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第8回 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスのデータ [競馬データ]

今年も昨年と同様、京都競馬場整備工事のため、今年の京都2歳ステークスは阪神競馬場で行われます。
とりあえず、この秋の元来京都で行われる重賞同様、一昨年までの京都競馬場施行でのデータを挙げて、それぞれのデータの後に昨年の阪神競馬場で行われた結果を載せていこうと思います。
重賞になって今年で8回目ですが、それ以前でも、オープン特別として長年行なわれていました。
その中で、今の2000mの施行になったのが02年で、今年で20年目になります。
とりあえずは02年から19年の京都開催の18年間、連対馬36頭、3着馬18頭のデータを挙げていきます。


オープン特別の頃は、何と言ってもこのレース、いつも少頭数で行なわれているにも関わらず、結構人気薄馬が上位に来ることで有名です。
頭数としては、最低5頭、最高11頭となっていて、2000m施行のオープン特別12年ではフルゲートになったことはありません。
一桁出走数が、12年中半分の6年、10頭が5年、11頭が1年となっていました。
重賞になってからは、第1回は8頭とそれまでを引き継いだ形となりましたが、第2回は12頭、過去の中では一番多い出走数となりました。
第3回は10頭、第4回は9頭、第5回は9頭、第6回は9頭と相変わらず少頭数で行われています。
ちなみに、昨年20年、阪神で行われた時の出走数は10頭でした。


人気では、オープン特別の12年間、1番人気馬は連対したのが9年で、1着5頭、2着4頭となっていました。
あと、3着2頭、6着1頭となっています。
重賞になってからは、
14年の第1回は8頭中7着
15年の第2回では12頭中3着
16年の第3回は10頭中2着
17年の第4回は9頭中2着
18年の第5回は9頭中1着
19年の第6回は9頭中1着
となっていて、18年初めて1着となり、19年も連続して1着となりました。
通して見ても、18年中13連対、3着3回、6着、7着と掲示板を外したのが2回と結構優秀な戦績となっています。
とりあえずは、1番人気を重視した方がいいですが、重賞になってからのこの6年の結果から、本命にしていいものか悩むところです。

昨年20年、阪神競馬場で行われた時の1番人気(単勝オッズ3.8倍)は4着でした。

あと、1番人気が連対した計13頭の連の相手の人気ですが、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気、7番人気、8番人気、9番人気が各1頭と、人気薄馬が結構相手に来ていました。
重賞になってからも含めて1番人気が連を外した残り5年ですが、まず3着に1番人気が入った3年での連対馬の人気の組み合わせは、「4番人気-6番人気」「2番人気-5番人気」「8番人気-5番人気」となっていました。
同じく、1番人気が6着、7着とはずした2年の上位3頭の人気の組み合わせですが、それぞれ「2番人気-3番人気-6番人気」「6番人気-2番人気-5番人気」となっていました。
いずれにせよ、過去の傾向としては、1番人気馬はそれなりに来てはいるものの、全体的には荒れやすいレースとなっています。

昨年の阪神開催では1着馬は3着以内も外しましたが、その上位3頭の当日人気は、

3番人気1着 ワンダフルタウン
2番人気2着 ラーゴム
7番人気3着 マカオンドール

となっています。


次に、父の血統ですが、連対馬36頭では、サンデーサイレンス系が23頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各3頭、マンノウォー系、シンボリクリスエスが各1頭となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系が11頭、ノーザンダンサー系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、ナスルーラ系、ロベルト系(エピファネイア)が各1頭となっていました。
オープン特別12年、重賞6年の過去18年間ですが、少なくとも1頭はサンデーサレンス系が3着以内に入っていました。
その中で、上位3頭とも父の血統がサンデーサイレンス系で独占したのは05年、06年、13年、14年の4年となっています。
また、父がミスタープロスペクター系の馬に関しては、04年2着にヴァーミリアンが2着に入った以降連対はなかったのですが(3着には07年にピースキーパーが入っています)、16年に久々にヴェナヘイムが2着に入り、18年には1着にクラージュモルゲが入りました。

昨年20年の阪神開催での上位3頭の父の血統の組み合わせですが、
「ルーラーシップ(ミスタープロスペクター系)-オルフェーヴル(サンデーサイレンス系)-ゴールドシップ(サンデーサイレンス系)」
となっています。


毛色ですが、これも京都開催での18年で見てみますと、連対馬では、鹿毛馬が15頭、黒鹿毛馬が10頭、栗毛馬が5頭、青鹿毛馬が4頭、芦毛馬が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛馬が9頭、黒鹿毛馬と栗毛馬が各4頭、青毛馬が1頭となっています。

昨年20年の阪神開催での上位3頭の毛色の組み合わせは、
「鹿毛-栗毛-芦毛」

となっていました。


臨戦過程の前走ですが、連対馬では、新馬戦が14頭、オープン特別が9頭、500万下戦が3頭、未勝利戦が6頭、重賞が4頭(デイリー杯2歳Sが2頭、札幌2歳Sが2頭)となっていました。(除外となった前走レースは除く)
3着馬は、新馬戦が7頭、未勝利戦が5頭、500万下戦(1勝クラス)が5頭、重賞(札幌2歳S)が1頭となっています。

また、前走の施行ですが、連対馬36頭のうち、京都1800m芝を走ったのが16頭、京都2000m芝を走ったのが8頭で、一昨年までの過去17年、どちらかが少なくとも1頭、必ず連対していました。
しかし昨年は連対しませんでした。
3着馬でも18頭中、京都1800m芝を入ったのが8頭、京都2000m芝を走ったのが6頭と、やはり多くの馬がこの施行を前走で走っていました。
昨年は、前走この施行の馬は連対しませんでしたが、3着に前走京都1800m芝を走った馬が入りました。
今回、前走京都1800m芝を走った登録馬は1頭、前走京都2000m芝を走った登録馬は4頭となっています。

昨年の阪神開催での上位3頭の前走ですが、
1着馬 前走オープン特別(萩S 京都1800m芝)1番人気3着
2着馬 前走オープン特別(アイビーS 東京1800m芝)5番人気2着
3着馬 前走1勝クラス(京都2000m芝)4番人気3着

となっていました。


以上ですが、今年も、登録馬の段階では11頭と、今までと同様少頭数の出走となりそうです。
とりあえずは、1番人気馬の取捨選択からですね。
それから、昨年、10頭中7番人気の下位人気の馬が3着に来ましたが、今年も下位人気馬が上位に絡むのかどうかが悩むところですね。
一応、今年も全出走馬、しっかり目を通していきたいと思っています。


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