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第42回 エリザベス女王杯のデータ [競馬データ]

9日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


3歳馬と古馬が混合となった96年以降21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。


まず、連対馬の当日の人気ですが、1番人気が11頭、2番人気が11頭、3番人気が6頭と、ここまでで3分の2に当たる28頭を占めています。
あと残りは、4番人気が3頭、5番人気が3頭、6番人気が2頭、7番人気が3頭(99年2着の3歳時のフサイチエアデール、06年1着のフサイチパンドラ、12年1着のレインボーダリア)、11番人気が1頭(09年1着のクイーンスプマンテ)、12番人気が2頭(09年2着のテイエムプリキュア、16年2着のシングウィズジョイ)となっていました。
また、1番人気と2番人気の組み合わせで決まったのは、02年、03年、11年の3回ありました。
それ以外の18回のうち、09年、16年を除く16回で1番人気か2番人気のどちらかが絡んでいました。
その09年ですが、連対馬は11番人気と12番人気の組み合わせでしたが、3着に1番人気が入っていました。
また16年ですが、連対馬は3番人気と12番人気の組み合わせでしたが、3着に2番人気が入っていました。
よって、連対馬は結局、21年中19年で必ず1番人気か2番人気の両方かまたは片方かで絡んでいたことになり、3着馬まで広げますと、21年すべてで必ず1番人気か2番人気の両方かまたは片方が入っていたことになりなす。
また、もし降着のあった96年と06年で、降着がなかったと仮定して降着前の着順に戻しても、両年とも結局1番人気か2番人気の馬が両方か片方で絡んでいました。
3着馬では、1番人気が3頭、2番人気が3頭、3番人気はなし、4番人気は6頭、5番人気が4頭、あと6番人気が1頭、8番人気も1頭、10番人気が2頭、11番人気が1頭となっていました。


次に父の血統ですが、父がサンデーサイレンスかあるいは父がサンデーサイレンスの仔だった馬は、連対馬42頭中半分強の23頭を占めています。
あと他に、ブライアンズタイムが2頭、リアルシャダイが1頭、そして、10年、11年と連続で勝ったスノーフェアリーの父インティカブを含めて、ヘイルトゥリーズン系だったのは42頭中のべ28頭になります。
あと残り14頭中8頭の父はノーザンダンサー系で、その内訳は、ニジンスキー系、ノーザンテースト系、リファール系が各2頭、ダンチヒ系、ヴァイスリージェント系が各1頭となっていました。
そして残りは、ナスルーラ系が3頭(グレイソブリン系のジャングルポケット産駒が2頭、ネヴァーベンド系のパラダイスクリーク産駒が1頭)、ミスタープロスペクター系がのべ2頭(05年1着と06年2着の共にスイープトウショウ)、そしてリボー系(96年2番人気2着のフェアダンス)が1頭となっています。

3着馬では、父がサンデーサイレンスだったのは21頭中5頭いました。
あとサンデーサイレンスの孫が4頭(ディープインパクト産駒が3頭、スペシャルウイーク産駒が1頭)
それから、ミスタープロスペクター系が5頭、グレイソブリン系(トニービン)、ディクタス系(サッカーボーイ)が各2頭、サーゲイロード系、トゥルビョン系、ノーザンダンサー系が各1頭となっていました。


次に枠の出目ですが、連対馬42頭では、1枠が6頭、2枠が6頭、3枠が5頭、4枠が5頭と、連対馬42頭中22頭が1枠~4枠の内側の枠となっていました。
特に21年中17年で、片方か両方で1枠から4枠までの内枠が絡んでいました。(あと4年は07年の5-7、08年の7-8、12年の6-8、15年の6-8)
外側の枠では、5枠が3頭、6枠が4頭、7枠が3頭、8枠が10頭となっていて、全体的にも8枠がよく連に絡んでいました。
3着馬では、3枠と8枠が最も多い4頭で、あと1枠と4枠と7枠が各3頭、2枠が2頭、あと残りの枠はすべて1頭ずつでした。


次に年齢別ですが、連対馬では、3歳馬が14頭、4歳馬が17頭、5歳馬が10頭、6歳馬が1頭となっていました。
その中で、まずは3歳馬を見ていきたいと思います。
過去連対した3歳馬14頭ですが、そのうち08年の1着馬リトルアマポーラ(前々走オークス1番人気7着、前走秋華賞6番人気6着)、10年の1着馬の外国馬スノーフェアリー(前々走ヨークシャーオークス(英)2番人気2着、前走英セントレジャー4番人気4着)、11年の2着馬アヴェンチュラ(前々走のクイーンS1番人気1着、前走秋華賞2番人気1着)、13年の2着馬ラキシス(前々走500万下特別2番人気1着、前走1000万下特別1番人気1着)の4頭を除く10頭は、前々走ローズS、前走秋華賞という臨戦過程をたどっていて、その両方のレースで人気は4番人気以上の上位人気、着順は5着以上となっていました。
今回の3歳の出走馬では、リスグラシューとモズカッチャンの2頭がこのローテですが、そのうちリスグラシューが該当しています。
ちなみに、前々走ローズS、前走秋華賞を走り、共に人気で4番人気以上、着順で掲示板に載っていた馬で、このエリザベス女王杯で3着以内をはずした3歳馬は、99年7着のヒシピナクル、04年5着のスイープトウショウ、05年5着のエアメサイア、06年5着のアドマイヤキッス、11年4着のホエールキャプチャ、13年5着のデニムアンドルビーの6頭がいます。
また、例外だった4頭の共通点は、前々走が1番人気か2番人気だったということですが、今回の出走馬で、前々走1番人気か2番人気だった3歳馬は、ディアドラ(前々走紫苑S1番人気1着、前走秋華賞3番人気1着)の1頭となっています。

次に4歳馬17頭の臨戦過程ですが、そのうち9頭の前走が府中牝馬Sで、昨年16年12番人気2着となったシングウィズジョイ(前走府中牝馬S8番人気7着)以外の8頭の人気は5番人気以上の上位人気、着順もすべて掲示板に載っていました。
そしてその前々走は、G1の宝塚記念で6番人気5着だったメジロドーベル、中山牝馬S6番人気16着だったシングウィズジョイの2頭以外7頭はすべて連対していました。
今回、4歳馬で、前走府中牝馬S5番人気以上かつ5着以上、前々走では連対していた出走馬は、クロコスミア(前走府中牝馬S5番人気1着、前々走準オープン特別1番人気1着)、ヴィブロス(前走府中牝馬S1番人気2着、前々走ドバイターフ《海外G1》5番人気1着)の2頭となっています。
また、前走府中牝馬Sで前々走連対していない4歳の登録馬は、デンコウアンジュ(前走府中牝馬S8番人気8着、前々走準エプソムC3番人気8着)の1頭となっています。

あと、4歳馬の残りの8頭ですが、前走天皇賞が2頭(04年1着のアドマイヤグルーブ、9番人気3着、05年1着のスイープトウショウ、4番人気5着)、京都大賞典が1頭(96年1着のダンスパートナー、2番人気4着)、オールカマーが3頭(14年1着のラキシス、7番人気2着、15年1着のマリアライト、4番人気5着、15年2着のヌーヴォレコルト、1番人気2着)、ダートの重賞エルムSが1頭(07年2着のフサイチパンドラ、4番人気11着、ちなみに前々走は札幌記念1着)、外国馬が1頭(11年1着のスノーフェアリー、前走イギリスのG1英チャンピオンS3着)となっていて、前走エルムSだった1頭(07年2着のフサイチパンドラ)を除けば、あと7頭は前走G1、G2で掲示板に載っていました。
またその8頭の前々走は、人気は、スノーフェアリーの凱旋門賞8番人気3着と前走ヴィクトリアルマイル9番人気15着だったラキシスを除けば5番人気以上の上位人気、着順は6着以上の上位着順となっていました。
しかしながら、今回、前走府中牝馬S以外で、G1かG2で掲示板に載っていた4歳馬は、いません。

それから、5歳馬10頭の臨戦過程ですが、前走は、京都大賞典が3頭(1番人気2着、11番人気9着、2番人気1着)、府中牝馬Sも3頭(4番人気3着、1番人気2着、9番人気4着)、あと4頭は、毎日王冠(7番人気6着)、札幌記念(1番人気7着)、ドバイワールドC(人気不明2着)、天皇賞(秋)(1番人気5着)となっていました。
10頭中7頭が前走では重賞で掲示板に載っていたことになります。
また前々走は、09年11番人気1着のクイーンスプマンテ(前走オープン特別6番人気1着、前々走準オープン2番人気8着)を除く9頭が前走と同じくすべて重賞で、その人気は5番人気以上の上位人気、着順は1頭が10着だった以外は4着以上の上位着順でした。
今回出走している5歳馬で、前走重賞で掲示板に載っていた馬は、クイーンズリング、トーセンビクトリー、ミッキークイーン、ルージュバックの4頭で、クイーンズリングの前々走はヴィクトリアマイル5番人気6着、トーセンビクトリーの前々走はクイーンS6番人気2着、ミッキークイーンの前々走はヴィクトリアマイル1番人気7着、ルージュバックの前々走はヴィクトリアマイル2番人気10着となっています。
準じる所では、ハッピーユニバンス(前走府中牝馬S13番人気7着、前々走準オープン8番人気1着)、マキシマムドパリ(前走京都大賞典7番人気9着、前々走クイーンS3番人気3番人気7着)の2頭が当たります。

それから蛇足になるかもしれませんが、連対した5歳馬10頭のうちクイーンスプマンテを除く9頭の血統は、父か母の父(BMS)のどちらかですべてノーザンダンサー系が絡んでいました。
今回の5歳の出走馬9頭中、ノーザンダンサー系絡みの馬は、タッチングスピーチ、ミッキークイーン、ルージュバックの3頭となっています。
また、同じく、クイーンスプマンテ、レインボーダリア(栗毛)とメイショウベルーガ(芦毛)を除く7頭の毛色は鹿毛でした。
上記の前走、前々走とも重賞だった5歳馬の中では、トーセンビクトリー、ミッキークイーン、ルージュバックの3頭が鹿毛でした。

あと残り6歳馬1頭ですが、09年12番人気で2着に入ったテイエムプリキュアで、前走は京都大賞典9番人気14着でした。
しかしながらテイエムプリキュアは、この同じ年の2月に行われた同じ京都での2400m芝の重賞日経新春杯で、11番人気で1着と逃げ切り勝ちを収めていました。
しかしながら、、今回6歳馬の出走はありません。

3着馬では、3歳馬が4頭、4歳馬が11頭、5歳馬が5頭、6歳馬が1頭となっていました。
3歳馬4頭は、まず、96年の3着馬シーズグレイスで、前走秋華賞で12番人気6着、前々走ローズS7番人気2着となっていました。
次の1頭は09年の3着馬のブエナビスタで、前走秋華賞1番人気3着(2着からの降着)、前々走札幌記念1番人気2着となっていました。
次の1頭は、10年の3着馬アパパネで、前走秋華賞1番人気1着、前々走ローズS1番人気4着となっていました。
そしてもう1頭は、15年の3着馬タッチングスピーチで、前走秋華賞2番人気6着、前々走ローズS7番人気1着となっていました。
それから、6歳馬1頭は07年の3着馬スイープトウショウで、当日の人気は2番人気でした。
あと4歳馬と5歳馬の計16頭の前走は、そのうち11頭が府中牝馬Sで、着順は1着が1頭、2着が2頭、3着が4頭、5着、6着、7着、14着(11年のアパパネ、人気は1番人気)が各1頭となっていました。
その前々走は、6着以上の上位着順でした。
残り5頭は、98年3着のエアグルーヴ(前走札幌記念1番人気1着)、03年3着のタイガーテイル(外国参戦馬)、05年3着のアドマイヤグルーヴ(前走天皇賞(秋)17番人気17着)、ピクシープリンセス(前走1000万下条件戦1番人気1着)、ミッキークイーン(前走ヴィクトリアマイル1番人気2着)となっています。


毛色は、連対馬では鹿毛が23頭と圧倒的に多く、あと栗毛が8頭(02年1番人気2着のスティルインラブ、06年7番人気1着と07年3番人気2着のフサイチパンドラ、07年1番人気1着のダイワスカーレット、09年11番人気1着のクイーンスプマンテ、12年7番人気1着のレインボーダリア、14年2着と15年2着のヌーヴォレコルト)、黒鹿毛が6頭(そのうち2頭はフサイチエアデール)、青毛が2頭(01年2番人気2着のローズバド、12年1番人気2着のヴィルシーナ)、青鹿毛(96年3番人気1着のエリモシック、16年12番人気2着のシングウィズジョイ)、芦毛(10年2番人気2着のメイショウベルーガ)が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が12頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が2頭、芦毛、栃栗毛が各1頭となっています。


以上ですが、今年も有力馬揃いで難しそうですね。
データ通りに消すか、準じる所で勝負するか、データに合致していない馬も入れるか、ここは今年もかなり悩むところです。
また、96年以降、3着以内に連続2年ないし3年入った馬が10頭いますので、今回出走して来た昨年1着だったクイーンズリング、3着だったミッキークイーンの2頭の取捨選択は、非常に重要なポイントとなりそうですね。
いずれにしても、上記のデータを参考にしながら、かつ勘も働かせて、じっくり1頭1頭検討して結論を出していこうと思います。

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