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第77回 セントライト記念のデータ [競馬データ]

92年以降、02年と14年の新潟競馬場開催を除く過去29年、連対馬58頭、3着馬29頭からです。



まず当日の1番人気ですが、29年中14連対(1着6頭、2着8頭)となっています。
3着では3頭(94年、97年、11年)となっていました。
連対した1番人気14頭ですが、99年以降02年、14年を除く昨年までの22年中の中でのことで、この期間とすれば22分の14ですから結構な確率かと思います。
それまでの7年はまったく連対しなかったのですから、99年を境にレースがガラッと変わってしまったのかも知れません。
では、99年以降固く収まっているのかと言うと、1番人気2番人気の組み合わせは22年中5年で、あと1番人気が絡んだ残り9年のその相手は、8番人気、5番人気、8番人気、9番人気、14番人気、4番人気、8番人気、4番人気、3番人気となっていて、紐荒れが多くなっています。
また、1番人気が絡まなかった8年も、3番人気と8番人気、12番人気と4番人気、2番人気と4番人気、4番人気と3番人気、6番人気と3番人気、3番人気と5番人気、6番人気と9番人気、9番人気と2番人気の組み合わせとなっていて、ほぼ荒れる傾向が高いレースと言ってもいいかも知れません。
全体的に見ても、過去29年間中6番人気以下の下位人気の馬が連対した年は14年あって、また3着以上に6番人気以下の下位人気の馬が入ったのは21年と、基本的には荒れるレースとなっています。
ただ、上位3着までの決着で、1番人気~3番人気の組み合わせが4回(00年、16年、17年、22年)、1番人気2番人気4番人気の組み合わせが1回(20年)、1番人気2番人気5番人気の組み合わせが2回(97年、01年)ありますので、今年も、まずは荒れるのか、または固く収まるのか、その二者択一から始めることがポイントかと思います。


次に、臨戦過程ですが、前走のレースが条件戦だった、いわゆる上り馬の活躍がかなり目立っているレースとなっています。
前走が条件戦だったのは連対馬58頭中26頭となっていました。
その内訳ですが、前走が1600万下特別だったのは連対馬58頭中1頭(07年2着のトウショウシロッコ)、前走が2勝クラス(1000万(900万))特別だった馬は58頭中19頭、500万特別(1勝クラス)だった馬は58頭中6頭となっていました。
その前走の着順は、1600万下は2番人気2着、1000万(900万)下は1着から6着(1着が10頭、2着と3着が各3頭、4着が2頭、6着が1頭)、(人気は1番人気が5頭、2番人気が6頭、3番人気、4番人気が各2頭、5番人気、10番人気が各1頭)、500万下(1勝クラス)は1番人気1着が3頭、2着が3頭(1番人気2頭、2番人気1頭)となっていました。
今回の出走馬で上記に該当する馬ですが、前走1600万下(3勝クラス)は、今回登録なし。
前走1000万特別(2勝クラス)で1着から6着だった登録馬は、ウィズユアドリーム(前走3番人気1着)、ウインオーディン(前走1番人気2着)、キングズレイン(前走1番人気1着)、コスモサガルマータ(2番人気1着)、コレオグラファー(前走6番人気4着)、セブンマジャン(前走1番人気2着)の6頭。
前走500万下(1勝クラス)で1番人気か2番人気で連対していた登録馬は、アームブランシュ(前走1番人気2着)の1頭となっています。

それから、前走がダービーだった連対馬は20頭いました。
その内訳は、
ライスシャワー(92年ダービー16番人気2着)
ダイワスペリアー(98年ダービー15番人気3着)
ブラックタキシード(99年ダービー6番人気5着)
トーホウシデン(00年ダービー9番人気4着)
シンコウカリド(01年ダービー7番人気12着)
ホオキパウェーブ(04年ダービー9番人気9着)
ゴールデンダリア(07年ダービー6番人気6着)
ナカヤマフェスタ(09年ダービー9番人気4着)
フェイトフルウォー(11年ダービー13番人気13着)
トーセンラー(11年ダービー7番人気11着)
フェノーメノ(12年ダービー5番人気2着)
キタサンブラック(15年ダービー6番人気14着)
ミュゼエイリアン(15年ダービー10番人気10着)
ディーマジェスティ(16年ダービー1番人気3着)
アルアイン(17年ダービー4番人気5着)
ジェネラーレウーノ(18年ダービー8番人気16着)
リオンリオン(19年ダービー6番人気15着)
サトノルークス(19年ダービー8番人気17着)
サトノフラッグ(20年ダービー4番人気11着)
アスクビクターモア(22年ダービー7番人気3着)
となっています。
この20頭のセントライト記念における当日単勝人気は、順に2、2、1、1、5、2、2、2、6、3、1、6、9、1、1、4、1、8、1、1番人気となっていました。

今回の出走馬で前走がダービーだったのは、ソールオリエンス(1番人気2着)、シャザーン(5番人気9着)、グリューネグリーン(18番人気15着)の3頭となっています。

あと残りの12頭の前走は、重賞(地方も含む)かオープン特別で、20年4番人気2着のバビット(前走ラジオNIKKEI賞8番人気1着)、21年1着のアサマノイタズラ(前走ラジオNIKKEI賞5番人気12着)の2頭を除いて4番人気以上の上位人気でした。
今回の出走馬でこれに該当する前走4番人気以上の馬は、前走ラジオNIKKEI賞1番人気3着だったレーベンスティール、前走ラジオNIKKEI賞4番人気12着だったベジャールの2頭となっています。
バビッドやアサマノイタズラのようにラジオNIKKEI賞で5番人気以下だった登録馬は、前走ラジオNIKKEI賞4番人気2着だったシルトホルンの2頭がいます。

3着馬の前走も見てみますと、前走条件戦は29頭中13頭で、1000万下(900万下)が7頭と500万下(1勝クラス)が6頭となっていました。
その前走のそれぞれの人気着順は、1000万下(900万下)では、1番人気~8番人気の1着~11着で、500万下では、1番人気、2番人気、3番人気の4頭とも1着となっていました。
あと、前走ダービー組ですが29頭中8頭となっていました。
そのダービー時の人気着順は、4番人気2着(当日1番人気)、6番人気11着(当日6番人気)、5番人気6着(当日3番人気)、14番人気6着(当日4番人気)、2番人気7着(当日1番人気)、11番人気10着(当日3番人気)、9番人気14着(当日6番人気)、7番人気6着(当日2番人気)となっています。
あと残り8頭の前走は、そのうち7頭は重賞で、ラジオたんぱ賞3番人気1着、新潟記念9番人気16着、ラジオNIKKEI賞6番人気2着、同じく3番人気1着、青葉賞5番人気7着、ラジオNIKKEI賞1番人気6着、ホープフルステークス3番人気2着となっていました。
もう1頭は、19年の3番人気3着だったサダルで、前走はオープン特別のプリンシパルS5番人気1着でした。
今回の出走馬で前走ダービー以外の重賞だった馬は、上記で挙げたシルトホルン、レーベンスティールの2頭となっています。


次に父の血統ですが、主なところでは58頭中41頭がヘイルトゥリーズン系、9頭がノーザンダンサー系でした。
全体では、父あるいはBMSでノーザンダンサー系が絡んでいたのは、58頭中29頭になります。
特に、中山競馬場改装後の03年以降19年間(新潟開催を除く)、連対馬38頭中18頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
また、05年まではサンデーサイレンスの孫の連対はありませんでしたが、06年初めてサンデーサイレンスの孫に当たる、アドマイヤベガ産駒のトウショウシロッコが2着で連対し、07年も孫に当たるフジキセキ産駒のゴールデンダリアが2着、それから08年、そのアグネスタキオン産駒のダイワワイルドボア、09年、そのステイゴールド産駒のナカヤマフェスタ、10年、再びアグネスタキオン産駒のクォークスター、11年、再びステイゴールド産駒のフェイトフルウォーがそれぞれ1着で連対、その11年2着もディープインパクトの仔トーセンラーが入って来ました。
12年も1着はステイゴールド産駒でした。
しかしながら、13年は05年以来久々にサンデーサイレンス系の馬の連対はありませんでした。
続く15年(14年は新潟開催でしたので省略)は、1着馬がサンデーサイレンス系のブラックタイド産駒、16年は、1着馬2着馬ともディープインパクト産駒、17年は、1着馬がサンデーサイレンスの孫に当たりディープインパクトの仔のトーセンホマレボシ産駒、2着馬はディープインパクト産駒と15年から3年連続少なくとも1頭、サンデーサイレンス系産駒が連対していましたが、18年は、05年、13年に続いてサンデーサイレンス系以外の産駒が連対いたしました。
19年は、2着にディープインパクト産駒が入っています。
20年は、1着にナカヤマフェスタ産駒、2着にディープインパクト産駒がそれぞれ入っています。
21年は、1着にヴィクトワールピサ産駒、2着にオルフェーヴル産駒がそれぞれ入っています。
22年は、1着にキタサンブラック産駒、2着にディープインパクト産駒がそれぞれ入っていました。
結局、06年以降のサンデーサイレンスの孫、ひ孫の連対馬は32頭中19頭となっています。


3着馬の主なところでは、29頭中17頭がヘイルトゥリーズン系、5頭がノーザンダンサー系、3頭がナスルーラ系となっています。
また、3着馬29頭中13頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
そのうちBMSがノーザンダンサー系だったのは9頭いて、そのうち5頭がニジンスキー系でした。


毛色は、連対馬では鹿毛が27頭、黒鹿毛が14頭、栗毛が9頭、青鹿毛5頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が15頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が5頭、芦毛、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、1着馬では、6枠が7頭と最も多く、続いて4枠が6頭、3枠と7枠が各4頭、2枠と8枠が各3頭、5枠が各2頭となっていて、1枠がなしとなっています。
2着馬では、1枠と3枠と8枠が各5頭、続いて4枠と5枠が各4頭、あと7枠が3頭、6枠が2頭、2枠が1頭となっていました。
3着馬では、2枠と7枠が各6頭、続いて6枠が5頭、1枠が4頭、8枠が3頭、3枠と5枠が各2頭、4枠が1頭となっていました。


以上ですが、今年もまずは「固いのか」または「荒れるのか」、その二者択一の検討からですね。
ここ8年では、()内 3連単の配当
15年 「6番人気-9番人気-10番人気」(618,050円)
16年 「1番人気-2番人気-3番人気」(1,820円)
17年 「2番人気-1番人気―3番人気」(7,230円)
18年 「4番人気-1番人気-6番人気」(33,050円)
19年 「1番人気-8番人気-3番人気」(58,690円)
20年 「4番人気-1番人気-2番人気」(12,600円)
21年 「9番人気-2番人気-5番人気」(30,170円)
22年 「3番人気-1番人気-2番人気」(7,250円)
となっていますので、結構この二者択一は難解です。
ともかく、過去29年中(新潟開催は除く)14連対、3着以内には14頭となっていた1番人気馬の取捨選択から始めていきたいと思います。


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