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第28回 エルムステークスのデータ [競馬データ]

札幌競馬場で行われるようになった97年の第2回以降、新潟開催の09年と函館開催の13年、21年を除く23年、連対馬46頭、3着馬23頭から見ていきます。
ただし、開催の日程の変更が、9月の半ば、9月の始め、8月の終わり、そして14年は7月の終わり、翌15年からは8月の中頃と、ちょこちょこ変更がありましたけれど、そのまま見ていくことにいたします。
(96年の第1回は、「シーサイドステークス」という名称で函館競馬場で行われています。)


まず毛色ですが、連対馬では、鹿毛が21頭、黒鹿毛が11頭、青毛と芦毛が各4頭、青鹿毛と栗毛が各3頭となっています。
この栗毛馬の3頭ですが、11年まで14年間も1頭も連対がなかったのが(栃栗毛の連対もありません)、12年に2番人気2着のエスポワールシチーが栗毛馬として初めて連対いたしました。
そして、翌年13年から18年まで6年連続また栗毛の連対はありませんでしたが、19年2番人気1着のモズアトラクションが2頭目、20年2番人気2着のウェスタールンドが3頭目と、それぞれ栗毛馬として連対いたしました。
3着馬では、鹿毛が14頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、青毛が1頭となっていて、こちらはきっちりと栗毛馬が5頭入っています。
ちなみに栗毛のそれぞれの人気は、8番人気、2番人気、6番人気、5番人気、2番人気となっていました。
この栗毛馬の3着馬も、06年以降19年まで出ていませんでしたが、20年5番人気アナザートゥルースが久々に3着に入りました。
今回の栗毛の登録馬ですが、アシャカトブ、セキフウ、ハセドン、ペイシャエス、ワールドタキオンの5頭が登録しています。


次に前走の傾向ですが、まず連対馬の前走の人気は、1番人気が13頭、2番人気は12頭、3番人気が7頭、4番人気が6頭、5番人気が2頭、6番人気が3頭、7番人気が1頭、9番人気が1頭、12番人気が1頭と、7番人気と9番人気と12番人気の各1頭を除いてほぼ上位人気で占められていました。
その前走9番人気の1頭は、11年8番人気2着のオーロマイスターでしたが、この馬は前年の10年でもこのレースで2着(4番人気)となっていました。
また、前走12番人気の1頭は、14年5番人気2着のクリノスターオーでしたが、前走の平安Sで12番人気1着と重賞初制覇したところでした。
また、前走7番人気の1頭は、昨年23年6番人気2着のウェルドーンでしたが、その前走は函館でのオープン特別マリーンS7番人気2着となっていました。
同じく3着馬の前走の人気も、1番人気が8頭、2番人気が5頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、6番人気が1頭、7番人気が1頭、9番人気が2頭(1頭は前走芝の札幌記念、もう1頭は前走G1のジャパンカップダート9番人気14着)、11番人気が1頭(前走オープン特別11番人気2着)と、この3頭を除いてこちらもほぼ上位人気でした。


また、前走のレースでは、「マリーンS」の馬が46頭中14頭連対しています。
その人気の内訳は、1番人気が6頭、2番人気が4頭、3番人気、4番人気、6番人気、7番人気が各1頭ずつとなっています。
また、着順の内訳は、1着が9頭、2着が3頭、3着が2頭となっています。
3着馬にも、23頭中3頭前走「マリーンS」の馬がいて、その人気着順は、1番人気2着、3番人気6着、1番人気4着となっていました。
昨年23年は、上位3頭共前走マリーンSを走った馬で占められ、その前走はそれぞれ、6番人気1着、7番人気2着、1番人気4着となっていました。
今回の登録馬で前走マリーンSを走った馬は、1番人気1着だったペプチドナイル、3番人気2着だったルコルセール、2番人気3着だったセキフウ、6番人気4着だったアシャカトブ、5番人気5着だったパワーブローキング、8番人気6着ロッシュローブ、10番人気8着だったファルコニアの7頭となっています。


それから、当日の馬体重ですが、490kg以上の大型馬の連対が46頭中32頭占めていました。
そのうち28頭は前走490kg以上からキープしたもので、あと4頭のうち3頭はプラス14kg(01年エンゲルグレーセ)、プラス12kg(05年ジンクライシス)、プラス12kg(18年ドリームキラリ)と、馬体重が10kg以上増えて490kg以上圏内に入ってきたものでした。
もう1頭は、20年プラス6kgで490kgとなったタイムフライヤーとなっています。
また、02年(474kgと478kg)を除けば片方か両方で490kg以上の馬体重の馬が連に絡んでいます。
3着馬では、23頭中12頭が当日490kg以上の馬体重でした。
ちなみに今年の登録馬では、18頭中14頭が前走490kg以上の馬体重の馬となっています。


年齢ですが、連対馬では5歳馬が18頭と最も多く、続いて4歳馬が14頭、あと、6歳が7頭、7歳が4頭、3歳が2頭、8歳が1頭となっています。
また5歳馬が23年中16年、4歳は23年中13年、連に絡んでいました。
(ただし、15年、16年、20年と、この3年は、4歳馬の出走はありませんでした。)
3着馬では、6歳が11頭と際立っていて、あとは5歳が5頭、4歳が3頭、3歳が2頭、7歳、9歳が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、連対馬では4枠が11頭、5枠が10頭、続いて7枠が6頭、2枠と6枠が各5頭、3枠と8枠が各4頭、1枠が1頭となっています。
3着馬では、6枠が7頭と最も多く、3枠が4頭、1枠と7枠が各3頭、4枠と5枠と8枠が各2頭、2枠がまだ3着なしとなっています。


当日の上位3番人気までの馬ですが、1番人気は、23頭中6頭が1着、2着は4頭と計10連対で、3着は4頭となっていました。
あと、4着5頭、5着1頭、6着1頭、7着1頭、10着1頭と、掲示板をはずしたのは3頭となっています。
あと、2番人気は11連対(3着2頭)、3番人気は3連対(3着3頭)となっています。
そのうち、1番人気と2番人気で連対が決まったのは、23年中3年となっています。


以上ですが、上記のデータを基に、いろいろと検討して、結論を出していこうと思います。


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