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第59回 中日新聞杯のデータ [競馬データ]

かつては、この中日新聞杯は12月に行われたレースでしたが、中京競馬場リニューアル後の12年から時期も条件も変わって、3月に4歳以上の古馬のレースとして生まれ変わっておりました。
その代わり、この12月では、それまで5月に行われていた金鯱賞がこちらに移り、16年まで行われていました。
しかしその金鯱賞は、翌17年から3月に移って、いわゆる4月の大阪杯の前哨戦に位置づけられる形で行われています。
そういうことで、その代わりと言えばいいのでしょうか、この中日新聞杯も、3月からこの12月に再び戻ってきました。
でも、かつて12月に行われていた中日新聞杯は、リニューアル前の旧中京競馬場での施行でしたので、もう参考にはならないかと思います。
また、金鯱賞はG2の別定戦、中日新聞杯はG3のハンデ戦と違いを感じますので、17年以降、昨年22年までの5年間の中日新聞杯の傾向で見ていきたいと思います。


まず1着から3着までの人気の組み合わせですが、
17年 「2番人気-1番人気-5番人気」
18年 「1番人気-12番人気-7番人気」
19年 「8番人気-3番人気-2番人気」
20年 「2番人気-9番人気-1番人気」
21年 「8番人気-17番人気-10番人気」
22年 「5番人気-4番人気-10番人気」
となっていて、21年、22年以外の4年では、上位人気3頭から2頭(17年、19年、20年)、ないし1頭(18年)、3着以内に入っていました。
その4年間での上位人気3頭以外では、17年を除く残り3年で、7番人気から12番人気の人気薄馬が入っていました。
その17年も、4着にハナ差で9番人気の馬が来ていました。
一昨年の21年はそれまでの4年と違い、二桁人気2頭を含む下位人気3頭での組み合わせとなり、3連単の配当は236万円台と大荒れとなりました。
また、昨年22年も、上位人気3頭は入らず、二桁人気の馬が3着に入って、3連単の配当は15万円台となりました。
ただ、21年の4着に2番人気が、22年の4着に1番人気がそれぞれ来ていて、4着まで広げると、上位人気3頭の中から入って少なくとも1頭は入っていたということになります。


次に1番人気の馬ですが、
17年の1番人気はミッキーロケットで、単勝オッズは4.0倍、着順は2着でした。
18年の1番人気はギベオンで、単勝オッズは3.7倍、着順は1着でした。
19年の1番人気はアイスバブルで、単勝オッズは4.6倍、着順は9着でした。
20年の1番人気はヴェロックスで、単勝オッズは3.7倍、結果は3着でした。
21年の1番人気はアドマイヤビルゴで、単勝オッズは4.1倍、結果は10着でした。
22年の1番人気はプログノーシスで、単勝オッズは2.8倍、結果は4着でした。
19年、21年、22年以外では3着以内に入っています。


それから3連単の配当ですが、
17年は23260円と、それほど高配当にはなりませんでした。
18年は264000円と、かなり荒れた結果となりました。
19年は105620円と、前年に続き、10万円以上の配当となりました。
20年は47130円と、一昨年昨年のように10万円以上にはなりませんでしたけれど、それなりの配当となりました。
21年は上記でも触れましたが、配当は2368380円とかなりの高配当となりました。
22年は151620円と、10万円以上の高配当となっています。
結局、6年中、18年、19年、21年、22年の4年で、10万円以上の高配当となって、荒れやすいい重賞レースとはなっています。
それでも、配当に関しては、今年も荒れるのか荒れないのかの判断が難しいところですね。


次に臨戦過程ですが、連対馬のその前走と臨戦過程を見てみますと、
17年の連対馬の前走、及び前5走は、
 1着馬は関屋記念1番人気12着、4回掲示板に載り2連対
 2着馬は天皇賞(秋)14番人気12着、2回掲示板に載り(あとの3走はいずれもG1)連対はなし
18年の連対馬の前走、及び前5走は、
 1着馬はセントライト記念3番人気13着、4回掲示板に載り4連対(デビューから4走)
 2着馬はオープン特別3番人気11着、2回掲示板に載り(あとの3走はオープン特別2走、G21走)連対はなし
19年の連対馬の前走、及び前5走は、
 1着馬はエリザベス女王杯12番人気9着、条件特別2走1着のあと、G3,G2,G1が6着、8着
 2着馬はオープン特別1番人気8着で、デビューから2回1着と掲示板に載ったあとの3走はG1、G2各7着、オープン特別8着
20年の連対馬の前走、及び前5走は、
 1着馬はオープン特別1番人気2着、重賞4走オープン特別で1走で、1着1回4着以内で3連対
 2着馬は府中牝馬S5番人気7着、前の5走はすべて重賞で、掲示板が2回(共に3着)
21年の連対馬の前走、及び前5走は、
 1着馬はオープン特別5番人気8着、重賞4走、オープン特別1走で、2着1走、3着2走で掲示板は計4走
 2着馬はオープン特別(リステッド競争)16番人気8着、オープン特別4走、重賞1走で、4着1回、4走で掲示板を外していました。
22年の連対馬の前走、及び前5走は、
 1着馬はアルゼンチン共和国杯2番人気8着、重賞4走、そのうちG1が3戦1勝、残り掲示板に載らず、あとオープン特別(リステッド競争)2着
 2着馬はオープン特別(リステッド競争)5番人気1着、5走中4走が重賞、G3で1勝、それ以外掲示板に載らず
結局、この中日新聞杯の6年の連対馬計12頭中、20年の1着馬と22年の2着馬以外の10頭の前走は、すべて掲示板を外していました。

3着馬の前走と臨戦過程も見てみますと、
17年の3着馬の前走は、天皇賞(秋)18番人気14着
その前の5走は、5走中2回掲示板に載り1連対
18年の3着馬の前走は、小倉記念4番人気12着
その前の5走は、5走中2回掲示板に載り2連対
19年の3着馬の前走は、オープン特別3番人気5着
その前の5走は、5走中4回掲示板に載り2連対
20年の3着馬の前走は、小倉大賞典1番人気9着
その前の5走は、5走中4回掲示板に載り2連対
21年の3着馬の前走は、府中牝馬9番人気10着
その前の5走は、5走中2回掲示板に載り2連対
22年の3着馬の前走は、オープン特別(リステッド競争)6番人気5着
その前の5走は、5走中2回掲示板に載り連対はなし
3着馬も、6年中4年で前走掲示板を外していました。



次に毛色ですが、
17年の上位3頭は、「鹿毛-鹿毛-栗毛」
18年の上位3頭は、「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
19年の上位3頭は、「黒鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
20年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
21年の上位3頭は、「黒鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
22年の上位3頭は、「青鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
となっていました。


次に年齢ですが、
17年は、「4歳-4歳-4歳」
18年は、「3歳-7歳-5歳」
19年は、「4歳-3歳-4歳」
20年は、「4歳-4歳-4歳」
21年は、「5歳-6歳-5歳」
22年は、「3歳-3歳-4歳」
となっています。


それから血統を見てみますと、
17年、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
2着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ
3着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
BMSは
1着馬がロベルト系のシルバーホーク
2着馬がノーザンダンサー系のヌレイエフ系
3着馬がノーザンダンサー系のストームバード系
となっています。
18年、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のディープインパクト
2着馬はサンデーサイレンス系のステイゴールド
3着馬はミスタープロスペクター系のリーガルランサム
BMSは
1着馬がノーザンダンサー系のヴァイスリージェント系
2着馬がナスルーラ系のプリンスギフト系
3着馬がマンノウォー系となっています。
となっています。
19年、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のディープインパクト
2着馬はブランドフォード系のノヴェリスト
3着馬はミスタープロスペクター系のストーミングホーム
BMSは
1着馬がノーザンダンサー系のフェアリーキング系
2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト
3着馬がロベルト系のレッドランサム
となっています。
20年、父は
1着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ
2着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
3着馬はサンデーサイレンス系のジャスタウェイ
BMSは
1着馬がサンデーサイレンス系のダンスインザダーク
2着馬がノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系
3着馬がブランドフォード系のモンズーン
21年、父は
1着馬はミスタープロスペクター系のキングズベスト
2着馬はサンデーサイレンス系のステイゴールド
3着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
BMSは
1着馬がノーザンダンサー系のダンチヒ系
2着馬がミスタープロスペクター系のゴーンウエスト
3着馬がノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系
22年、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のディープインパクト
2着馬はサンデーサイレンス系のハーツクライ
3着馬はミスタープロスペクター系のドゥラメンテ
BMSは
1着馬がナスルーラ系のレッドゴッド系
2着馬がロベルト系のブライアンズタイム
3着馬がミスタープロスペクター系のケイムホーム

となっています。


ハンデ重量ですが、
17年 55kg-57.5kg-56kg
18年 56kg-54kg-57kg
19年 53kg-55kg-54kg
20年 55kg-54kg-57kg
21年 55kg-54kg-54kg
22年 56kg-56㎏-52kg


以上ですが、基本的には荒れやすいレースですので、今回もかなり悩むことになりそうですね。
とりあえず上位人気3頭それぞれの検討から始めようと思います。
それから、前走掲示板を外した馬の検討もしていこうと思っています。


タグ:中日新聞杯
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