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第71回 セントライト記念のデータ [競馬データ]

92年以降、02年と14年の新潟競馬場開催を除く過去23年、連対46頭、3着馬23頭からです。


まず当日の1番人気ですが、23年中9連対(1着5頭、2着4頭)となっています。
3着では3頭(94年、97年、11年)となっていました。
連対した1番人気9頭ですが、99年以降02年を除く昨年までの16年中の中でのことで、この期間とすれば16分の9ですから結構な確率かと思います。
それまでの7年はまったく連対しなかったのですから、99年を境にレースがガラッと変わってしまったのかも知れません。
では、99年以降固く収まっているのかと言うと、1番人気2番人気の組み合わせは16年中4年で、あと1番人気が絡んだ残り5年のその相手は、8番人気、5番人気、8番人気、9番人気、14番人気で紐荒れとなっています。
また、1番人気が絡まなかった7年も、3番人気と8番人気、12番人気と4番人気、2番人気と4番人気、4番人気と3番人気、6番人気と3番人気、3番人気と5番人気、6番人気と9番人気の組み合わせとなっていて、ほぼ荒れる傾向が高いレースと言ってもいいかも知れません。
全体的に見ても、過去23年間中6番人気以下の下位人気の馬が連対した年は12年あって、また3着以上に6番人気以下の下位人気の馬が入ったのは18年と、基本的には荒れるレースとなっています。
ただ、上位3着までの決着で、1番人気~3番人気の組み合わせが2回(00年、16年)、1番人気2番人気5番人気の組み合わせが2回(97年、01年)ありますので、今年も、まずは荒れるのか、または固く収まるのか、その二者択一から始めることがポイントかと思います。


次に、臨戦過程ですが、前走のレースが条件戦だった、いわゆる上り馬の活躍がかなり目立っているレースとなっています。
前走が条件戦だったのは連対馬46頭中22頭となっていました。
その内訳ですが、前走が1600万下特別だったのは連対馬46頭中1頭(07年2着のトウショウシロッコ)、前走が1000万(900万)特別だった馬は46頭中16頭、500万特別だった馬は46頭中5頭となっていました。
その前走の着順は、1600万下は2番人気2着、1000万(900万)下は1着から6着(1着が8頭、2着が3頭、3着と4着が各2頭、6着が1頭)、(人気は1番人気が4頭、2番人気が6頭、3番人気、4番人気が各2頭、5番人気、10番人気が各1頭)、500万下は1番人気1着が2頭、2着が3頭(1番人気2頭、2番人気1頭)となっていました。
今回の登録馬で上記に該当する馬ですが、前走1600万下は該当馬なし。
前走1000万特別で1着から6着だった登録馬は、サーレンブラント(前走3番人気3着)、ステイッフェリオ(5番人気3着)、ミッキースワロー(前走1番人気3着)の3頭。
前走500万下で1番人気か2番人気で連対していた登録馬は、サンデームーティエ(2番人気1着)の1頭となっています。

それから、前走がダービーだった連対馬は14頭いました。
その内訳は、
ライスシャワー(92年ダービー16番人気2着)
ダイワスペリアー(98年ダービー15番人気3着)
ブラックタキシード(99年ダービー6番人気5着)
トーホウシデン(00年ダービー9番人気4着)
シンコウカリド(01年ダービー7番人気12着)
ホオキパウェーブ(04年ダービー9番人気9着)
ゴールデンダリア(07年ダービー6番人気6着)
ナカヤマフェスタ(09年ダービー9番人気4着)
フェイトフルウォー(11年ダービー13番人気13着)
トーセンラー(11年ダービー7番人気11着)
フェノーメノ(12年ダービー5番人気2着)
キタサンブラック(15年ダービー6番人気14着)
ミュゼエイリアン(15年ダービー10番人気10着)
ディーマジェスティ(16年ダービー1番人気3着)

となっています。
この14頭のセントライト記念における当日単勝人気は、順に2、2、1、1、5、2、2、2、6、3、1、6、9、1番人気となっていました。
今回の登録馬で前走がダービーだったのは、アルアイン(4番人気5着)、クリンチャー(9番人気13着)の2頭となっています。
あと残りの10頭の前走は、重賞(地方も含む)かオープン特別で、いずれも4番人気以上の上位人気でした。
今回の登録馬でこれに該当する前走4番人気以上の馬は、前走ラジオNIKKEI賞2番人気1着のセダブリランテス、同1番人気6着のサトノクロニクルの2頭となっています。
3着馬の前走も見てみますと、前走条件戦は23頭中12頭で、1000万下(900万下)が7頭と500万下が5頭となっていました。
その前走のそれぞれの人気着順は、1000万下(900万下)では、1番人気~8番人気の1着~11着で、500万下では、1番人気、2番人気、3番人気の4頭とも1着となっていました。
あと、前走ダービー組ですが23頭中6頭となっていました。
そのダービー時の人気着順は、4番人気2着(当日1番人気)、6番人気11着(当日6番人気)、5番人気6着(当日3番人気)、14番人気6着(当日4番人気)、2番人気7着(当日1番人気)、11番人気10着(当日3番人気)となっています。
あと残り5頭の前走は、ラジオたんぱ賞3番人気1着、新潟記念9番人気16着、ラジオNIKKEI賞6番人気2着、同じく3番人気1着、青葉賞5番人気7着となっていました。
今回の登録馬で、上記で挙げたゼーヴィント以外の前走重賞を走った馬は、前走NHKマイル8番人気11着のプラチナヴォイス、前走ダートの重賞レパードS6番人気14着のイブキの2頭がいます。

前走オープン特別では、地方のオープン特別(芝)せきれい賞2番人気5着のブラックロード1頭がいます。


次に父の血統ですが、主なところでは46頭中31頭がヘイルトゥリーズン系、9頭がノーザンダンサー系でした。
全体では、父あるいはBMSでノーザンダンサー系が絡んでいたのは、46頭中24頭になります。
特に、中山競馬場改装後の03年以降13年間(新潟開催を除く)、連対馬26頭中13頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
また、05年まではサンデーサイレンスの孫の連対はありませんでしたが、06年初めてサンデーサイレンスの孫に当たる、アドマイヤベガ産駒のトウショウシロッコが2着で連対し、07年も孫に当たるフジキセキ産駒のゴールデンダリアが2着、それから08年、そのアグネスタキオン産駒のダイワワイルドボア、09年、そのステイゴールド産駒のナカヤマフェスタ、10年、再びアグネスタキオン産駒のクオークスター、11年、再びステイゴールド産駒のフェイトフルウォーがそれぞれ1着で連対、その11年2着もディープインパクトの仔トーセンラーが入って来ました。
12年も1着はステイゴールド産駒でした。
しかしながら、13年は05年以来久々にサンデーサイレンス系の馬の連対はありませんでした。
続く15年(14年は新潟開催でしたので省略)は、1着馬がサンデーサイレンス系のブラックタイド産駒、16年は、1着馬2着馬ともディープインパクト産駒でした。
結局、06年以降のサンデーサイレンスの孫の連対馬は20頭中10頭となっています。

3着馬の主なところでは、23頭中12頭がヘイルトゥリーズン系、4頭がノーザンダンサー系、3頭がナスルーラ系となっています。
また、3着馬23頭中11頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
そのうちBMSがノーザンダンサー系だったのは8頭いて、そのうち5頭がニジンスキー系でした。


毛色は、連対馬では鹿毛が20頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が8頭、青鹿毛4頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛と栗毛が各4頭、芦毛、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、1着馬では、6枠が6頭と最も多く、続いて7枠が5頭、4枠が4頭、8枠が3頭、2枠3枠が各2頭、5枠が1頭となっていて、1枠がなしとなっています。
2着馬では、3枠が6頭と最も多く、続いて1枠8枠が各4頭、あと4枠5枠が各3頭、5枠が2頭、6枠が1頭、7枠はなしとなっていました。
3着馬では、2枠と7枠が各5頭と最も多く、続いて6枠8枠が各3頭、1枠3枠5枠が各2頭、4枠が1頭となっていました。


以上ですが、今年もまずは「固いのか」または「荒れるのか」、その難しい二者択一の検討からですね。
昨年は、「1番人気-2番人気―3番人気」の組み合わせ、一昨年は、「6番人気-9番人気-10番人気」の組み合わせ。
難解ですね。
とりあえず、過去16年中(新潟開催は除く)9連対、3着以内には10頭の1番人気馬の取捨選択から始めていきたいと思います。

その上で、人気とオッズと相談しながら丁寧に検討して結論を出していこうと思います。


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