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第53回 中日新聞杯のデータ [競馬データ]

かつては、この中日新聞杯は12月に行われたレースでしたが、中京競馬場リニューアル後の12年から時期も条件も変わって、3月に4歳以上の古馬のレースとして生まれ変わっておりました。
その代わり、この12月では、それまで5月に行われていた金鯱賞がこちらに移り、昨年16年まで行われていました。
今年はその金鯱賞が、いわゆる4月の大阪杯の前哨戦に位置づけられ、3月に行われています。
ということでしょうか、この中日新聞杯も、3月からこの12月に戻ってきました。
でも、かつて12月に行われていた中日新聞杯は、リニューアル前の旧中京競馬場での施行でしたので、もう参考にはならないかと思います。
そういうことで、データとしては、12年から昨年16年まで行わていた金鯱賞の5年間のものを挙げていきたいと思います。
金鯱賞はG2、中日新聞杯はG3と違いはありますが、距離は同じ、施行もほぼ同じですので、その金鯱賞の過去5年のデータで見ていきたいと思いますj。


まず過去5年の金鯱賞の上位3着までの人気の組み合わせですが

12年 「6番人気-8番人気-4番人気」
13年 「3番人気-6番人気-8番人気」
14年 「1番人気-4番人気-2番人気」
15年 「5番人気-1番人気-4番人気」
16年 「4番人気-9番人気-(6番人気、2番人気)」

の順で決まりました。
しかし、この5年間を見る限りではまだ人気面では傾向はつかめないようですね。


次に1番人気の馬ですが、
12年の1番人気はサトノギャラントで、単勝オッズは4.0倍、着順は6着でした。
13年ではメイショウナルトが1番人気で、単勝オッズは3.4倍、着順は14着でした。
14年の1番人気はラストインパクトで、単勝オッズは3.8倍、着順は1着でした。
15年ではディサイファが1番人気で、単勝オッズは3.7倍、着順は2着でした。
16年ではヴォルシェーブが1番人気で、単勝オッズ2.4倍、着順は9着でした。
結局、5年中、1着が1頭、2着が1頭、6着が1頭、9着が2頭、14着が1頭 と、あまり1番人気馬の成績は良くありません。
さて今年はどうでしょうか。
この辺りの判断は難しそうですね。


それから配当ですが、
12年の3連単は91410円と高配当でした。
13年は58490円円でした。
14年は8560円と比較的低い配当となりました。
15年は22160円とそれほどの高配当とはなりませんでした。
16年は、3着同着で、3連単の配当は、90340円と49120円の2通りとなりました。
この配当に関しても、今年は荒れるのか荒れないのかの判断が難しいところですね。


次に臨戦過程ですが、連対馬のその前走と臨戦過程を見てみますと、

12年の連対馬の前走は、それぞれアルゼンチン共和国杯で5番人気5着、準オープン12番人気1着となっていました。
その前までの5走ですが、それぞれ5走中すべて掲示板に載っていて3連対、5走中4回掲示板に載っていて3連対でした。
13年の連対馬の前走は、それぞれオープン特別1番人気8着、小倉記念5番人気2着となっていました。
また、その前までの5走を見てみますと、それぞれ5走中すべて掲示板に載っていて4連対、5走中(すべて重賞)掲示板は1回連対はなしとなっていました。
14年の連対馬の前走は、それぞれ京都大賞典3番人気1着、天皇賞(秋)11番人気8着となっていました。
また、その前の5走を見てみますと、それぞれ5走中3回掲示板に載り1連対、5走中3回掲示板に載り2連対となっていました。
15年の連対馬の前走は、それぞれ福島記念1番人気2着、天皇賞(秋)3番人気8着となっていました。
その前の5走は、それぞれ、4回掲示板に載り2連対、すべて掲示板に載り3連対となっていました。
16年の連対馬の前走は、それぞれ天皇賞(秋)13番人気15着、準オープン特別4番人気4着で、その前の5走はそれぞれ3回掲示板に載り1連対、4回掲示板に載り2連対となっていました。
この過去5年連対馬10頭の前走の着順をまとめてみますと、1着2頭、2着2頭、4着1頭、5着1頭、8着3頭、15着(G1の天皇賞(秋))1頭となっていました。
今回の登録馬で前走掲示板に載っていたのは、22頭中9頭となっています。
また前走G1を走った登録馬は、マキシマムドパリ(前走エリザベス女王杯12番人気4着)、ミッキーロケット(前走天皇賞(秋)14番人気12着)、ロードヴァンドール(前走天皇賞(秋)18番人気14着)の3頭となっています。


3着馬の前走と臨戦過程も見てみますと、
12年の3着馬の前走は、オープン特別2番人気3着となっていました。
その前の5走は、条件戦でしたが、すべて連対していました。
13年の3着馬の前走は、宝塚記念3番人気4着となっていました。
その前の5走は、4回掲示板に載り2連対でした。
14年の3着馬の前走は、毎日王冠8番人気1着となっていました。
その前の5走は、5走中4回掲示板に載り3連対でした。
15年の3着馬の前走は、アルゼンチン共和国杯7番人気4着となっていました。
その前の5走は、5走中1回掲示板に載り1連対でした。
16年の3着馬(同着)の前走は、エリザベス女王杯6番人気6着と天皇賞(秋)10番人気10着なっていました。
その前の5走は、それぞれ5走中3回掲示板に載り1連対、5走中3回掲示板に載り3連対でした。


次に毛色ですが、

12年の上位3頭は、「鹿毛-鹿毛-鹿毛」となっていました。
13年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」となっていました。
14年の上位3頭は、「青鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
15年の上位3頭は、「黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
16年の上位3頭は、「栗毛-芦毛-(青鹿毛、黒鹿毛)」となっていました
黒鹿毛馬が強いようにみえますが、さて今年はどうでしょうか。


次に年齢ですが、

12年は、「4歳-3歳-4歳」で決まっています。
13年は、「5歳-3歳-5歳」となっていました。
14年は、「4歳-4歳-5歳」となっています。
15年は、「7歳-6歳-5歳」となっています。
16年は、「4歳-5歳-(5歳、6歳)」となっています。

年齢は、まだ捉えどころがなさそうですね。


それから血統を見てみますと、
12年では、上位3頭とも父はサンデーサイレンス系(ステイゴールド、ダイワメジャー、ハーツクライ)で、BMS(母の父)はそれぞれナスルーラ系、リボ-系、ノーザンダンサー系となっていました。
13年では、父は1着馬はサンデーサイレンス系のハーツクライ、2着馬はミスタープロスペクターのキングカメハメハ、3着馬はサンデーサイレンス系のハーツクライで、BMSはそれぞれナスルーラ系、サンデーサイレンス系のダンスインザダーク、ノーザンダンサー系となっていました。
14年は、父は1着馬、2着馬とも、サンデーサイレンス系のディープインパクト、3着の馬の父はナスルーラ系のジャングルポケットとなっていて、BMSは1着はミスタープロスペクター系、2着はナスルーラ系、3着馬はサンデーサイレンスとなっていました。

15年は、父は1着馬がシンボリクリスエス、2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、3着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクトで、BMSは、1着馬がサンデーサイレンス、2着馬がミスタープロスペクター系、3着馬がナスルーラ系となっています。
16年は、父は1着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、2着馬がノーザンダンサー系のクロフネ、3着馬(同着)がサンデーサイレンス系のハーツクライとディープインパクトで、BMSは、1着馬がグラスワンダー、2着馬がサンデーサイレンス、3着馬(同着)がミスタープロスペクター系とナスルーラ系なっています。


以上ですが、リニューアル後6年目となりましたが、今年も手探り状態になりそうですね。
とりあえず今年も1番人気の取捨選択から始めていこうと思います。


タグ:中日新聞杯
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