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第45回 新潟大賞典のデータ [競馬データ]

新潟競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。


まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
それ以降の13年間では、
10年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
11年 「56kg」-「54kg」-「56kg」
12年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
13年 「55g」-「56kg」-「56kg」
14年 「56g」-「55kg」-「56.5kg」
15年 「57kg」-「57kg」-「56kg」
16年 「57kg」-「57.5kg」-「56.5kg」
17年 「55kg-57kg-55kg」
18年 「56.5kg-57kg-55kg」
19年 「54kg-57.5kg-55kg」
20年 「54kg-54kg-54kg」
21年 「55kg-56kg-55kg」
22年 「57.5kd-55kg-54kg」

と、12年中、10年、12年、15年、16年の4年で、「54kg」、「55kg」のどちらのハンデ重量の馬が入らない年が出ていました。
結局02年以降の21年中では、17年で「54kg」か「55kg」の馬が絡んだということになりました。
確率的には絡む方が高いですが、ここはやっぱりこの二者択一は悩むところですね。
一応、昨年までも触れましたが、面白いデータとして、18年までその54kgか55kgが上位3頭の中に入った計13年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありませんでした。(54kgは4年、55kgは9年)

しかし、19年、54kg(1着)、55kg(3着)の両方の重量が3着以内に初めて入りました。
さらに昨年22年でも、55kg(2着)、54kg(3着)も両方の重量が3着以内に入りました。
また詭弁かも知れませんが、10年、12年、15年、16年に56kg以上の重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていませんでしたので、結局、過去21年の間、19年と22年以外の19年で54kgと55kgの重量が両方とも入らなかったということになりますので、今年もまずは、重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るか、または初めて起こった19年のように両方とも入れるか、それぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
それから、参考として、重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着、1着、1着、1着、6着、1着で、3着馬では、1着、6着、1着、13着、1着、8着、5着、3着と、26頭中21頭は掲示板に載っていて、残り5頭のうち2頭の前走は二桁着順でした。
今回の登録馬23頭中、54kgのハンデ重量の馬は4頭、55kgのハンデ重量の馬は3頭となっていますが、ちなみに前走掲示板に載っていた馬は、54kgでは、アイコンテーラー(前走2着)の1頭、55kgでは1頭もなしとなっています。

あと、02年から昨年22年までの21年間で、上位3頭を重量54kgの馬が占めた20年以外の20年で、3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kg以上で占められた10年、12年、15年、16年も含まれるということになります。
もし、その20年を例外とすれば、56kg以上の馬が少なくとも1頭3着以内に入るということになります。
今回の登録馬で、重量56kg以上の馬は、イクスプロージョアン(57kg)、カイザーバローズ(56kg)、カラテ(59kg)、カレンルシェルブル(57kg)、キラーアビリティ(59kg)、ショウナンマグマ(57kg)、スタッドリー(56kg)、スパイダーゴールド(56kg)、セイウンハーデス(56kg)、トーラスジェミニ(58kg)、ピースワンパラディ(57.5kg)、プラヴァス(57kg)、モズベッロ(57.5kg)、ヤマニンサルバム(56kg)、レッドランメルト(56kg)の15頭と、例年になく多くの重量を背負った馬が登録しています。
その中で、特に重量「56kg」の馬にも着目しなくてはなりません。
02年以降、03年、05年、07年、16年、17年、18年、19年、20年を除く13年で少なくとも1頭3着以内に絡んでいました。(ただし03年は56kgの出走馬自体がありませんでした)
特に、10年、12年は3頭とも占めていました。
全体的に、02年以降3着以内の63頭では、35頭が重量56kg以上の馬でした。
参考としてその56kg以上の前走の着順を見てみますと、連対馬(24頭)では順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、2着、8着、7着、4着、11着、3着、15着、11着、3着、4着となっていました。
3着馬(11頭)では、11着、10着、1着、6着、1着、1着、10着、2着、1着、2着、1着となっていました。
その合計35頭のうち19頭が56kgの馬でしたが、その前走の着順は、1着が5頭、2着が6頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、10着(大阪杯)が1頭、11着(大阪杯)が1頭となっています。
その19頭の当日の人気は、1番人気は1頭、2番人気4頭、3番人気4頭、4番人気3頭、5番人気2頭と5番人気以上は14頭占めていました。
あと、6番人気2頭、9番人気1頭、11番人気2頭となっていました。
あと残りの56.5kg以上の3着以内の16頭では、前走1着が2頭、2着、3着が各1頭、4着が2頭、5着、6着、7着、8着、9着、10着が各1頭、11着が3頭、15着が1頭となっていました。
その当日の人気は、1番人気が3頭、2番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、7番人気、8番人気、9番人気、10馬人気が各1頭、11番人気2頭、13番人気が1頭となっています。
あと残り軽ハンデ重量の2頭は、52kg(05年14番人気3着)、51kg(06年15番人気3着)となっています。


続いて1番人気の馬ですが、02年以降21頭中、1着が3頭、2着が3頭と6連対、3着が2頭とそれほど戦績はよくありません。
その連対馬6頭のハンデ重量ですが、55kgが3頭、56kgが2頭、57.5kgが1頭、また3着馬2頭は56.5kg、55kgとなっています。


次に血統ですが、連対馬42頭中18頭、3着馬21頭中8頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして14年、15年、17年には1頭も入らないなど、陰りを見せています。
あとのノーザンダンサー系絡み以外の連対馬残り24頭ですが、そのうち19頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その19頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が6頭、ナスルーラ系が2頭(ボールドルーラ系、グレイソブリン系)、リボー系、サーゲイロード系、ヒムヤー系が各1頭となっていました。
残る5頭の父は、4頭ともミスタープロスペクター系のキングマンボ系(キングカメハメハ2頭、ルーラーシップ、ワークフォース各1頭)で、BMSはそれぞれナスルーラ系(1頭グレイソブリン系)とサンデーサイレンス系(3頭)となっていました。
あと1頭の父はナスルーラ系(グレイソブリン系)、BMSはワイルドラッシュ(ニアークティック系)となっています。
また3着馬では、全体的に21頭で見てみますと、そのうち14頭(07年から15年と17年、18年、20年、21年、22年)は父、あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系が絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系が絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)、16年(ノーザンダンサー系×アリダー系)と19年(ミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系)の2頭は両方絡まない年となっていました
(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)


それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、15年2着馬のナカヤマナイト(着差1.5秒)、16年1着馬のパッションダンス(着差6.9秒(ただしダートのG1フェブラリーS、直近の芝のレースでは0.4秒)、17年2着馬マイネルフロスト(着差2.5秒)、18年2着馬ステイインシアトル(着差2.1秒)を除く42頭中38頭は「1秒以下」となっていました。(前走1着馬を含む)
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差、15年2着馬ナカヤマナイトの中山金杯での1.1秒差、16年1着馬のパッションダンスの地方交流試合の川崎記念(ダート戦)での6.8秒差、17年2着馬マイネルフロストの中山金杯での1.3秒差、19年2着のミッキースワローのジャパンCでの1.3秒差を除く42頭中35頭が1秒以下の着差となっていました。
3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、18年3着馬ナスノセイカン、20年3着馬プレシャスブルーの21頭中16頭、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガ、18年3着馬ナスノセイカンの21頭中16頭が、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。


あと毛色では、連対馬は、鹿毛が18頭、黒鹿毛が10頭、栗毛が9頭、青鹿毛が3頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が11頭、黒鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛が各2頭、芦毛が1頭となっています。


さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の約7千5百円、17年の約8万9千円、19年の約6万1千円、21年の約3万1千円の7年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年、15年、16年、18年、20年、22年の計11年の3連単の配当は、10万円以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
でも、この荒れるか荒れないかの判断予想は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、54kgあるいは55kgの馬の取捨選択、また56kg以上の出走馬からの選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。

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