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第37回 根岸ステークスのデータ [競馬データ]

今年も、同じ日程と施行で行われた00年の銀嶺Sと、01年以降03年中山開催を除いた根岸Sの過去21回、合わせて22年の連対馬44頭、3着馬22頭から見ていきます。


毎年ここの予想で書いていますが、馬連の配当が順に、
00年4060円(6番人気-3番人気)
01年4850円(8番人気-3番人気)
02年4380円(6番人気-5番人気)
04年17560円(7番人気-10番人気)
05年2620円(1番人気-9番人気)
06年3450円(6番人気-3番人気)
07年4050円(11番人気-1番人気)
08年2400円(1番人気-5番人気)
09年4150円(4番人気-5番人気)
10年5960円(11番人気-1番人気)
と10年までは堅く収まった年はありませんでした。
しかし11年以降の配当は、
11年640円(2番人気-3番人気)
12年15660円(4番人気-9番人気)
13年1380円(5番人気-1番人気)
14年6380円(4番人気-8番人気)
15年710円(1番人気-2番人気)
16年1330円(1番人気-6番人気)
17年860円(1番人気-3番人気)
18年2010円(6番人気-1番人気)
19年1250円(2番人気-3番人気)
20年1400円(3番人気-1番人気)
21年5370円(1番人気-10番人気)
22年3680円(6番人気-4番人気)
と、それまでと比べて、荒れたり荒れなかったりということが現れるようになりました。
中でも、一桁倍と10倍台の年の3着を見てみますと、11年の3着馬は10番人気、13年の3着馬も10番人気、15年の3着馬は15番人気、16年の3着馬は10番人気、20年の3着馬は9番人気と、17年(3着は4番人気)を除いて荒れる傾向は残っていました。


さて、その荒れる顕著な例ですが、1着馬の人気とオッズに現れています。
この該当する過去22年間では、05年に1番人気(単勝オッズ1.8倍)で1着となったメイショウボーラ、08年に1番人気(単勝オッズが2.5倍)で1着となったワイルドワンダー、11年に2番人気(単勝オッズ3.6倍)で1着となったセイクリムズン、15年に1番人気(単勝オッズ3.4倍)で1着となったエアハリファ、16年に1番人気(単勝オッズ2.2倍)で1着となったモーニン、17年に1番人気(単勝オッズ3.0倍)で1着となったカフジテイク、19年に2番人気(単勝オッズ4.3倍)で1着となったコパノキッキング、20年3番人気(単勝オッズ9.9倍)で1着となったモズアスコット、21年に1番人気(単勝オッズ2.5倍)で1着となったレッドルゼルの9頭以外の13頭は、人気が4番人気以下の下位人気で、単勝オッズは最低で7倍、最高で55.7倍となっていて、その13頭中10頭は二桁オッズとなっていました。
それから、1着から3着馬までのそれぞれの上位3頭を見てみますと、一桁台オッズの馬が1頭だったのは7年、2頭だったのは13年、3頭共だったのは2年(17年と19年)となっていました。
その中で上位の3番人気以上の馬は、1番人気は13回、2番人気は6回、3番人気は9回それぞれ入っていました。
一応上位人気の馬にも注意が必要になるかと思います。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が11頭、栗毛が10頭、芦毛と栃栗毛が各2頭、青毛、青鹿毛が各1頭と一応は鹿毛が多い結果となってはいます。
しかしここ19年では、順に、栗毛-栃栗毛、黒鹿毛-鹿毛、栗毛-芦毛、鹿毛-黒鹿毛、黒鹿毛-鹿毛、鹿毛-青毛、黒鹿毛-栗毛、黒鹿毛-黒鹿毛、鹿毛-鹿毛、黒鹿毛-栗毛、黒鹿毛-鹿毛、鹿毛-鹿毛、栗毛-芦毛、青鹿毛-栗毛、栃栗-栗、黒鹿毛-栗毛、栗毛-黒鹿毛、鹿毛-鹿毛、鹿毛-黒鹿毛という組み合わせになっていて、鹿毛の連対は38頭中13頭にとどまっています。(ただし、12年、15年、21年は上位3頭とも鹿毛馬で占められています)
その19年より前の00年、01年、02年の3年が、6頭中5頭が鹿毛であったことから、これはかなりの傾向の変わりようとなっています。
東京新聞杯でも同じような傾向が見られることから、もしかしたら2002年での東京競馬場の改装と関係があるのかも知れません。
しかし、出走馬の内容にもよりますので、これは一概には言えないかと思います。
例えば、12年は16頭中9頭、15年は16頭中11頭、21年は16頭中10頭と鹿毛馬が出走して、それぞれ1着から3着まで鹿毛馬が占めてしまいました。
ちなみに今年は、出走馬16頭では8頭の鹿毛馬が登録しています。
あと3着馬の毛色ですが、3着馬22頭中鹿毛が11頭、黒鹿毛が6頭、芦毛が3頭、青鹿毛が2頭となっています。


年齢ですが、連対馬では、5歳が18頭と最も多く、続いて6歳が14頭、4歳が7頭、7歳が3頭、8歳が2頭となっていました。
3着馬では、8歳が7頭と最も多く、続いて5歳と6歳が各5頭、4歳と7歳が各2頭、9歳が1頭となっていて、比較的高齢馬ががんばっています。
ちなみに、今回の出走馬での7歳以上の高齢馬は、7歳馬がヘリオスの1頭、8歳馬がエアアルマス、ジャスパープリンスの2頭となっています。


前走の施行ですが、まず連対馬では、1200mダートを使われた馬が15頭となっていました。
そのうち、ガーネットSが7頭(着順は順に、5着、2着、3着、6着、1着、1着、1着)で、あと8頭は、重賞のカペラSが5頭(3番人気1着、6番人気1着、1番人気1着、2番人気1着、1番人気2着)、オープン特別のジャニュアリーSで5番人気1着、準オープン特別が2頭(7番人気1着、1番人気1着)となっていました。
ただ、ガーネットSが09年からなくなりましたので、残念ながらこれは参考にはならなくなりました。

今回の出走馬で前走1200mダートを走っていて、重賞かオープン特別、あるいは準オープンで勝っていた馬ですが、今回登録馬はいません。
あと、前走1200mダートを走っていて、1着を逃して6着以上だった登録馬は、前走JBCスプリント4番人気3着だったヘリオス、前走G3のカペラS16番人気6着だったジャスパープリンスの2頭がいます。

あと、前走1200mダート以外の29頭ですが、まずは1400mダートが12頭(いずれもオープン特別が10頭(1着が6頭、2着が2頭、3着が2頭)、重賞が2頭(地方のG1のJBスプリント、地方のG3の兵庫ゴールドトロフィ)、そして2100mダート(ジャパンカップダート)が3頭(2着、8着、5着)、1600mダート(武蔵野S)が4頭(4着、2着、3着、4着)、それから1600m芝が3頭(3着、14着、14着)、1800mダートが5頭(オープン特別1着、2着、チャンピオンズC 4着、6着、9着)、1700mダート(重賞のエルムS)が1頭(1着)、2000mダート(東京大賞典)が1頭(9着)となっていました。

このうち、前走1600m芝の馬の3頭のうち1頭は、00年銀嶺S2着のシンコウスプレンダで、前々走では、その前の年の銀嶺Sで勝っていました。
もう1頭は、07年1着馬のビッググラスで、前走京都金杯では14着で大敗していましたが、前々走までの7走中6走で、条件戦でしたがダート戦で連対していました。
そしてもう1頭は、20年3番人気で勝ったモズアスコットで、前走はG1のマイルCS7番人気14着、この根岸Sが初ダートでいきなり結果を出してしまいました。
その後のG1、フェブラリーSも見事勝っています。
このように、前走芝のレースを走っていても、それ以前でダートを好走している馬や、血統的にダートが合っていそうな馬には要注意かと思います。
今回、前走芝のレースだった出走馬は、前走G1のマイルCS14番人気15着で、今回初ダートのホウオウアマゾンが出走しています。

あと、3着馬22頭の前走ですが、連対馬と同じく1400mダートのオープン特別が7頭(2着、1着、1着、1着、2着、3着、3着)、1200mダートのガーネットSも4頭(2着、3着、4着、3着)、地方の重賞が3頭(園田1400mダート2着と5着、大井2000mダート(G1)3着)、1800mダートが5頭(チャンピオンズC8着(2頭)、4着、オープン特別9着、3着)、前走スプリンターズS(1200m芝5着)で初ダートだった馬が1頭、1400mダートの準オープン特別が1頭(1着)、1600mダートの武蔵野Sが1頭(14着)となっていました。


枠の出目は、連対馬では、3枠が8頭、4枠と6枠が各7頭、2枠と5枠が各6頭、1枠が4頭、7枠と8枠が各3頭となっていました。
3着馬の出目ですが、7枠が22頭中9頭と目立っていて、あと4枠が4頭、1枠と6枠が各3頭、2枠が2頭、3枠が1頭となっていました。


以上ですが、今年も昨年までと同様、まずは連対馬で、過去22年中14年、6番人気以下の人気薄が連対して荒れたように(二桁人気は3年)今年も荒れるのか、逆に、上位人気3頭以内で決まった5年のように比較的平穏に終わるのか、まずはその二者択一から始めようと思っています。
その上で、上記のデータと照らし合わせながら結論を出していこうと思います。


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