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第9回 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスのデータ [競馬データ]

今年も、一昨年、昨年と同様、京都競馬場整備工事のため、今年も阪神競馬場で行われます。
とりあえず、この秋の元来京都で行われる重賞同様、19年までの京都競馬場施行でのデータを挙げて、それぞれのデータの後に、一昨年、昨年の阪神競馬場で行われた結果を載せていこうと思います。
重賞になって今年で9回目ですが、それ以前でも、オープン特別として長年行なわれていました。
その中で、今の2000mの施行になったのが02年で、今年で21年目になります。
とりあえずは02年から19年までの京都開催の18年間、連対馬36頭、3着馬18頭のデータを挙げていきます。


オープン特別の頃は、何と言ってもこのレース、いつも少頭数で行なわれているにも関わらず、結構人気薄馬が上位に来ることで有名です。
頭数としては、最低5頭、最高11頭となっていて、2000m施行のオープン特別12年ではフルゲートになったことはありません。
一桁出走数が、12年中半分の6年、10頭が5年、11頭が1年となっていました。
重賞になってからは、第1回は8頭とそれまでを引き継いだ形となりましたが、第2回は12頭、過去の中では一番多い出走数となりました。
その後、第3回は10頭、第4回は9頭、第5回は9頭、第6回は9頭と相変わらず少頭数で行われています。
ちなみに、一昨年の20年、昨年の21年、阪神で行われた時の出走数はどちらも10頭でした。
しかしながら、今年の登録数は16頭、これまでで一番多い出走数となりそうです。


まず人気では、オープン特別の12年間、1番人気馬は連対したのが9年で、1着5頭、2着4頭となっていました。
あと、3着2頭、6着1頭となっています。
重賞になってからは、
14年の第1回は8頭中7着(単勝オッズ1.5倍)
15年の第2回は12頭中3着(単勝オッズ2.9倍)
16年の第3回は10頭中2着(単勝オッズ3.0倍)
17年の第4回は9頭中2着(単勝オッズ1.7倍)
18年の第5回は9頭中1着(単勝オッズ2.8倍)
19年の第6回は9頭中1着(単勝オッズ1.5倍)
となっていて、18年初めて1着となり、19年も連続して1着となりました。
通して見ても、18年中13連対、3着3回、6着、7着と掲示板を外したのが2回と結構優秀な戦績となっています。
とりあえずは、1番人気を重視した方がいいですが、重賞になってからのこの6年の結果から、本命にしていいものか悩むところです。

ちなみに阪神競馬場で行われた時の1番人気ですが、
10年の第7回 10頭中4着(単勝オッズ3.8倍)
11回の第8回 10頭中6着(単勝オッズ3.2倍)
と主に3着以内を外しています。

あと、オープン、重賞通して1番人気が連対した計13頭の連の相手の人気ですが、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気、7番人気、8番人気、9番人気が各1頭と、人気薄馬が結構相手に来ていました。
重賞になってからも含めて1番人気が連を外した残り5年ですが、まず3着に1番人気が入った3年での連対馬の人気の組み合わせは、「4番人気-6番人気」「2番人気-5番人気」「8番人気-5番人気」となっていました。
同じく、1番人気が6着、7着とはずした2年の上位3頭の人気の組み合わせですが、それぞれ「2番人気-3番人気-6番人気」「6番人気-2番人気-5番人気」となっていました。
いずれにせよ、過去の傾向としては、1番人気馬はそれなりに来てはいるものの、全体的には荒れやすいレースとなっています。

阪神開催でのその上位3頭の当日人気ですが
20年 3番人気1着 ワンダフルタウン
    2番人気2着 ラーゴム
    7番人気3着 マカオンドール
21年 5番人気1着 ジャスティンロック
    9番人気2着 ビーアストニッシド
    2番人気3着 フィデル
となっています。


次に、父の血統ですが、連対馬36頭では、サンデーサイレンス系が23頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各3頭、マンノウォー系、シンボリクリスエスが各1頭となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系が11頭、ノーザンダンサー系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、ナスルーラ系、ロベルト系(エピファネイア)が各1頭となっていました。
オープン特別12年、重賞6年の過去18年間ですが、少なくとも1頭はサンデーサレンス系が3着以内に入っていました。
その中で、上位3頭とも父の血統がサンデーサイレンス系で独占したのは05年、06年、13年、14年の4年となっています。
また、父がミスタープロスペクター系の馬に関しては、04年2着にヴァーミリアンが2着に入った以降連対はなかったのですが(3着には07年にピースキーパーが入っています)、16年に久々にヴェナヘイムが2着に入り、18年には1着にクラージュモルゲが入りました。

阪神開催での上位3頭の父の血統の組み合わせですが、
20年 「ルーラーシップ(ミスタープロスペクター系)-オルフェーヴル(サンデーサイレンス系)-ゴールドシップ(サンデーサイレンス系)」
21年 「リオンディーズ(ミスタープロスペクター系)-アメリカンペイトリオット(ノーザンダンサー系)-ハーツクライ(サンデーサイレンス系)」
となっています。


毛色ですが、これも京都開催での18年で見てみますと、連対馬では、鹿毛馬が15頭、黒鹿毛馬が10頭、栗毛馬が5頭、青鹿毛馬が4頭、芦毛馬が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛馬が9頭、黒鹿毛馬と栗毛馬が各4頭、青毛馬が1頭となっています。

阪神開催での上位3頭の毛色の組み合わせは、
20年「鹿毛-栗毛-芦毛」
21年「黒鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」

となっていました。


臨戦過程の前走ですが、連対馬では、新馬戦が14頭、オープン特別が9頭、500万下戦が3頭、未勝利戦が6頭、重賞が4頭(デイリー杯2歳Sが2頭、札幌2歳Sが2頭)となっていました。(除外となった前走レースは除く)
3着馬は、新馬戦が7頭、未勝利戦が5頭、500万下戦(1勝クラス)が5頭、重賞(札幌2歳S)が1頭となっています。

また、前走の施行ですが、連対馬36頭のうち、京都1800m芝を走ったのが16頭、京都2000m芝を走ったのが8頭で、18年までの過去17年、どちらかが少なくとも1頭、必ず連対していました。
しかし19年は連対しませんでした。(3着には前走京都2000m芝を走った馬が入りました)
3着馬でも18頭中、京都1800m芝を入ったのが8頭、京都2000m芝を走ったのが6頭と、やはり多くの馬がこの施行を前走で走っていました。

阪神開催での上位3頭の前走ですが、
20年
1着馬 前走オープン特別(萩S 京都1800m芝)1番人気3着
2着馬 前走オープン特別(アイビーS 東京1800m芝)5番人気2着
3着馬 前走1勝クラス(京都2000m芝)4番人気3着
21年
1着馬 前走未勝利戦(阪神1800m芝)1番人気1着
2着馬 前走未勝利戦(阪神1600m芝)5番人気1着
3着馬 前走新馬戦(小倉1800m芝)1番人気1着
となっていました。


以上ですが、とりあえずは、1番人気馬の取捨選択からですね。
それから、一昨年は10頭中7番人気の馬が3着、昨年は10頭中9番人気の馬が2着と、阪神開催の2年連続で下位人気の馬が3着以内に入っていましたので、今年も下位人気馬が上位に絡むのかどうかが悩むところですね。
一応、今年も全出走馬、しっかり目を通していきたいと思っています。

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