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プリンシパルステークスのデータ [競馬データ]

「似て非なるもの」とは言いますが、とりあえず、「東京2000m芝」での3歳オープン以上のレースということで、今年の皐月賞の参考にはなるかなと思い、プリンシパルステークスの過去のデータをまとめてみました。
プリンシパルステークスは、1996年、それまでの「NHK杯」を受け継ぐ形で、ダービートライアルの一つのレースとして創設されました。
1996年から2002年までは、「東京2200m芝」として施行されていましたが、2003年からは、かつてのNHK杯と同じく、「東京2000m芝」でだいたい、5月の第1週か第2週目に行われています。
今年も、再来週に行われます。


では、いつものように、各ファクターのデータを羅列していこうと思います。
東京2000m芝となった2003年以降昨年までの8年間、連対馬16頭、3着馬8頭からです。


まず皐月賞で冒頭に出した人気のデータを再掲しておきます。
加えて、3連単が始まった年からのその配当も付記しておきます。
1着~3着までの人気順に挙げておきます。


03年 1番人気-2番人気-13番人気
04年 1番人気-6番人気-3番人気
05年 9番人気-11番人気-5番人気    574020円
06年 5番人気-2番人気-6番人気      37250円
07年 1番人気-4番人気-11番人気     69040円
08年 10番人気-18番人気-3番人気  1793430円
09年 6番人気-1番人気-5番人気      65080円
10年 1番人気-7番人気-5番人気      17640円


次に毛色ですが、
1着馬では、鹿毛と栗毛が4頭ずつと分け合っています。
2着馬では、鹿毛と栗毛と黒鹿毛が各2頭、芦毛、青鹿毛が各1頭となっています。
3着馬では、栗毛が4頭、鹿毛が2頭、黒鹿毛と青鹿毛が各1頭となっています。
ちなみに、8年すべてで栗毛が必ず少なくとも1頭は3着以上に入っていました。(03年は2頭、あとは1頭)

参考までに、牝馬限定ですが今日行われる「東京2000m芝」施行のフローラステークスの同じ期間の毛色のデータも載せておきます。
1着馬では、黒鹿毛が3頭、鹿毛が2頭、栗毛、芦毛、青鹿毛が各1頭となっています。
2着馬では、鹿毛が4頭、栗毛、黒鹿毛が各2頭となっています。
3着馬では、鹿毛が6頭、栗毛が2頭となっていました。
こちらでは、栗毛は8年中5年3着以上絡んでいてそれなりでしたけれど、プリンシパルSほどではありませんでした。
その代わり、鹿毛が毎年3着以上に必ず1頭は絡んでいました。(2頭が4年、1頭も4年。プリンシパルSでは、鹿毛は8年中5年でした。)
また、フローラSのデータでも触れましたが、8年中5年で黒鹿毛が1頭連対し、青鹿毛も含めると8年中6年と、この濃い毛色の活躍が割合からして目立っていました。(プリンシパルSでは、黒鹿毛、青鹿毛を含めて3着以上では8年中4年となっていました。)

次に父の血統ですが、
1着馬では、サンデーサイレンス系が3頭、ミスタープロスペクター系も3頭とこの系統が分け合っており、あとトゥルビョン(トウカイテイオー)、ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)が各1頭となっていました。
2着馬では、サンデーサイレンス系が6頭と圧倒的に多く、あとノーザンダンサー系が2頭(リファール系、ヴァイスリージェント系)となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系が3頭、それ以外のヘイルトゥリーズン系が2頭(デジアブロ、タニノギムレット)、ノーザンダンサー系も2頭(共にリファール系)となっていました。


枠の出目では、
1着馬では、5枠が3頭、3枠が2頭、4枠、6枠、7枠が各1頭となっていました。
2着馬では、2枠が4頭、4枠が2頭、3枠、6枠が各1頭となっていました。
3着馬では、5枠、8枠が各2頭、あと、1枠、3枠、4枠、7枠が各1頭となっています。


臨戦過程はまったく流れが違いますので参考にはならないと思います。
でも、一応簡単に触れておきます。
1着馬の前走は、重賞が4頭、500万下が3頭(いずれもぞの前走1番人気)、オープン特別が1頭となっていました。
2着馬の前走は、500万下が4頭(いずれも1着、3番人気以上)、重賞が2頭、オープン特別、未勝利戦が各1頭となっていました。
3着馬の前走は、500万下が4頭(3頭が1着、4番人気以上、もう1頭は1番人気4着)、重賞が3頭、オープン特別が1頭となっています。


以上ですが、やっぱりオープン特別と重賞、しかもG1ということでかなり違いはあるかと思います。
たぶん、結果的にはあまり参考にならなかったなあということになるでしょう。
でも、とりあえず藁をもつかむ気持ちでそのデータを載せてみた次第です。

ちなみに、このプリンシパルSのダービーのトライアルレースとしての結果ですが、創設された96年、いきなり1着だったダンスインザダークがダービーで2着となった以外昨年まで連対はありません。
ダービー3着馬では、98年プリンシパルS7番人気2着からダイワスペリアーが、02年同4番人気2着からマチカネアカツキが、そして、2000m芝に変更されてから09年同1番人気2着からアントニオバローズが、それぞれ入っていました。




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bigonon

くぼたんさん、いつもnice! ありがとうございます<(_ _)>

by bigonon (2011-04-23 12:11) 

bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます<(_ _)>

by bigonon (2011-04-23 16:16) 

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