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第41回 ローズステークスのデータ [競馬データ]

今年は4年振りに阪神競馬場での開催になります。
再度、阪神競馬場で行われた過去のローズステークスのデータを挙げていきたいと思います。
その阪神競馬場での施行ですが、05年までは2000m芝で行われていましたが、06年に阪神競馬場の馬場改装に伴い、07年からは、それまで行われていた2000m芝から距離が200m短くなって1800mで行われるようになりました。
しかも馬場改装に伴い外回りコースとなったことで、直線も長くなっています。
ということで、それ以前とはまったく違ったレースとなっています。
ということで、07年以降19年までの過去13年、阪神競馬場の馬場リニューアル後の1800m芝でのデータを挙げていきたいと思います。


まずは臨戦過程での前走のレースを見ていきます。
連対馬26頭を見てみますと、前走オークスだった馬は、26頭中16頭いました。
内訳は、1着馬が13頭中10頭(08年~14年、16年、18年、19年)、2着馬が13頭中6頭(07年、09年、11年、12年、15年、19年)となっています。
結局、新しい施行となった07年以降では、17年を除けば、少なくとも1頭、前走オークスを走っていた馬が連で絡んでいたことになります。(そのうち09年、11年、12年、19年の4年は連対馬2頭とも前走オークスを走った馬でした。)
その前走オークスを走った馬のオークス時の着順ですが、1着4頭、2着3頭、3着2頭、4着2頭、5着1頭、6着1頭、9着1頭、13着1頭、15着1頭と、着順には大きな差がありました。
またそのオークス時の人気は、1番人気3頭(2着、3着、1着)、2番人気4頭(1着、2着2頭、3着)、3番人気2頭(1着2頭)、4番人気1頭(5着)、6番人気2頭(4着、6着)、7番人気(13着)、9番人気2頭(9着、15着)、11番人気1頭(4着)と、こちらも大きな差がありました。
人気面では、6番人気以上の上位人気が1着馬2着馬合計16頭中12頭占めているものの、下位人気4頭(7番人気、9番人気(2頭)、11番人気)という人気薄の馬が来ているところが気になるところです。
それから、前走オークス馬16頭のその前のレース(前々走)ですが、桜花賞が10頭、フローラSが3頭、スイートピーS、忘れな草賞、フラワーカップが各1頭となっていました。
その、前々走のそれぞれの人気と着順ですが、まず桜花賞10頭は、2番人気1着、1番人気2着、2番人気2着、4番人気2着、5番人気3着、9番人気6着、6番人気8着、2番人気2着、1番人気4着、4番人気5着となっていて、結構、4番人気以下の人気薄の馬、5着以下の下位着順の馬が絡んでいるのが目立っています。
フローラS3頭は、1番人気1着が2頭、2番人気5着が1頭となっていました。
そして、残り3頭は、スイートピーSが1番人気1着、忘れな草賞が1番人気1着、フラワーカップが2番人気1着となっています。

3着馬では、前走オークスだったのは13頭中3頭(10年、17年、19年)となっています。
そのオークス時の人気着順は、10年の3着馬エーシンリターンズが7番人気14着で、その前々走は桜花賞11番人気3着、17年の3着馬リスグラシューが3番人気5着で、その前々走は桜花賞3番人気2着、19年の3着馬ウィクトーリアが6番人気4着で、その前々走はフローラS3番人気1着となっていました。

あと、前走オークス以外の重賞を走った連対馬は、26頭中3頭いました。
内訳は、桜花賞が1頭(3番人気1着)、クイーンSが1頭(11番人気8頭)、フローラSが1頭(8番人気14着)となっています。

そして、あと残りの7頭の連対馬では、前走のオープン特別のレース(白百合S)を走ったのが1頭(6番人気1着)、条件戦で1000万下戦は1頭(3番人気2着)、500万下戦だったのは4頭(2番人気1着、4番人気1着、4番人気1着、1番人気1着)、未勝利戦が1頭(1番人気1着)となっていました。






3着馬では、残り13頭中10頭ですが、前走クイーンSが1頭(1番人気2着)、前走1000万下戦が8頭(1着が3頭、3着が2頭、4着が2頭、6着が1頭)(1番人気が5頭、2番人気が1頭、3番人気が1頭、10番人気が1頭(3着))、前走500万下戦が1頭(1番人気1着)となっています。
3着馬13頭全体で見てみますと、前走オークス7番人気(14着)、同じくオークス3番人気(5着)、同じくオークス6番人気4着、1000万下戦5番人気(2着)、同じく1000万下戦3番人気(4着)の5頭を除く8頭の前走の人気は、すべて1番人気となっていました。
ちなみに、連対馬26頭では、前走1番人気だったのは5頭のみとなっていました。

一応、もう一度阪神1800m芝となったこの13年間を細かくまとめていきますと、1着馬の前走は、07年(前走桜花賞1着)、15年(前走500万下戦4番人気1着)、17年(前走500万下戦4番人気1着)を除いて10頭はオークス(1着が3頭、3着が2頭、4着が2頭、5着が1頭、9着が1頭、13着が1頭)でした。
同じく2着馬の前走は、13頭中6頭がオークス(1着が1頭、2着が3頭、6着が1頭、15着が1頭)でした。
2着馬のその他の7頭は、クイーンS(8着)、フローラS(14着)、オープン特別(1着)、1000万下特別(2着)、500万下特別2頭(1着、1着)、未勝利戦(1着)となっていて、結局、過去12年の連対馬24頭の前走は、13年2着馬(前走500万下特別)、14年2着馬(未勝利戦)、15年1着馬(前走500万下戦)、17年1着馬(前走500万下戦)、17年2着馬(1000万下特別)、18年2着馬(前走500万下戦)の6頭を除いた以外の18頭は、オークスを含めた重賞が17頭、オープン特別が1頭と、前走はオープン以上のレースとなっています。

3着馬の前走は、13頭中オークスが3頭(14着、5着、4着)、クイーンSが1頭(2着)、残り9頭が1000万下特別7頭(1着が3頭、3着が2頭、4着が1頭、6着が1頭)と500万下戦2頭(1着が2頭)となっていました。


それから、臨戦過程で、この13年間の上位1着~3着までの計39頭中前2走の中でオークスの経験があったのは22頭でした。
同じく、前3走の中で桜花賞の経験があったのは、39頭中17頭でした。


ここで毎年取り上げられている「オークス馬1着馬」からローズSへ直行した馬の動向を、また細かく載せておきたいと思います。
ここでは、ローズステークスの施行に関係なく、第1回から昨年までのオークス優勝馬のローズステークス直行馬の成績を挙げておきます。
オークスの人気着順→ローズステークスの人気着順→秋華賞(それ以前はエリザベス女王杯)の人気着順
85年ノアノハコブネ 21番人気1着→5番人気11着→11番人気12着
86年メジロラモーヌ 1番人気1着→1番人気1着→1番人気1着
00年シルクプリマドンナ 1番人気1着→1番人気4着→1番人気10着
03年スティルインラブ 2番人気1着→1番人気5着→2番人気1着
04年ダイワエルシエロ 6番人気1着→1番人気7着→不出走
08年トールポピー 4番人気1着→2番人気6着→1番人気10着
10年アパパネ 1番人気1着→1番人気4着→1番人気1着
11年エリンコート 7番人気1着→3番人気10着→5番人気10着
12年ジェンティルドンナ 3番人気1着→1番人気1着→1番人気1着
13年メイショウマンボ 9番人気1着→4番人気4着→3番人気1着
14年ヌーヴォレコルト 2番人気1着→2番人気1着→1番人気2着
15年ミッキークイーン 3番人気1着→1番人気2着→1番人気1着
16年シンハライト 1番人気1着→1番人気1着→不出走

以上、昨年まで13頭のオークス馬が直行して出走してきましたが、ローズSで1着になったのは86年のメジロラモーヌ、12年のジェンティルドンナ、14年のヌーヴォレコルト、シンハライトの4頭となっています。
その他の9頭は、2着、4着3頭、5着、6着、7着、10着、11着と、ミッキークイーン以外の8頭は3着以内にも入っていませんでした。
11年まで25年も3着以内に入っていなかったので、12年と14年、このデータのみで無謀にもジェンティルドンナ、ヌーヴォレコルトをそれぞれ消して勝負しました。
やはり無謀でございました。
ということで、続く15年はミッキークイーンを本命にいたしました。(結局、ミッキークイーンは2着、複勝のみの配当でした)
そして16年は、逆にシンハライトを本命にせず▲に留めたところ、これも裏目、どの配当も取れませんでした。
余談でした。
さて、今年のオークス馬はリバティアイランドでしたが、今回はそのまま秋華賞に直行する予定で、ローズステークスでの登録はありません。


続いて毛色ですが、
07年では栗毛-鹿毛-栗毛
08年では鹿毛-栗毛-鹿毛
09年では鹿毛-鹿毛-黒鹿毛
10年では栗毛-鹿毛-栗毛
11年では芦毛-鹿毛-栗毛
12年では鹿毛-青毛-鹿毛
13年では鹿毛-鹿毛-青毛
14年では栗毛-鹿毛-黒鹿毛
15年では鹿毛-鹿毛-鹿毛
16年では黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛
17年では栗毛-鹿毛-黒鹿毛
18年では鹿毛-鹿毛-鹿毛
19年では鹿毛-黒鹿毛-鹿毛
となっていました。

こう見てみますと、16年を除けば、毎年鹿毛馬が少なくとも1頭連対していて、連対馬26頭中16頭も占めています。
その人気は、1番人気が5頭、2番人気が2頭、5番人気が2頭、6番人気が2頭、7番人気が2頭、9番人気が1頭、10番人気が1頭、15番人気が1頭となっていて、16頭中7頭が6番人気以下の下位人気でした。
あと、栗毛が5頭(1番人気、2番人気、4番人気、8番人気、9番人気)、黒鹿毛が3頭(1番人気、6番人気、11番人気)、青毛が1頭(2番人気)、芦毛が1頭(1番人気)となっていました。

3着馬13頭では、鹿毛馬が5頭、黒鹿毛馬が4頭、栗毛が3頭、青毛が1頭となっていました。
それぞれの当日人気は、鹿毛が1番人気、2番人気(2頭)、3番人気、13番人気、栗毛が3番人気、5番人気、7番人気、黒鹿毛は3番人気、6番人気、9番人気、10番人気、青毛が10番人気となっています。


父の血統ですが、連対馬では、サンデーサイレンス系が18頭、ノーザンダンサー系が4頭、ナスルーラ系が2頭、ディクタス系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっていました。
3着馬13頭では、サンデーサイレンス系が8頭、ミスタープロスペクター系が3頭ノーザンダンサー系が2頭となっていました。


次に、当日の1番人気ですが、07年から順に、1着(1.6倍)、3着(2.7倍)、2着(1.4倍)、4着(2.1倍)、1着(2.8倍)、1着(1.5倍)、1着(3.8倍)、6着(2.2倍)、2着(2.6倍)、1着(1.6倍)、6着(2.9倍)、6着(3.0倍)、1着(2.2倍)となっていて、13頭中8頭が連対、3着が1頭と7割弱が複勝圏内となっていました。
あと4着が3頭、5着、6着(2頭)、7着が1頭と結局3頭を除いて掲示板に載っています。

また、当日の2番人気ですが、同じく、07年から順に、2着(3.4倍)、6着(4.0倍)、4着(7.6倍)、7着(4.1倍)、6着(3.5倍)、2着(3.8倍)、14着(4.9倍)、1着(2.5倍)、3着(6.4倍)、11着(3.7倍)、7着(4.3倍)、2着(4.2倍)、3着(4.3倍)となっていて、26頭中12頭が連対、3着が4頭とそれほどいい結果を残せていません。


以上ですが、とりあえず、強い前走オークスから直行馬の検討からですね。
今回の登録馬前走オークスだったのは、10番人気4着だったラヴェル、5番人気8着のソーダズリング、18番人気10着のレミージュの3頭ですが、さて、どうでしょうか。
あと、血統、人気等、いろいろ検討しながら、勘とひらめきをプラスして予想していきたいと思います。

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