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第72回 中山金杯のデータ [競馬データ]

あけましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>


では今年も、一昨年までのデータに昨年のデータを加味して展開していきたいと思います。
まずは、昨年は、中山金杯はかろうじて勝てましたが、今年こそ、中山と京都の両金杯、揃って勝って、幸先良いスタートを飾りたいところです。
でも、今年も難解ですね(^^;
何とか、ひらめきを駆使して、両レースともしっかりと勝ちたいところです。
では、まずは今年も中山金杯のデータから。


96年と02年の東京競馬場開催を除く、92年以降29年、連対馬58頭、3着馬29頭からです


まず今回も年齢から見ていきます。
最も連対の多かった年齢は、4歳馬と6歳馬の16頭でした。
まず、4歳馬の16頭の前走を見てみますと、そのうち重賞だったのは、
94年1番人気2着 前走菊花賞9番人気2着だったステージチャンプ
09年2番人気2着 前走中日新聞杯2番人気2着だったヤマニンキングリー
11年1番人気1着 前走中日新聞杯で6番人気2着だったコスモファントム
16年3番人気1着 前走福島記念2番人気1着だったヤマカツエース
18年1番人気1着 前走アルゼンチン共和国杯3番人気3着だったセダブリランテス
18年2番人気2着 前走福島記念2番人気1着だったウインブライト
19年7番人気2着 前走チャレンジカップ5番人気3着だったステイフーリッシュ
の7頭となっていました。
その7頭の前々走ですが、それぞれG2の京都新聞杯で6着、オープン特別のカシオペアSで1着、G1の秋の天皇賞で15着、G3の富士S13着、G3のラジオNIKKEI賞1着、G2の毎日王冠10着、G1の菊花賞11着となっています。
あと残り9頭の前走ですが、オープン特別が6頭、準オープン特別が3頭となっていました。
その9頭の前走の着順は1着から11着と幅がありましたが、その前々走は、9頭のうち3頭がG1で、その着順は菊花賞6着が2頭、ダービー10着が1頭となっていました。
あと残りの6頭の前々走の着順は、1着が4頭、3着が1頭と6頭中5頭が上位着順で、あと1頭は8着(セントライト記念)でした。
今回の明け4歳の登録馬は、4頭となっていますが、4頭共連対する可能性はあります。

次に、6歳馬では、その共通項を探ってみますと、近3走で、16頭中14頭は、1度以上重賞で掲示板に載った経験がありました。(残り2頭は、92年6番人気1着トウショウファルコ、14年5番人気1着のオーシャンブルー)
今回登録している明け6歳馬は登録馬24頭中3頭の出走があります。
ちなみに、その3頭のうち近3走で重賞で掲示板に載った経験馬は、アラタ、ウインキートス、クリノプレミアム、フォワードアゲンの4頭となっています。
また、残りの近3走で重賞を走っていない馬だった2頭ですが、前走の人気が2番人気、4番人気となっていました、
今回の該当馬は、前走オープン特別2番人気1着だったアドマイヤビルゴとなっています。

続いて、僅差の15頭で5歳馬が続いていますが、その15頭の当日人気が1番人気が4頭、2番人気が3頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気が1頭、6番人気が2頭と比較的上位人気になっていたことでした。
また前走の着順も見てみますと、1着が7頭、あと3着が1頭、4着が3頭、5着が1頭、7着が1頭(マイルCS)、9着が1頭(オープン特別1番人気)、10着が1頭(富士S10番人気)と、15頭中12頭が掲示板に載っていました。
ちなみに今回登録している明け5歳馬は4頭いますが、当日人気には要注意(一応6番人気以上の上位人気)です。

あと7歳以上の高齢馬の連対馬ですが、7歳が9頭、8歳が1頭、9歳が1頭となっていました。
そのうちアサカディフィートが、06年に8歳として、07年には9歳として連続で2着に入っています。(6歳の時も1着となっていますので計3回連対しています。もう1回の7歳時は5着でした。)
結局7歳以上の連対馬は、のべ計11頭と結構連に絡んでいます。
しかし、8歳馬、9歳馬の過去の連対馬は実質アサカデフィートだけですので、ここは、8歳馬以上は厳しいと見るのが常識だと思うのですがどうでしょうか。
8歳馬以上が連対しなくなった08年以降過去15年では、7歳馬は、連対馬5頭、3着馬5頭と結構3着以内に入っています。
13年に2番人気1着となった7歳馬タッチミーノット以来、一昨年21年まで7歳馬の連対馬は出ていませんでしたが(3着には3頭入っています)、昨年、久しぶりに7歳馬スカーフェイスが4番人気1着と連対いたしました。
今回の登録馬では、3頭の7歳馬、各1頭の8歳馬、9歳馬が出走しています。
ちなみに、連対した7歳馬の9頭ですが、一応今回も過去の連対した年を挙げておきたいと思います。
まず、93年94年95年と3年連続絡みましたが、それ以降07年までは連に絡むことはありませんでした。
しかし、その翌年の08年に久々に連対(2着)し、続けて09年に再び連対(1着)、そして10年に1着、2着とも連対と、また3年連続と複数年で連に絡みました。
それからしばらく空いて、13年に連対(1着)、そしてしばらく空いて、昨年22年に連対(1着)しています。
その時の当日の人気ですが、先の3頭は
7番人気(93年2着カリブソング)
10番人気(94年1着ヒダカハヤト)
13番人気(95年2着ゴールデンアイ)
といずれも穴をあけていましたが、その後の7歳馬は
08年の2着エアシェイディは2番人気
09年の1着アドマイヤフジは4番人気
10年の1着アクシオンは1番人気
10年2着のトウショウシロッコは5番人気
13年1着のタッチミーノットは2番人気
22年1着レッドガランは4番人気
と、ほぼ上位人気となっていました。
また、08年以降の6頭に関しては、レッドガランを除く5頭は、前3走内で重賞掲示板に載る経験をしていました。
レッドガランの前3走は、オープン特別3着、4着、3着となっていました。
それから、その7歳馬9頭のうち、カリブソング、ゴールデンアイ、ヒダカハヤト、タッチミーノット、レッドガランを除く4頭は、BMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。(カリブソングは父がノーザンダンサー系、ヒダカハヤトのBMSトランスアランティックはノーザンダンサーの全弟となっています)
また、その7歳馬9頭中カリブソングとゴールデンアイの2頭と、06年8歳、07年9歳として連対したアサカディフィートを加えた7歳以上ののべ4頭は、血統で父あるいは母の父(BMS)でナスルーラ系が絡んでいました。
今回の3頭の7歳馬では、そのうち、スカーフェイスのBMSがノーザンダンサー系ですが、3走前に重賞で掲示板には載っていました。
とりあえずは、7歳馬の当日の人気には要注意です。
ちなみに、7歳馬、8歳馬、9歳馬のうち7歳のヒュミドールと、8歳のサイモンサーマルのBMSはナスルーラ系となっています。

次に3着馬の年齢も見てみますと、最も多いのが4歳馬と6歳馬の8頭で、まずは4歳馬では、その臨戦過程は前走1着か、3走以内の重賞で掲示板に載っていました。
明け4歳馬では、唯一の1頭ヴィクティファルスは前々走で重賞のセントライト記念で5着と掲示板に載っていました。
6歳馬の3着馬8頭は、連対馬と違ってこちらは近3走でレースの条件に関係なく1度以上は3着以上の上位着順の経験がありました。
今回の6歳馬の出走馬6頭では、スカーフェイス、タガノディアマンテ、ローザムールの3頭が該当しています。
続いて、7歳馬の3着馬は6頭ですが、前走はすべて掲示板に載っていました。
今回の7歳馬出走馬6頭では、レッドガラン(前走3着)1頭のみが前走掲示板に載っています。
続いて5歳馬が5頭で、そのうち4頭の前走は4着以上(もう1頭は3走前1着)となっていました。
今回の5歳馬2頭では、そのうちヒートオンビートが前走2着となっています。
もう1頭のシャムロックヒルは3走前に1着となっています。
あと、8歳馬が1頭いましたが、前走は中日新聞杯9番人気3着、前々走は鳴尾記念9番人気5着でした。

今回の8歳の出走馬2頭は前走、前々走共掲示板に載っていませんでしたので、微妙な臨戦過程となっています。

3着馬の当日の人気ですが、1番人気が5頭、2番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気、5番人気が各4頭と5番人気以上は、29頭中16頭となっていました。
残り6番人気以下13頭は、8番人気が2頭、9番人気が3頭、10番人気が2頭、11番人気が4頭、12番人気、15番人気が各1頭と、結構人気薄馬も入って来ています。

次に血統ですが、父かBMSのどちらかもしくは両方がノーザンダンサー系(94年のヒダカハヤトのBMSノーザンサンサーの全弟トランスアランティックも含む)であったのは、連対馬58頭中27頭(ナスルーラ系とのクロス5頭含む)いました。
続いてナスルーラー系も58頭中22頭(ノーザンダンサー系とのクロス5頭含む)いて、ノーザンダンサー系といい勝負をしています。
3着馬では、ノーザンダンサー系絡みが29頭中15頭(ナスルーラ系とのクロス1頭含む)、ナスルーラー系絡みが29頭中10頭(ノーザンダンサー系とのクロス1頭含む)となっていて連対馬と同じ傾向となっています。
特にノーザンダンサー系絡みの馬は、95年、99年、12年、14年を除いて、29年中残りの25年で少なくとも1頭、3着以内に入っていました。
対してナスルーラ系絡みは、92年から07年まで14年連続少なくとも1頭、3着以内に入っていました。
08年以降15年間では、12年、14年、17年、18年、19年、20年の6年で3着以内に入っていました。
代わりに08年以降の15年間、10年、17年を除く13年でミスタープロスペクター系絡みの馬が、3着以内に1頭ないし2頭入っています。


毛色ですが、1着馬では鹿毛が12頭、黒鹿毛が10頭、続いて栗毛が4頭、栃栗毛、芦毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛と黒鹿毛が各10頭と最も多く、続いて栗毛が5頭、芦毛が4頭となっていました。
3着馬では鹿毛が11頭、黒鹿毛が10頭、続いて青鹿毛と栗毛が各4頭となっていました。
全体的に、割合からすれば黒鹿毛がかなり健闘していると言えます。


また、別の観点からも見てみます。
12月の開催地の一つは、この中山金杯と同じ中山競馬場となっていますが、前走その中山競馬場だった馬をそれぞれ着順別に挙げていきますと、まず1着馬は29頭中8頭、2着馬は29頭中10頭、3着馬は29頭中14頭となっています。
08年以前は、06年を除いて少なくとも1頭前走中山競馬場を走った馬が1頭3着以内に入っていましたが、09年以降は10年、12年、17年、19年、20年、21年の5年となっています。
その09年、前走中山競馬場を走った馬は、出走馬16頭中2頭のみで3着以内はなし、10年は出走馬16頭中6頭で、3着以内に入ったのは2着の1頭、同じく11年は16頭中4頭で3着以内はなし、12年は16頭中7頭がいて2着に1頭入っています。

その後、13年は16頭中3頭、14年は16頭中8頭もいながら、また15年は17頭中2頭でしたが連続1頭も入りませんでした。
16年に至っては、出走馬13頭中前走中山競馬場を走った馬自体が1頭もなしとなっていました。
逆に17年は13頭中10頭で、3着以内3頭とも前走中山競馬場を走った馬で占められました。

ところが、続く18年ではまた1頭も前走中山競馬場を走った馬はいませんでした。
19年の16頭では、4頭の前走中山競馬場を走った馬がいて、前走中山のオープン特別で1着だったアドマイヤリードの4着が最高で、1頭も3着以内には入りませんでした。
20年は、5頭の前走中山競馬場を走った馬がいて、前走中山のディセンバーS2番人気2着だったウインイクシードが6番人気で2着に入っています。
21年は、3頭の前走中山競馬場を走った馬がいて、前走中山のディセンバーS3番人気5着だったウインイクシードが11番人気2着に入りました。
昨年22年は、6頭もいましたが1頭も入りませんでした。
とりあえずは前走中山競馬場を走った馬の出走数は考慮に入れることは必要かと思います。
今回は、6頭の前走中山競馬場を走った馬が登録しています。


あと、1番人気ですが、さらに広げて86年以降96年と02年の東京競馬場開催を除く過去35年で見てみますと、15頭が連対ということで、連対率は低くなっています。(3着には6頭入っています)
また、複数年数連続で3着以内をはずしたのは、91年から93年までの3年間、06年から09年の4年間となっていました。
最近は、13年以降、18年までの6年連続3着以内に入っていましたが、続く19年は12着、20年は7着となっていました。
一昨年21年は1着、昨年22年は3着と、ここ2年は3着以内に入りました。

以上ですが、さて毎年書いていますが、データはデータとして、やはり金杯は運が左右しますね。
それはどのレースでも言えるのですが、特にこの両金杯は、ハンデ戦のためかゴール前ではたいていごちゃつくことが多いので、馬券は紙一重で勝敗が決まっているような気がいたします。

最近では、19年では1着から7着まで、20年では1着から5着までが、昨年22年では2着から8着までが0.2秒以内となっていました。
ということで、今年も一応はデータを基にしながらも、勘をしっかり働かせながら検討していこうと思っています。
今年もがんばります!!


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kousaku

昨年一年ありがとうございました、新年もよろしくお願いいたします、佳き新年をお迎えください。
by kousaku (2023-01-01 16:39) 

bigonon

kousakuさん、ありがとうございます(^^)
こちらこそ、よろしくお願いいたします<m(__)m>
佳き一年でありますこと、祈っています。

by bigonon (2023-01-02 16:50) 

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