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第37回 新潟大賞典のデータ [競馬データ]

7日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の13年、連対馬26頭、3着馬13頭からです。



まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
ところが10年は、「56kg」-「56kg」-「56kg」と初めてこのデータを裏切る結果となってしまいました。
しかし、11年は「56kg」-「54kg」-「56kg」と再び絡みました。
しかしながら、12年は10年と同じ、「56kg」-「56kg」-「56kg」とデータははずれ、
そして13年は、「55g」-「56kg」-「56kg」、昨年14年は、「56g」-「55kg」-「56.5kg」と2年連続絡みました。
トータル13年中11年、結局絡まなかったのは10年と12年で確率的には絡む方が高いのですが、やっぱりこの二者択一は悩むところですね。

一応、昨年までも触れましたが、面白いデータとして、その54kgか55kgが上位3頭の中に入った計11年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありません。(54kgは4年、55kgは7年)
また詭弁かも知れませんが、10年と12年に56kgの重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていなかったことになります。
今年も同じ傾向が続くと仮定するならば、まず重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るというそれぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
また同時に、この54kgか55kg以外で毎年必ず3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kgで占められた10年、12年も含まれるということになります。
それ以外では、05年に52kg、06年に51kgの軽ハンデの馬が3着に入っていました。

ちなみに、今回の出走馬16頭の中で重量55kgなのは、クランモンタナ、ダノンヨーヨー、デウスウルト、マテンロウボス、メイショウカンパク、ラングレーの6頭、54kgの出走馬は、マイネルディーンの1頭となっています。
56kg以上は全部で9頭となっています。


それから、さらに細かく見ていきますと、まず重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着馬では、1着、6着となっていました。
また56kg以上の連対馬の前走は、順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、3着馬では、11着、10着、1着、2着、1着、10着、2着、1着となっていました。


次に血統ですが、連対馬26頭中13頭、3着馬13頭中4頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして昨年14年に1頭も入らないなど、陰りを見せています。

あとのノーザンダンサー系絡み以外の
連対馬残り13頭ですが、そのうち12頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その12頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が5頭、ヘイルトゥリーズン系が4頭、リボー系、サーゲイロード系、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)が各1頭となっていました。

残る1頭の父は、ミスタープロスペクター系のキングカメハメハで、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系)となっていました。
また3着馬では、全体的に13頭で見てみますと、そのうち8頭(07年から14年)は父あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)となっていました。(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)


それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、前走1着だった馬を除いてすべて「1秒以下」となっていました。
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差を除いて前々走1着馬以外すべて1秒以下の着差となっていました。

3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザの3頭を除いて、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガののべ5頭を除いて、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。


あと毛色では、連対馬は、鹿毛が11頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が7頭、黒鹿毛が3頭、栗毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の7千5百円の4年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年の計6年の3連単の配当は、10万以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
しかしながら、ここ過去5年中4年は、11年の約8万を除けば、3連単の配当にすればほぼ平穏となっていますので、荒れるか荒れないかの判断は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、54kgあるいは55kgの馬の取捨選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。


タグ:新潟大賞典
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