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第58回 有馬記念のデータ [競馬データ]

19日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


84年から29年、連対馬58頭、3着馬29頭からです。


まずは今年も例年通り、「毛色」と「当日の人気」の関係とそれに付随する事柄から始めたいと思います。

まずは、全体的な毛色のデータですが、

連対馬では、鹿毛が28頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が8頭、芦毛が6頭、栃栗毛が3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が14頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が6頭、芦毛と栃栗毛が各1頭となっていました。

まずその中の栗毛ですが、連対馬ではその人気は1番人気から6番人気となっていて、当日単勝オッズも1.7倍から14.5倍とほぼ上位となっています。

また、その8頭中7頭が優勝していました。
それからその栗毛の連対馬の前走の人気ですが、1番人気から4番人気の間となっていました。
また前々走は1番人気か2番人気となっていました。
今回の出走馬の中で、ヴェルデグリーン、カレンミロティック、オルフェーヴル、タマモベストプレイ、ナカヤマナイトの5頭の栗毛馬がいますが、この前走、前々走での人気に該当するのは、オルフェーヴル、カレンミロティックの2頭となっています。
後は、当日の人気に注目です。

同じく3着馬の栗毛7頭の人気も見てみますと、それぞれ14番人気、5番人気、13番人気、3番人気、6番人気、10番人気、11番人気となっていて、連対馬と違ってほとんどが人気薄となっていました。
またその単勝オッズも連対馬と違って、最低が12倍、最高が81倍と結構高いオッズとなっています。
そしてその栗毛の3着馬の前走の人気ですが、1番人気が7頭中4頭で、着順も1着が3頭と2着が1頭と連対していました。
あと残り3頭の前走は、それぞれ15番人気5着(ジャパンカップ)、8番人気5着(天皇賞(秋))、11番人気5着(ジャパンカップ)となっていました。
そして前々走は、7番人気9着と12番人気8着だった2頭以外の5頭の人気が2番人気から4番人気となっていて、その着順は1着2頭、2着1頭、5着1頭、9着1頭となっていました。
今回の栗毛馬の出走馬では、オルゲーヴルとカレンミロティック以外の3頭はいずれも前走では掲示板に載っていませんでした。

また、連対馬と3着馬の栗毛馬計15頭中10頭が、父かBMS(母の父)のどちらかでノーザンダンサー系が絡んでいました。
ちなみに、オルフェーヴルとカレンミロティックの2頭はノーザンダンサー絡みではありません。


次に黒鹿毛ですが、まず連対馬12頭の有馬記念での内訳は1着が5頭、2着は7頭となっていました。
この黒鹿毛も、当日の人気オッズは、1番人気が5頭、2番人気が3頭、3番人気、5番人気、6番人気、7番人気が各1頭とほぼ上位人気となっていました。
単勝オッズは、11年、7番人気2着エイシンフラシュの26.8倍を除けば、1.2倍から19.1倍の間でほぼ上位となっていました。
そして前走は、84年2着カツラギエースの10番人気1着と10年1着のヴィクトワールピサの8番人気3着、11年2着のエイシンフラッシュの5番人気8着以外は、1番人気から4番人気、着順も1着から4着と上位人気上位着順でした。
また前々走は、同じくヴィクトワールピサの凱旋門賞での10番人気7着以外は、1番人気から4番人気の間、着順は6着以上となっていました。
今回、ダノンバラード、ラブリーデイ、ルルーシュ、ラブイズブーシェ、テイエムイナズマの5頭の黒鹿毛馬の出走がありますが、そのうちラブイズブーシェ以外の4頭は前々走でクリアしています。
しかし前走ではそれぞれ何らかの問題をかかえています。
それから3着馬の黒鹿毛馬6頭ですが、その当日人気は、2番人気が1頭、あと3番人気1頭、4番人気が2頭で、あと8番人気、11番人気の下位人気が各1頭となっていました。
前走では、栗毛と同じような傾向で、1頭が6番人気10着以外は、1番人気が2頭、2番人気が3頭となっていました。
また6頭の前走の着順は、1着1頭、2着2頭、4着1頭(以上の4頭はジャパンカップ以外のレースの着順)、10着2頭(いずれもジャパンカップの着順)となっていました。

次に芦毛ですが、連対馬6頭の有馬記念での内訳は、1着が3頭、2着が3頭という結果となっていました。
そのうち5頭はいずれも88年から93年の間での連対、あと1頭は昨年12年1着馬のゴールドシップとなっています。
この連対した芦毛の当日の人気とオッズですが、1番人気が4頭、2番人気が1頭、4番人気が1頭、そしていずれも単勝オッズは一桁となっていました。
その前走の人気は、1番人気4頭、3番人気と4番人気が各1頭、前々走の人気は、1番人気が5頭、2番人気が1頭となっていました。
そして、芦毛の3着馬ですが、90年の1頭のみとなっていました。
その人気ですが、当日が1番人気、前走が5番人気、前々走が2番人気となっていました。
今回の出走馬では、昨年に続き芦毛馬はゴールドシップ1頭ですが、当日の人気は今のところわからないと言ってもかなり上位の人気になりそうですし、前走が1番人気、前々走は2番人気ですのでデータ的には連対も3着も十分クリアしています。
ただ、問題は、前々走5着、前走15着というところですが、90年芦毛で優勝したオグリキャップも、前々走1番人気6着、前走4番人気11着でしたので、悲観するものではない気もいたします。

あと、今回の出走馬の残りはすべて鹿毛馬となりますので、その鹿毛馬についてまとめてみたいと思います。
まず今回の鹿毛馬の出走馬ですが、ウインバリアシオン、デスペラード、アドマイヤラクティ、トゥザグローリー、トーセンジョーダンの5頭となっています。
さて、過去の鹿毛馬のデータを見ていきますと、その連対した鹿毛馬28頭ですが、優勝馬とは密接な関係があります。
まず過去29年の鹿毛馬の勝った年をあげていきますと、84年から87年までの4年連続、89年の1年、91年から93年までの3年連続、そして05年から07年までの3年連続、そして09年となっていました。
見ていただければわかるとおり、89年と09年を除けば3年以上連続優勝をしているかと思えば、94年から04年までの11年間で1頭も鹿毛馬の優勝がないという極端な結果となっています。
とりあえず、過去29年の連対した鹿毛馬28頭の傾向をあげてみたいと思います。
まず有馬記念での内訳は、1着が12頭、2着が16頭で、その当日人気は1番人気から15番人気まで多岐にわたっており、単勝オッズも一桁台は1番人気から4番人気の間で14頭、単勝オッズ10倍台は、4番人気から7番人気の間で4頭、あと20倍台以上(24.1倍~137.9倍)は6番人気から15番人気の間で10頭となっていました。
つまり、連対馬として人気薄を狙うのであれば、鹿毛馬ということになります。
例えば、08年、2着に入ったのは14頭中14番人気で単勝オッズ90.2倍だった「鹿毛馬」のアドマイヤモナークという具合です。
その連対した鹿毛馬28頭の前走は、二桁人気が6頭、二桁着順も8頭いるなど巻き返しも可能となっています。
対して前々走の人気は前走と違って上位人気の傾向があって、5番人気以上の上位人気がそのうち25頭を占め、あと残りの3頭のうち2頭も6番人気、7番人気と準じていました。
そして、ようやく08年、2着となったアドマイヤモナークで初めて前々走の人気、着順とも二桁台(前々走は天皇賞(秋)の13番人気12着)が出た形となっています。
もっと細かく見ていきますと、その連対した鹿毛馬の中の3歳馬(連対8頭)の前走はすべて4着以内となっていました。
しかしながら、今回の鹿毛馬の3歳馬の登録馬はありません。
次に鹿毛馬の4歳馬(連対9頭)では、前走の人気は、07年1着のマツリダゴッホの8番人気、12年2着のオーシャンブルーの6番人気を除くと5番人気以上の上位で、着順も87年1着のメジロデュレンの10着、07年のマツリダゴッホの15着を除けば4着以上の上位着順でした。
また前々走も、オーシャンブルーの5番人気を除けば人気は3番人気以上の上位人気、着順も昨年のディープインパクトの失格前の3着を入れれば6着以上の上位でした。
それから当日の人気は、メジロデュレンの10番人気、マツリダゴッホの9番人気、オーシャンブルーの10番人気を除けば4番人気以上の上位人気となっていました。
しかしながら今回鹿毛馬の4歳馬の出走馬もありません。
そして鹿毛馬の5歳馬(連対6頭)では、前走の着順は6頭中3頭が2桁着順、当日の人気も2頭が2桁人気で、また残り1桁人気の4頭の当日人気も2番人気1頭、4番人気2頭、6番人気1頭となっていて、穴馬を狙うのであればこの5歳の鹿毛馬という構図となっています。
今回、5歳の鹿毛馬の出走馬はアドマイヤラクティ、ウインバリアシオン、デスペラードの3頭となっています。
それから6歳馬(連対3頭)ですが、すべて当日人気2桁台で、当日オッズもそのうち2頭(ダイユウサク、アメリカンボス)が3桁台となっています。
今回では、トゥザグローリー1頭が出走しています。
トゥザグローリーは昨年12年はしんがり負けを喫していますが、10年、11年と連続3着となっていますので、ちょっとは意識して検討したいところです。
続いて7歳馬の鹿毛馬は、04年2着で2回目の連対となったタップダンスシチーと08年2着のアドマイヤモナークの2頭となっていますが、タップダンスシチーは当日人気が3番人気、前走が7番人気17着、前々走が1番人気1着、アドマイヤモナークは当日が14番人気、前走16番人気12着、前々走が13番人気12着となっていました。
今回、7歳の鹿毛馬の出走馬はトーセンジョーダン1頭で、その前走は11番人気3着(ジャパンカップ)、前々走は10番人気11着(天皇賞(秋))となっています。

続いて鹿毛馬の3着馬ですが、連対馬の方では鹿毛以外の当日の人気はほぼ上位人気と書きましたが、3着馬では栗毛も黒鹿毛も人気薄が入っていました。
例えば、栗毛では97年3着のハシケンエルドが14番人気、00年3着のダイワテキサスが13番人気、09年3着のエアシェイディが11番人気、黒鹿毛では、98年3着のステイゴールドが11番人気、02年3着のコイントスがそれぞれ8番人気となっています。
鹿毛馬も連対馬と同様人気薄の馬が入っていました。
こうなりますと、3着での毛色と人気の傾向はあまり関係ないようですので、鹿毛馬は連対馬と同じように展開はしないことにいたします。


あと、今年も気になるデータを一つ挙げておきます。
当日単勝オッズで20倍(24.1倍)より大きい下位人気の馬は連対馬58頭中11頭いますが、その11頭の血統を見てみますと、07年の1着馬マツリダゴッホと12年の2着馬オーシャンブルーを除く9頭がヘイルトゥリーズン系以外の父となっていました。
全体的に見てみますと、そのヘイルトゥリーズン系の連対馬は58頭中25頭いました。
その最低人気は、オーシャンブルーの10番人気(27.6倍)、続いてマツリダゴッホの9番人気(52.3倍)となっていましたが、この2頭を除くと、マヤノトップガン(父ブライアンズタイム)の6番人気(単勝オッズ13倍)が最低人気で、そして単勝オッズが一番高かったのはハーツクライ(父サンデーサイレンス)の17.1倍(4番人気)となっていました。
ちなみに連対したサンデーサイレンス産駒は12頭いて、9番人気のマツリダゴッホと10番人気のオーシャンブルーを除く9頭の人気は1番人気から4番人気の間となっていました。
また、サンデーサイレンスの仔の産駒、いわゆるサンデーサイレンスの孫の連対は07年初めてアグネスタキオン産駒のダイワスカーレットが2着となって達成し、続いてその翌年の08年でもこの馬は1着と連続連対を果たしました。
そして翌09年は、1着がステイゴールド産駒のドリームジャーニー、2着がスペシャルウィーク産駒のブエナビスタ、さらに10年では、1着がネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサ、2着が2年連続でブエナビスタと、2年連続でサンデーサイレンスの孫のワンツーとなりました。
続いて
11年は、1着にステイゴールド産駒のオルフェーヴルが1着となり、12年も1着ゴールドシップ、2着オーシャンブルーと、同じくステイゴールド産駒がワンツーとなって、08年以降5年連続サンデーサイレンスの孫が1着になったことになりました。
ともかくも、過去の連対馬の人気薄のヘイルトゥリーズン系はマツリダゴッホ1頭だけとなっていますので、基本的には人気薄のこの系統の連対は難しいということになるかと思います。
3着馬では、20倍(26.6倍)より大きい下位人気の馬は29頭中12頭いますが、その父の血統は連対馬と違って、ヘイルトゥリーズン系が半分の6頭(サンデーサイレンスが5頭、あと1頭はサンデーサイレンスの仔マーベラスサンデー)、ノーザンダンサー系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、ナスルーラ系が1頭となっていました。

もう一つ気になるデータとして、94年に1番人気のナリタブライアンが、父がヘイルトゥリーズン系として初めて1着になって以来、「父がヘイルトゥリーズン系で1番人気になったのは12頭(94年以降18年)で、昨年まで連をはずした馬はいません。」というものがあります。
これは、いわゆる昨年までの100%のデータで、もし今年も継続されるならば、1番人気になるであろう、そのヘイルトゥリーズン系で、サンデーサイレンス系のステイゴールド産駒、オルフェーヴルは連をはずさないということになります。
あとは、馬連に関しては、その1番人気になった馬の相手探しということになるかと思います。
でも、これも昨年書きましたけれど、逆に、100%のデータというのはいつか途切れるもので、このデータが今年も継続するかしないかの取捨選択はやはり勝負勘にゆだねるべきかと思います。
ちなみに、
初めて父がヘイルトゥリーズン系の馬が連対(1着)して以来のデータを下記に載せておきたいと思います。
(  )内は単勝オッズです。
94年 1番人気(1.2倍)1着 ナリタブライアン  ブライアンズタイム産駒
97年 1番人気(3.0倍)2着 マーベラスサンデー サンデーサイレンス産駒
99年 1番人気(2.8倍)1着 グラスワンダー シルヴァーホーク産駒
03年 1番人気(2.6倍)1着 シンボリクリスエス クリスエス産駒
04年 1番人気(2.0倍)1着 ゼンノロブロイ サンデーサイレンス産駒
05年 1番人気(1.3倍)2着 ディープインパクト サンデーサイレンス産駒
06年 1番人気(1.2倍)1着 ディープインパクト サンデーサイレンス産駒
08年 1番人気(2.6倍)1着 ダイワスカーレット アグネスタキオン産駒
09年 1番人気(3.4倍)2着 ブエナビスタ スペシャルウイーク産駒
10年 1番人気(1.7倍)2着 ブエナビスタ スペシャルウイーク産駒
11年 1番人気(2.2倍)1着 オルフェーヴル ステイゴールド産駒
12年 1番人気(2.7倍)1着 ゴールドシップ ステイゴールド産駒
となっています。



あと、一般的なデータを載せておきます。
まず1番人気ですが、29年中19年で連対していました。
つまり10頭が連をはずしたことになります。
そのうち1頭は競争中止、2頭が3着でした。
その3頭を除く連をはずした7頭の父の血統ですが、ノーザンダンサー系が4頭、ネイティヴダンサー系、パーソロン系、ハイペリオン系が各1頭となっていました。
対して、ヘイルトゥリーズン系で1番人気となったのは12頭(94年以降20年間)は、前述したように昨年までは連をはずした馬はいません。
逆に、
父がノーザンダンサー系だった馬が1番人気になったのは過去5頭で、前述したようにそのうち連をはずしたのは4頭ですから、結局その人気に応えたのは1頭だけだったということになります。


次に、年齢からの傾向をまとめてみたいと思います。
まず3歳馬ですが、連対馬は4歳馬と並んで多い22頭となっていて、また3着馬では7頭となっていました。
その連対馬22頭のうち前走で菊花賞を走っていたのは12頭で、いずれも1着~3着と上位着順でした。
また、3着馬7頭のうち同じく前走で菊花賞を走っていたのは2頭で、着順は5着、4着でした。
しかしながら今回前走菊花賞だった3歳馬の登録はありません。
それから、前々走で菊花賞を走っていてこの有馬記念で連対したのは過去2頭いて、その時の菊花賞での人気は2頭とも1番人気でした。

同じく、前々走で菊花賞を走っていてこの有馬記念で3着となったのは過去3頭いて、こちらはいずれも2番人気となっていました。
今回、前々走菊花賞で8着だったタマモベストプレイが出走しています。

4歳馬では、連対馬22頭、3着馬10頭となっていますが、前走で最も多かったのはジャパンカップでした。
連対馬では15頭、3着馬では5頭います。
その前々走ですが、連対馬では天皇賞(秋)が13頭(その時の人気は1番人気~4番人気)は、それ以外では富士Sと凱旋門賞の2頭(いずれも1番人気)となっています。
そして、3着馬5頭の前々走はすべて天皇賞(秋)となっていました。(そのうち4頭の人気は1番人気~4番人気、あと1頭は10番人気)
今回の4歳の出走馬で前々走天皇賞(秋)、前走ジャパンカップを走った馬はいませんが、前走ジャパンカップ(前々走は京都大賞典)だった4歳馬ゴールドシップが出走しています。

5歳馬では、連対馬9頭、3着馬7頭、計16頭となっていましたが、上記の毛色のところで若干触れたようにその当日の人気は結構下位人気となっていました。
連対馬と3着馬の合計16頭で見てみますと、1番人気が2頭、2番人気が1頭、3番人気も1頭、4番人気が5頭、6番人気が3頭、9番人気、10番人気、13番人気、15番人気が各1頭となっていました。
同じように前走のレース別で見ていきますと、前走天皇賞(秋)だったのは、連対馬3頭、3着馬も2頭、計5頭いました。
その天皇賞(秋)での人気と着順はそれぞれ、連対馬3頭では10番人気17着、1番人気3着、4番人気6着、3着馬では2番人気1着、5番人気10着となっていました。

今回の5歳馬で前走天皇賞(秋)だった出走馬は、ダノンバラード(6番人気16着)、ヴェルデグリーン(7番人気8着)の2頭となっています。
それから前走ジャパンCだった5歳馬ですが、連対馬2頭、3着馬4頭と計6頭いました。
その前走のジャパンCでの着順ですが、連対馬(1着)は2頭とも11着(8番人気と4番人気)でした。
3着馬は、15番人気7着、11番人気14着、9番人気4着、2番人気3着となっていました。
また前々走は、6頭中5頭が天皇賞(秋)で、着順は3着1頭、6着2頭、15着2頭でしたが、その時の人気はすべて4番人気以上の上位人気となっていました。
もう1頭の前々走は、エリザベス女王杯4番人気1着となっていました。
今回、前々走が天皇賞(秋)、前走がジャパンカップを経た5歳馬の出走馬はナカヤマナイトの1頭となっていますが、その前々走の人気は13番人気でした。
あと、前走ジャパンCと天皇賞(秋)以外の5歳馬残りの連対馬4頭と3着馬2頭、計6頭も見てみます。
前走に関しては、その前走が有馬記念で11着だった93年の1着馬トウカイテイオーを除いてはすべて掲示板に載っていて、前々走に関しては海外で7着だった06年2着のポップロックを除いて同じく掲示板に載っていました。
この前走ジャパンCと天皇賞(秋)以外を走った5歳馬の出走馬は、ウインバリアシオン(前走金鯱賞3着)、オルフェーヴル(前走凱旋門賞2着)、デスペラード(前走ステイヤーズS1着)の3頭となっています。

6歳馬では、連対馬3頭、3着馬1頭の計4頭となっていますが、その連対馬3頭はすべて鹿毛馬、3着馬1頭は栗毛馬となっていました。
また、連対馬3頭の当日の人気は3頭とも二桁人気で、3着馬1頭は6番人気、前々走は、連対馬3頭、3着馬1頭ともG1を走っていました。
今回の6歳馬の出走馬ですが、トゥザグローリー(鹿毛)の1頭となっています。

7歳馬では、連対馬(2着)2頭、3着馬2頭の計4頭となっていますが、6歳と同じく連対馬は2頭とも鹿毛馬、3着馬2頭とも栗毛馬となっていました。
連対馬の方は、まず1頭は04年2着のタップダンスシチー(3番人気で)で、前走は凱旋門賞で7番人気17着、前々走は宝塚記念で1番人気1着、そしてもう1頭は08年2着のアドマイヤモナーク(14番人気)で前走はジャパンカップ16番人気12着、前々走は天皇賞(秋)13番人気12着となっていました。
また、3着馬の方は、まず1頭は00年のダイワテキサス(13番人気)で、前走はジャパンCで15番人気5着、前々走は天皇賞(秋)で7番人気9着、そしてもう1頭は08年のエアシェイディ(10番人気)で、前走は天皇賞(秋)8番人気5着、前々走はオールカマー2番人気5着となっていました。
今回出走している7歳馬は、鹿毛馬のトーセンジョーダン(前走ジャパンカップ11番人気3着、前々走天皇賞(秋)10番人気11着)1頭となっています。

そして8歳馬以上ですが、09年初めて3着にその8歳馬のエアシェイディが入りました。
その人気は11番人気、単勝オッズは32倍となっていました。
しかしながら
今回の8歳以上の登録馬はありません。


次に枠順のデータですが、08年は「8-8」で決まりましたが、この極端な外枠同士での連対は初めてで、過去28年では1枠~4枠の内枠が絡んだレースはそのうち26年と圧倒的に多く、残りは、「6-7」(88年)、「5-7」(94年)とその「8-8」(08年)となっていました。
さらに1枠~3枠の内枠で絞っても29年中20年とかなりの連対率となっています。


あと他にも、いろんな方面からのデータがありますが、昨年同様ここまでで十分しつこくなっていますので、以上とさせていただきます。
ともかくも、上記のデータを丁寧になぞらえながら、今年こそは有終の美を飾るべく、しっかり検討して結論を出していこうと思います。


タグ:有馬記念
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