１５年１０番人気１着となっていました。
入らなかった７年ですが、そのうち１１年と１７年を除く５年、１０番人気が５着（１０年）、１１番人気が５着（１３年）、１１番人気が４着（１４年）、１１番人気が４着（１６年）、１１番人気が４着（１８年）と掲示板には載っていました。
人気薄の馬にも要注意です。
以上ですが、今年もまずは１番人気の取捨選択からですね。
それから、今年は二桁人気の馬が３着以内に入るか入らないかの選択ですね。
ともかくも、上記のデータを一つ一つ検討しながら、結論を出していこうと思います。
まず血統からですが、連対馬では、３６頭中２０頭が父または母の父（ＢＭＳ）のどちらかでノーザンダンサー系絡みとなっていました。
また、１３年までは毎年少なくとも１頭はノーザンダンサー系絡みの馬が連対していましたが、１４年、初めて連対をはずしました。（５着が最高位）
その後、１５年、１６年、１７年と３年連続、また少なくとも１頭絡んでいました。
昨年１８年は、連対は外しましたが、３着に入っています。
結局、過去１８年中、１４年と１８年を除く１６年で少なくともノーザンダンサー系絡みの馬が連対していたことになります。
内訳は、１着馬が１８頭中９頭、２着馬が１８頭中１１頭で、２頭共絡んだのが４年（００年、０５年、１１年、１５年）ありました。
今回の登録馬１５頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、アンヴァル、キャプテンペリー、タマモブリリアン、ダイメイプリンセス、ペイシャフェリシタ、ミスターメロディ、モーニンの７頭となっています。
また、３６頭中１３頭が父または母の父（ＢＭＳ）のどちらかでヘイルトゥリーズン系絡みとなっていました。
過去１８年では１０年絡んでいました。（２頭共は、０３年、０４年、１５年の３回、１頭は００年、０２年、０５年、０９年、１２年、１６年、１７年の７回）
今回の登録馬でヘイルトゥリーズン系絡みの馬は、１５頭中８頭となっています。
あと目立つところですが、まず父がサクラバクシンオー系の連対馬は６頭いました。
今回の出走馬でサクラバクシンオー系産駒は、ラブカンプーの１頭となっています。
それから、ＢＭＳがミスタープロスペクター系の連対馬は３６頭中９頭いました。
今回では、ラブカンプーの１頭が出走しています。
３着馬の血統で目立つところでは、１８頭中８頭のＢＭＳがナスルーラ系となっていました
今回の登録馬では、イベリス、タワーオブロンドン、マテラスカイの３頭が該当します。
あと連対馬と比較してみますと、まずノーザンダンサー系絡みの馬は、１８頭中５頭と連対馬ほどではありませんでした。
ヘイルトゥリーズン系絡みの馬も８頭と、連対馬とは若干少ない率となっています。
サクラバクシンオー産駒の３着馬は３頭いました。
またＢＭＳがミスタープロスペクター系の馬も３頭いました。
いずれにせよ３着馬は、特にＢＭＳがナスルーラ系の馬が目立っているということになります。
ちなみに、残りのＢＭＳがナスルーラ系ではない１０頭ですが、そのうち５頭の父はサンデーサイレンス系（うち２頭はフジキセキ、１頭はサンデーサイレンス、マンハッタンカフェ、ディープインパクト）、３頭の父はナスルーラ系（サクラバクシンオーが２頭、ボールドルーラ系が１頭）、１頭の父はヘイルトゥリーズン系（ローズインメイ）とミスタープロスペクター系（アルデバランⅡ）となっていました。
続いて臨戦過程ですが、まず連対馬の前走の人気を見てみますと、１番人気が１６頭と際立っており、あと２番人気が８頭、３番人気が２頭と３６頭中２６頭が前走３番人気以上を占めていました。
あと残り８頭は、７番人気（４着）、５番人気（７着）、８番人気（６着）、４番人気（１着）、６番人気（３着）、８番人気（１着）、６番人気（１５着）、８番人気（１着）、６番人気（４着）、７番人気（３着）となっていました。
今回の登録馬では、前走１番人気はマテラスカイ（前走はダート）の１頭、２番人気はタワーオブロンドンの１頭、３番人気はミスターメロディの１頭となっています。
前々走は、１番人気が１５頭、２番人気が８頭、３番人気が３頭、４番人気が２頭と、３６頭中２８頭までが４番人気以上でした。
あとの８頭の前々走は、８番人気、９番人気、１２番人気（いずれもＧ１）、７番人気（Ｇ２、２着）、１３番人気（Ｇ３、１着）、５番人気（Ｇ３、５着）、１０番人気（Ｇ３、２着）、７番人気（Ｇ３、４着）となっていました。
同じく３着馬の前走の人気も見てみますと、１番人気が７頭、２番人気が２頭、３番人気が１頭、４番人気が２頭、５番人気が３頭、６番人気、９番人気、１４番人気が各１頭となっていました。
前々走は、１番人気が５頭、２番人気が２頭、３番人気が２頭、４番人気が３頭、５番人気が２頭、６番人気、７番人気、１０番人気、１６番人気が各１頭となっています。
毛色ですが、１着－２着－３着の毛色の組み合わせを００年から順に０６年を除いて挙げていきますと、
（鹿－鹿－栗）
（栗－黒鹿－黒鹿）
（鹿－鹿－黒鹿）
（栗－鹿－栗）
（栗－栗－黒鹿）
（栗－鹿－栗）
（鹿－栗－鹿）
（栗－芦－青鹿）
（鹿－鹿－鹿）
（鹿－鹿－鹿）
（栗－鹿－鹿）
（栃栗－鹿－黒鹿）
（栗－鹿－青）
（芦－栗－栃栗）
（黒鹿－青－黒鹿）
（鹿－栗－青鹿）
（鹿－鹿－鹿）
（鹿－黒鹿－鹿）
となっていました。
よく見てみますと、０８年、０９年、１０年、１２年、１３年、１４年、１６年、１７年の８年以外の９年は同じ毛色の馬が２頭とその毛色とは違う１頭という組み合わせで占められていることがわかります。
ただ、ここ１１年中８年はそうなっていません。
さて今年はどうでしょうか。
年齢ですが、１着馬は４歳が８頭、５歳が７頭、３着馬が３頭となっていました。
２着馬は、５歳が７頭、３歳と４歳と７歳が各３頭、６歳が２頭となっていました。
３着馬は、４歳と６歳が各５頭、５歳が４頭、３歳と７歳が各２頭となっていました。
それから当日の１番人気ですが、１着が５頭、２着が７頭と１８年で１２連対となっています。
あと残り６頭は０８年の８着、１０年の６着を除き、４頭が３着となっていました。
ということで０８年と１０年を除く１６年で、複勝、ワイド、３連複、３連単の中に１番人気は入っていたことになります。
さて今年はどうでしょうか。
また、阪神競馬場がリニューアルした０７年以降のセントウルＳでは、二桁人気の馬が３着以内に１２年中５年で絡んでいました。
内訳は、０７年１１番人気１着、０８年１１番人気２着、０９年１１番人気３着、１０年、１１年はなしで、１２年１２番人気３着、１３年、１４年はなし、１５年１０番人気１着となっていました。
入らなかった７年ですが、そのうち１１年と１７年を除く５年、１０番人気が５着（１０年）、１１番人気が５着（１３年）、１１番人気が４着（１４年）、１１番人気が４着（１６年）、１１番人気が４着（１８年）と掲示板には載っていました。
人気薄の馬にも要注意です。
以上ですが、今年もまずは１番人気の取捨選択からですね。
それから、今年は二桁人気の馬が３着以内に入るか入らないかの選択ですね。
ともかくも、上記のデータを一つ一つ検討しながら、結論を出していこうと思います。
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